円売りドル買い 日銀のハト派的見通しで取り残される円

円売りドル買い

日本の金融政策が今後も長期にわたり極めて緩和的なものに維持される可能性が高いことを踏まえると、円売りドル買いが今後も続くと予想されます。



円売りドル買い 日銀のハト派的見通しで取り残される円

投資家は年初からの大幅なドル安に注目してきたが、世界の主要中銀が金融政策の引き締めに向かう中で、実際には円こそが最も売り圧力に押されている通貨かもしれない。日本の金融政策が今後も長期にわたり極めて緩和的なものに維持される可能性が高いことを踏まえると、(円安は)さして驚くべきことでもない。

07月20日 08時57分 DJ-【焦点】売られる円、取り残される日銀

 投資家は年初からの大幅なドル安に注目してきたが、世界の主要中銀が金融政策の引き締めに向かう中で、実際には円こそが最も売り圧力に押されている通貨かもしれない。

 日本銀行は20日、2日間の金融政策決定会合を終え、政策判断を発表する。政策判断では、日銀のハト派的見通しが改めて浮き彫りになる見通しだ。金融危機以降市場を下支えてきた大規模な刺激策を縮小する構えを見せる他の多くの先進国の中銀とは対照的だ。

 日銀の政策判断発表を翌日に控え、円は19日の取引でやや上昇したが、過去1カ月で見ると、対ユーロで3%余り、対ドルで0.2%それぞれ下落している。主要16通貨のバスケットに対するドルの価値を示すウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)ドル指数は2.2%の下落だ。米政治や米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ計画を巡る不透明感が重荷となっている。

 キャピタル・エコノミクスのアナリストは調査リポートで「日本の金融政策が今後も長期にわたり極めて緩和的なものに維持される可能性が高いことを踏まえると、(円安は)さして驚くべきことでもない」と述べた。

 20日の日銀政策判断については、アナリストらは政策据え置きとインフレ見通しの下方修正を予想している。

 予想通りなら、ゆっくりと緩和政策の解消に動きつつある欧米の主要中銀との差が一層際立つ。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は直近6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、一部の投資家の予想に反して緩やかに政策を引き締める方針を維持しつつも、向こう数年さらに利上げを続ける構えを改めて強調し、バランスシートの縮小計画について詳細を明らかにした。

 一方、大半のアナリストは日銀が緩和策の解消に着手するのは2018年末以降とみている。キャピタル・エコノミクスはさらに慎重で、インフレ率が一向に上がらない中、緩和策は2020年まで維持されるとの見方だ。

 米国など他の先進国の金利が上昇すれば、利回りを求める投資家にとって円の魅力は薄れる公算が大きい。モルガン・スタンレーは今年末までにドルは足元の112円前後から約5%上昇し、118円をつけると予想している。

 米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉明細によると、ヘッジファンドによる円の売越額は120億ドルと、2014年10月以来の高水準に達している。

 ただ、市場の不安を受けて安全資産需要が再び強まれば、今後数カ月で円高が進む可能性はある。

出典:Dow Jones

関連記事

 → 2017年は10年に一度の経済パニックと大暴落が起こる?

 → 「夏枯れ相場」7月後半から8月。夏の円高、通貨危機に注意

 → 2017年は世界的株安や不動産バブル崩壊からの円全面高に注意

 → 米ナスダック指数が過去最高値を更新 その秘密とは

 → vix指数である投資家が話題!読み通りなら300億円近い利益

【ドル円相場予想】関連記事

 → ドル円の中長期見通しと投資運用戦略プラン

【豪ドル円相場予想】関連記事

 → 豪ドル円、豪ドル米ドル相場の長期見通し-日足チャートで解説

 → 豪ドル円の中長期見通しと投資運用戦略プラン

【ポンド相場予想】関連記事

 → 【自信あり】ポンドドル予想 チャート推移から長期見通し判明

【ユーロ相場予想】関連記事

 → ユーロドルの中長期見通し ユーロドルがおすすめの2つの理由

 

 

 

スポンサーリンク

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*