2018年6月の米朝首脳会談 北朝鮮は中止を示唆し揺さぶり交渉へ

米朝首脳会談

2018年6月12日にシンガポールで開催される米朝首脳会談に関して、北朝鮮は中止を示唆し揺さぶり交渉へ入っています。

 

【追記】2018年5月24日



米朝首脳会談は中止、トランプ氏が金正恩氏に通告で為替・株価はどうなる?

ドナルド・トランプ米大統領は24日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と6月12日にシンガポールで開催予定だった米朝首脳会談を中止にしました。

 → 米朝首脳会談は中止、トランプ氏が金正恩氏に通告で為替・株価はどうなる?

 

2018年6月の米朝首脳会談 北朝鮮は中止を示唆し揺さぶり交渉へ

米朝は首脳会談に向けて数週間にわたり協議を重ねており、双方に歩み寄りの機運が高まっていると思われていたタイミングで、北朝鮮は5月16日、一方的な交渉には応じない可能性をちらつかせ、態度を豹変させる形となりました。

先週には、マイク・ポンペオ米国務長官が訪朝し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と2度目の会談を実施。拘束されていた米国人3人を連れて米国に戻ることに。トランプ大統領はこの米国人解放について、北朝鮮が関係改善に前向きである兆候だと評価していた。

ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官はフォックス・ニュースで、トランプ政権は米朝首脳会談が開催されると楽観していると述べた。

韓国大統領の報道官も16日、「現在は困難な過程にある」としながらも、北朝鮮が6月12日にシンガポールで予定されている米朝首脳会談を取り止めることはないとの考えを示した。

北朝鮮の狙いは?

釜山大学校(韓国)のロバート・ケリー教授(政治・外交学)は、北朝鮮が米朝首脳会談を中止する公算は小さく、今回の揺さぶりは、交渉を優位に運ぼうとする狙いがあると分析しています。ケリー氏は「首脳会談が取りやめになることはない。米朝両国が開催を望んでいる」と指摘。

北朝鮮は核兵器に関して、「どのような選択肢が可能なのかいろいろ調べ、見返りに何を得ることができるか見極めようとしている」と述べました。

慶南大学校(韓国)の 金東葉(キム・ドンヨプ)教授は北朝鮮の言動について、米国が事前に譲歩を迫ることは許さないとの立場を明確しようとしたと話しています。

米朝首脳会談前に揺さぶり、北朝鮮の狙いは?

 【ソウル】ドナルド・トランプ米大統領は米朝首脳会談について、悪い取引なら交渉の場から立ち去るだろうと何週間にもわたり述べてきた。北朝鮮も16日、一方的な交渉には応じない可能性をちらつかせた。

 米国が迅速な非核化に固執するなら、6月の首脳会談を取りやめると北朝鮮が警告したことは、非核化協議を巡る双方の溝を浮き彫りにするものだ。

 北朝鮮の国営メディアによると、同国の金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官は「米国がわれわれに一方的な核放棄を迫るなら、(対話への)関心を失うだろう」と言明。さらに次官は「(米国の姿勢に)憤慨している」とし、経済支援と兵器を取引することはないとの立場を示唆した。

 北朝鮮はさらに、韓国で実施されている米韓合同の軍事演習についても激しく批判した。

 米朝は首脳会談に向けて数週間にわたり協議を重ねており、双方に歩み寄りの機運が高まっていると思われていたタイミングで、北朝鮮が態度を豹変させる形となった。

 先週には、マイク・ポンペオ米国務長官が訪朝し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と2度目の会談を実施。拘束されていた米国人3人を連れて米国に戻った。トランプ大統領はこの米国人解放について、北朝鮮が関係改善に前向きである兆候だと評価していた。

 ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官はフォックス・ニュースで、トランプ政権は米朝首脳会談が開催されると楽観していると述べた。

 韓国大統領の報道官も16日、「現在は困難な過程にある」としながらも、北朝鮮が6月12日にシンガポールで予定されている米朝首脳会談を取り止めることはないとの考えを示した。

 北朝鮮の批判の矛先は、主にジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)に向けられている。ボルトン氏は北朝鮮に対し、米国に核兵器を差し出した上で「不可逆的な」非核化を確約するよう迫っている。

 それに対し北朝鮮は、トランプ大統領がボルトン氏の助言に従えば、「トランプ氏は歴代の米大統領よりも実績を残せなかった悲惨な人物として記憶され、前例のない成功を収めるという野望は遠のくことになる」と警告した。

 北京のリスクコンサルティング会社ベリスク・メープルクロフトのアナリスト、ミハ・ヘリバーニク氏は「トランプ氏ではなく、ボルトン氏に対して圧倒的な焦点が当てられており、両者の間にくさびを打ち込もうとしている表れ」と指摘する。

 「強硬派のボルトン氏が今後の協議の中心から外されれば、北朝鮮はトランプ氏を説得し、一方的な非核化要求を緩めさせ、メディア受けの良い妥協策を手にして去ることができるかもしれない」という。

 北朝鮮は16日、「リビアモード」と呼ぶボルトン氏の手掛けた交渉戦術を拒否する考えを示した。ボルトン氏は2003年、リビアの元指導者、ムアンマル・カダフィ氏が核兵器を放棄する取り決めを中心になってまとめた。カダフィ氏はその後2011年、アラブ諸国で広がった民主化要求運動「アラブの春」で追放され、殺害された。

 北朝鮮はまた、核兵器を断念する見返りとして「経済的な対価や利益」を求めたことは一度もないと主張。1990年代初頭から続いてきた核問題を巡る外交政策の柱に疑問符がついた。

 ただ、北朝鮮は、経済的なインセンティブの代わりに何を求めているのかは明確にしていない。一部の専門家は、北朝鮮が安全保障上の譲歩を望んでいる可能性があるとの見方を示す。米韓の軍事演習の規模縮小や朝鮮半島に2万8500人が展開する在韓米軍の撤収、米国が韓国に提供している核の傘による安全保障の撤回を求めてくるかもしれないという。

 米国科学者連盟(FAS)のシニアフェロー、アダム・マウント氏は「北朝鮮は交渉の条件として、自らの基本姿勢をあらためて強調した。つまり、非核化は長期にわたる交渉の結果であり、経済的な利益だけでなく、米韓からの安全保障面での譲歩が必要というものだ」と述べる。

 北朝鮮はまず、米韓が実施している合同軍事演習「マックス・サンダー」を激しく批判することで、トランプ氏との首脳会談を再検討する可能性を示唆した。マックス・サンダーでは、最新鋭ステルス戦闘機「F-22ラプターズ」などが投入された。

 米朝対話の推進を掲げる韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、北朝鮮の心変わりに不意を突かれたもようだ。文大統領の上級顧問は前日の15日まで、米朝のグランドバーゲン(包括合意)では、北朝鮮の完全非核化へのコミットメントに対する信頼醸成に向けて、金正恩氏からトランプ氏に「大きな贈り物」があるかもしれないと述べていた。

 釜山大学校(韓国)のロバート・ケリー教授(政治・外交学)は、北朝鮮が米朝首脳会談を中止する公算は小さく、今回の揺さぶりは、交渉を優位に運ぼうとする狙いがあると分析する。

 ケリー氏は「首脳会談が取りやめになることはない。米朝両国が開催を望んでいる」と指摘。北朝鮮は核兵器に関して、「どのような選択肢が可能なのかいろいろ調べ、見返りに何を得ることができるか見極めようとしている」と述べる。   慶南大学校(韓国)の 金東葉(キム・ドンヨプ)教授は北朝鮮の言動について、米国が事前に譲歩を迫ることは許さないとの立場を明確しようとしたと話す。

 「北朝鮮は、米朝双方が満足できる新たな取引ができると考えていたフシがある。だが、非核化完了前の制裁緩和や経済支援を夢見るべきではないという発言にショックを受けたのではないだろうか」

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

 

米朝首脳会談、北朝鮮の中止示唆「想定内」=ホワイトハウス

ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官は16日、北朝鮮が米朝首脳会談の中止を示唆したことについて、「完全に想定内」との認識を示した。フォックス・ニュースのインタビューで述べた。また、トランプ政権は引き続き、首脳会談は開催されると期待していると語った。

出典:FXニュースレター

 

米朝首脳会談、北の一手は自信の表れ=WSJ社説

米ウォールストリート・ジャーナル紙は17日、「米朝首脳会談、北の一手は自信の表れ」、「金正恩氏は即時の非核化を避けられると考えている」という社説記事を掲載した。

北朝鮮がドナルド・トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談(6月12日)を中止すると脅している。会談によって一方的に核兵器を諦めさせられるのであれば、とのことだが、その正直な姿勢は評価に値する。これは北朝鮮が長年維持してきた立場だ。偽りの希望に賭けるよりも、各国が現実を理解した上で米朝首脳会談は開かれるべきだ。

正恩氏が声を上げたのは、非核化を約束したこと、そして核実験施設の閉鎖を含むその他の譲歩をしたことについて、米国から見返りを得たいからだ。これは結局、米国と交渉してきた祖父、そして父親のやり方を踏襲していることになる。

正恩氏が非核化に本気でなければ、トランプ氏は会談から立ち去ると話している。だがこれまでの大言壮語に加え、ノーベル平和賞に関するくだらないやりとりのおかげで、そうすることは難しくなっている。正恩氏が首脳会談を前に策を弄してきたのは、即時の非核化を避けられると踏んでいる自信の表れだ。それはあり得ないとトランプ氏は明確に示す必要がある。

出典:FXニュースレター

米朝会談の日程はいつ?6/12で決定?

日経新聞によると、6月12日にシンガポールで開く米朝首脳会談の直後の6月中旬にトランプ米大統領が来日する方向で調整に入った、と報じています。

トランプ氏、米朝会談直後の6月中旬来日へ=日経新聞

日経新聞は、日米両政府が6月12日にシンガポールで開く米朝首脳会談の直後の6月中旬にトランプ米大統領が来日する方向で調整に入った、と報じている。トランプ氏が安倍首相に会談内容を直接伝える機会にするという。

 4月に日本の首相と会ったばかりの米大統領がこれほどの短期間で会談を重ねるのは異例のこと。北朝鮮に強固な日米同盟を示すことで、つけいる隙を与えないようにする狙いがうかがえる。

出典:FXニュースレター

米朝会談の開催場所はどこになる?

トランプ米大統領は、米朝首脳会談の開催場所については南北首脳会談が行われた「板門店ではない」と述べていたが、どうやら最近の報道によると、トランプ米大統領は板門店での開催に最後まで意欲を見せていたようです。

北朝鮮は平壌を強く主張していたようですが、結局、比較的近い第三国のシンガポールに落ち着いたということです。

トランプ氏、「米朝会談の板門店開催」に最後まで意欲=時事

時事通信は、韓国大統領府高官が、6月12日のシンガポール開催が決まった米朝首脳会談をめぐり、トランプ米大統領が南北軍事境界線にある板門店での開催に最後まで意欲を見せていたことを明らかにした、と報じている。

北朝鮮は平壌を強く主張したが、結局、比較的近い第三国のシンガポールに落ち着いたという。

出典:FXニュースレター

米大統領「米朝会談は板門店で行わない」

トランプ米大統領は、米朝首脳会談について、「3日以内に発表する」としたうえで、開催場所については南北首脳会談が行われた「板門店ではない」と述べた。

出典:FXニュースレター

米朝会談はどうなる?

北朝鮮委員長はトランプ米大統領に対して「大統領が対話を通じた問題解決に深い関心を持っている」と評価しているとのこと。

世界中が注目する米朝会談はどうなるのか? 為替、株価の動きにも注目が集まっています。

金北朝鮮委員長、米朝会談に意欲=朝鮮中央通信

朝鮮中央通信は、北朝鮮の金朝鮮労働党委員長が訪朝したポンペオ米国務長官と9日に会談したことを報じている。

そのなかで、金氏はトランプ米大統領のメッセージを伝えられ「大統領が対話を通じた問題解決に深い関心を持っている」と評価したという。

なお、北朝鮮の国営メディアが、米朝首脳会談に関する金氏の発言を伝えたのは初めてのことになる。

出典:FXニュースレター

【まとめ】2018年6月の米朝首脳会談 北朝鮮は中止を示唆し揺さぶり交渉へ

2018年6月12日にシンガポールで開催される米朝首脳会談に関して、北朝鮮は中止を示唆し揺さぶり交渉へ入っています。

しかしながら、北朝鮮が米朝首脳会談を中止する公算は小さく、今回の揺さぶりは、交渉を優位に運ぼうとする狙いがあると分析しています。

北朝鮮は核兵器に関して、「どのような選択肢が可能なのかいろいろ調べ、見返りに何を得ることができるか見極めようとしている」のではないでしょうか?と予想します。

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