来週のドル円予想-13から14日の米FRBのFOMCに注目

米FRBFOMC

来週の注目イベントは、13日から14日に開催の米FRBのFOMCです。

過去ジンクスとして、FRBの利上げ実施後にはドル安のパターンが繰り返されてきました。相場変動に注目です。

その辺の見通しについて詳しく解説します。

来週の相場展望 – FOMCに注目。ドル円相場どうなるか

イギリス総選挙を終え、来週は13-14日に米FRBによるFOMCが控えています。

06月10日 06時55分 来週の相場展望=6月12日の週

来週6月12日-6月16日週の為替相場は、根強いドル安と円高の圧力とドルの下値固めをにらんだ展開が想定される。クロス円ではユーロ/円やポンド/円などで戻り売りの圧力が意識される一方、NZドル/円や豪ドル/円などは調整下落を経ながらの緩やかな下限の切り上がりが焦点になっている。

ドル/円の週足テクニカルでは、ドルの下値メドとして、一目均衡表の雲の上限110.40円前後、75週移動平均線109.82円前後、前週安値109.10-15円前後、52週移動平均線108.78前後などが意識される。
反対にドルの上値メドは、13週移動平均線111.15円前後、90週移動平均線111.74円前後、95週移動平均線112.21円前後、一目均衡表の基準線113.40円前後などが節目ポイントとして注目されよう。

来週の週明けからの注目は、前週末の米国株の上昇を受けた日本株の動向だ。前週でECB理事会英議会総選挙、米コミー前FBI長官の議会証言などがとりあえずは消化されており、反動調整的な日本の株高とリスク回避の後退による円安の持続性が焦点となる。
もっとも来週は13-14日に米FRBによるFOMCが控えている。イベント警戒による日本株の戻り売りやドル/円でのドル戻り売り(円買い)圧力も意識されやすい。

来週は週明け12-13日にかけて米国債市場で、米国債の入札が予定されている。前週後半にはこの入札に向けた需給懸念もあり、米国債金利の低下(債券価格は上昇)とドル安の勢いに歯止めが掛かる場面があった。債券価格面での一旦の高値警戒感や13-14日のFOMC警戒などにより、米国債入札が低調となると米債金利の上昇(債券価格は反落)と緩やかなドル反発の地合いが支援される。

来週はドイツなどの欧州や中国で経済指標が相次ぐ。前週には中国の5月貿易収支で外需を示す輸出、内需を示す輸入ともに改善し、過度な中国経済や世界経済の減速懸念が抑制された。改めて欧州や中国で指標の底堅さが見られると、ユーロや資源国通貨(豪ドル、NZドル、カナダ・ドルなど)の押し目買い地合いが支援されやすい。

ただし、現在は米国経済を始めとして、昨年後半からの景気急回復の反動鈍化が警戒されている。こうした世界経済の先行き成長鈍化リスクもあって、原油相場は反落となっている。米国のほか、欧州や中国などでも成長減速が示唆されるようなら、関連通貨の戻り売りや単発的なリスク回避の円高要因となる可能性もはらむ。

来週の最大の注目は、13-14日に米FRBが開催するFOMCだ。すでに6月利上げは織り込まれており、焦点は次回の利上げ時期や今後の利上げペース、年後半からのバランスシート縮小の手法、当座の経済やインフレの見通し判断となる。
最近の米国では経済指標の減速や物価指標の再低下が見られるほか、トランプ政権による経済政策の停滞と実行の遅延、規模縮小警戒が高まってきた。その中でFRBが次回以降の利上げに慎重姿勢を示すようなら、「6月利上げ実施の材料出尽くし」とあいまってドル安・円高の波乱リスクがある。
過去ジンクスとしても、FRBの利上げ実施後にはドル安や日本での円高・株安に振れるパターンが繰り返されてきた。

もっとも今回の場合、すでに「6月利上げ後の利上げペース鈍化」を織り込む形で、5月上旬から米国債金利の低下とドル安の圧力が先回りで進行してきた。こうした金利低下やドル安が景気刺激効果となり、足元の米国経済は過度な減速圧力が抑制されつつある。
その意味で14日のFOMCでは声明内容などで一時的なドル安があっても、利上げペースの鈍化が米国の経済や株価の下支え期待へと作用。改めて米国株やドルの押し目買い(円は戻り売り)地合いが後押しされる可能性を秘めている。

その他、日本では15-16日に日銀金融政策決定会合が開催される。前週には今後の日銀による緩和出口戦略に関して、従来の「時期尚早」姿勢から「説明重視」に転換するという報道が円高要因となる場面があった。今回の日銀会合では景気判断の上方修正が見込まれており、結果発表や総裁会見の前段階までは「追加緩和の後退」や「出口戦略の地ならし始動」の思惑が短期的な円高と株安の材料として警戒される。

ただし、前週に日銀の黒田東彦総裁は、日本における1990年代以降の失われた20年、デフレ15年間に染み付いたデフレ・マインドに関して、「完全に払拭させることは極めて難しい」と苦労を口にしながらも、デフレの完全撲滅に改めて意欲を表明した。現在はデフレ脱却の重要な正念場にも直面している。
その意味で15-16日の日銀会合では、米国や欧州の中銀が出口戦略に向かう中での日銀の逆行的な緩和継続姿勢をアピール。改めて日本の株高地合いの継続と円高歯止めが後押しされる可能性も秘めている。

出典:FXニュースレター

ドル円の来週の見通し 下値108円警戒

トランプ大統領のロシアゲート疑惑 で、ドル円市場は110.5~112.5円のレンジ相場 が続く中、米地区連銀経済報告 や 米5月ADP雇用者数 でやや円安に動き、レンジ相場を抜けそうな勢いがついてきた流れで、週末の6/2 金曜日のニューヨーク市場の雇用統計でまた110.5円水準に逆戻りしました。

トランプ大統領のロシアゲート疑惑  が心配なので、ドル円は108円からさらに下値も視野 入れておいた方がよさそうです。

 

【まとめ】来週のドル円予想 13日から14日の米FRBのFOMCに注目

来週の最大の注目は、13日から14日に開催する米FRBのFOMCです。すでに6月利上げは織り込まれており、焦点は次回の利上げ時期や今後の利上げペース、年後半からのバランスシート縮小の手法、当座の経済やインフレの見通し判断となります。

過去ジンクスとして、FRBの利上げ実施後にはドル安や日本での円高・株安に振れるパターンが繰り返されてきました。相場変動に注目です。

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