主要5か国(地域)の「日本、アメリカ、ユーロ圏、ドイツ、イギリス」の「実質GDP」の過去の推移を一覧にまとめました。
実質GDP(前期比、ただし米国は前期比年率) 単位 %
日本 | アメリカ | ユーロ圏 | ドイツ | イギリス | |
2018年1-3月期 | -0.2 | 2.0 | 0.4 | 0.3 | 0.2 |
2017年10-12月期 | 0.3 | 2.9 | 0.7 | 0.6 | 0.4 |
2017年7-9月期 | 0.5 | 3.2 | 0.7 | 0.7 | 0.5 |
2017年4-6月期 | 0.5 | 3.1 | 0.7 | 0.6 | 0.2 |
2017年1-3月期 | 0.3 | 1.2 | 0.6 | 0.9 | 0.3 |
2016年10-12月期 | 0.3 | 1.8 | 0.6 | 0.4 | 0.6 |
2016年7-9月期 | 0.2 | 2.8 | 0.5 | 0.3 | 0.5 |
出典:
日本 :内閣府
アメリカ :商務省経済分析局
ユーロ圏:ユーロスタット
ドイツ :ドイツ連邦統計局
イギリス :英国立統計局
実質GDPは為替相場に大きく影響を与える経済指標
実質GDPは各国の為替相場に大きく影響を与える経済指標の1つで、例えば、アメリカの実質GDPの結果は、ドルの動きに影響があります。一般的には、実質GDPの数値が事前の予想を上回るとドル高へ、予想を下回るとドル安へ動く傾向にあります。
例として、下記の2017年4-6月期のアメリカの実質GDP指標の結果は、予想を上回る結果でしたので、その後のドル円相場はドル高へと動きました。
ドル/円でドル上伸、米4-6月期実質GDP改定値が予想上回る
30日のNY外為市場では、ドル/円でドルが上伸。
米国の4-6月期実質GDP(改定値)は前期比年率+3.0%となった。予想の前期比年率+2.7%を上回る改善となっている。21:31時点、ドル/円は110.35-40円。
出典:FXニュースレター
米GDP、4-6月期は3%増に上方修正 予想上回る
【ワシントン】米商務省が30日発表した4-6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は前期比年率換算3.0%増と、速報値(2.6%増)から上方修正された。
伸び率は2015年1-3月期以来の大きさとなった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想は2.8%増だった。
個人消費と企業の設備投資が速報値から引き上げられ、全体の上方修正に貢献した。一方で州政府と地方自治体の支出は速報値より大幅に減少したことが明らかになった。
併せて発表された企業の4-6月期の税引き後利益(在庫評価・資本減耗調整前)は、前期に比べ1.4%減少、前年同期に比べると8.1%増加した。1-3月期は前期比1.3%増となっていた。
企業の税引き前利益(在庫評価・資本減耗調整後)は前期比1.3%増加、前年同期比7.0%増加した。1-3月期は前期比2.1%減少していた。
GDPの内訳では個人消費が3.3%増で、速報値の2.8%増から上方修正された。
企業の設備投資の尺度である非住宅固定投資はソフトウエアの支出などで6.9%増加した(速報値は5.2%増)。
政府支出は0.3%の減少。軍事費は増加したが防衛関連を除く連邦政府支出、州政府・地方自治体の支出の減少で相殺された。州政府・地方自治体の支出は1.7%減と、12年終盤以来の減少幅となった。
住宅部門は全体の成長の足かせとなったが、民間在庫と純輸出が伸び、その影響をほぼ帳消しにした。
出典:Dow Jones
主要国経済統計 関連記事
実質GDP推移(日本、アメリカ、ユーロ圏、ドイツ、イギリス)
消費者物価指数推移(日本、アメリカ、ユーロ圏、ドイツ、イギリス)
鉱工業生産指数推移(日本、アメリカ、ユーロ圏、ドイツ、イギリス)
【ドル円相場予想】関連記事
【豪ドル円相場予想】関連記事
→ 豪ドル円、豪ドル米ドル相場の長期見通し-日足チャートで解説
【ポンド相場予想】関連記事
→ ポンドドル中長期見通し ポンドドルをおすすめする2つの理由
【ユーロ相場予想】関連記事
→ ユーロドルの中長期見通し ユーロドルがおすすめの2つの理由
コメント