夏の円高(夏枯れ相場)が5年連続で起きている3つの理由とは?

夏の円高理由

毎年、7月後半から8月は「夏枯れ相場」となり、夏の円高・株安が起こりやすくなっています。

では、いったいなぜ?夏の円高(夏枯れ相場)は起こるのでしょうか?

その3つの理由をまとめました。



■夏の円高(夏枯れ相場)が5年連続で起きている3つの理由とは?

  1. ファンドの解約45日前ルール
  2. お盆休み前後で輸出企業によるレパトリエーション
  3. アメリカ国債の大型償還(8月15日)

では詳しく見ていきましょう。

【1】ファンドの解約45日前ルールとは?

「ヘッジファンドに資産を預けている顧客は、解約を申し出る場合は決算日の45日前までに申し出なければならない。」というルールがあります。

顧客から解約の申し出があった場合、ヘッジファンドは、解約に伴い顧客に資産を返却する必要があるため運用しているポジションを決済して現金を用意しなければなりません。

そのためポジションの「換金売り」が集中してドルが市場に増え「円高要因」となります。

アメリカのファンドは「9月末」に四半期決算を迎えます。

そこから45日さかのぼると「8月中旬」です。ですので、その時期に備えて7月末頃から「売り」が増えるのです。

【2】レパトリエーションとは?

レパトリエーションとは、企業が海外で得た利益を国内に戻すことを指します。

日本企業が海外にある資金を日本国内に戻す際、外貨を日本円に両替する必要があります。

ですので、レパトリエーションは「円買い」となるため「円高要因」となります。

【3】アメリカ国債の大型償還(8月15日)

アメリカ国債の償還をするということは、ドル売って円を買うことですから、これも「円買い」となるため「円高要因」となります。

【まとめ】夏の円高(夏枯れ相場)が5年連続で起きている3つの理由とは?

このように3つの理由から、

  1. ファンドの解約45日前ルール
  2. お盆休み前後で輸出企業によるレパトリエーション
  3. アメリカ国債の大型償還(8月15日)

過去のドル円では、8月前後に夏枯れ相場(夏の円高)相場で円高ドル安相場が形成されてきました。

そして毎年、年末にかけてドル高に向かう傾向が見られてきました。

過去のドル円では、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年と5年連続で、8月前後に夏枯れ相場(夏の円高)でドルが安値を形成、年末にかけてドル高が進む傾向が見られてきました。

さて、2018年は夏から年末にかけてどうなるのか注目です。

 

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