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ユーロドルの予想と中長期見通し ユーロドルがおすすめの2つの理由

ユーロドルチャート日足 FX

【2019年8月1日 更新】

ユーロドルをこれからおすすめする理由が2つあります。

今後のユーロドルの予想と長期見通しと併せてご説明します。

 

【追記】2019年7月25日

  1. ■ECB ユーロの利下げを示唆でユーロ下落
  2. ■ユーロ/ドル チャートからは下落相場の見通しか?
  3. ■ECB 2019年の利上げ断念を発表でユーロ急落
  4. ■ユーロ圏の弱い経済指標の影響で年内はユーロ安続く見通し
  5. ■ユーロ/ドル 1.10ドルまで下落の見通し?
  6. ■ユーロ圏は、イタリア・ドイツ・イギリスEU離脱問題とユーロ安リスクが満載…
  7. ■ユーロ/ドル週足チャートも長期ユーロ安トレンド
  8. ■ユーロ円の予想は…?
  9. ■ユーロ/ドル イギリスEU離脱問題で1.10ドルまで下落の見通し?
  10. ユーロの為替デリバティブが最低水準でユーロドル安がまだ続くと予想
  11. ユーロ円下落で11カ月ぶり安値更新 ユーロ安円高見通しいつまで続く?
  12. ユーロドルは1.10割れの可能性?危機的状況のユーロ安の原因は?
  13. ユーロドルは2017年11月以来の安値更新 ユーロ安いつまで続く?
  14. ユーロドル半年ぶりユーロ安値更新 今後のユーロ為替見通しは?
  15. ユーロ安 1.17ドルへ下落?欧州の経済減速とイタリア政治が原因か?
  16. ECBは貿易戦争とユーロ高を懸念。今後ユーロ安の見通し増える
  17. ECB テーパリングを予定より早く終了か?
  18. ECB、近く量的緩和の段階的終了示唆も=議事録
  19. ドラギECB総裁のユーロ高けん制発言でユーロ相場は大きく下落
    1. ドラギECB総裁、ユーロ高は「新たな逆風」と警告
  20. ユーロが3年ぶり1.25ドル突破、ECB総裁会見受け
    1. ユーロが3年ぶり1.25ドル突破、ECB総裁会見受け 
  21. ユーロ高の原因は?なぜ急上昇しているの?
  22. ユーロ高はいつまで続く?週足チャートから分析
  23. 【8月17日追記】2018年のユーロドルは大暴落?
  24. ユーロドル売りを強くおすすめする2つの理由
  25. 今後ユーロ安ドル高になる理由は?
  26. 【過去の予想】ユーロドルの日足チャート 今後2月下旬に1.0500の見通し予想
  27. ユーロ円は120円への下落を予想
  28. ユーロドル ドル安の影響でユーロドル1.2000ドル突破
  29. ユーロドル為替相場長期予想 今後長期的には安値1.0500ドルの見通し
  30. ファンダメンタルズも弱い見通しで今後ユーロ安ドル高を予想
  31. ユーロ圏経済やECBもユーロ高懸念、ユーロ安を歓迎
  32. ジャクソンホール会議ではユーロ高けん制無しでユーロ高へ
  33. 今後はユーロ高の局面では「ユーロ高けん制発言」が増える見通し
  34. ドイツ選挙結果 連立協議困難予想でユーロ安が加速
  35. スペインのカタルーニャ自治州の独立宣言で為替相場はユーロ安へ
  36. 今後はユーロ高の局面では「ユーロ高けん制発言」が増える見通し
  37. ユーロドル急落へ ECBの資産買い入れ段階的縮小がハト派でユーロ安
  38. ECBとFRBの段階的縮小を比較
  39. ユーロ圏の利上げ遠く、ユーロ安が2017年末から2018年へ続く見通し
  40. ユーロドルはスワップが高く長期運用向き
  41. FX為替取引で大切なのはリスクヘッジ
  42. ■FX為替取引で重要なのは投資運用プラン(中長期の見通し)
  43. 【まとめ】ユーロドルの中長期見通し ユーロドルがおすすめの2つの理由
  44. ■ユーロ関連記事
    1. 【ドル円相場予想】関連記事
    2. 【豪ドル円相場予想】関連記事
    3. 【ポンド相場予想】関連記事
    4. 【ユーロ相場予想】関連記事

■ECB ユーロの利下げを示唆でユーロ下落

ドラギECB総裁は25日、「利下げなら影響緩和の措置を同時に打ち出す」などと発言した。

この利下げ示唆を受けてユーロドルは1.1112ドル近辺、ユーロ円は120円14銭近辺まで下落しました。

 

【追記】2019年6月4日

■ユーロ/ドル チャートからは下落相場の見通しか?

ユーロドル週足チャート

上図のユーロ/ドルの週足チャートを見て下さい。

チャートから見ると、非常に今後の展開が読みづらい状況ですが…。

ユーロ経済は経済指標も弱く、今後もユーロ安の見通しとなりそうです。

ユーロドル日足チャート

上図のユーロ/ドルの日足チャートを見て下さい。

1.12ドルあたりを天井にして、急落相場が続きそうにも見えます。

 

【追記】2019年3月8日

■ECB 2019年の利上げ断念を発表でユーロ急落

ECBは、2019年3月7日開催のECBドラギ総裁会見で、2019年内の利上げ断念を発表。

これまでユーロ利上げは2019年10月以降から2019年末の間での実施予想が強かったため、ECBが「利上げ延期」方針を示したことが伝わり、市場にはサプライズとなりユーロは急落。ユーロドルは、1ユーロ=1.132ドル台から、一気に1.117ドル台まで急落しました。

またECBは、2019年成長率見通しを従来の1.7%から1.1%に引き下げました。これにより、さらに今後もユーロ安の見通しとなりそうです。

 

【追記】2019年1月19日

ユーロドルの今後の見通しとして、市場では2019年半ばには1.08ドル台へ下落するのでは?とのユーロ安の予想も出ています。

詳しくはこちら
 → ユーロドル今後どうなる?2019年半ばに1.08ドルへ下落の可能性?

ユーロドル今後どうなる?2019年半ばに1.08ドルへ下落の可能性?
ユーロドルの今後の見通しとして、2019年半ばには1.08ドル台へ下落するのでは?とのユーロ安の予想が出ています。

 

【追記】2018年12月4日

■ユーロ圏の弱い経済指標の影響で年内はユーロ安続く見通し

シティグループによると、ユーロ圏の弱い経済指標がユーロ相場の弱気見通しを浮き彫りにしているため、当面はユーロに対する売り圧力となり、ユーロ安相場が続くと予想しています。

26日の議会証言でECBのドラギ総裁は、ユーロ圏の経済はいくらか鈍化しているものの、依然として正常な動きであり、ECBの現在の政策方針に変更はない、との見方を明らかにしましたが、好調な年初来の景況からは大きく変化しています。

 → ユーロ圏の弱い経済指標の影響で年内はユーロ安続く見通し

ユーロ圏の弱い経済指標の影響で年内はユーロ安続く見通し
ユーロ圏の弱い経済指標の影響で年内はユーロ安が続く見通しです。

 

【追記】2018年11月2日

■ユーロ/ドル 1.10ドルまで下落の見通し?

ユーロドル日足チャート

上図のユーロ/ドルの日足チャートを見て下さい。

今後は、2018年秋に向けてややユーロ高となり、12月上旬には一時1.500ドルまで再度上昇するのではないか?と予想します。その後は、2018年末にかけて再びユーロ安となり、2019年1月頃には1.100ドルへ向かうのではないかと予想します。
 → ユーロ安いつまで続く?2018年末に1.10ドルへ下落の見通し?

ユーロ安いつまで続く?2019年は1.10ドルへ下落の見通し?
【2019年8月1日 更新】 ECBの2019年利上げ断念の発表を受け、ユーロ円下落となりました。ユーロ安円高の見通しはいつまで続くでしょうか? 2019年に1.10ドルへ下落の見通しで、市場では1.05ドルを予想する声も出ています。 ...

■ユーロ圏は、イタリア・ドイツ・イギリスEU離脱問題とユーロ安リスクが満載…

為替相場ではユーロ安につながる材料として、イタリアの財政赤字問題が引き続き警戒されています。

さらには、ドイツのメルケル政権が地方選で連敗していることで連立政権の崩壊リスクも懸念され始めており、イギリスのEU離脱によるEUとの最終交渉の行方も、ユーロ安の材料になりかねない状況が続いており、当面はユーロ安材料一色という状況です。

■ユーロ/ドル週足チャートも長期ユーロ安トレンド

ユーロドル週足チャート

ユーロ/ドルはユーロの下落圧力が強まるなか、週足チャートでは長期の下落レンジチャートが続いており、ユーロの一段安リスクが警戒されています。

ドイツの銀行「DZバンク」の予想では、イギリスが欧州連合(EU)と合意できないままEUを離脱(ハードブレグジット)すれば、ユーロも強い影響を受け、1.10ドルを割り込むのではないか?と予想しています。

■ユーロ円の予想は…?

ユーロ円日足チャート

ユーロドルの下落が予想される中、ユーロ円も下落相場が予想されます。

ユーロ円の場合、ドル円相場の影響が大きいので、ユーロ/ドル相場と全く同じ動きにはなりませんが、ユーロドルの下落相場が続くようであれば、当面の高値は132~133円程度と見て、今後中長期的には、125円割れの展開になると予想します。

 

【追記】2018年9月20日

■ユーロ/ドル イギリスEU離脱問題で1.10ドルまで下落の見通し?

もし、イギリスが欧州連合(EU)と合意できないままEUを離脱(ハードブレグジット)すれば、ユーロ/ドルが、1ユーロ=1.10ドルまで下落の見通しが出ています。

 → ユーロドル イギリスEU離脱問題で1.10ドルまで下落の見通し?

ユーロドル イギリスEU離脱問題で1.10ドルまで下落の見通し?
【2019年3月13日 更新】 ユーロ/ドルが、イギリスEU離脱問題の影響で、1ユーロ=1.10ドルまで下落の見通しが出ています。

 

【追記】2018年8月14日

ユーロ下落で13カ月ぶりの安値となる 1ユーロ=1.13ドル台をつけましたが…。

実は、今回の「ユーロ安」の理由はトルコリラの暴落トルコ金融危機懸念にあります。

 → 13カ月ぶり「ユーロ安」の理由がトルコリラの暴落ってどういうこと?

13カ月ぶり「ユーロ安」の理由がトルコリラの暴落ってどういうこと?
ユーロが13カ月ぶりの安値となる 1ユーロ=1.13ドル台をつけましたが…。 実は、今回の「ユーロ安」の理由はトルコリラの暴落とトルコ金融危機懸念にあります。 トルコリラの下落が今後も続けば、ユーロは一段安となる恐れがあります。

トルコリラの下落が今後も続けば、ユーロは一段安となる恐れがあります。

1ユーロ=1.10ドル割れ の可能性も噂されています。

 → ユーロ安いつまで続く?2018年末に1.10ドルへ下落の見通し?

ユーロ安いつまで続く?2019年は1.10ドルへ下落の見通し?
【2019年8月1日 更新】 ECBの2019年利上げ断念の発表を受け、ユーロ円下落となりました。ユーロ安円高の見通しはいつまで続くでしょうか? 2019年に1.10ドルへ下落の見通しで、市場では1.05ドルを予想する声も出ています。 ...

 → ユーロ安はいつまで続くの?ユーロ安の原因となった4つの理由とは…

2019年ユーロ安はいつまで続くの?ユーロ安の原因と4つの理由とは…
2018年4月以来、ユーロ為替相場は4つの理由からユーロ安/円高が続いています。ユーロ安がいつまで続くのか?最近のユーロ安の原因について詳しく解説します。

 

【追記】2018年5月30日

ユーロの為替デリバティブが最低水準でユーロドル安がまだ続くと予想

ユーロの為替デリバティブが過去1年で最低水準となり、市場ではユーロ・プット(売り)の需要が高く、ユーロドル安がまだ続くと予想されています。今後もユーロドルの為替見通しに注目です。

イタリア国債の急落が為替市場に波及し、ユーロのリスクリバーサルは2017年4月下旬以来の低水準で、フランス大統領選直後にみられた水準となっています。
 → ユーロの為替デリバティブが最低水準でユーロドル安がまだ続くと予想

ユーロ円下落で11カ月ぶり安値更新 ユーロ安円高見通しいつまで続く?

ユーロ円が下落し11カ月ぶりの安値を更新しました。ユーロ安円高の見通しいつまで続くでしょうか?

今後もユーロドル、ユーロ円の為替見通しに注目です。
 → ユーロ円下落で11カ月ぶり安値 ユーロ安円高の見通しいつまで続く?

ユーロドルは1.10割れの可能性?危機的状況のユーロ安の原因は?

ユーロはドルに対して下値を広げ、10カ月ぶり安値となる1.1531ドルを付けました。
1ユーロ=1.10ドル割れの可能性も噂されています。

今後のユーロ安がいつまで続くのか?今後のユーロドルの見通しに注目が集まっています。
危機的状況のユーロ安の原因は何なのか?まとめました。
 → ユーロドルは1.10割れの可能性?危機的状況のユーロ安の原因は?

 

【追記】2018年5月29日

ユーロドルは2017年11月以来の安値更新 ユーロ安いつまで続く?

イタリアの株価と国債価格が下げ止まらず、ユーロ売り圧力が持続する中、ユーロドルは昨年11月7日安値1.1555ドル水準に一段安となっています。

なお、ユーロ/円は125円台半ば、ユーロ/スイスも1.14フラン台後半へユーロが大幅続落となっています。

今後のユーロ安がいつまで続くのか?今後のユーロドルの見通しに注目が集まっています。

 → ユーロドルは2017年11月以来の安値更新 ユーロ安いつまで続く?

 

【追記】2018年5月25日

ユーロドル半年ぶりユーロ安値更新 今後のユーロ為替見通しは?

ユーロドルが半年ぶりにユーロ安値を更新しました。今後のユーロ為替見通しはどうなるか?注目が集まっています。

25日のNY外為市場では、ユーロドルでユーロが続落。1.1655ドル前後まで下落する場面があり、2017年11月以来の安値を更新しています。

 → ユーロドル半年ぶりユーロ安値更新 今後のユーロ為替見通しは?

 

【追記】2018年5月22日

ユーロ安 1.17ドルへ下落?欧州の経済減速とイタリア政治が原因か?

最近のユーロの対ドル相場はドル優勢の状態が続いているため、ユーロ安で「1.1700~1.1720ドル」まで下落する可能性があるとの声が出てきています。ユーロ安の原因としては、欧州の経済減速とイタリア政治が原因と指摘されています。

欧州の経済指標は循環的な景気回復の一服のほか、昨年からのユーロ高の累積効果や金利上昇、資源高などで減速が目立っています。

今週の欧州指標についても、伸び悩みとECB(欧州中銀)による金融緩和縮小ペースの鈍化思惑、それに伴うユーロ続落が警戒されています。同時にユーロ圏のイタリアでは前週末以降、大衆迎合主義(ポピュリズム)とEU懐疑派の政党による連立政権合意が進展してきたことで、財政規律の悪化やEU離脱懸念といったリスクが、ユーロの戻り売りの原因として注視されます。

 → ユーロ安 1.17ドルへ下落?欧州の経済減速とイタリア政治が原因か?

 

【追記】2018年4月16日

ECBは貿易戦争とユーロ高を懸念。今後ユーロ安の見通し増える

欧州中央銀行(ECB)は3月の政策理事会で、貿易戦争とユーロ高が今後ユーロ圏経済の回復を損なう見通しがあると警鐘を鳴らした。12日公表の議事録(3月7・8日開催分)で明らかになりました。

ECBでは、最近のユーロ高を懸念する声が出てきています。

 → ECBは貿易戦争とユーロ高を懸念。今後ユーロ安の見通し増える

 

【追記】2018年2月22日

ECB テーパリングを予定より早く終了か?

欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ圏経済の回復が進んだ場合、2兆5000億ユーロ(約330兆円)規模の債券買い入れ策の段階的終了を今年の早い時期に示唆する可能性がある。22日発表された政策理事会議事録(1月24・25日開催分)で明らかになった。

ECBは現在、月額300億ユーロの債券買い入れを実施しており、少なくとも今年9月末までの継続を予定している。

議事録によると、1月の政策理事会では量的緩和の終了時期を早める案も一部から出された。だが最終的には、まだインフレが弱いため「時期尚早」だという全会一致の合意が形成された。

ユーロ高についても長時間の議論が行われ、「国際的な場での発言」の影響に懸念が指摘された。マリオ・ドラギECB総裁は1月の定例記者会見で、ドル安が米経済に好都合だという趣旨のスティーブン・ムニューシン米財務長官の発言を厳しく批判していた。

ECB、近く量的緩和の段階的終了示唆も=議事録

【フランクフルト】欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ圏経済の回復が進んだ場合、2兆5000億ユーロ(約330兆円)規模の債券買い入れ策の段階的終了を今年の早い時期に示唆する可能性がある。22日発表された政策理事会議事録(1月24・25日開催分)で明らかになった。
 
 ECBは現在、月額300億ユーロの債券買い入れを実施しており、少なくとも今年9月末までの継続を予定している。
 
 議事録によると、1月の政策理事会では量的緩和の終了時期を早める案も一部から出された。だが最終的には、まだインフレが弱いため「時期尚早」だという全会一致の合意が形成された。
 
 だが当局者は、債券買い入れを段階的に終了することを「今年の早い時期」に発表する可能性があることを示唆している。
 
 議事録には「インフレの軌道に自信を深めるべき根拠があるが、金融政策に関して忍耐と粘り強さが引き続き正当化される」と記された。
 
 ユーロ圏の労働市場には「依然としてかなりの需給の緩み」が存在するとの見方も示された。平均時給が金融危機前の水準に回復していないことが理由。その場合、インフレが過度に高進するリスクを冒さずに緩和的な金融政策をより長く続けられる可能性がある。
 
 ユーロ高についても長時間の議論が行われ、「国際的な場での発言」の影響に懸念が指摘された。マリオ・ドラギECB総裁は1月の定例記者会見で、ドル安が米経済に好都合だという趣旨のスティーブン・ムニューシン米財務長官の発言を厳しく批判していた。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

 

【追記】2018年2月6日

ドラギECB総裁のユーロ高けん制発言でユーロ相場は大きく下落

欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁は5日、このところの急激なユーロ高が「新たな逆風」になっているとして警戒感を表明し、動きを注視する必要があると指摘した。

ユーロ高は大掛かりな量的金融緩和を巻き戻そうとするECBの取り組みを遅らせる可能性がある。ドラギ氏は、ECBはユーロ圏の物価を押し上げる努力に「まだ勝利宣言できない」と警告。その上で「このところの為替変動が新たな逆風を巻き起こした。その(インフレの)中期見通しへの影響をつぶさに観察する必要がある」と語った。

ドラギECB総裁、ユーロ高は「新たな逆風」と警告

 欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁は5日、このところの急激なユーロ高が「新たな逆風」になっているとして警戒感を表明し、動きを注視する必要があると指摘した。ストラスブールの欧州議会で語った。

 ユーロ高は大掛かりな量的金融緩和を巻き戻そうとするECBの取り組みを遅らせる可能性がある。

 ドラギ氏は、ECBはユーロ圏の物価を押し上げる努力に「まだ勝利宣言できない」と警告。 その上で「このところの為替変動が新たな逆風を巻き起こした。その(インフレの)中期見通しへの影響をつぶさに観察する必要がある」と語った。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

 

【追記】2018年1月26日

ユーロが3年ぶり1.25ドル突破、ECB総裁会見受け

25日の外国為替市場で、ユーロが対ドルで一段のユーロ高となり、およそ3年ぶりに1.25ドルの節目を突破した。ユーロ高の理由は、ドラギECB総裁がユーロ圏の力強い経済成長に言及したこと。市場は反応してユーロ高となった。

 → ユーロドル1.25ドル突破!3年ぶりユーロ高の理由は?

ユーロドル1.25ドル突破!3年ぶりユーロ高の理由は?
ユーロドルが1.25ドル突破しました。3年ぶりユーロ高の理由は?

 → ユーロ利上げいつ?経済成長率は10年ぶりの高い伸びで年内利上げは?

ユーロ利上げいつ?経済成長率は10年ぶりの高い伸びで年内利上げは?
ユーロ利上げはいつになるのか?ユーロ圏の経済成長率が10年ぶりの高い伸びとなり、年内の利上げが噂されていますが…?

ユーロが3年ぶり1.25ドル突破、ECB総裁会見受け 

 25日の外国為替市場で、ユーロが対ドルで一段高となり、およそ3年ぶりに1.25ドルの節目を突破した。欧州中央銀行(ECB)理事会後の会見で、マリオ・ドラギ総裁がユーロ圏の力強い経済成長に言及したことに反応した。

 現在の相場は前日比0.8%高の1ユーロ=1.2510ドル。一時は上げ幅が1%を超えた。ドルがほぼ全面安の展開となっていることもユーロを押し上げる要因となっている。

 アバディーン・スタンダード・インベストメンツのシニア投資マネジャー、ジェームズ・アセイ氏は「ECBはインフレに自信を深めており、ドラギ総裁もユーロ圏経済に対する強気な見方を変えておらず、市場はタカ派なメッセージと受け止めた」と指摘する。

 一方で、ドラギ総裁は、ユーロ相場のボラティリティーが「不確実性を生み出しており、物価安定の見通しに対する影響を見極める上で注視が必要だ」とした。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

ユーロ高の原因は?なぜ急上昇しているの?

下のユーロドルの日足チャートを見て下さい。

ユーロドルチャート日足2

2018年1月になってから「1.20ドル台から1.25ドル台」までの急上昇を続けているユーロドルですが、ファンダメンタルズでは特に強い要因は無く、1.20ドルから1.25ドル台までの急上昇の立役者は、ドル安であると分析しています。

ちょうど、ユーロが

  • 1.20ドルから1.25ドル台までの急上昇(2018年1月~)

した期間、ドル円は

  • 113円から108円へ急落(2018年1月~)

し、約5ポイント(※ユーロは「0.05ドル」、ドルは「5円」)の変動を起こしています。

つまり、ただ単純に今の為替市場で起きていることをシンプルに言うと、ドルがユーロに流れているという事です。

では、いったいこのユーロ買い、ドル売りの流れ。つまりユーロ高はいつまで続くのでしょうか?

ユーロ高はいつまで続く?週足チャートから分析

下のユーロドルの週足チャートを見て下さい。

ユーロドルチャート週足

今後のユーロドルの相場変動のトレンドとしては、上手の「水色」の斜めに引いた補助線に注目して下さい。

かなりざっくりとした大局的な予想になりますが、1.28ドル辺りを天井にして、大きなレンジ相場を形成する展開が予想できます。長期的には下落相場トレンドとなり、2018年に限って言えば、1.15ドル辺りへの半値戻し程度は手堅い線かな?と予想します。

上記のチャートを見ると、

  • 2008年は1.60ドルから1.25ドルへ「0.35ドル」の下落
  • 2010年は1.50ドルから1.20ドルへ「0.30ドル」の下落
  • 2012年は1.35ドルから1.20ドルへ「0.15ドル」の下落
  • 2014年は1.40ドルから1.05ドルへ「0.35ドル」の下落
  • 2016年は1.15ドルから1.03ドルへ「0.12ドル」の下落

というように、西暦の末尾1桁が偶数の年は大きな下落相場が展開されています。

逆に、西暦の末尾1桁が奇数の年では急上昇相場が起きています。

  • 2009年は1.25ドルから1.50ドルへ「0.25ドル」の上昇
  • 2011年は1.30ドルから1.50ドルへ「0.2ドル」の上昇
  • 2013年は1.30ドルから1.40ドルへ「0.1ドル」の上昇
  • 2015年は1.05ドルから1.15ドルへ「0.1ドル」の上昇
  • 2017年は1.03ドルから1.20ドルへ「0.17ドル」の上昇

このように、ユーロドルの値動きは非常に激しく、大きな変動が起きています。
 → 2018年は2年に一度のユーロ相場の大暴落が起こる?

【8月17日追記】2018年のユーロドルは大暴落?

2018年8月に1.13ドルを付けたユーロドル。

今後は上げ下げを繰り返しながら、2019年1月に1.100ドルをつけるのではないかと予想します。

今後のユーロドルの相場変動のトレンドとしては、長期的にはユーロドルは下落相場トレンドとなり、2018年に限って言えば、1.15ドル辺りへの半値戻し程度は手堅い線かな?という予想です。

 ※【追記】2018年8月17日チャート更新しました

下のユーロドルの週足チャートを見て下さい。

ユーロドル週足チャート

今後のユーロドルの相場変動のトレンドとしては、上手の「水色」の斜めに引いた補助線に注目して下さい。

かなりざっくりとした大局的な予想になりますが、1.25ドル辺りを天井にして、大きなレンジ相場を形成する展開が予想できます。

ユーロドル売りを強くおすすめする2つの理由

最近のユーロドル相場は、ドル全面安の流れの中でドル売りユーロ買いが進みユーロ高となっている状態です。

今後のユーロドル相場ですが、私はユーロドルポンドドルの売りを強くおすすめします。その理由として、

  • 今後の見通しとして長期的な下落相場が期待できる
  • スワップが高くて魅力的

という2つの理由があります。

 → ユーロが急落 今後ユーロドル売りを強くおすすめする2つの理由

ユーロが急落 今後ユーロドル売りを強くおすすめする2つの理由
【2019年6月4日 更新】 ユーロドルは今後のトレンドとしてユーロ安ドル高の相場を予想します。 今後ユーロドル売りを強くおすすめする2つの理由をまとめました。

今後ユーロ安ドル高になる理由は?

今後ユーロ安ドル高になるのではないか?と予想する理由は、

  • ユーロ圏の利上げは2019年まで据え置かれる見込み
  • 2017年のユーロ相場はファンダメンタルズ以上の過剰なユーロ高

という印象があり、2018年にはその過剰なユーロ高の調整局面となり、ユーロ安になるのでは?というのが予想理由です。

実態よりも、上がりすぎの感があるユーロ。
 2018年のユーロ予想は、やはり長期的なユーロ安ドル高です。

では、次にチャートを見ながら、いくらぐらいまでユーロ安ドル高が進むのか理由とともに説明します。まずは、ユーロドルの値動きから見ていきましょう。

下のユーロドルの日足チャートを見て下さい。

 ※【追記】2018年9月13日チャート更新しました

ユーロドルチャート

今後は、2018年秋に向けてややユーロ高となり、2018年末にかけて再びユーロ安となり、その後2019年1月頃には1.100ドルへ向かうのではないかと予想します。

 

【過去の予想】ユーロドルの日足チャート 今後2月下旬に1.0500の見通し予想

下のユーロドルの日足チャートを見て下さい。

 ※【追記】2017年10月26日チャート更新しました

ユーロドルチャート

「9/8 1.20927」の高値をつけたユーロドルですが、ユーロドルでは、テクニカルチャートでユーロ高の過熱シグナルが点灯しており、チャート上ではユーロ安ドル高のシグナルからユーロ下落が予想されています。

かなり強気な見通し予想ですが、今後2月下旬には「1.0500」までユーロ安が進むと見通しています。

大胆な予想なので笑う人もいるかもしれませんが、ユーロドルの相場見通しからして短期間での急落があっても不思議ではありません。

何故かと言うと…。
チャートの「緑色の枠」で囲まれた箇所の当たりを見て下さい。

ちょうど、この時期を過ぎてから、ユーロドル相場がさらに急騰するわけですが、その急騰の要因がここまでの急騰を作るほどのニュースではなかったからです。

ユーロ円は120円への下落を予想

当然、ユーロドルの下落から、ユーロ円も今後は大きく下落することが予想されます。

ユーロドル ドル安の影響でユーロドル1.2000ドル突破

ちょうどこの頃のニュースとして、ユーロドルの急騰のスタートは、ドラギECB総裁の予想外のタカ派寄りの発言でした。
「デフレ圧力はリフレに変わった。ECBは政策手段のパラメータを調整することで景気回復に対応することが可能だ」という内容を受け、ユーロ圏経済指標の結果次第ではユーロドル1.15台が見えてきました

さらに、ドラギECB総裁とイギリスのカーニー中銀総裁発言で大きく上昇したユーロドルは、1.15台まで上昇。

そしてついに、ドラギ総裁が6月27日にポルトガル・シントラで行った講演で債券買い入れの段階的縮小の見通しを示唆したことを理由にユーロ買いと債券売りが広がりました

7月21日には欧州外為市場のユーロドルは、ドラギECB総裁が前日のECB理事会後の会見で物価目標の達成見通しへの強気姿勢や資産購入プログラムの変更示唆を理由に買いが続き一時1.1668ドルと15年8月以来の高値を更新しました

市場はまさにユーロ独歩高の状況で、ドル売りユーロ買いで特に材料も無い中でユーロが上昇しました。

しかし、今回の ECBの金融緩和政策の解除は「時期尚早」とIMFが警告 しているようです。 

ユーロドル為替相場長期予想 今後長期的には安値1.0500ドルの見通し

このように、ここまでの上昇相場を作る理由もないのに急騰してきたユーロドル相場。

あくまでもチャート上の過去の高値へのチャレンジの要素が強く、現在のドル売り相場の中で、買うなら相場に勢いあるユーロかな…という市場の声が聞こえてきます。そうして、ユーロドルもユーロ円も上昇してきました。

ポンドという選択肢もありますが、これは 別途記事 にしますが、ポンドはブレグジット問題があり、強気の買い相場にはなれません。ですので、ECBドラギ総裁の「やや」ポジティブな発言に反応し、消去法的に買うならユーロかな?という理由から選択肢が見えてくるわけです。

このように、ユーロ高はユーロ圏経済の好調さだけが要因ではなく、むしろ、過剰なドルの売りとポンドの売りの影響を理由に消去法的なユーロ買いによるユーロ高となっています。ユーロが一方的に買われたため、ユーロドルだけでなく、ユーロ円も上昇してきました。ポンドは下落したのに、なぜユーロ高だけ続くのか?これがその答えなのです。

まぁ、いずれにしてもユーロドルは上がりすぎました。

市場でも、今後は誰がユーロ買うんだよ…。というチキンレースみたいな状況になってますから、今後はドル買いの流れになったタイミングで、一気にユーロ安ドル高の相場が生まれるでしょう。

 → こちらに「今後のドル高予想とその理由」をまとめましたので、併せて読むとわかりやすいと思います。

ファンダメンタルズも弱い見通しで今後ユーロ安ドル高を予想

ここまでが、チャートから予想する今後ユーロ安ドル高になる理由です。

モルガン・スタンレーのアナリストによると、欧州企業の収益予想修正に関するリビジョンレシオは5月半ばには7年ぶりの高水準にあったものが、ユーロ上昇に伴い最近になって11カ月ぶりの低い水準に下がったそうです。ユーロ高ドル安が続けば、7-9月期(第3四半期)見通しでは欧州企業にとって一段の問題になりかねないと警戒しています。

その理由として、これまでユーロ圏景気を上昇させてきたのは他でもないユーロ安であり、現在のユーロ高が今後も続くとユーロ経済に大きな影響があり、ユーロの好景気がストップすると予想できるからです。

欧州ユーロ圏の企業にとってはユーロ高ドル安になると輸出品の競争力が低下し、米国での売上高をユーロに替えた時の金額が少なくなるため、BNPパリバのストラテジスト、アンキット・ギーディア氏は「ユーロ上昇は、ユーロ圏の株、特に大型株にとって明らかなリスクだ」と述べています。

実際、18日発表のドイツ7月ZEW景況感指数・期待指数が2カ月連続の低下となっており早くもユーロ高の影響がユーロ経済を引っ張るドイツに出てきています。実際のユーロ圏の情勢、経済状況を考えますとユーロは近いうちに長期的なユーロ安に向かう見通しと予想します。

ユーロ圏経済やECBもユーロ高懸念、ユーロ安を歓迎

このように、ユーロ高はユーロ圏経済にとってマイナスであるという理由から、これ以上のユーロ高はユーロ圏諸国にとって歓迎できるものではありません。市場では、ユーロ圏の今後最大のリスクはユーロ高と政治と債券市場問題 という声が聞かれるようになってきました。

また、BNPパリバは9日のリポートで、欧州中央銀行(ECB)が最近のユーロの上昇を懸念する可能性が高いと述べました。ECBはまだユーロ安誘導の口先介入を行っていませんが、ユーロの上昇が「最終的に緩和策解除を遅らせる可能性がある」と指摘しています。

このような理由により、現在上昇中のユーロドル ですが、まず、今後の相場は5月30日の安値1.1200ドルへの下落を予想します。

しかしながら、ユーロ高はユーロ圏経済の好調さだけが要因ではなく、むしろ、ドルの過剰な売りとポンド売りの影響を受けての消去法的なユーロ買いによるユーロ高となっています。まだまだ為替市場はユーロドルの上昇を期待しているようですが、実際にはECBドラギ総裁の発言を先読みしているところがあり、将来的にはユーロドルの下落シナリオの方が強いでしょう。
 → ユーロが急落 今後ユーロドル売りを強くおすすめする2つの理由
 → ついにユーロ高終了?ECB議事録のユーロ高懸念受けユーロ安へ

ジャクソンホール会議ではユーロ高けん制無しでユーロ高へ

その後、2017年8月25日のジャクソンホール会議では、2014年以来の3年ぶりの講演に臨むドラギ総裁に再び注目が集まっていました。関係筋によるとドラギ総裁はジャクソンホール会議では「金融政策に関する新たなメッセージは打ち出さない」との話でしたが、市場はユーロ高へのけん制発言があるか?また、サプライズ発言があるのでは?との期待感から、ジャクソンホール会議のECBドラギ総裁講演には大きな注目が集まっていました。

しかしながら、事前の関係筋からの情報通り「明確な金融政策のシグナルは送らない」発言となり、また焦点となっていた「ユーロ高けん制」発言がなかったため、市場はユーロ高に反応しました。もっとも、今回の場合は短期的な動きで、ユーロ高が再燃したとは言えないでしょう。

今後はユーロ高の局面では「ユーロ高けん制発言」が増える見通し

9月1日のユーロ相場は「ユーロ高はユーロ経済圏にとって問題なし」とのオーストリア中銀総裁発言を受け1.20ドル台直前まで上昇しましたが、一部通信社が「ECBは12月までにテーパリング計画を完全には準備出来ない可能性がある」などとのECB関係筋発言を報じたことを理由に、ユーロドルは急反落に転じました。

今後は、ユーロ上昇局面では、今回のように「関係者からのユーロ高けん制」の為の報道が報じられる見通しでユーロドル安の材料になります。

ドイツ選挙結果 連立協議困難予想でユーロ安が加速

その後、2017年9月24日にドイツで連邦議会選挙が実施され、メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の第1党での勝利と首相4選が確実になった。しかしこれまでの連立相手であった社会民主党(SPD)が政権離脱を表明しており、場合によっては1カ月の期間を要する連立協議がユーロ安の材料となりユーロ安が加速しました。ドイツ選挙の結果を受け、ユーロドルは、1ユーロ=1.195ドルから1.183ドルまで大きく下落しユーロ安となっています。

スペインのカタルーニャ自治州の独立宣言で為替相場はユーロ安へ

さらに、2017年10月1日のスペインのカタルーニャ自治州の住民投票では、賛成多数により独立宣言発表でスペイン中央政府との亀裂からの混乱を受けて為替相場はユーロ安へ。ユーロドルは1ユーロ=1.1735ドル付近まで下落。ユーロ円は132.60円付近まで下落しました。

引き続き独立宣言が延期されたまま打開に向けた動きが鈍く、引き続きスペイン国債やスペインIBEX株価指数が売られる展開を辿っていますが、カタルーニャ州政府の10月9日の本会議にて独立宣言の動きがありそうですが、スペイン憲法裁判所は、本会議開催を差し止める命令を出しているため、まだまだ波乱が予想されます。

10月27日には、カタルーニャ州のスペインからの独立宣言のあと、スペインがカタルーニャ州政府の全閣僚を解任し、議会を解散した旨が報じられました。これにより、今後のスペイン国内の問題長期化を予想し、ユーロ安ドル高へ。短期筋としても、一旦、ユーロロングの手仕舞いと共に、ユーロショートに比重を置き始めています。

今後はユーロ高の局面では「ユーロ高けん制発言」が増える見通し

一方で、ECBの資産買い入れ縮小に関して、対ドルでの急激なユーロ高を懸念する欧州中央銀行(ECB)当局者が増えており、資産買い入れ縮小の見通しが緩慢なペースとなる可能性が高まっているとのこと。

関係筋によると、2017年末までを期限としている量的緩和に関する討議は始まったばかりで、9月7日の次回理事会で何らかの決定をする可能性は非常に低い見通しとのこと。ECBのユーロ高懸念で2017年末はユーロ安になるのでは?という声が出ています。

9月7日のECB(欧州中銀)理事会ドラギ総裁は「最近の為替相場の不安定な値動きが不確実性の発生源になっており、中期的な物価安定見通しに与えうる影響を注視する必要がある」と語り、ユーロ高をけん制。しかし多くの決定は持ち越し。決定の多くはおそらく10月になるだろう」と話しました。

ユーロドル急落へ ECBの資産買い入れ段階的縮小がハト派でユーロ安

そしてついに、10月26日のECB理事会での政策金利発表があり、政策金利を現行0.00%据え置きを発表。あわせて「来年1月から9月まで債券買い入れを月300億ユーロに減額」する方針を明らかにしました。

さらに、

  • 「必要に応じQEの規模や期間を拡大する選択肢残す」
  • 「QE終了後も長期にわたり保有債券の償還元本を再投資」

などの方針を示しました。

ECBの量的緩和縮小の決定自体は市場予想通りでしたが、ドラギ総裁がテーパリングでなく、ダウンサイジングだと述べた事や、場合によっては、債券購入の拡大もあり得る等と発言して、ECBドラギ総裁の発言を市場はハト派と解釈。

ユーロロングの投げが誘発されユーロドル相場はユーロ安ドル高相場へ。ユーロドルは高値1.1837ドルから早朝の東京市場で1ユーロ=1.1631ドルまで約200pt急落しました。下げ幅は1年4ヶ月ぶりで、7月26日以来3カ月ぶりの安値を付けました。ユーロドル、ユーロ円ともに急落しています。

その後も、ドラギECB総裁は欧州域内のインフレ圧力は弱まっており、大規模な刺激策が引き続き必要、そして、成長の下方リスクには為替相場が含まれると発言したことを受けて、ユーロ売りが加速しています。

また、本日の決定は全会一致ではなかったことを言及しており、ECBの出口戦略の不透明感がユーロ安を誘発しています。

ECBとFRBの段階的縮小を比較

下記の表のように、FRBの段階的縮小(テーパリング)と今回のECBの段階的縮小を比較すると、ECBがハト派的だということが良くわかります。

 ECBFRB
資産買い入れ減額段階的直線的
減額後の対応継続に含み完全に終了
利上げへの移行フォワードガイダンス強化 ※1物価と雇用次第

特にECBの「段階的」という資産買い入れ減額や、「継続に含みを持たせている減額後の対応からハト派の印象が強いので、市場はユーロドル、ユーロ円ともに急落という反応をしたのでしょう。

 ※1 フォワードガイダンスとは何か
フォワードガイダンスとは、一般的には、金融政策に関する「将来(フォワード)」の「指針・方針(ガイダンス)」を示すことを意味します。今回のECBの「利上げへの移行」の場合は、ECBが今後、金融政策を決定する会合の内容をまとめた声明文や、その後の記者会見の場で「しかるべき状況が達成されるまで、金利を低位に据え置く」と、先行きの金融政策の運営方針を市場参加者に伝えることを意味します。

フォワードガイダンスの本質は市場とコミュニケーションをとることで先行きの金融政策に対して投資家を納得・安心させることで、それにより市場の混乱を避けることが狙いです。

ユーロ圏の利上げ遠く、ユーロ安が2017年末から2018年へ続く見通し

さらには、ユーロの利上げはまだまだ先が見えない状況で、ユーロ圏の金利はおそらく2019年まで据え置かれる見込みです。利上げの原動力となる物価もユーロ圏は低い状況です。

ドラギECB総裁も、欧州域内のインフレ圧力は弱まっており、大規模な刺激策が引き続き必要、そして、成長の下方リスクには為替相場が含まれると発言しており、ユーロ安の理由となっています。

実態よりも、上がりすぎの感があるユーロ。
2017年末から2018年にかけてのユーロ予想は、やはり長期的なユーロ安です。

今後のユーロの動きは、引き続きドルやポンドの動きを見ながらの連動が予想されますが、長期投資運用として、スワップが高く魅力的なため、将来的には1.0500ドルを見通した長期投資としてユーロ/ドルの売り建玉を持つのがおすすめです。

今後大きく動きそうな見通しのユーロドルに是非注目してみて下さい。ユーロ円も、ユーロドルも今後はユーロ安へ向かっていくことが予想されます。

ユーロドルはスワップが高く長期運用向き

ではなぜ、私が長期投資運用として、ユーロドルをおすすめするのかお話しします。

その理由はズバリ、スワップが高くて魅力的だからです。

現時点で、

  • ユーロドル売り 63円

です。

これがどのくらい魅力的かと言うと、高いスワップで有名な「NZドル円」「豪ドル円」「ドル円」と比べてみるとよくわかります。

  • NZドル買い 43円
  • 豪ドル円買い 41円
  • ドル円買い 43円

どうですか?
逆に、「ドル円」の高さにビックリした人がいるんじゃないでしょうか?

ちなみに、ポンドドルの「売り」もスワップが高いです。

  • ポンドドル売り 45円
ポンドドルの売りもおすすめです。別記事にまとめますので、そちらを読んでみて下さい。
 → ポンドドル売り予想 チャート推移から長期見通しはポンドドルの売りで決まり

このように、ユーロドルの売りはスワップが高くて魅力的なので、今後のユーロドルの下落見通しの相場では、ユーロドルの売りを長期で持つことは運用の観点からみてもとても魅力的です。

FX為替取引で大切なのはリスクヘッジ

私がおすすめする運用スタイルは、 デイトレのように売り買いを繰り返すのではなく、1~2か月の期間での大きな値動きを見通して、リスクを抑えながら中長期の保有をし売買利益と、スワップを安定的に得る運用スタイルです。
あくまでも、運用と言うイメージでデイトレのような短期売買ではありません。

もちろん、リスクヘッジとして相場の見通しが想定外に大きく外れて逆に動いたら最初に自分が定めたプラン通りに「損切り」は、もちろんします。

ですから必ず儲かるという事ではありません。

しかしながら、将来のユーロドルの値動きの見通しから投資運用プランを決めて、感情を入れずにプラン通りに売買する。
これを行うことで利益を得る可能性が高くなります。

■FX為替取引で重要なのは投資運用プラン(中長期の見通し)

重要なのはプラン通りに売買すること。つまり感情をはさまないという事です。

詳しいやり方は長くなるので別の機会にしますが、このように長期でユーロドルの売りを保有してスワップを狙うやり方が 今のユーロドルのように大きな相場見通しのタイミングでは長期で安心して保有できるので最適です。そして、豪ドル並みというか、それ以上に高いスワップが得られる今のユーロドルでは、投資運用対象として非常に向いているわけです。

しかも、ユーロドルは市場の取引規模が小さいという心配がありません。例えば、南アフリカのランド。ランドは高金利通貨として有名ですが、その分、市場規模が小さく為替の大変動に巻き込まれ過去に大きな損失を被った人も多いでしょう。

その点、ユーロやドルの市場の大きさは言うまでもありませんね。

【まとめ】ユーロドルの中長期見通し ユーロドルがおすすめの2つの理由

実態よりも、上がりすぎの感があるユーロ。ユーロの利上げはまだまだ先が見えない状況で、利上げの原動力となる物価もユーロ圏は低い状況です。2017年末から2018年にかけてのユーロドルの予想は、やはり長期的なユーロ安ドル高です。

今後のユーロの動きは、引き続きドルやポンドの動きを見ながらの連動が予想されますが、長期投資運用として、スワップが高く魅力的なため、将来的には1.0500ドルを見通した長期投資としてユーロドルの売り建玉を持つのがおすすめです。

今、私が「ユーロドルの売り」をおすすめするのは、

  • 今後の見通しとして期的な下落相場が期待できる
  • スワップが高くて魅力的

という2つの理由があるからです。

「売り」と聞くと、「?」と思うかもしれませんが難しいことはありません。(実は私も最初は食わず嫌いでした…)要するに、高いときに「売り」、安くなったら「決済」すればよいだけで「ドル円買い」の売買となんら違いはありません。

今後大きく動きそうな見通しのユーロドルに是非注目してみて下さい。ユーロ円も、ユーロドルも今後はユーロ安へ向かっていくことが予想されます。

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