「靴で10万円以上?あり得ないよね…?」
そう何度も自分に問いかけて「買いたい」気持ちを抑えてきた「エドワードグリーン」。
何年も悩みながら手に入れた、私のエドワードグリーン2足目はドーバー(DOVER)の「606ラスト」Eウィズ。
エドワードグリーンのドーバーを10年履いた正直な感想…とその魅力について書きます。
購入を迷っているあなたの参考になれば幸いです!
■エドワードグリーンのドーバーの魅力は美しいスキンステッチ
エドワードグリーンのドーバー(DOVER)と言えば、Uチップのスキンステッチが有名です。
見て下さい!実際に眺めるとその芸術的な美しさには驚きます…。
靴を磨いた後、ウィスキーを飲みながらドーバーの美しさを堪能する人がいる…。と噂に聞いたことがありますが、何となくその気持ちわかります…。
このスキンステッチ。実は、他にもありそうで無いんですよ…。
■「ドーバー」はスーツからカジュアルまで万能 最高のUチップ
ドーバーはお洒落も品格もある最高の1足です。
スーツにはもちろん、Uチップなのでカジュアル感があるので、デニムやチノパンにも合います。
例えば、
- 休日に家族で外出なんて時
- ご友人の自宅に招かれた時
- ちょっとお洒落な店でデートなんて時
- 会社のカジュアルデーの時
のように「黒のストレートチップじゃないよね…。」って時、ありますよね? かといって、スニーカーじゃ軽いし…なんて時に、堅苦しくなく、しかもカジュアルすぎず、しかもお洒落な「ドーバー」は最高です。
「ストレートチップはもう何足も持っているよ!」「Uチップにチャレンジしたい!」というなら、ドーバー(DOVER)で間違いなしです!
色は茶色(ダークオーク)がおすすめ。エイジングも期待できます。
■ドーバー
どんなスーツにも最高にマッチしますし、とにかくお洒落です。 さらに、デニム、チノパンにも相性抜群!
また、茶色(ダークオーク)なら、黒と違って、履きこんでいくうちに色がどんどん変化していき、さらに重みのある渋い深みある格好良い色になっていくのでエイジングも楽しめます。
そこが茶色を購入する醍醐味の一つです。
ちなみに、上の写真は、ドーバー(DOVER)の「Eウィズ #606ラスト」「サイズ7.5」「ブロンズアンティーク」というレアカラーで、茶色ではありませんので、あしからず…。
■エドワードグリーンのサイズ感について
私の場合、エドワードグリーンだと店員さんには必ず 「サイズ 7.0E」をすすめられます。
しかし、「サイズ 7.0E」を履いていると横幅が窮屈で1日中、外を歩き回ると夕方には左足の小指の外側が擦れて足の皮がむけてしまいました。
そういった失敗経験から、エドワードグリーンを購入する際の、おすすめラストやウィズ、サイズ感について、まとめました。
是非、サイズ選びの際の参考にしてみて下さいね!
→ 【失敗談】エドワードグリーンを買う時に悩む…サイズ目安は?
→ 【体験談】エドワードグリーンはラストが違うと履き心地はどう違う?
■エドワードグリーンの純正シューツリーについて
エドワードグリーンの純正シューツリーは、2013年当時で17,850円しました。
さすがに高いな…と思い、はじめてチェルシーを買った時は、伊勢丹のシューリペアで聞いたところ、純正でなくてもこちらで十分!と言われ「9,500円」のシューツリーを購入。(それでも高いですが…)
しかし、ドーバーを買ったこの時は、何故か金銭感覚が狂っていたのか…はたまた、エドワードグリーンの純正シューツリーが欲しい!というどうしようもない物欲にまみれたのか記憶は定かではありませんが、17,850円で購入しちゃいました。
(一応、三越伊勢丹の株主優待で10%オフで購入しましたが…そういう問題ではない?)
下の写真にチラッと見えているのが、エドワードグリーンの純正シューツリーです。
ちなみに、エドワードグリーンのシューツリーは、202ラストも、606ラストも同じシューツリーだそうです。
機能的に、そこまでのコスパはないと思うので 冷静に考えると、なんて無駄な買い物…と思ってしまうのですが 「なんか…、純正欲しいよね…かっこいいよね…」 っていう自己満足感の欲求を抑えきれず…。購入してしまいました。
ですので 冷静な今は、友人に「純正のシューツリーでしょ!」って勧める気にはなりません。
「9,500円で、十分っしょ!」って言ってます。(笑)
このシューツリーがおすすめ!
伊勢丹の店員さんに勧められて購入したのがこちら!
■履いてみたら、分かった!エドワードグリーンの魅力
エドワードグリーンを磨くと、まず最初に気づくのは軽く布で磨くだけでピカピカに輝く革質の素晴らしさです。
そして、いよいよ玄関で足を入れるその瞬間…。 靴を履くときに「シュポッ」と足のかかとから空気が抜けるときのあの独特な音…。
そして、朝履く時は窮屈な感じがするのに、 歩いているとまるで自分の足の体温で革が伸びて足を包み込むようにジャストフィットするような感覚…。 靴に包み込まれているような極上の履き心地…。
本当にエドワードグリーンは最高です。
■こんなに素晴らしい革靴がこの世に存在するなんて夢にも思わなかった…
「靴で10万円以上なんて、あり得ないよね…?」
何度も頭の中にその言葉が浮かんでは消え、購入する決断ができなかった「エドワードグリーン」…。
しかし、雑誌で見かけるたびに心踊らされ「やっぱ、欲しいなぁ~」となり、ついにバーニーズのセールで発見して購入!
最初に買ったのは、チェルシーでした。
→ エドワードグリーンのチェルシー202Eを10年履いた正直な感想…
どうせ1度きりの人生…。 最高級靴ってどんな靴なのか? 死ぬまでに一度試したいっ!って思いで購入しました。
本当に冗談抜きで、男なら是非一度、試してみて欲しい。 こんな魅力的な革靴があるんだっ! って本当にびっくりすると思いますよ。
■でも、価格が高くないか?
はい、問題なのは値段です。 高いんですよね…。
例えば、クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)が7万。 エドワードグリーンは2倍の14万。 でも、2倍の価値とかそういうものでは、無いんです。
クロケットを2足買っても、このエドワードグリーンの感動は味わえない。 言いたいのは、それだけです。
もちろん、クロケットも良い靴です。 コストパフォーマンスで言えば、世界一だと個人的には思っています。
ただ、 エドワードグリーンの革質、かかとに吸い付いて離れないヒールカップのクオリティ、まるでスニーカーのように足にくっついて反り返るソールの柔軟性、柔らかさ…。この魅力的な体験は他の靴ではできない…。
なんで、こんなに足にフィットするのか謎です。
革が良いからなのか?靴底の素材の良さなのか?コルクなのか?縫い方、つまり技術なのか? 素人の私にはまったく謎ですが、 ただただ本当に素晴らしい靴…なんです。
■伊勢丹のセールでドーバーを購入
どうしても欲しくて、セールにならないかな…セールにならないかな…って毎日念仏のように唱えていたら偶然、伊勢丹でドーバーと遭遇!
三越伊勢丹の謝恩セール(謝恩特選ご招待会)では、エドワードグリーン(Edward Green)が毎回セールになるんですが、ドーバー(DOVER)の「Eウィズ #606ラスト」「サイズ7.5」「ブロンズアンティーク」というレアカラーをセールでゲットできました!
細かい金額は忘れてしまいましたが、定価14万円を11.5万円で、20%オフで購入できました!
※この「謝恩特選ご招待会」は「エムアイカード」を持っている方に招待状が届きます。
エドワードグリーンがセールになるだけでも凄くお得なんですが、
三越伊勢丹の株主になる と 株主優待カードがもらえて、さらに10%オフになるんです。
これはすっごいお得ですよ!
特にエドワードグリーンの場合、さらに10%オフだと、1万円近い値引きになるので、これは絶対利用したいですよね!
利用方法など詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
→ 三越伊勢丹の株主優待【対象外】ブランドとサービス最新一覧
【まとめ】
エドワードグリーンのドーバー(DOVER)と言えば、スキンステッチが有名です。実際に眺めるとその芸術的な美しさには驚きます…。
さらに、ドーバーは履くシーンを選ばないので、履く靴に迷ったらとりあえず「ドーバー」履いとけばお洒落も品格もバッチリ!という安定感があります。
スーツにはもちろん、デニムやチノパンにも合うので、休日に履く靴として「間違いない」靴です!
例えば、
- 休日に家族で外出なんて時
- ご友人の自宅に招かれた時
- ちょっとお洒落な店でデートなんて時
- 会社のカジュアルデーの時
のように「黒のストレートチップじゃないよね…。」って時には「ドーバー」がピッタリです。
ドーバー
この本、最高に良いです!
「エドワードグリーン」や「ジョンロブ」など世界の高級靴の全ラストの写真や、靴を切断した写真で「靴底の作り(コルク)」や「縫い目」を見せてくれたり「プロの手入れ方法」の紹介など。高級靴の全てが堪能できる、めちゃくちゃ楽しい本(永久保存版)ですよ!
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