iOS11.3のベータ4版が開発者向けに公開されました。
一般ユーザー向けの正式版「iOS11.3」は2018年の春に公開予定なので、3月末ぐらいには正式アップデートされるかもしれません。
■iOS11.3のベータ4公開
Appleは現地時間3月5日、iOS11.3のベータ4版を開発者向けに公開しました。
「iOS11.3ベータ4」は、最新アップデート版である iOS11.2.6 の一般公開からも約2週間での公開となりました。
■iOS11.3アップデートは2018年の春予定！
今後、数回の iOS11.3のベータ版 の公開を経て、一般ユーザー向けの正式版「iOS11.3」が2018年の春に公開される予定です。
今回のリリースは開発者向けのiOS11.3のベータ版のみですが、Appleは登録ユーザー向けのパブリックベータも近々公開予定と発表しています。
iOS11.3 はメジャーアップデートとなり、Appleはすでにどのような新機能が追加されるかを予告しています。
■バッテリーチェック機能がついに導入！
iOS11.3 では、iPhoneのバッテリーの劣化状態を確認する機能である「バッテリーチェック機能」がついに実装されます。
※「バッテリーのチェック機能」について詳しくはこちらをご覧下さい。
→ バッテリーのチェック機能の実装
Appleからは、2018年初頭に提供開始と発表がありましたが、iOS 11.2.5（2018年1月24日リリース）時点 では、まだ「バッテリーチェック機能」は実装されておりませんでした。
※【追記】2018年2月20日 iOS 11.2.6（2018年2月20日リリース）時点 でも、まだ「バッテリーチェック機能」は実装されておりません。
この機能は、昨年世間を騒がした 「古くなったiPhoneの動作速度を抑制している問題」 についての対応策として、Appleが発表したものです。
この「バッテリーチェック機能」が実装されれば、今後はユーザー自身がiPhone上で「バッテリーがパフォーマンスに影響を与えているのかを確認可能」になるそうです。
バッテリー状態をチェック、動作抑制はオフも可能に
また、バッテリーの劣化状態に応じて予期せぬシャットダウンを防ぐために、パフォーマンスが抑制されているかを知ることができるようになるほか、ティム・クック最高経営責任者（CEO）が先日のインタビューで語っていたように、この制御をオフにすることもできるようになります。
その他の「iOS11.3」新機能（予告）
他にも、「iOS11.3」ではいくつかの新機能が搭載される予定です。
Appleによると、
- 拡張現実(AR)対応アプリ開発環境のARKitがARKit 1.5に進化
- 企業とユーザーがiMessageを使って直接やりとりできる「ビジネスチャット」
- 緊急通報先にユーザーの正確な位置情報を知らせるAdvanced Mobile Location (AML)
このような新機能が予告されています。
これら新機能の詳細はこちらに詳しくまとめました。
→ iOS11.3のベータ版公開。新機能詳細…
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