Zaifがフィスコに事業譲渡し解散へ…流出した仮想通貨67億円は?

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仮想通貨取引所「Zaif」で、ビットコインなどの仮想通貨67億円相当が外部流出したことが分かりました。

 ※【追記】2018年10月10日…「Zaif」を運営するテックビューロは、フィスコ仮想通貨取引所Zaifの事業を譲渡すると発表しました



■顧客にお金戻ってくる?

Zaif を運営するテックビューロは、このうち45億円相当が顧客から預かった通貨であり、顧客への返金のため近く50億円の金融支援を受けることを検討しているとしています。

■67億円の内訳は?

流出した約67億円相当の仮想通貨のうち、

  • Zaifの資産 約22億円
  • 顧客の預かり資産 約45億円

顧客資産の財源確保のため、同社は「株式会社フィスコ」(ジャスダック上場)、「株式会社カイカ」(ジャスダック上場)の2社と支援契約を20日に締結したとのこと。

フィスコとは、

  • 50億円を提供する金融支援
  • テックビューロの株式の過半数を取得する資本提携
  • 過半数以上の取締役と監査役の派遣

以上の3点を検討する内容の基本契約を結び、カイカはセキュリティ向上のための技術を提供するとのこと。

■Zaifって何?

Zaifとは、テックビューロ株式会社(代表者名 朝山貴生)が運営する仮想通貨取引所です。

■約67億円も仮想通貨が流出した原因は?

そのZaifが、9月14日に入出金用の管理サーバに「ハッキング被害」を受け、同社が管理する仮想通貨の一部が流出しました。

■仮想通貨は14日に既に流失していた…

14日午後5時ごろ~午後7時ごろまでの間に、外部から不正アクセスを受け、入出金用の管理サーバで管理していた仮想通貨「ビットコイン(BTC)」「モナコイン(MONA)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」が不正に外部へ送金。

■事件の経緯

Zaifの発表によると、今回の仮想通貨流出の経緯は

・9月14日
 仮想通貨の入出金サービスなどに不具合発生
・9月17日
 サーバ異常を検知
・9月18日
 ハッキング被害を確認

とのこと。

ハッキングにより失った仮想通貨のうち、被害額が判明しているのはビットコインのみで5966BTC。

二次被害防止のためにサーバを再稼働させておらず、モナコインとビットコインキャッシュの被害額は確定できていないとのこと。

■ハッキング手法は?

ハッキングの手法については、捜査中であることや同種犯行を予防するため「差し控える」としています。

■ビットコイン相場価格は急落

Zaifのハッキングを受け、ビットコインの価格は、20日午前0時時点の約71万円から、一時68万円台まで急落しています。

■Zaif 過去にもシステム異常あり

Zaifでは2018年2月に同取引所の売買板にビットコインの発行上限である2100万BTCを上回る「20億BTC」の売り注文が出現するというシステム異常があり、当時ネット上で騒ぎとなりました。

【まとめ】Zaifでビットコインなど約67億円流出 顧客にお金戻ってくる?

「Zaif」で仮想通貨が約67億円流出しましたが、そのうちの「顧客の預かり資産 約45億円」は全額返金されるように金融支援が検討されています。

2018年1月の「コインチェック」の約580億円の仮想通貨流失事件の時のように、顧客に全額返金されることを願っています。

 

【追記】2018年10月10日

「Zaif」フィスコへ事業譲渡を決定

「Zaif」を運営するテックビューロは10月10日、フィスコ仮想通貨取引所Zaifの事業を譲渡すると発表しました

顧客資産の保護のため、当初はフィスコが50億円の金融支援を行う方針でしたが、協議の結果、事業譲渡に至ったという。テックビューロは事業譲渡を完了した後、仮想通貨交換業の登録を廃止した上で解散の手続きを行うとしています

フィスコ側は、流出分に相当する仮想通貨などの資産調達を既に終えているという。具体的な日程はあらためて発表するとしています。

 

 

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