私がトヨタ株を13年間長期保有した結果…想像以上の配当の合計金額にビックリしました。
もしあなたが、
- 株の長期保有ってメリットあるの?
- おすすめの長期投資株って何?
と考えているならこの記事は絶対に参考になると思うので是非読んでみて下さい。
■トヨタ自動車株の配当の合計金額は?
配当金額 | 税引き後 |
3,339,000円 | 2,742,623円 |
これが、2010年12月からの13年間トヨタ自動車株を長期保有して得た配当金の総額です。 正直驚きました…。 総額270万円を超えていました。
しかし、この13年間の長期保有の期間、トヨタ株がずっと好調だったわけではありません。
次に、過去13年間の株の配当の推移をまとめたのご覧ください。
■トヨタ自動車株の配当の推移
これが、過去13年間長期保有したトヨタ株の「1株当たり配当金」「配当金額」の推移です。
(単位:円)
日付 | 1株当たり配当金 | 株式数 | 配当金額 | 税引き後 |
2010/12 | 20 | 300 | 6,000 | 5,400 |
2011/6 | 30 | 300 | 9,000 | 8,100 |
2011/12 | 20 | 1,500 | 30,000 | 27,000 |
2012/6 | 30 | 2,300 | 69,000 | 62,100 |
2012/12 | 30 | 2,300 | 69,000 | 62,100 |
2013/6 | 60 | 1,200 | 72,000 | 64,695 |
2013/12 | 65 | 1,200 | 78,000 | 70,086 |
2014/6 | 100 | 1,200 | 120,000 | 95,622 |
2014/12 | 75 | 1,200 | 90,000 | 71,717 |
2015/6 | 125 | 1,200 | 150,000 | 119,528 |
2015/12 | 100 | 1,200 | 120,000 | 95,622 |
2016/6 | 110 | 1,200 | 132,000 | 105,185 |
2016/12 | 100 | 1,200 | 120,000 | 95,622 |
2017/6 | 110 | 1,200 | 132,000 | 105,185 |
2017/12 | 100 | 1,200 | 120,000 | 95,622 |
2018/6 | 120 | 1,200 | 144,000 | 114,747 |
2018/12 | 100 | 1,200 | 120,000 | 95,622 |
2019/6 | 120 | 1,200 | 144,000 | 114,747 |
2019/12 | 100 | 1,200 | 120,000 | 95,622 |
2020/6 | 120 | 1,200 | 144,000 | 114,747 |
2020/12 | 105 | 1,200 | 126,000 | 100,404 |
2021/6 | 135 | 1,200 | 162,000 | 129,090 |
2021/12 | 120 | 1,200 | 144,000 | 114,747 |
2022/6 | 28 | 6,000 | 168,000 | 133,871 |
2022/12 | 25 | 6,000 | 150,000 | 119,528 |
2023/6 | 35 | 6,000 | 210,000 | 167,339 |
2023/12 | 30 | 6,000 | 180,000 | 143,433 |
2024/6 | 45 | 6,000 | 270,000 | 215,150 |
13年前はトヨタ株の配当も安かった…
トヨタ自動車株の配当金の推移を見ると、
- 2014年6月(2014年3月末の期末配当金)に
- 「1株当たり配当金」が100円
になっていますが、 それまでは
- 「1株当たり配当金」が20円~30円
という厳しい時代(株価も低い時代…)が続いていました。
しかし現在では、 トヨタ自動車の株価も上がり、配当金も100円以上の配当金で安定しています。
トヨタ自動車株の過去13期分の配当金と配当利回り、株価推移のまとめ
この記事を読んだ方から、当時の株価や「配当利回り」ってどうだったんですか? という質問を受けたので、 当時のことなどを思い出しながらトヨタ自動車株の過去13年分の配当金と配当利回り、株価推移 をグラフにまとめた記事はこちらです。
■ 2年間、含み損を経験…
実は、トヨタ株を買ってから、約2年ぐらいは株価が購入額を下回って、ずっと含み損を抱えた状態でした。
下図が、当時の実際のトヨタ自動車株の株価推移です。
※上図の株価グラフは、トヨタ自動車株の権利確定日(毎年9月末と3月末)の株価をもとに作成した株価推移のグラフです。
上図のグラフの作成方法はこちらをご覧下さい → 【図解】小学6年生でもできる「エクセルで2軸グラフ」作成 → エクセルの折れ線グラフに新しいグラフを1つ追加する方法 |
ご覧いただければわかるように、 13年前の2010年頃から、2012年頃までの2年間は株価が3,000円前後とさえない展開でした。
この時期に、トヨタ株を購入しても売買利益を狙うのは難しかったでしょう。
■株価が下がり続ける辛い日々
下記表をご覧ください。
(単位:円)
日付 | 1株当たり配当金 | 株式数 | 配当金額 | 税引き後 |
2010/12 | 20 | 300 | 6,000 | 5,400 |
2011/6 | 30 | 300 | 9,000 | 8,100 |
2011/12 | 20 | 1,500 | 30,000 | 27,000 |
2012/6 | 30 | 2,300 | 69,000 | 62,100 |
2012/12 | 30 | 2,300 | 69,000 | 62,100 |
2013/6 | 60 | 1,200 | 72,000 | 64,695 |
2010年12月に300株でスタートしたのですが、その後、株価が下落。
株価が下がったらトヨタ株を買い増して、2011年12月頃には1,500株。2012年6月頃には2,300株まで買い増しました。
今振り返れば、安値で買えてラッキー!という感じですが、当時は心臓バクバクもので、これ以上、株価が下がったらどうしよう…。と不安になっていました。
■株を長期保有するメリット
そんな不安な精神状態でしたので、2013年6月頃にやっと株価が購入時の株価を上回った時には、ホッとして、慌てて半分売ってしまいました…。(私は2010年から現在まで トヨタ自動車株を長期保有していますが 2013年に保有株を半分にしました)
そもそも、トヨタ株を購入した時点で、長期保有目的だったため株価が下がったらもっと買い増そう。 なんて思っていましたが正直、不安でいっぱいでした。
しかし、含み損を抱えても株を売却するつもりはなかったですし、 日本を代表する企業であるトヨタ自動車株ですから 株価もいずれ上がるだろうと思っていました…。
株の場合、株価が下がっても保有しているだけで配当金がもらえるため、「配当」というのは株を長期保有する大きなメリットだと感じました。
【まとめ】
私はトヨタ株を13年間保有し、配当金の総額に驚きました。
この記事で「株の長期保有はメリットがある!」「世界的企業トヨタの長期保有をおすすめ!」と伝えられたかなと思います。
ウォーレン・バフェット氏が「株は長期保有」と言っているのを見て、以前は意味が分からず不安でしたが、大切なお金をトヨタ株に投資し長期保有してみた結果、本当に素晴らしいと感じました。
トヨタ自動車は凄い!
トヨタ自動車の業績が絶好調な今だけど、リーマンショック後は株価も低迷し、業績の回復も遅く、配当金も利回りも心配でした。
今、昔の株価チャートを見て「もっと買っておけばよかった」と後悔することもありますが、当時は大きな決断でした。
この株価で買って大丈夫かな?下がったらどうしよう?もう少し下がったら買おうかな?と悩んだ記憶があります。でも、挑戦する価値のある投資でした。
結論…株の長期保有はすごい!
トヨタ自動車株も現在は株価上昇中で、高配当金と高配当利回りが続いています。正直、購入時にこんなに配当金を得られるとは思っていませんでした。株価も予想以上に伸びています。
この結果を見て、「やっぱり長期保有はすごい!長期投資って面白い!」と感動します。
孫さんのように自社株を大量に保有している創業一家は、毎年配当金だけで驚くべき収益を得ていることがよく分かりました。
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