今週はアメリカでジャクソンホール会議が行われます。ドル円相場ではFRB議長の発言に注目が集まります。
■今週の注目はパウエルFRB議長の8/24講演
注目の米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長の講演は、8月24日に行われます。
2018 年のジャクソンホール会議(年次経済シンポジウム)は、8月23日(木)~25日(土)の日程で行われます。
【追記】2018年8月25日
ジャクソンホール会議でのFRB議長発言についてまとめました。
→ ジャクソンホール会議でのFRB議長発言で今後のドル円どうなる?

■ 8月の夏枯れ相場(夏の円高)に警戒必要
過去のドル/円の月別季節パターンとしては、2013年から5年連続で8月にかけて夏枯れ相場(夏の円高)ドルが当座の安値を形成し、年後半にかけてドルの下限切り上がりやドル高が進む傾向が見られてきました。
では、いったいなぜ?夏の円高(夏枯れ相場)は起こるのでしょうか?その3つの理由をまとめました。
→ 夏の円高(夏枯れ相場)が5年連続で起きている3つの理由とは?

■ 2017年は夏枯れ相場(夏の円高)は起こる?年末はドル円安?
ドル円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場「夏の円高」でドルが当座の安値を形成し、年後半にかけてドルの下限切り上がりやドル高が進む傾向が見られてきました。今年は年後半にかけて不透明材料が山積しているものの、8月は「当座のドル底入れジンクス」の再現も注視されやすい状況です。
そんな中で、米カンザスシティ連銀が開催するジャクソンホール会議(年次経済シンポジウム)ではFRBイエレン議長の講演でアメリカ「年内利上げ」の発表があるのでは?と期待が高まっています。
→ ジャクソンホール会議って何?どこで誰が何について話し合うの?

昨年(2017年)の結果としては、FRBイエレン議長から「年内利上げ」の発言は無くドル全面安となりました。
→ 速報 イエレンFRB議長発言でドル安へ – ジャクソンホール会議

【追記】2018年8月17日
ドル円チャート日足 レンジ相場から12月上旬に114円予想
下のチャートを見て下さい。
例題として教科書に載りそうなぐらいの見事なレンジ相場!
下値が、
- 2017年4月17日「108.133」
- 2017年9月8日の「107.321」
と刻んだと、計3度114円台をつけています。
2018年1月からの円高ドル安相場の原因は、
- アメリカの税制改革
- ムニューシン米財務長官のドル安容認発言
- 麻生財務相の円高容認発言
となっています。
夏の円高をクリアしたら年末にかけて円安ドル高となり12月上旬には114円を目指すレンジ相場の展開が予想されます。
※【追記】2018年9月13日チャート更新しました
【まとめ】来週のドル円予想 夏枯れ相場が終わり年末に向けて円安開始?
過去のドル円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場(夏の円高)でドルが安値を形成し、年後半にかけてドル高が進む傾向が見られてきました。さて、今年は年後半にかけてどうなるのか注目です。
チャートから見てもトレンドがドル高円安に向かう可能性が高く、注目です。
今だとスワップも60円台と高いのでおいしいですしね。
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