アナリティクスの平均セッション時間は何のために存在する?

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「Google Analytics」(アナリティクス)の 「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」や「ページ/セッション」って何か知っていますか?

実は私も最近まで知らなかったんですが、 かなり重要な指標なので、これからはチェックして 数値が改善するように意識してみて下さい…。なぜなら数値が良くなると Googleからの検索アクセスアップにつながるからです。

  • 「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」を増やす方法
  • 「ページ/セッション」を増やす方法

をまとめたので是非あなたも取り組んでみて下さい。

 

■「Google Analytics」の「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」とは?

「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」というのは、 ユーザー(あなたのサイトに来た人)のサイト平均滞在時間です。
 ※1ページあたりの平均滞在時間では無いです。1サイトなのでご注意を。

Googleから検索して、あなたのサイトのページにやってきたユーザーが、 あなたのサイトにどのくらいの時間滞在したか?という数値です。つまりそれが「平均セッション時間」です。

ですから、画像もない100文字ぐらいのサイトであれば 「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」は数秒でしょうし、 非常に内容の充実しているサイトで関連ページなどへの動線もしっかり作られていれば 平均セッション時間は数分にも及ぶでしょう。

下記を見て下さい。

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2つの時期の結果を比較した画像です。 これだと、 「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」が3分01秒 → 3分14秒に伸びています。平均セッション時間が伸びたという事は、ユーザーが滞在している時間が伸びたわけですから、 このように時間が増えたのは良い結果だと言えるわけです。

「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」は何のために存在するの?

Googleの検索エンジンの視点からすれば、「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」が長いほど、 このサイトはユーザーにとって価値ある良質なサイトだ。と判断されるのではないでしょうか?良質な情報の量が多ければ多いほど、ユーザーの滞在時間は長くなりますから、 必然的に「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」は長くなります。

ただし、「良質な情報の量」というのがポイントで、ただ文字数が多ければ良い ということでは無いはずです。 例えば、ユーザーにとって興味の無い内容が1万文字ダラダラと書いてあっても、 すぐサイトを閉じられちゃいますので、 それでは「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」は増えません。

つまり、良質な記事で、文字数も多い。ほど、 ユーザーに価値ある情報を提供しているサイト=「平均セッション時間」が長い。 という解釈をGoogleはしているのではないでしょうか?

Googleは「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」を検索結果に反映

その結果を 検索での表示の順位に反映しているのではないかと想像します。 であれば、納得がいきますよね?

「Google Analytics」と言えば、ページビュー数を見てるだけ。 という人が多いですが、この「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」だけでなく 「ページ/セッション」「直帰率」などの数値もGoogleにとって必要かつ重要な情報であり、 Google検索で上位に表示される要素の一部になっていると思われます。

そうでなければ、Googleがこのように我々に「平均セッション時間」などの情報をわざわざ見せないでしょう。そう思いませんか?つまり、「この数字は重要だからね」というGoogleからのメッセージだと 私は思う訳です。

実際に、「滞在時間」や「直帰率」が、検索結果に関係しているのは間違いありません。その数値を見ると、その数値が良い記事ほどアクセス数が日増しにアップしていることが分かります。

「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」を増やす方法

では、どうすれば「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」が伸びるのか?という話ですが、 新規で作成するページの内容を充実させるのはもちろんですが、 過去記事の内容も追記しバージョンアップする ことで記事の内容がより良質なものになれば、 「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」が伸びるだろうことは容易に想像できますよね?

でも、すべての過去記事をバージョンアップするのは大変…。
(できれば、それがベストなんですが…)

なので、優先順位としては、サーチコンソールを見て、 Google検索で現時点で上位表示されているページから順に バージョンアップして検索順位をさらに上位にあげていくのが有効です。

あなたも、Google検索で上位表示されているページを優先的に 記事の内容を濃く充実させ「平均セッション時間(平均ページ滞在時間)」を増やしましょう。それにより検索でさらに上位に表示されるようになり、 Google検索エンジンからのアクセス数が増えますよ!

■「Google Analytics」の「ページ/セッション」とは?

「ページ/セッション」というのは、 「ページビュー数」を「セッション」で割った数字です。

この数字は、ユーザー(あなたのサイトに来た人)が何ページ閲覧してから あなたのサイトから「さようなら」したのか?という数字を表しています。

「セッション」というのは、「ユーザー」とは異なります。  もし、あなたが私のサイトに訪れたら、「ユーザー」と「セッション」の数は「1」増えます。

その後、あなたが他のサイトに行ってしまってから、  またあなたが私のサイトに訪れた場合「ユーザー」は増えませんが、
「セッション」のみ数が「1」増えます。

つまり、「セッション」は「機会」と理解すると分かりやすいかもしれません。

例えば、

  • 「ページビュー数」1,000
  • 「セッション」500

だと、2.0になります。

下記の比較結果だと、
2.41 → 2.91 に増えました。

ブログ150記事6

つまり、平均2.41ページ閲覧されていたのが、 平均2.91ページ閲覧に増えたということです。これも良い結果です。

■「ページ/セッション」を増やす方法

「ページ/セッション」を増やすもっとも簡単な方法は、 「内部リンク」を増やすことです。

ページの文章内に他の関連ページへのリンクを貼って動線を作ります。 これが「内部リンク」です。

この「内部リンク」を適切な位置に貼ってあげることで、 ユーザー1人あたりの閲覧ページ数が増えます。ユーザーにとって便利になりますし、サイトの滞在時間も増えますので、 先程の「平均セッション時間」も長くなります。「平均セッション時間」が長い=ユーザーに価値ある情報を提供しているサイト という解釈をGoogleはしていると思いますので、 この「ページ/セッション」を増やすことは 検索での上位表示につながる のではないかと私は考えています。

あなたも記事数が 100記事 ぐらいまで増えてきたら、過去に書いた記事へリンクできる箇所はないか? と新規記事を作成する際には意識してみてください。「平均セッション時間」を増やす方法で、 「過去記事をバージョンアップする」と書きましたが、その際にあわせて、 内部リンクできる箇所はないか必ずチェックすると良いですよ。

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 ▼そもそも「内部リンクって何?」という方は、まずはこちらの記事をご覧下さい。

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【まとめ】

どうでしたか? これで、

「平均セッション時間」と「ページ/セッション」を増やす方法

は完璧に分かりましたか?

簡単に言ってしまえば、
「Google Search Console」(サーチコンソール)を見て、 Google検索で現時点で上位表示されているページ(過去記事)から順に 内容をバージョンアップすること。そして、その際に内部リンクを忘れずにつける。

この2点をおさえておけばバッチリです!

両方とも、とても重要な指標です。 この数値が向上することはGoogleからの検索アクセスが増えることに 繋がるので是非頑張りましょう。

 

 

 

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