iOS11.3のベータ6版が開発者向けに公開されました。
一般ユーザー向けの正式版「iOS11.3」は2018年の春に公開予定です。ベータ版公開の間隔が狭まっていることから、正式リリースは間近に迫っていると見てよさそうです。 3月末ぐらいには正式アップデートされるかもしれません。
■iOS11.3のベータ6公開
Appleは現地時間3月16日、iOS11.3のベータ6版を開発者向けに公開しました。
「iOS11.3ベータ6」は、最新アップデート版である iOS11.2.6 の一般公開からも約3週間強での公開となりました。
※ちなみに、前バージョンの 「iOS11.3ベータ5」 からはわずか4日での公開、「iOS11.3ベータ4」は約10日前に公開されたばかりです。
■iOS11.3アップデートは2018年の春予定！
今後、数回の iOS11.3のベータ版 の公開を経て
一般ユーザー向けの正式版「iOS11.3」が2018年の春に公開される予定です。
ベータ版公開の間隔が狭まっていることから、正式リリースは間近に迫っていると見てよさそうです。
※今回のリリースは開発者向けのiOS11.3のベータ版のみです。
iOS11.3はメジャーアップデートで、 Appleはすでにどのような新機能が追加されるかを予告しています。
■バッテリーチェック機能を導入
iOS11.3では、iPhoneのバッテリーの劣化状態を確認する機能＝「バッテリーチェック機能」がついに実装されます。
※「バッテリーのチェック機能」について詳しくはこちらをご覧下さい。
→ バッテリーのチェック機能の実装
Appleからは、2018年初頭に提供開始と発表がありましたが、
- iOS 11.2.5（2018年1月24日リリース）
- iOS 11.2.6（2018年2月20日リリース）
時点 でも、
まだ「バッテリーチェック機能」は実装されていませんでした。
この機能は昨年世間を騒がした 「古くなったiPhoneの動作速度を抑制している問題」 についての対応策として、Appleが発表したものです。
この「バッテリーチェック機能」が実装されれば、今後はユーザー自身がiPhone上で「バッテリーがパフォーマンスに影響を与えているのかを確認可能」になるそうです。
■予期せぬシャットダウンを防止
また、バッテリーの劣化状態に応じて予期せぬシャットダウンが起こる事を防ぐため、
パフォーマンスが抑制されているかを知ることができるようになる他、
この制御をオフにすることもできるようになるそうです。
その他の「iOS11.3」新機能
他にも「iOS11.3」ではいくつかの新機能が搭載される予定です。
※現時点では、iOS11.3ベータ4 からの追加新機能の情報はありません。
Appleからの発表では、
- 拡張現実(AR)対応アプリ開発環境のARKitがARKit 1.5に進化
- 企業とユーザーがiMessageを使って直接やりとりできる「ビジネスチャット」
- 緊急通報先にユーザーの正確な位置情報を知らせるAdvanced Mobile Location (AML)
このような新機能が予告されています。
これら新機能の詳細はこちらに詳しくまとめました。
→ iOS11.3のベータ版公開。新機能詳細…
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