ブログやメルマガを書くときは 「クリックされやすいタイトルを付けてください」 と誰もが言っていますが、 そうは言っても…それってすごく難しくないですか…?
どういうタイトルが「クリックされやすいの?」 って悩みますよね?
私もそんな一人で、 今までいろいろと本を読んで試してきたんですが現時点で最もしっくり来て簡単な方法が見つかったので共有したいと思います。 (まぁ、あくまでも現時点なのでより良い方法が見つかったらまた更新します!)
クリックされるタイトルをサクッと作る方法は「2つ」
「クリックされやすいタイトル」と言うのは、 言い換えると 「興味を惹くタイトル」 という事です。
今回私がおすすめする方法は2つ。
- 「類語辞典」を使う
- タイトルに無関係に思える2つの単語を使う
です。
これだけ見ても全然意味わかんないでしょうから、 具体例を交えて分かりやすく説明しますので ご安心を!
【方法1】「類語辞典」を使う
例えば、 「タイトルを簡単に作る方法」 という仮タイトルが決まったとします。
でも、これだと ありふれていてインパクトないですよね?
そこで、 「類語辞典」を使います。
→ http://thesaurus.weblio.jp/
このサイトで、 「簡単に」と入力すると このように類語がババっと出てきます。
この中から よりインパクトのある単語を選びましょう。
もしあなたが「選ぶの難しいな…」と感じたのなら、 単純に「あなたの目を惹いた単語」を選ぶというのでもOKです。
今回私は 「サクッと」という単語を選びました。
これで、
- 「タイトルを簡単に作る方法」
↓↓↓ - 「タイトルをサクッと作る方法」
に変更しましたがどうですか? この方がインパクトあって良いですよね!
このように「類語辞典」を使えば 簡単にインパクトのある言葉を探すことができます。
どうですか?
簡単にサクッとできるでしょ?
■【方法2】タイトルに無関係に思える2つの単語を使う
なぜ「プラダを着た悪魔」なのか?
は、この記事の後半に書いてあるのでお楽しみにっ!
実は、今回の記事ですごく言いたかったのは、
ここからなんです…!
ヒントは…「嫌われる勇気」
出典:嫌われる勇気 岸見 一郎(著)、古賀 史健(著)
「嫌われる勇気」って 何故か一度聞くと忘れないタイトルだなぁ~って思ったことありませんか?
私は1ヶ月に何度かは本屋に行くので、
「嫌われる勇気」という本が、
めちゃくちゃ売れているのは知っていました。
で、タイトルをはじめて見た時に、
なんとも言えないインパクトがあったのは
よく覚えています。
特にその時は何も考えていなかったのですが、
先日たまたま、あるニュースを見て、
「嫌われる勇気」
というタイトルが気になってしまったのです。
そのニュースとは…
「嫌われる勇気」に正式クレーム
このニュースです。
放送中のフジテレビ系ドラマ「嫌われる勇気」(木曜午後10時)が、日本アドラー心理学会から抗議を受けていることがわかった。同ドラマは、岸見一郎と古賀史健の共著による「アドラー心理学」を解説した書籍、シリーズ累計180万部超の大ベストセラー「嫌われる勇気」を原案に、刑事ドラマとして大胆にアレンジしたもの。
~中略~
同学会は、ドラマ「嫌われる勇気」は、アドラー心理学の一般的な理解とは大きく異なる見解を広めていると指摘。放送の中止、もしくは脚本の大幅な見直しを求めている。
これはドラマの「嫌われる勇気」に対して日本アドラー心理学会から抗議があった。
というニュースです。
このニュースを読んでたら、ふと、
「嫌われる勇気」ってタイトル、なんかインパクトあるよなぁ~。
って気になってしまったんです。
で、ちょっと調べてみることに…。
「勇気」ってどんな時に使います?
勇気とは、
物事を恐れない強い心。いさましい意気。
出典:三省堂 大辞林
通常、私たちは「勇気」という言葉を
ポジティブな言葉として使いますよね?
挑戦する時、弱い自分が変わる時に使うのが勇気です。
その一方で…、
「嫌われる」という言葉はネガティブな意味です。
つまり、
単語として組み合わせて使われることのない、
関係性のない言葉です。
つまり
- 「嫌われる」と
- 「勇気」
は「無関係に思える2つの単語」なんです。
違和感が興味を惹く?
だから「嫌われる勇気」という言葉を聞くとなんか違和感を感じ、
頭の中に「嫌われる勇気」という言葉が残るのかも知れませんね。
「嫌われる」のに「勇気を出す」ってどういうこと?
なんで、あえて「勇気を出してまで」人に「嫌われる」必要があるの?
という、
すっげ~違和感がありますよね?
この超不自然な感じが違和感となって、
頭の中が「???」となり、なんか気持ち悪さが抜けません…。
例えば、
「嫌われる」の対義語は「好かれる」だと思います。
で「好かれる勇気」
とすると、
何じゃこりゃ?って感じのタイトルになりますね…。
なんか意味が通じなくなりますし、
しかも全然インパクトないですよね?
「好かれる」のに勇気って必要なの?
って印象です。
齋藤孝さんの本を思い出した…
そんな事を考えていたら、
以前読んだ本を思い出しました。
この本の中に、こういう記述があります。
一見、無関係に思える二つの事柄をタイトルに持ってくると、それだけでインパクトがあります。
出典:誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書) 齋藤 孝 (著) (45ページより)
この本の中では、
「プラダを着た悪魔」という映画のタイトルが例に挙げられているのですが、
確かに、
- プラダ
- 悪魔
は全く無関係ですね。
しかも、「悪魔」が「プラダを着た」ってどういうこと?と
めちゃくちゃ興味が湧きますよね?
従業員を過酷な労働条件で働かせているブラック企業の成金社長のおばちゃんが、
いつも似合わない「プラダ」を着ていて、
従業員からは「プラダを着た悪魔」と陰で呼ばれている。
みたいなイメージが湧きます。
(これは私の想像ですよ。映画の内容とは無関係です…)
この齋藤孝さんの本を思い出し、
「嫌われる勇気」
あぁ~これか…!
としっくり腑に落ちた感じになりました。
人間、
「挑戦してまであえて嫌われよう!」とする人なんていません。
人間はみな、
人から「好かれたい」と思っている生き物ですからね…。
まぁ、一般的にはですけとどね。
(人に嫌われるのが好き!というドラマやアニメの悪役設定キャラとかを引き合いに出すのはやめてね…)
まるで「ガリレオ」のような斬新な切り口
テレビドラマの「嫌われる勇気」は今までの刑事ものドラマとしては、
切り口が斬新で面白いですね。
心理学教授役の「椎名桔平」さんがストーリーテラーのような存在として、
ドラマの冒頭、中盤、締めに登場し、
今週のテーマの心理学ネタをうまく事件の関係者の心理と絡めて解説してくれている。
という感じです。
私は、あまり賢くないので、
一度見ただけでは、今週の心理学ネタがドラマとどう関係してるのかがよく理解できず、
俗に言う「話が入ってこない」状態になりますが…。
でもなんか面白いです。このドラマ。
昨今は、視聴率がとりやすいからなのか刑事ドラマ系が人気ですが、
(いったい1クールに何作品あるんだ!?)
最近はどうも設定が飽和気味の感が…。
とにかく刑事ドラマの中に、
いろんな刑事以外の主人公キャラが出てきますよね?
でも、そんな競争激しい中で、
- 科学ネタを学べる「ガリレオ」
- 心理学ネタを学べる「嫌われる勇気」
という感じで、
ドラマ見たらちょっと賢くなった的な満足感のある「嫌われる勇気」は
個人的にはすごく面白いです!
あっ、あと。
前クールの織田裕二さん主演の「IQ246~華麗なる事件簿~」
面白かったです!
そういえば、これも主人公「法門寺沙羅駆(ほうもんじ しゃらく)」のキャラが、
「北鎌倉に住む貴族の末裔でIQが246」
という、
なかなか空想力のあるぶっとんだ設定でしたね。
最初は、あの織田裕二さんが演じる主人公の話し方に違和感あって
馴染めなかったんですが、
回を重ねるほどに魅力的に感じるようになりました。
TBSさん続編期待しています!
【まとめ】思わずクリックしたくなるタイトルをサクッと作る方法
いかがでしたか?
今回私がおすすめする2つの方法
- 「類語辞典」を使う
- タイトルに無関係に思える2つの単語を使う
は理解いただけたでしょうか?
おそくら、1つ目の
「類語辞典」を使う
はOKですよね?
これは今すぐ使える即戦力ネタだと思います。
やり方はもうバッチリですよね?
要するに、
仮タイトルを自分で作って、
そのタイトルにある形容詞などを「類語辞典」で調べれば
よりインパクトのある形容詞の候補が画面にずら~っと出てきますので、
その中から、あなたの目を惹く単語を選ぶだけです。
簡単に、サクッとできますよね!!
2つ目の、
「タイトルに無関係に思える2つの単語を使う」
はちょっと難しいですし、
これが向いているタイトルとそうでない場合がありますので、
いつも使える方法ではありませんが、
この方法で出来たタイトルは、すっごいインパクトがあるので、
バンバンクリックされると思いますよ。
私も今後はこの「嫌われる勇気」というタイトルをお手本に、
秀逸だなぁ~と思われるようなタイトルを
意識してバシバシ作っていきたいと思います。
何か良いタイトルが完成したらこのブログで発表しますので
楽しみにしていてくださいね!
あわせて読みたい!
→ 【アクセス数アップ】するブログ記事タイトルの決め方
【私の本が出版されました!】
世の中に、ブログに関する書籍はたくさんあります。しかし、その中には、著者が『過去にブログで稼いだ方法』についてまとめたものも多く、出版時点ですでに古い情報になっていて現在では通用しないものがあります。
それでは意味が無いので、今回書籍を出版するにあたり、私がこだわったのは『今も私が実践してブログで稼いでいる方法』を書籍化することでした。
■「今、私が稼いでいる方法」を紹介します
自分がもし今からブログをゼロから始めるなら、どうやってブログを育てて「月収100万円」を実現するのか…?その手順を具体的に解説したのがこちらの書籍です。
『ブログをゼロから始めるならこの一冊!初心者はこれだけ読んでおけば大丈夫!』という本を作りました。ゼロからブログを始めて収益化するまでの「最短ステップ」を分かりやすくまとめた初心者のための「ブログの教科書」です。
コメント