ブログが副業禁止の会社にバレる原因の多くは「税金」です。
「ブログ収入」があるのに「確定申告」しないと副業禁止の会社にバレます。
なぜなら、副業収入があるのに「確定申告」しないと会社に連絡がいくからです。
その他にも…
「会社にバレる原因」と「バレない対策」を体験をもとにまとめました。
さらに『ブログが副業禁止の会社にバレた時の対処法』『ブログ副業が先輩にバレて…脅された体験談』についても書いたのでぜひ参考にしてください!
ブログが副業禁止の会社にバレる原因
1)確定申告しないと副業がバレる
副業の収入が年間で「20万円」を超える場合、確定申告をしなければなりません。(しないと、脱税=法律違反になります)
給与所得者であっても次のいずれかに当てはまる人は、原則として確定申告をしなければなりません。
~中略~
1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得および退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
引用:国税庁
つまり、会社から給与を受けている(給与所得者)サラリーマンは、ブログ収入が年間20万円を超える場合、「確定申告」が必要になります。
「確定申告」しないと税務署から会社へ連絡が行きますので、あなたの副業が…会社にバレます!
ですので、ブログが副業禁止の会社にバレないようにするには「確定申告」を必ず行いましょう。
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2)住民税で副業がバレる
サラリーマンの場合、住民税は会社の給料から自動的に引かれています。(なので、毎年支払ってることを知らないサラリーマンの方も多い…)
しかし、住民税は「本業」と「副業」の収入を合わせた所得の合計で税額が決まるので、あなただけ住民税の額が多いと…
会社の経理担当にバレます。
こちらは先程とは異なり、副業ブログの収益が年間20万円以下でも申告が必要です。
なぜなら、確定申告(所得税)は税務署、住民税は地方自治体と管轄が異なるからです。
個人の給与などに対して課する税として、個人住民税のほかに、所得税があります。
個人住民税は地方団体が課する地方税、所得税は国が課する国税で、どちらの税目も重要な地位を占めています。
引用:総務省
つまり、まとめるとこうなります。
税金 | 管轄 | 種類 |
所得税 | 税務署 | 国税 |
住民税 | 地方自治体 | 地方税 |
でも、ご心配なく!バレない方法があります!
副業がバレない方法
確定申告をして「住民税」を「自分で納付」する方法を選べば会社にバレません。
具体的には、確定申告の提出書類の
- 「住民税・事業税に関する事項」
- →「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法」欄
- →「自分で納付」に「●」をする
このチェックをつけ忘れてしまうと「副業」が会社にバレるので、忘れずにっ!
これで、副業(雑所得)分の住民税は会社に通知されず、本業の収入とは切り離した納税額が役所から送られてくるのでコンビニなどで支払いましょう。
解決策
まとめると、副業収入が年間「20万円」を超えている or いないに関係なく…「確定申告」を行い「住民税」を「自分で納付」にチェックを入れる。
これをしないと「ブログ副業」してることが副業禁止の会社にバレます。
ブログが副業禁止の会社にバレた体験談
前述の通り、「確定申告」していれば副業禁止の会社にバレることはほぼ防げますが…。
それでも、次の原因でブログの副業がバレた…という体験談もあるので気をつけてくださいね。
バレる原因と対策をまとめたので、ぜひ読んでみてくださいね!
雇用されている身としてはとても恐怖です😨
為になりました!!— めがねパーマ@数より質を高める人 (@azuki_ice_lover) October 19, 2020
1,ブログ副業を他人に話してバレた
副業ブログで稼げるようになると、嬉しくなって自慢したくなりますが…
会社の同僚に副業の話をすると…(会社にバレます!)
会社の同僚との飲み会でお酒が入って気分もアガリ、つい口を滑らせてしまって…。そこから噂が広まり会社にバレてしまった…という方が多いようです。
2,会社近くでブログ副業してバレた
ブログで副業してるのを店で目撃され…会社にバレてしまう方も多いです。
会社帰りに近くの喫茶店でパソコンを開きブログをしていたところを、偶然、会社の同僚に見られた…。という体験をした方がいます。
ですので会社周辺での副業はバレるリスクが大きいので避けた方が良いでしょう。
3,ブログ写真で副業がバレた
ブログでは「ハンドルネーム」だし、
自分の「顔写真」はブログに載せてないから大丈夫!
と思っていてもブログがバレることがあります。
よくあるのは、
- スーツ姿で顔は隠してたが、知り合いにはバレてしまう
- 顔を隠していても持ってるカバンが特徴的でバレてしまう
など。
あと「オフィス周辺の写真」や「ランチによく行く店の写真」をブログに掲載したことで、人物が限定されてバレてしまった…なんて場合もあるので気をつけてくださいね。
4,ブログの内容で副業がバレた
例えば、少年サッカーをやっている息子さんのことをブログ記事に書いた場合。
チーム名などを書いて無くても、同じエリアに住んでる人であれば、大会などの内容や日付などから「このチームかな…?」とバレてしまいます。さらに同じチームの人であれば、すぐにバレてしまいます。
名前や団体名などを一切出してないから大丈夫…!
だと思っても関係者が読めばわかってしまうものです。
これは、仕事関係でも同じ。自分の職場の話などを記事にする時も注意しましょう。
会社名などブログ記事に一切書いてなくても、会社のある最寄り駅や、近隣の店の情報、業種などの情報だけでも関係者なら読めばわかってしまうものです。気をつけましょうね!
5,副業ブログ用の名刺でバレた
副業ブログ用に名刺を作ってブログの勉強会やセミナーなどの懇親会で配る方がいますが、それを会社で間違えて落としてしまい同僚に拾われてバレたという話もあります。気をつけましょうね!
■ 会社の名刺を配ってバレた
さらに、もう1つ「名刺」の話。
同様にブログの勉強会などで「会社の名刺」を配ってる人がたまにいますが、名刺を渡した人の知り合いが同じ会社に偶然勤めていて…バレてしまった。という体験談もあります。ご注意を!
【体験談】ブログ副業が先輩にバレて…
私の友人は会社の先輩社員にブログ副業がバレて個人的に脅されたそうです。
- 飲みに誘われおごらされたり
- 残業を代わりにさせられたり
- 仕事を押し付けられたり
結局、会社にいるのが精神的に辛くなって転職したそうです。
たかはしさん
ご友人の先輩
ひどいですね😡
私も気をつけます🥺— よし@50代からゆるい暮らし (@yoshiyurublog) January 16, 2021
たかはしさん🧍
そんなことあるんですね🤔
そんな会社からは離れるべきですね!— くめさん@WEBマーケター (@DaichiKumemura) December 13, 2020
ひどいですね😓てか、先輩セコい。
— ねこた@暮らしを彩るワンポイント (@nekotaoffice) October 20, 2020
脅す人の人間性が😅
私だったら内緒にする代わりに教わって共通の秘密にしますね— 九頭(くず)@アフィリエイト報酬月額6桁達成 (@kigyoukuzu) October 20, 2020
たかはしさん記事読ませていただきました。
会社が脅すということにビックリ😳今はコロナの影響もあり、副業がオープンになってきましたが、時代によってはホントに生きづらかったのかなと感じました…
— おうすけ|ほそぼそとブログ運営中 (@osuke_blog) October 19, 2020
もし、ブログが副業禁止の会社にバレたら…
もし、ブログをやっていることが副業禁止の会社にバレても…クビになることはありません。
なぜなら、法的な観点から見ると企業が従業員の副業を禁止することはできないからです。
企業が副業禁止するのは違法?
「憲法22条に規定する就業選択の自由について」で、「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び就業選択の自由を有する」と規定されており、職業を選択できる自由が保障されているからです。(※ 例外として、公務員は法律で副業が禁止されています)
では、なぜ副業禁止が一般的かというと企業の就業規則に副業禁止が盛り込まれているからです。(就業規則に副業禁止を定めることまでは法律で禁止されていないため)
ですので、「副業したらクビ」という対応は違法なのです。
実際に、私の周りでも副業ブログがバレて会社から罰則を受けた。という話を聞いたことがありません。
その後、会社と話し合って「ブログ副業を認めてもらえた」方もいれば、「ブログは会社から禁止された」方もいます。
副業禁止の会社ってどれくらい?
パーソル総合研究所の調査によると、副業禁止している会社の割合は「45.1%」で2018年と比較すると減っていますね。
「働き方改革関連法」が施行された2018年以降、副業を認める企業は増えてきていますが、現状では引き続き副業を「全面禁止」にしている企業が半数近くです。
■ 副業禁止の会社から転職
副業ブログを会社から禁止された私の友人は…。「ブログ」の副業を通じて「スキルアップ」してたので、それが『転職市場』で評価され好条件の『転職先』をみつけることができたそうです。
転職に興味のある方はこちらの記事を読んでみてください。
→ 20代で年収300万円から660万円になった私の転職体験談ブログ
副業禁止に関するよくある質問
私がよく質問いただく「副業禁止に関する疑問」と、その具体的な解決策を紹介します。
質問1:公務員が副業ブログしても大丈夫?
国家公務員法第 104 条は、内閣総理大臣及び所轄庁の長の許可がない限り、職員が報酬を得て、第103条の兼業以外のあらゆる事業又は事務に従事する兼業(アルバイト等を含む)を行ことを禁止しています。
他の事業又は事務の関与制限(国家公務員法第 104 条)
内閣総理大臣及び所轄庁の長の許可がない限り兼業してはならない。
ですので、公務員は副業(ブログ)は禁止です。
質問2:副業がアルバイトの場合
ブログ副業の収入は「雑所得」のため、「住民税」を「自分で納付」すれば会社にバレません。しかし、アルバイトの給料の場合は対象外になりますのご注意下さい。
アルバイトの給料は「給与所得」になるため、「住民税」を「自分で納付」という選択ができず本業の会社から天引きされます。(会社にバレます!)
(※住んでいる地域によっては問題ない場合もあるので確認してみてください)
質問3:副業禁止なので…副業解禁後にブログ収入を受け取れる?
ブログで「収入を受け取らない」という設定はできますか?今は副業禁止なので…副業解禁したら収入を受け取れるようにしたいです。
仮に報酬を受け取らなくても、収益が確定したら税金を払わなければなりません。
選択肢としては例えば、ブログなら「アドセンス」や「アフィリエイト」広告を貼らずに運営して、副業可能になってから広告を貼って収益化するという方法はありですね。
■ おすすめ記事
「ブログの収益化」について詳しく知りたい方は、下記の記事が分かりやすくおすすめです。
→ 【ブログ収益化の教科書】初心者が「0」から「月5万」稼げるようになるまで
【まとめ】ブログが副業禁止の会社にバレる原因の多くが税金(体験談)
ブログが副業禁止の会社にバレる原因の多くは「税金」です。
副業収入が年間「20万円」を超えている or いないに関係なく…「確定申告」を行い「住民税」を「自分で納付」にチェックを入れましょう。
■「確定申告」はスマホから無料でできます
スマホアプリ「マネーフォワード クラウド」なら無料で「確定申告」できます。
その他にも下記のことが原因で副業禁止の会社にバレることがあるので気をつけましょう!
おすすめ記事
副業でブログしている方たちの収入の平均がどれくらいなのか?気になる人はこちらをご覧ください。
→ 一般人のブログ収入の平均は?現実にどれくらい稼げる?
【私の本が出版されました!】
世の中に、ブログに関する書籍はたくさんあります。しかし、その中には、著者が『過去にブログで稼いだ方法』についてまとめたものも多く、出版時点ですでに古い情報になっていて現在では通用しないものがあります。
それでは意味が無いので、今回書籍を出版するにあたり、私がこだわったのは『今も私が実践してブログで稼いでいる方法』を書籍化することでした。
■「今、私が稼いでいる方法」を紹介します
自分がもし今からブログをゼロから始めるなら、どうやってブログを育てて「月収100万円」を実現するのか…?その手順を具体的に解説したのがこちらの書籍です。
『ブログをゼロから始めるならこの一冊!初心者はこれだけ読んでおけば大丈夫!』という本を作りました。ゼロからブログを始めて収益化するまでの「最短ステップ」を分かりやすくまとめた初心者のための「ブログの教科書」です。
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