ドル円予想111円台あるか?注目の雇用統計の賃金の結果は?

ドル円予想

9月1日予定の米8月雇用統計の予想と、その結果。今後のドル円相場の展望をまとめました。

30日発表の8月ADP全米雇用報告では、民間部門雇用者数が23.7万人増と、市場予想の18.3万人増を上回り、今年3月以来5カ月ぶりの大幅な伸びに。しかし、このところADP全米雇用報告と雇用統計の整合性が取れない月もあって連動するかは不透明な部分がありました。

今年8月には自動車や資源業界などが生産削減や在庫圧縮を進めたほか、米国では完全雇用の進捗で新規雇用増加の伸びシロが狭まっており、雇用統計は回復ペースの鈍化が警戒されやすい。注目は米FRBの利上げペースを左右する賃金です。さて、注目のその結果は…。



9月1日発表のアメリカ雇用統計は回復ペースの鈍化に警戒 賃金に注目

今週の為替相場で注目されるのは、9月1日予定の米8月雇用統計だ。今年8月には自動車や資源業界などが生産削減や在庫圧縮を進めたほか、米国では完全雇用の進捗で新規雇用増加の伸びシロが狭まっており、雇用統計は回復ペースの鈍化が警戒されやすい。

08月29日 20時30分 米雇用統計、賃金の先行指標は改善=雇用の伸びは鈍化警戒も  経済指標 ドル全般

今週の為替相場で注目されるのは、9月1日予定の米8月雇用統計だ。

今年8月には自動車や資源業界などが生産削減や在庫圧縮を進めたほか、米国では完全雇用の進捗で新規雇用増加の伸びシロが狭まっており、雇用統計は回復ペースの鈍化が警戒されやすい。一方で米国では7月に小売売上高が改善し、輸出もドル安や世界経済の復調などで輸出が増加に転じている。過度な下振れは抑制されそうだ。

注目は米FRBの利上げペースを左右する賃金だ。米国では6月に求人件数が過去最高を記録したほか、前月比での増加幅も過去2年で最高となっている。人手不足の業種を中心として、緩慢ながらも「遅行指標」である賃金の底上げが注目されやすい。
 最新8月の米リッチモンド連銀製造業景況指数では「賃金」が+18となり、7月の+17から小幅に改善した。5月の+21から6月に+10へと急低下したあとは、持ち直し傾向にある。

同じ8月指標ではミシガン大学消費者信頼感指数で「期待指数」が89となり、前月の80.5から+8.5の急上昇となった。最近では2011年12月以来という大幅プラスになっている。
期待指数は先行きの景況感を示すものとして家計や所得環境と密接な相関性があり、微妙な賃金改善の先行シグナルとして注目されるものだ。

出典:FXニュースレター

ADP全米雇用報告大幅増もドル円に反応なし

30日発表の8月ADP全米雇用報告では、民間部門雇用者数が23.7万人増と、市場予想の18.3万人増を上回り、今年3月以来5カ月ぶりの大幅な伸びに。また、米4-6月期GDP改定値は個人消費と設備投資の底堅さを反映し年率換算で前期比3.0%増と速報値の2.6%増から上方修正され、2015年1-3月期以来の大幅な伸びを示した。

08月31日 13時35分 [フォーカス] 米指標予想上回るも米債券市場は反応クール 関心は物価動向に ドル円上昇は、最近の円買いの利益確定売りと指摘 底打ちの見方は時期尚早か

30日のニューヨークでは、予想を上回る米経済指標が相次いで発表されたが、債券や株の反応はイマイチだった。関心が物価動向に向いているのが原因と市場関係者は指摘している。

30日発表の8月ADP全米雇用報告では、民間部門雇用者数が23.7万人増と、市場予想の18.3万人増を上回り、今年3月以来5カ月ぶりの大幅な伸びに。また、米4-6月期GDP改定値は個人消費と設備投資の底堅さを反映し年率換算で前期比3.0%増と速報値の2.6%増から上方修正され、2015年1-3月期以来の大幅な伸びを示した。

強い指標からマーケットでは年内利上げと強気に傾いてもよさそうだが、年内の利上げ確率は35%とわずかに上昇したに過ぎない。債券市場は、10年国債利回りの上昇は続かず、終値では約9カ月ぶりの低水準となる2.13%台へ伸び悩んだ。米株も上値が重かった。

このところADP全米雇用報告と雇用統計の整合性が取れない月もあって連動するかは不透明な部分がある。

最近の関心は、雇用増よりインフレとの関連で賃金の伸びにあるが、同データにはその発表がない。また、9月入りを目前に、米4-6月期GDP改定値はあくまで過去のデータであり、注目は7-9月期の動向に移っている。

こうした指標自体の問題もあるが、マーケットの関心が最も高いのは、上がらない物価にある。今回の米4-6月期GDP改定値でも予想以上に上方修正された中で、物価指標である個人消費支出(PCE)デフレーターが前期比年率で0.9%上昇と、9四半期ぶりの低水準だった速報値と変わらなかった。物価上昇の勢いは弱いとの印象は消せない。米10年国債利回りが上昇しにくい環境が続いているといえる。その意味で、31日発表の米7月PCEコアデフレータが注目される。

外国為替市場ではドル円が110円を回復したが、最近積み上がった円買いの利益確定の売りが主流との指摘がある。ドル円が底を打ったとの見方は早計とみられる。円を利食った向きが今後どう出てくるかに関心が集まっている。

 出典:FXニュースレター

08月30日 22時20分 DJ-8月の米民間雇用、23.7万人増 予想上回る=ADP

 米国では8月、市場予想を上回る勢いで民間企業が雇用を拡大した。労働力不足の懸念が強まる中でも、経済成長が続いていることを浮き彫りにした。

 給与計算代行サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)と調査会社ムーディーズ・アナリティックスが30日発表した統計によると、8月の民間部門雇用者数は前月比23万7000人増加した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が調査したエコノミストの間では18万5000人増と予想されていた。]

 7月の民間部門雇用者数は従来発表の17万8000人増から20万1000人増へ上方修正された。

 ムーディーズ・アナリティックスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は「労働市場が引き続き前進の原動力になっている」としつつ、「色濃くなっている労働力不足は大幅に悪化する見通しだ」と述べた。

 8月は大企業が雇用の伸びをけん引したが、中小企業でも雇用が拡大した。

出典:Dow Jones

アメリカ雇用統計 日本時間21:30発表

米国市場では1日、日本時間21:30に8月の雇用統計が公表される。注目は平均賃金だが、賃金動向と相関性の高い消費者信頼感指数は8月に軒並み大幅上昇を記録した。

09月01日 10時04分 米8月雇用統計、賃金影響の消費者信頼感は改善=21:30

米国市場では1日、日本時間21:30に8月の雇用統計が公表される。

先行指標である週間の新規失業保険申請件数やADP雇用統計などは、総じて8月に改善を示した。サービスや建設関連での人手不足や金利低下、ドル安などによる企業収益の底堅さなどもあり、米国の雇用は安定した改善トレンドの持続が期待されやすい。
注目は平均賃金だが、賃金動向と相関性の高い消費者信頼感指数は8月に軒並み大幅上昇を記録した。

もっとも米国では自動車や住宅の販売が落ち込むなど、先行き成長ペースの鈍化懸念がくすぶっている。自動車業界や資源業界などは8月にかけて在庫調整や生産調整も見られており、連動した人員の削減が警戒される。
賃金についても米国では非正規雇用者やサービス業などを中心とした雇用の回復が続いており、平均レベルでは低迷が続く可能性も消えていない。

 出典:FXニュースレター

09月01日 09時30分 [1日の焦点] 米国で大物続々登場-米8月雇用統計と米8月ISM製造業景気指数

1日発表の景気指標は米国で大物が続々登場。米8月雇用統計と米8月ISM製造業景気指数が焦点に。また、欧州ではユーロ圏8月製造業PMI確報値、英8月CIPS製造業PMIが発表される。(T)

数値は予想、前回実績の順、–は不明

10:45 中8月財新製造業PMI(購買担当者指数) 51.0 51.1
16:15 スイス7月 小売売上高(前年比) – 1.5%
16:30 スイス8月SVME購買担当者景況指数 60.2 60.9
16:55 独8月製造業PMI確報値 59.4 59.4
17:00 ユーロ圏8月製造業PMI確報値 57.4 57.4
17:30 英8月CIPS製造業PMI 55.0 55.1
21:00 ブラジル4-6月期GDP(前期比) 0.1%  1.0%
21:30 米8月失業率 4.3% 4.3%
21:30 米8月非農業部門雇用者数(前月比) 18.0万人 20.9万人
21:30 米8月平均時給(前月比)0.2% 0.3%
23:00 米8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
23:00 米8月ISM製造業景気指数 56.3  56.3
23:00 米7月建設支出(前月比) 0.5%  -1.3%

出典:FXニュースレター

 

【追記】2017年9月2日

アメリカ雇用統計結果受けドル円相場は一時乱高下

米労働省が1日発表した8月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数が前月比15万6千人増えた。増加幅は市場予測(18万人程度)を下回ったが、失業率はなお4.4%と低水準で、雇用情勢は底堅い。

為替市場では、21時半の発表を受け、すぐにドル円相場が急落の反応。ドル円は一時、110円台から109.562円まで急落。しかし、その後、23時にかけじりじりとドル円は上昇転換。再び110.392円まで上昇。乱高下の相場となった。その後、ドル円は110.2円近辺で安定して推移となっています。

09月01日 22時07分 DJ-米就業者数、8月は15.6万人増 予想に届かず

 【ワシントン】米労働省が1日発表した8月の非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月比15万6000人増となり、雇用の伸びが鈍化した。失業率は4.4%と前月の4.3%から小幅に上昇したものの、記録的な低水準にとどまった。賃金は緩やかな上昇が続いた。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想は就業者数が17万9000人増、失業率が4.3%だった。

 6月と7月の就業者数はそれぞれ18万9000人増、21万人増に改定され、合わせて4万1000人の下方修正となった。この修正により、今年これまでの就業者数の増加ペースは昨年をやや下回った。

 ハリケーン「ハービー」によるテキサス州での洪水被害などの影響は、発生が8月終盤だったため今回の統計には反映されていない。

 8月は娯楽・接客業の採用ペースが大幅に減速した。政府関連の就業者数は2カ月連続で減少した。

 平均時給は前月比で0.03ドル増加し26.39ドルとなった。前年同月比では2.5%増で、今年の大半の期間と同様の伸び率を維持した。

 労働参加率は62.9%で7月と同水準だった。

 出典:Dow Jones

09月01日 22時05分 米雇用堅調、8月15.6万人増 市場予測は下回る=日経解説 

日本経済新聞によると、米労働省が1日発表した8月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数が前月比15万6千人増えた。

増加幅は市場予測(18万人程度)を下回ったが、失業率はなお4.4%と低水準で、雇用情勢は底堅い。米連邦準備理事会(FRB)は月内の次回会合で、量的緩和で膨らんだ保有資産の圧縮を正式決定する見込みだ。

雇用者の増加幅は7月(18万9千人)からやや鈍化し、失業率も前月から0.1ポイント悪化した。ただ、FRBは完全雇用とみる失業率の水準を4.6%とみており、労働市場は底堅さを保っている。雇用の拡大ペースについてもイエレン議長らは月10万人前後で適度との見方を示している。

 出典:Dow Jones

09月02日 02時49分 DJ-【コラム】8月雇用統計、FRBハト派が一息つく機会に 

 エコノミストは現実世界で機能することが理論上も機能するのか頭を悩ませる存在として知られる。1日発表されたやや期待外れな米雇用統計は、ひとまずエコノミストの悩みを和らげることだろう。

 1日の発表で修正される前は、今年1~7月のうち5カ月で就業者数が月間20万人超の伸びを示し、過去1年の平均は月間18万人増と堅調だった。この高い数値は景気回復局面でかなり遅れてやってきた。アトランタ地区連銀の算出によると、向こう12カ月の平均が16万6000人増で推移するだけで、失業率は4%の節目を下回る見通しだ。失業率がこれほどの水準に下がるのは、ITバブルのさなかだった今世紀初め以来となる。

 その意味では、15万6000人増にとどまった8月の就業者数と6、7月の下方修正は、一息つくための小休止になる。それは外為市場ですぐさま見られ、すでに伸び悩んでいたドルは雇用統計を受けて急落した。

 こうした反応には、通常であれば2つの原因が考えられる。米経済の根本的活力に疑問符がつくほど衝撃的な弱い統計か、より落ち着いた数字だが金融政策の道筋に影響を及ぼす可能性がある統計だ。後者の場合、海外投資家にとり米国債の投資妙味は薄れる。8月雇用統計のわずかながら弱い内容は、明らかに後者のケースだ。エコノミスト予想を2万3000人下回ったが、統計上の誤差の範囲に十分収まる。

 もし今月の統計が再び大幅な伸びを示していれば、連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派は足をすくわれる格好になったかもしれない。ハト派寄りのFOMC参加者は、賃金と物価の一段と力強い上昇の兆しを確認するまで利上げペースを抑えることを望んでいる。結局のところ、理論上は失業率はとうに物価上昇圧力を強める水準にある。だが、実際に雇用者数の伸びが鈍化しているのであれば、連邦準備制度理事会(FRB)は労働市場のスラック(需給の緩み)を心配することなくハードデータに集中でき、年内の利上げを見送る可能性が高い。

 出典:Dow Jones

ドル円 日足チャート ドル高円安に向かう見通し

下のドル円の日足チャートを見て下さい。

現在、レンジ相場のWボトム、3番底です。
下値が、4/17の「108.133円」からの補助線から右肩上がりに切りあがっており、丁度現状の110円ラインが底値として意識され市場でも相場形成されています。

現在のドル安もチャートを見る限り、反転場面のドル高への流れが来ているようです。

今後は110円~109円の底値からの反転が予想され、目先は、9月下旬の114円を目指す展開が予想されます。
 
→ 来週のドル円予想 レンジ相場の底からドル反発でドル高円安へ

最近の、アメリカ国内では強い経済指標が相次ぎ、ドル高への動きが目立ってきました小売売上高、米8月NY連銀製造業景気指数、米7月輸入物価指数など好数字の米経済指標が続いており、ドル高の流れがきているようです。

8月30日には北朝鮮の弾道ミサイルが発射され、一時「108円」のドル安となりましたが、これを底値として今後のドル高円安トレンドが生まれそうな勢いを感じます。

チャートから見てもトレンドがドル高円安に向かう可能性が高く、今後のドル円の動きに注目です。

 ※【追記】2017年8月31日チャート更新しました

ドル円チャート

【まとめ】ドル円予想111円台あるか?アメリカ雇用統計は賃金に注目

北朝鮮が弾道ミサイルを発射後にリスク回避のドル安円高、となり108円台の底値をつけた後は、アメリカ商務省が30日発表した4-6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値が上方修正され、伸び率は2015年1-3月期以来の大きさ。さらに8月ADP全米雇用報告では、民間部門雇用者数が23.7万人増と、市場予想の18.3万人増を上回り、今年3月以来5カ月ぶりの大幅な伸びとなり、これを受けドル円は大幅上昇。北朝鮮リスクのドル安の分を取り戻し、さらに急伸しました。

さらに、アメリカ商務省が翌31日発表した7月の個人消費(季節調整済み)も4月以来の高い伸びとなり、本来であれば引き続きドル高が継続するはずだったのですが、ムニューシン米財務長官が「ドル安は米貿易にとって多少の支援材料に」などと述べたことで、北朝鮮の弾道ミサイル発射後から続いていたドル高円安の流れに水を差し、ドル安へ一時反落することになりました。

このところのアメリカの経済指標は好調なため、アメリカ雇用統計にも注目が集まりますがインフレの弱さが経済見通しに引き続き影を落としていることもあります。

さらに、ADP全米雇用報告と雇用統計の整合性が取れない月もあって連動するかは不透明な部分があります。

今年8月には自動車や資源業界などが生産削減や在庫圧縮を進めたほか、米国では完全雇用の進捗で新規雇用増加の伸びシロが狭まっており、雇用統計は回復ペースの鈍化が警戒されやすく注目は米FRBの利上げペースを左右する賃金です。

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