豪ドル米ドルの見通しは1年ぶり安値0.74米ドル突破か?

豪ドル米ドルの見通しは1年ぶり安値0.74米ドル突破か?

豪ドル米ドル

豪ドルは現在、2017年12月に付けた安値を下回り、0.75米ドルを割り込んでいる。

次の節目は、1年前の2017年5月の安値0.7424米ドルと見られています。



豪ドル米ドルの見通しは1年ぶり安値0.74米ドル突破か?

金融市場は1209年半ばの利上げを織り込んでいるが、一部のエコノミストは、軟調な住宅市場を背景に中銀が金利をより長い期間据え置く可能性があるとみており、2020年まで利上げはないと予想する向きもあります。

豪ドル、引き続き軟調か 0.7424米ドルが節目

オーストラリアドルは過去数カ月、幅広く売られている。準備銀行(中央銀行)が政策金利を当面据え置く方針を明示していることが背景にある。2020年まで利上げはないと予想する向きもある。

 海外投資家の多くは、米国など他国の金利が豪金利を上回っていることを懸念している。過去には逆のことが多かった。一部投資家は、豪ドルだけでなく銀行や豪経済への潜在的な影響も警戒している。アクシトレーダーはリポートで、世界の経済成長鈍化がオーストラリアから始まる可能性があると指摘している。

 豪ドルは現在、昨年12月に付けた安値を下回り、0.75米ドルを割り込んでいる。次の節目は昨年5月の安値0.7424米ドルだ。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

オーストラリアドル相場 急落の可能性が浮上?

オーストラリアドルは今年さらに上昇する可能性がある要因として、世界経済が同時成長の様相を一段と強める中で世界の投資家の心理が上向いていることや、なかなか下げ止まらない米ドル相場などが挙げられます。

今後、アメリカでは利上げペースが速まる予想、世界的な債券利回りの上昇、世界各国市場のボラティリティー(変動率)の上昇、中国の信用引き締め、オーストラリア住宅市場の軟化、オーストラリアの政治サイクルなどがオーストラリアドル(豪ドル)市場に大きな影響を与えそうだと市場では予想されています。

直近では、ドル安の流れが、ドル高に変わったタイミングで、豪ドル相場が下落トレンドに推移する可能性が高いと予想します。

豪中銀は豪ドル高を警戒

スティーブ・ムニューシン米財務長官が米ドル安を支持する発言をしたことを受け、オーストラリアドルは1%程度上昇し、現在は1豪ドル=0.8054米ドル近辺で推移しました。これが国際商品(コモディティー)価格にも波及し、オーストラリアへの影響が一段と大きくなっています。

このため、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、豪ドル高への警戒を強めると予想されます。中銀はインフレと経済成長の加速を目指していますが、豪ドル高は目標達成を難しくします。

同中銀は豪ドルの一段の上昇をマイナスと考えているが、豪ドルはこのところ中銀の思惑通りには推移していません。

オーストラリアドル推移予想 豪ドル安の可能性が急浮上?

最近のオーストラリアドル(豪ドル)相場は、米ドルのファンダメンタルズから懸け離れた過剰な米ドル売りの影響で、オーストラリアドル(豪ドル)が連れ高相場となっています。これには豪中銀も警戒を強めています。
(オーストラリア経済の見通しについては、下記の記事を参考にしてみて下さい。)
 → オーストラリア経済の2017年現状と2018年の見通しは?

このように、現在のオーストラリアドル(豪ドル)高相場は、オーストラリア経済のファンダメンタルズを正しく反映したものでは無く、強いドル安の影響で材料なしでもオーストラリアドル(豪ドル)高は続いています。

つまり、どういうことか、チャートを見ながら長期見通しとあわせて具体的に説明したいと思います。

下の「オーストラリアドル(豪ドル)/米ドル」チャートを見て下さい。
オーストラリアドル(豪ドル)相場はこれまでの高値である昨年の2016年4月21日「0.78341」を一気に突き抜けて、2018年1月26日に「0.81353」を突破しました。

豪ドル米ドルチャート

ここ最近の急上昇は明らかに、過剰なドル売りによる「ドル安」の影響で「オーストラリアドル(豪ドル)」高となっています。

オーストラリアドル高から、米ドル高の見通しへ

オーストラリアドル(豪ドル)が、対米ドルで約2年ぶり高値を更新する中、オーストラリア準備銀行(中央銀行)はオーストラリアドル(豪ドル)高が経済成長を抑制する可能性があるとし警戒感を強めており、市場ではオーストラリア準備銀行(中央銀行)によるオーストラリアドル(豪ドル)への口先介入があるのでは?という見通しが出ています。

現在のところは、オーストラリアドル(豪ドル)高となっている為替は問題となってはいないようですが、今後さらにドル安が加速し、さらにオーストラリアドル(豪ドル)高が進むようだと問題化する可能性があり、これ以上のオーストラリアドル(豪ドル)高/米ドル安となると、オーストラリア準備銀行(中央銀行)による口先介入があるかもしれません。

市場でも、オーストラリアドル(豪ドル)は買われすぎ…。という声が出てきており、今後、ドル買いの流れになったタイミングで、一気に「オーストラリアドル(豪ドル)安/米ドル高」の相場になるとの見通しです。
 → こちらに「今後のドル高予想とその理由」をまとめましたので、併せて読むとわかりやすいと思います。

オーストラリアドル(豪ドル)円 相場推移予想と見通し

今後は、オーストラリアドル(豪ドル)安/米ドル高の相場見通しの中、オーストラリアドル(豪ドル)円のチャートを見てみましょう。

豪ドル安 米ドル高の相場見通しの中、豪ドル円のチャートを見てみましょう。買い時はいつでしょうか?

豪ドル円チャート

豪ドル円の見通しとしては、今後は85円近辺を底値として、高値は徐々に90円台を更新しながら切り上げ、92円程度のレンジ相場の見通しです。

上図のチャートの補助線(黄色い2本の線)の流れで行くと、将来は、

  • 100円を目指す上抜け
  • 75円を目指す下抜け

のいずれかとなる時期が来そうですが、現時点では予想がつきません。おそらく2018年の下期にトレンド見えてくるかもしれません。

当面の見通しは、85円近辺の底値をつけるまで下落トレンドだと思いますので、今後、安値のタイミングで、オーストラリアドル(豪ドル)円の買いをおすすめします。ですので、しばらくの間、オーストラリアドル(豪ドル)円相場に関しては、お休みというのが私の戦略です。
 → オーストラリアドル円の今後の見通しは下落相場のため買いは危険?

 

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