仮想通貨50%暴落の原因は、ある海外サイトだって知ってた?

仮想通貨50%暴落の原因は、ある海外サイトだって知ってた?

仮想通貨暴落

仮想通貨50%暴落の原因が実は、ある海外サイトだって知ってました?



仮想通貨暴落の原因…

1月8日、ビットコインなど仮想通貨の価格が軒並み急落し、合計1000億ドル(約11兆円)以上の時価総額が一瞬にして吹き飛びましたが、その暴落の背景を探ると、ビットコインなど多数の仮想通貨のデータを提供する「コインマーケットキャップ・ドット・コム」というサイトにたどり着きます。

韓国の取引所が…

1月7日、コインマーケットキャップ・ドット・コムは、提示する取引価格のアルゴリズムから韓国取引所のデータを除外することを決定した。韓国での取引がビットコイン価格を人為的につり上げていると可能性を感じたからだ。

韓国取引所の売買価格が除外されたことで、コインマーケットキャップ・ドット・コム上の表示価格は大きく下がった。例えば、仮想通貨XRPの価格は3.40ドル前後から2.60ドルに一気に下落した。

翌8日午前には、同サイトに表示されるビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨の気配値は著しく切り下がり、一時は15%以上値下がりした。当時、韓国当局が仮想通貨の使用状況を巡り大手商業銀行の調査に入ったとのニュースを要因として指摘する声もあった。

一気に大暴落へ

その後、米東部時間8日午後には、コインマーケットキャップがツイッター上で声明を発表。「他の取引所との価格の大幅なかい離や、裁定機会が限られていることを踏まえ、価格算出から一部の韓国取引所を排除した」と説明した。

証券会社イートロ(eToro)のアナリスト、マティ・グリーンスパン氏は顧客向けノートで、このサイトが「市場崩壊を招いた」と述べた。

01月24日 10時38分 DJ-【焦点】仮想通貨暴落、背後にいた1人のプログラマー

 下げ足はあまりに速かった。1月8日、ビットコインなど仮想通貨の価格が軒並み急落。計1000億ドル(約11兆円)以上の時価総額が一瞬にして吹き飛んだ。

 世界中を騒がせたその暴落の背景を探ると、1つの住所にたどり着く。再開発された米ニューヨーク州クィーンズのロングアイランドシティーの一角にある新築マンションの一室だ。

 ここは、ビットコインなど多数の仮想通貨のデータを提供する「コインマーケットキャップ・ドット・コム」を立ち上げたコンピュータープログラマー、ブランドン・チェズ氏(31)の職場だ。同サイトは2013年の開設以降、世界で有数のトラフィックを誇るウェブサイトに成長した。

 競争環境は激化している。先週18日には、ニューヨーク証券取引所を傘下に持つ米インターコンチネンタル取引所(ICE)が、ウォール街の銀行やトレーダー向けにビットコインのデータ提供サービスに乗り出すと発表。オンチェーンFXドット・コム(Onchainfx.com)といった独立系サイトも次々に台頭している。

 一方で、チェズ氏のサイトは予期せぬ影響を及ぼしていた。1月7日、コインマーケットキャップ・ドット・コムは、提示する取引価格のアルゴリズムから韓国取引所のデータを除外することを決定した。韓国の取引所の価格が他の取引所を著しく上回り続けていたためだ。韓国での取引がビットコイン価格を人為的につり上げていると受け止めた向きもある。

 韓国取引所の売買価格が除外されたことで、コインマーケットキャップ・ドット・コム上の表示価格は大きく下がった。例えば、仮想通貨XRPの価格は3.40ドル前後から2.60ドルに一気に下落した。

 このサイトがどのように運営されているのかはほとんど知られていない。チェズ氏は当初、今回の変更について通知しておらず、サイトの関係者以外で変更について知っている人はほぼ皆無だった。トレーダーは懸命に、レディットなどの掲示板やソーシャルメディアでお互いを助け合おうとした。その多くは憤りを隠せなかった。

 レディットのあるユーザーは「今回の決定は無責任であり、理解に苦しむ」と述べている。

 チェズ氏は1月10日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に電子メールで回答し、同社は7日夜に価格算出のアルゴリズムを変更することを決めたと説明した。ただ、実際にいつ実施されたかは依然として不明だ。

 翌8日午前には、同サイトに表示されるビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨の気配値は著しく切り下がり、一時は15%以上値下がりした。

 当時、韓国当局が仮想通貨の使用状況を巡り大手商業銀行の調査に入ったとのニュースを要因として指摘する声もあった。

 その後、米東部時間8日午後には、コインマーケットキャップがツイッター上で声明を発表。「他の取引所との価格の大幅なかい離や、裁定機会が限られていることを踏まえ、価格算出から一部の韓国取引所を排除した」と説明した。

 チェズ氏はメールで「多くのユーザーが不正確な価格について不満を抱えていた」とする一方、「ここまで大きな影響を及ぼすとは認識していなかった」と語った。「相場は当時すでに下げ基調にあり、極めて不幸なタイミングだった」

 証券会社イートロ(eToro)のアナリスト、マティ・グリーンスパン氏は顧客向けノートで、このサイトが「市場崩壊を招いた」とし、「このサイトを即刻ボイコットすることを提案する」と述べた。

 だがこれまで、こうしたメッセージは聞き入れられていない。アマゾンのウェブサイトランキングで、コインマーケットキャップ・ドット・コムは22日時点で世界117位と、韓国データの排除決定を行う前の142位から上昇した。同サイトは米国のニュースサイトの大半を上回っているほか、電子商取引最大手の阿里巴巴集団 (アリババグループ)が運営するアリババ・ドット・コムの174位よりも上位につけている。

 これは、オフィスも持たず、ツイッターやフェイスブックのアカウント以外に外部に通じる明確な経路を持たない企業としては、大変な快挙だ。同サイトは会社スタッフの紹介はなく、サポート用メール以外には連絡先も表示していない。

 チェズ氏のサイトの人気が急上昇している背景には、ビットコインをはじめ仮想通貨全般が過去1年に急騰したことがある。同サイトは時価総額で第2位の「イーサリアム」から、22日時点の時価総額が23ドルの「アップルコイン」まで、1100種以上の仮想通貨の価格情報を提供する。  法人登記データによると、チェズ氏は「コインマーケットキャップ」の所有者と記されている。同氏は電子メールで「われわれの目標は、仮想通貨コミュニティーに中立かつ正確な情報を提供することであり、今後もこれに変わりはない」とコメントした。コインマーケットキャップはニューヨークで有限責任会社(LLC)として登録されており、所在地はロングアイランドシティーとなっている。

 その所在地は、過去2年以内に建てられた茶色いれんが造りの7階建てマンションだ。チェズ氏はそこの住人となっている。今月、同マンションを訪ねたが応答はなかった。チェズ氏はインタビューの要請に応じなかった。

 ビットコインは2009年、コンピューターネットワーク網全体で使用できるよう設計されたソフトウエアプログラムとして誕生した。中央で統制するものは何も存在しない。その拡大に伴い、オンライン上で取引所が創設され、買い手と売り手を引き寄せた。取引所はすべて独立して運営されているため、価格も大きく異なる。

コインマーケットキャップ・ドット・コムはあらゆる情報を集め、基準となる価格を算出することで、異なる取引所のデータ追跡を容易にしている。ニュースや分析はほとんど載せない。データに注力し、すべての仮想通貨の時価総額やビットコインが占める市場シェアなどを表示する。

 リンクトイン上に掲載されたチェズ氏の略歴によると、同氏は09年に米ロチェスター工科大学でコンピューターサイエンスの学士号を取得した後、防衛大手ロッキード・マーチンやジャーナリスト向けのウェブサイト、メディアビストロに勤務した。その後、略歴は変更されている。コインマーケットキャップ・ドット・コムを立ち上げたその年、チェズ氏は法人向けに経費管理サービスを提供するロケットリップでソフトウエアエンジニアとしての職を得たが、15年に退職している。メディアビストロは同氏を雇用していた事実を確認した。ロッキード、ロケットリップは確認の要請に応じていない。

 コインマーケットキャップはグーグルを通じてディスプレー広告を売ることで収益を得ているようだ。発注用フォームには「最低発注量2万ドル」とある。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

 

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