2019年ポンド急落の理由はイギリスEU離脱(ブレグジット)問題

イギリスブレグジット

【2019年6月4日 更新】

今後、ブレグジットの影響でイギリス経済とポンドが暴落する可能性とその理由について詳しく解説します。

 

【追記】2019年6月4日

目次



■ イギリスEU離脱に向けて、これまでの動き

イギリスのEU離脱に向けては、これまでイギリス国内及びイギリス・EU間で下記のようなイベントを経てきました。

  • 3月12日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決 → 否決へ
  • 3月13日 イギリス議会 修正案否決の場合、「合意なき離脱」→ 否決へ
  • 3月14日 イギリス議会 「合意なき離脱」否決の場合、延期を採決へ
  • 3月20日まで イギリス議会 メイ首相の離脱協提案採決
  • 3月21・22日 EU首脳会談
  • 3月29日 EU離脱期限 → 4月12日に延期先送り
  • 3月25日~29日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決 → 否決へ
  • 4月10日 臨時 EU首脳会談 → 10月末まで延期へ
  • 5月23日 メイ首相が辞任を表明

■EU首脳が10月末までの英国離脱延期で合意、6月に見直し

欧州連合(EU)加盟国の首脳らは4月11日、イギリスのEU離脱について2019年10月末まで延期することで合意しました。(2019年6月に見直しを行うとのこと)

これにより、イギリスの「合意なき離脱」の可能性は小さくなりましたが、まだ可能性がゼロではなく、市場では「ただ決断を先送りしただけ」との声もでています。

ポンド相場は今後も大きな波乱が予想されます。大きなポジションを持つことは大きなリスクを背負う事になるので、くれぐれもご注意下さい!ポンドのポジションをお持ちの方は、急な相場変動によるロスカットにご注意下さい…。

 

【追記】2019年4月3日

■【重要】EU離脱に向けて今後の予定

今後、EU離脱に向けては、イギリス国内及びイギリス・EU間で下記のような予定が組まれています。

  • 3月12日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決 → 否決へ
  • 3月13日 イギリス議会 修正案否決の場合、「合意なき離脱」→ 否決へ
  • 3月14日 イギリス議会 「合意なき離脱」否決の場合、延期を採決へ
  • 3月20日まで イギリス議会 メイ首相の離脱協提案採決
  • 3月21・22日 EU首脳会談
  • 3月29日 EU離脱期限 → 4月12日に延期先送り
  • 3月25日~29日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決 → 否決へ
  • 4月10日 臨時 EU首脳会談
  • 4月12日 EU離脱期限

■イギリス合意なき離脱の可能性高まる

イギリス議会は29日、EU離脱協定案の3回目の採決を行い否決しました。政府は4月12日までに新たな方針をEUに示す必要がありますが、代替案を決められる見通しは全くありません。

EUは期限直前の4月10日に臨時の首脳会議を開くことを決めました。イギリスが代替案を提示できず、結果的に合意なき離脱になる可能性も出てきました。

■「合意なき離脱」か「長期化」へ

イギリス議会で離脱案の承認が得られなかったイギリスでは、

  • 合意がないまま離脱
  • はるかに長い延期を求める

かを4月12日までに決断する必要性がありますが、現実的には「合意なき離脱」の可能性が高まる事となります。

■メイ首相、EU離脱の再延期を要請へ

昨日、4月2日のニューヨーク時間には「メイ首相、EU離脱の(4月12日以降への)再延期を要請へ」との報道が流れポンドドルは1.3140ドル台へ130pipsの急上昇となりました。

 

【追記】2019年3月15日

イギリス「EU離脱の期日延期」可決

ポンドはイギリス議会で予想通り「EU離脱の期日延期」が可決され、早くも市場の関心は、EUが「離脱延期を認めるか?」「認めるなら、どの程度の期間延長となるか?」に集まっています。

メイ首相は来週再び離脱協提案を議会採決にかける予定です。

■市場は「EU離脱延期がいつまでか?」に注目

今後は、20日までに離脱協定案で合意できれば短期の延期(6月30日まで)を、合意できない場合は長期の延期をEU側に要請することになります。 いずれの場合も来週21日、22日開催のEU首脳会議で承認される必要があります。

市場の関心は、EUが

  • 「離脱延期を認めるか?」
  • 「認めるなら、どの程度の期間延長となるか?」

に集まっています。

■【重要】EU離脱に向けて今後の予定

今後、EU離脱に向けては、イギリス国内及びイギリス・EU間で下記のような予定が組まれています。

  • 3月12日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決 → 否決へ
  • 3月13日 イギリス議会 修正案否決の場合、「合意なき離脱」→ 否決へ
  • 3月14日 イギリス議会 「合意なき離脱」否決の場合、延期を採決へ
  • 3月20日まで イギリス議会 メイ首相の離脱協提案採決
  • 3月21・22日 EU首脳会談
  • 3月29日 EU離脱期限

今後は、20日のイギリス国内の「EU離脱の期日延期に関する」採決、21日開催の「EU首脳会談」に注目が集まります。

  • EUは離脱延期を認めるのか?
  • 認めるなら、延期期日はどの程度になるのか?
  • メイ政権は今後どうなるのか…?

に関心が向いているようです。

ちなみに、延期期限はEUより最大でも「5月23日まで」と言われているようですがどうなるのでしょうか?イギリス国内では「6月30日」という声が出ているようですが…。

しかし、ロイター通信によると、EUのトゥスク大統領は、イギリスのEU離脱について少なくとも1年に及ぶ長期の延期を想定しており、イギリスが離脱再検討の時間を必要とする場合、長期の延期を承認するようEU首脳会議に求める考えを示しています。

そのような感じなので、市場では、まだまだポンド相場はどうなるか先が全く読めません…。

■ポンド相場は大荒れ

4日前のポンドは300pipsもの爆上げ…。そしてなんと3日前は一気に200pipsの急落…。そして、2日前は300pipsの急上昇…。とジェットコースター相場で生きた心地がしないのではないでしょうか…?連日、乱高下のポンドも、昨日はやや落ち着いた動き…?

そうは言っても、1.3330ドル台から1.3210ドル台への120pipsの下落ですから、もはや感覚がマヒしているかも…。最近のポンド相場から考えると、120pipsの動きが小さく感じられてしまいます…。

ポンド相場は、今後もまだまだ波乱が予想されるため、大きなポジションを持つことは大きなリスクを背負う事になるので、くれぐれも自己判断でご注意下さい!ポンドのポジションをお持ちの方は、急な相場変動によるロスカットにご注意下さい…。

 ■詳しくはこちら
 → 昨日のFX収支(2019年3月14日)。ドル上昇!円安ドル高の原因は?

 

【追記】2019年3月13日

■イギリス議会「メイ首相の修正案否決」で「合意なき離脱、あるいは離脱延期」へ

日本時間13日朝にイギリス議会では「メイ首相の修正案否決」となり、これで選択肢はついに2択へ。

今後、13日・14日の「合意なき離脱、あるいは離脱延期」への採決へ移ります。

■イギリス議会「メイ首相の修正案否決」で「合意なき離脱、あるいは離脱延期」へ

3月13日 7時55分 英下院、13日に合意なきEU離脱案採決へ=ロイター

ロイター通信によると、英下院は12日、メイ首相と欧州連合(EU)がまとめた離脱修正案を賛成242票、反対391票で否決した。合意案の否決は1月に続き2回目。前回の230票よりも差は縮んだとはいえ、今月29日の離脱期限を前に混迷は深まる一方となっている。

首相は前日、離脱協定案で懸案となっているアイルランド国境の厳格な管理復活を避けるためのバックストップについて、法的拘束力を持たせるよう修正することでEU側の合意を取り付けたばかりだった。

メイ首相は投票に先立ち、「修正案が議会を通らなければブレグジット(英国のEU離脱)は路頭に迷う恐れがある」と訴えた。
議会は翌13日、合意なき離脱に関する投票を行う。首相は通常通り党議拘束はないと明言。その上で議員らに対し、「はっきり言っておくが、合意なき離脱に反対したり、離脱期限延長に賛成したからといって目の前の問題が解決するわけではない」と語った。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

■【重要】EU離脱に向けて今後の予定

今後、EU離脱に向けては、イギリスとEU間で下記のような予定が組まれています。

  • 3月12日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決 → 否決へ
  • 3月13日 イギリス議会 修正案否決の場合、「合意なき離脱」採決
  • 3月14日 イギリス議会 「合意なき離脱」否決の場合、延期を採決
  • 3月21・22日 EU首脳会談
  • 3月29日 EU離脱期限

まだまだポンド相場はどうなるか先が全く読めません…。

たった1時間で「200 pips」のポンド急落

12日の日本時間19時ごろに、EUとの共同文書をめぐり、コックス英法務長官が『EUルールから一方的に抜けられない法的リスクは残る』との見解を示すと、メイ首相の修正案否決の可能性が増したことで、1時間ほどで1.32ドル台前半から1.30ドル近辺まで一気に200pipsほど急落しました。

ポンドドルチャート2019年3月12日

今後も大きな波乱が予想されるため、大きなポジションを持つことは大きなリスクを背負う事になるので、くれぐれも自己判断でご注意下さい!

ポンドのポジションをお持ちの方は、急なロスカットにご注意下さい…。

■すでに市場は「EU離脱延期」を織り込み済み?

市場の投資家の関心は離脱延期がどう運ぶかに移っています…。

邦銀の外為担当者は「市場では基本的に延期が織り込まれている」と話しており、今後は、

  • 3月14日 イギリス議会 「合意なき離脱」否決の場合、延期を採決

において延期期間がどの程度になるのか?メイ政権は今後どうなるのか…?に関心が向いているようです。ちなみに、延期期間はEUより最大でも「5月23日まで」と言われているようですがどうなるのでしょうか?

その証拠に日本時間13日朝に報道された「メイ首相の修正案否決」発表のあと、相場はほぼ動きませんでした。

 ■詳しくはこちら
 → 昨日のFX収支(2019年3月12日)。1時間でポンド200pips急落

 

【追記】2019年3月12日

■ポンド 300 pips急上昇の理由…

昨日、2019年3月11日はポンドが急上昇!

ポンドドルチャート2019年3月11日

正確に言うと、ポンドだけ爆上げでした…。ユーロやドルは反応薄でとにかくポンドが買われまくった…という相場でした。

ポンドが300pipsもの爆上げをした理由は…

「イギリスとEUの修正案合意」報道を受け、本日3月12日の「イギリス議会 メイ首相の修正案採決」の場にて『修正案合意の見込み』と判断しポンド買いへ! ポンドドルは1.3280ドル台まで急騰しました!

なんと1日で1.2960ドル台から1.3280ドル台まで、300pips以上の急上昇となりました…!

当初の予想では、
メイ首相が本日3月12日の議会採決を「暫定的(provisional)」な採決にするとの予想が多く結論は「短期的な延長」か?との声が多かったため、この「イギリスとEUの修正案合意」報道はサプライズが大きく、ポンドドルの300pips以上の急上昇となりました…。
→ 昨日のFX収支(2019年3月11日)。ポンド急上昇の理由は?

■【重要】EU離脱に向けて今後の予定

今後、EU離脱に向けては、イギリスとEU間で下記のような予定が組まれています。

  • 3月12日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決
  • 3月13日 イギリス議会 修正案否決の場合、「合意なき離脱」採決
  • 3月14日 イギリス議会 「合意なき離脱」否決の場合、延期を採決
  • 3月21・22日 EU首脳会談
  • 3月29日 EU離脱期限

しかし、これでポンド相場が落ち着く…という訳では無く、まだまだ波乱が予想されるため、大きなポジションを持つことは大きなリスクを背負う事になるので、くれぐれも自己判断でご注意下さい!

ポンド売りポジションの方は、今回の300pipsでロスカット大丈夫でしたか…?心配です…。

 

【追記】2019年1月16日

■EU離脱否決でポンドドルの今後の為替見通しはどうなる?

内閣が支持を表明した欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)案は2019年1月15日、英議会で圧倒的多数決により否決されました。

今後「合意なき離脱」が現実味を増せば、ポンドドルは1.20~1.25ドルまで下落。市場は既に、EU離脱を織り込んでいる…という見方もあり、英政府によるEU離脱撤回宣言となれば、ポンドが逆に上昇する可能性もあります。

今後のポンドドル相場の見通し、詳しくはこちら。
 → EU離脱否決でポンドドルの今後の為替見通しはどうなる?

EU離脱否決でポンドドルの今後の為替見通しはどうなる?

 

【追記】2018年11月30日

ポンドドル イギリス議会でEU離脱否決なら1.20ドルへ下落の見通し

イギリスが先日、EUと合意した「離脱協定案」は12月11日に議会で採決が行われることになりましたが、否決されるリスクも大きく、万が一、否決された場合、ポンドは1.20~1.25ドルまで下落し、可決されれば1.35~1.40ドルまで急上昇するとANZは予想しています。(ポンドは現在、1.2816ドル)

 詳しくはこちらをご覧下さい。
 → ポンドドル イギリス議会でEU離脱否決なら1.20ドルへ下落の見通し

ポンドドル イギリス議会でEU離脱否決なら1.20ドルへ下落の見通し

 

【追記】2018年11月2日

■ポンドドル予想 イギリスEU離脱不安で1.20ドルへ下落予想

ポンドドル日足チャート

今後のポンドドル予想ですが、今後高値をつけたとしても「1.30ドル」程度にとどまり、2019年1月には「1.20ドル」までの下落が予想されます。

ドイツの銀行である「DZバンク」の予想では、イギリスが欧州連合(EU)と合意できないままEU離脱(ハードブレグジット)すれば、1ポンド=1.05ドルまで大幅下落するという予想をしています。
 → ポンドドル イギリスEU離脱問題で1.05ドルへ下落の可能性!

ポンドドル イギリスEU離脱問題で1.05ドルへ下落の見通し?

金融大手の米バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)が「イギリスが合意のないままEUから離脱した場合、世界の中央銀行は外貨準備として保有しているポンドのうち合計1000億ポンドを売却する可能性がある」との調査結果を報告しています。

また、投資家は来年3月29日のEU離脱期限内の合意に向けてイギリスに残された時間は少ない…と警戒しています

イングランド銀行(中央銀行)は(2018年8月)利上げしましたが、それでもポンドの下落が続いています。いったいいつまでポンド安は続くのでしょうか?

今後さらに、EU離脱(ブレグジット)の影響でイギリス経済とポンドが暴落する可能性もあります。

■ポンド円予想

ポンド円日足チャート

ポンドドルの下落が予想される中、ポンド円も下落相場が予想されます。

ポンド円の場合、ドル円相場の影響が大きいので、ポンドドルと全く同じ動きにはなりませんが、ポンドドルの下落相場が続くようであれば、当面の高値は150円と見て、今後中長期的には、140円割れの展開が予想されます。

 

【追記】2018年8月17日

ポンドドル 14カ月ぶり安値1.26ドルを更新 ポンド安いつまで?

ポンドドル相場は14カ月ぶりの安値となる1ポンド=1.26ドル台に下落し、ポンドは対ドル、対円でも年初来安値をつけました。

ポンド安はいったいいつまで続くのか?今後の見通しをまとめました。

 → ポンドドル、ポンド円 14カ月ぶりの安値を更新 ポンド安いつまで?

ポンドドル、ポンド円 14カ月ぶりの安値を更新 ポンド安いつまで?

■ポンド急落 EU離脱(ブレグジット)問題で大臣が相次ぎ辞職

テリーザ・メイ首相が7月6日に欧州連合(EU)離脱に関する提案を盛り込んだ白書をまとめて以降、大臣クラスの辞任は3人となり、7月9日の外国為替市場で英ポンドが急落しています

これまでに辞任したのは、

  • ボリス・ジョンソン外相
  • デービッド・デービスEU離脱担当相
  • スティーブ・ベーカーEU離脱担当副大臣

です。

ポンドはジョンソン氏辞任が発表される前の1ポンド=1.3330ドルから1.3265ドルへ下落。ユーロに対しては発表前の1ユーロ=0.8827ポンドから0.8862ポンドへ値下がりした。

メイ氏率いる保守党はEU離脱条件を巡って意見が割れており、EU当局との交渉継続が見込まれる時期にありながら国内の政局が不安定化しています。テリーザ・メイ首相は、昨年の総選挙で過半数割れに陥って以来の危機を迎えています。

英ポンド急落、ジョンソン外相の辞任受け

ボリス・ジョンソン英外相の辞任を受け、9日の外国為替市場で英ポンドが急落している。テリーザ・メイ首相が6日に欧州連合(EU)離脱に関する提案を盛り込んだ白書をまとめて以降、大臣クラスの辞任は3人となった

 ジョンソン氏に先立ち、デービッド・デービスEU離脱担当相とスティーブ・ベーカーEU離脱担当副大臣も辞任している。

 ポンドはジョンソン氏辞任が発表される前の1ポンド=1.3330ドルから1.3265ドルへ下落。ユーロに対しては発表前の1ユーロ=0.8827ポンドから0.8862ポンドへ値下がりした。

 メイ氏率いる保守党はEU離脱条件を巡って意見が割れており、EU当局との交渉継続が見込まれる時期にありながら国内の政局が不安定化している。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

英有力閣僚が相次ぎ辞任、EU離脱派反発でメイ政権に危機

英国のボリス・ジョンソン外相が9日、辞任した。前日には、デービッド・デービス欧州連合(EU)離脱担当相も辞任しており、EUとの明確な離脱を主張してきた有力閣僚2人が相次いで内閣を去る異例の事態に発展した。テリーザ・メイ首相は、昨年の総選挙で過半数割れに陥って以来の危機を迎えている。

 首相府はジョンソン氏の辞任の理由について詳細を明らかにしていない。だがジョンソン氏は与党・保守党内でも離脱強硬派の急先鋒で、デービス氏と同様、先週6日に内閣が合意した離脱交渉方針への反対を理由に辞任を決めた可能性が高い。ジョンソン氏のコメントは現時点で得られていない。

 離脱後もEUとの緊密な経済関係を目指すメイ氏の方針に反発する与党議員からの突き上げで、メイ氏が党首選に直面する可能性も出てきた。

 当初、デービス氏辞任のニュースを受けても値上がりしていたポンド相場だったが、ジョンソン氏辞任を受けて、対ドルで0.2%、対ユーロで0.3%それぞれ下落した。

 デービス氏はBBCに対し、新党首に名乗りを上げることは「間違ったことだ」として、その可能性を否定。周囲にもそう呼びかけると述べた。

 ただ、ジョンソン氏は長らく首相ポストに意欲を示しているとされる。EU離脱決定を受けたデービッド・キャメロン前首相の辞任に伴う2016年6月の党首選では、ジョンソン氏は直前で立候補を見送った経緯がある。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

【追記】2017年12月11日

ブレグジット交渉(離脱合意)でポンドどうなる?

イギリスとEUは6カ月にわたる交渉の末に離脱条件を巡り大筋合意。通商協議に進む道が開けた。

ブレグジット交渉の行方に敏感に反応するポンド相場は同日午前遅い段階で、対ドルでほぼ横ばいの1.347ドル、対ユーロでは0.28%上昇している。前日7日には合意間近との報道を手掛かりに対ドルで0.6%上昇する場面もあった。

多くのアナリストは、ポンドやその他の英国資産がEU離脱(ブレグジット)を懸念した低迷から脱することができるとは依然として考えていない。

1.35ドルと1.15ユーロをやや下回る現在のポンド相場が、16年6月の国民投票直後に近い水準であることは当然かもしれない。

ブレグジット交渉進展、ポンド相場に追い風吹くか

 英国と欧州連合(EU)は8日、通商協議入りに向けて一歩前進した。だが多くのアナリストは、ポンドやその他の英国資産がEU離脱(ブレグジット)を懸念した低迷から脱することができるとは依然として考えていない。

 英国とEUは6カ月にわたる交渉の末に離脱条件を巡り大筋合意。通商協議に進む道が開けた。ブレグジット交渉の行方に敏感に反応するポンド相場は同日午前遅い段階で、対ドルでほぼ横ばいの1.347ドル、対ユーロでは0.28%上昇している。前日7日には合意間近との報道を手掛かりに対ドルで0.6%上昇する場面もあった。

 ポンドの対ドル相場は足元で2016年6月の英国民投票以来の高値に迫っている。8日の合意はポンドに政治的な循環から脱する機会をもたらすとみるアナリストもいる。一方、特に合意内容を疑問視する向きは、新時代の到来を懐疑的な目で見ている。

 アリアンツ・グローバル・インベスターズの債券運用担当者、マイク・リデル氏は「実際に合意された内容を見てみると、とても合意とはいえない」とした上で「課題を棚上げしただけだ。そうした課題は通商交渉の終わりまで残る」と語った。

 EU離脱を巡る投資家の強い警戒感が後退する中、ポンド相場は4月から上げ基調が続いている。

 市場の懸念が和らいでいることを指す手掛かりの一つは、過去10週のうち6週で投機筋によるポンドの買い持ちが売り持ちをやや上回ったことだ。米商品先物取引委員会(CFTC)によると、これは弱気な投資より強気な投資が多いことを意味する。それまで投機筋は98週連続でポンドを売り越していた。

 野村の通貨ストラテジスト、ジョーダン・ロチェスター氏は「来年の大きな変化は、ブレグジット交渉に対する市場の感応度が大幅に落ちることだろう」と語った。18年を迎える中でポンドは1.40ドル前後に値上がりすると、同氏は予想している。

 INGの外為ストラテジスト、ビラジ・パテル氏は、ポンドが目先1.36ドルまで上昇し得るとみている。ただ「まだ厳しい場面が待ち構えている」と話し、それ以上の値上がり余地は乏しいとの見方を示した。

 今後のポンド相場の鍵を握るのは、英国に投資資金がどれだけ還流するか、また新通商協定で英国がEU市場へのアクセスをどれだけ維持できるか、といった点だ。

 投資家やアナリストは8日午前、合意条件を点検したが、多くは納得できずにいるようだ。

 アリアンツ・グローバルのリデル氏は、発表文を踏まえると、市場が政治面での進展に肯定的に反応した場合でも、ポンドと英国債について弱気の見方を維持すると語った。「相場が突き抜ける、つまりポンドか英国債利回りが大幅に上昇する場合、私はその逆の立場を取る」と話した。

 英10年債の利回りは8日、前日の1.25%から1.32%前後に上昇した。英国債利回りは昨年の国民投票以降、低下傾向にある。16年8月には0.5%にまで下げた。

 8日の声明は、代替になる協定が交わされない場合はEU単一市場および関税同盟の規則との「完全な調和」を維持するとしている。英政府はEU単一市場から脱退する方針を掲げており、そうした約束の実施には不透明感が漂う。

 ラボバンクのシニア通貨ストラテジスト、ジェーン・フォーリー氏は「今朝の発表は、アイルランド国境についての疑問に完全に答えていない」と指摘した。英国とアイルランドの両政府が北アイルランドとアイルランドとの国境問題をどう扱うかが交渉の争点だ。

 フォーリー氏は「まだ英国の経済的整合性が問われる」と話した。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

ブレグジット巡る英EU合意、道のりはまだ長い

 英国は欧州連合(EU)離脱交渉で突破口を開いたと吹聴している。だがむしろ、これから立ちはだかる政治、金融、経済のより大きな問題と立ち向かうための小さな一歩に過ぎない。

 英政府は8日、6カ月の交渉を経て、いくつかの厄介な問題をおおむねEU側の要望に添う形で片付けた。英国はEUに対する巨額の未払い金を清算し、双方が互いに市民の権利を尊重することで合意した。北アイルランドとアイルランドの国境問題にはその場しのぎの対処を施し、EU離脱に伴う最も深刻な障害の1つを先送りした。

 英国とEUの将来に関するさらに大きな問題の議論がここから始まる。経済や金融市場にとっての帰結を予測するのはいまだに難しい。

 何の合意もなければ当然ながら、市場にとってさらに悪い知らせとなっただろう。EU離脱交渉の動向を色濃く映すポンド相場は、今週初めに合意の期待が高まると上昇し、現在はドルに対して年初来9%上昇した水準にある。交渉が決裂して英経済の痛手となるリスクが低下し、8日の英国債市場で利回りも上昇した。

 この日の合意は、2019年3月に英国がEUから一気に追い出されることを避け、貿易体制の協議で時間を稼げるような移行期間の話し合いに道を開くものだ。

 EU離脱を巡る先行き不透明感は、英経済の見通しを曇らせている。今年は世界的に力強かった成長から取り残された。EU離脱に関して企業や消費者の信頼感が強まれば、主要な貿易相手からより多くの利を得られるようになるだろう。しかし、金融のハブとしてのロンドンの地位をはじめ、非常に大きな問題が未解決のまま残っている。

 究極的に、英国は将来に向け何を望むのか、まだ決断を下していない。EUと足並みをそろえようとすれば、その他の国と貿易交渉を進める能力が損なわれる。ドナルド・トゥスクEU大統領は8日、移行期間中は英国がEUの規定に影響力を及ぼすことはできないが、それを尊重すべきだと提唱した。EU離脱後の英国が最終的にたどり着く立場がここだとすれば、EU離脱に賛成した人と反対した人のいずれも満足させられそうにない。アイルランド国境問題も解決にはほど遠い。英EU離脱交渉を左右する主要な課題として後に再び浮上してくる可能性が高い。

 難しい決断が控えているのはこの先だ。1.35ドルと1.15ユーロをやや下回る現在のポンド相場が、16年6月の国民投票直後に近い水準であることは当然かもしれない。前進はあったが、大した前進ではない。EU離脱への道のりはまだまだ長い。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

今後のポンドはEU離脱(ブレグジット)交渉が重要

ポンド相場の今後の見通しとしては、イギリスのEU離脱(ブレグジット)交渉に残された時間が減っていく中で多くの難題 が待ち構えています。

今後のユーロとのブレグジット交渉では難しい局面しか想像できず、イギリスの政局運営には困難しか見えてきません。このような状況から、ポンド相場において明るい材料が想像できないため、売りを建てるなら絶好のタイミングと考えます。

今後のポンドの投資運用プランとしては、ポンド円で売りを建玉しても良いですが、私のおすすめは「ポンド/ドル」の売りです。ポンド安の勢いが強く、長期的には米国の利上げ期待などの影響もあり「ドル高」の期待も高い今、「ポンド/ドル」の売りがおすすめです。

ポンドドル売り おすすめの2つの理由

市場では、利上げに消極的な英中銀の動きを受け、弱い動きとなっているポンド相場ですが、今後、私は ポンドドル ユーロドルの売りを強くおすすめします。その理由として、

  • 今後長期的な下落相場が期待できる
  • 実はスワップが魅力的

という2つの理由があります。

 

【9月13日追記】ポンドドル相場下落の見通し

下のチャートを見て下さい。

4月16日に高値 1.43761ドルを付けた後、一気に下落。一気に1.26ドル台まで下落しました。

チャート上に引いた「黄色」の補助線を下抜けている状況で、今後の展開が読めない状況です。

 ※【追記】2018年9月13日チャート更新しました

ポンドドルチャート

ポンドドルはスワップが高く長期運用に最適

現時点で、ポンドドルの売りのスワップは

  • ポンドドル売り 80円

です。

これがどのくらい魅力的かと言うと、高いスワップで有名な「NZドル円」「豪ドル円」「ドル円」と比べてみるとよくわかります。

  • NZドル買い 43円
  • 豪ドル円買い 41円
  • ドル円買い 60円

このように、ポンドドルの売りのスワップが高く、長期の運用に最適です。

【まとめ】2018年ポンド急落の理由はイギリスEU離脱(ブレグジット)問題

テリーザ・メイ首相が7月6日に欧州連合(EU)離脱に関する提案を盛り込んだ白書をまとめて以降、大臣クラスの辞任は3人となり外国為替市場で英ポンドが急落しています。

メイ首相率いる保守党はEU離脱条件を巡って意見が割れており国内の政局が不安定化しています。メイ首相は、昨年の総選挙で過半数割れに陥って以来の危機を迎えています。

今後、ブレグジットの影響でイギリス経済とポンドが暴落する可能性とその理由について詳しく解説します。

このような状況から、ポンド相場においては、売りを建てるなら絶好のタイミングと考えます。

今、私がポンドドルの売りをおすすめするのは、

  • 今後長期的な下落相場が期待できる
  • 実はスワップが魅力的

という2つの理由があるからです。

「売り」と聞くと、「?」と思うかもしれませんが難しいことはありません。(実は私も最初は食わず嫌いでした…)要するに、高いときに「売り」、安くなったら「決済」すればよいだけで「ドル円買い」の売買となんら違いはありません。

今後大きく動きそうなポンドドルに是非注目してみて下さい。

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