トルコリラ急落に対処 トルコ中銀が政策金利を16.5%に利上げ

トルコリラ利上げ

トルコの中央銀行は23日の特別会合で主要政策金利を16.5%に利上げ。トルコリラの急落を食い止めることが狙いとみられる。

トルコリラは5月23日のアジア時間朝方に対ドルで過去最安値を再び更新し、1ドル=4.8046リラを付けていました。



トルコリラ急落に対処 トルコ中銀が政策金利を16.5%に利上げ

トルコ中銀は主要金利のうち事実上の上限金利としている「後期流動性貸出金利」を13.50%から16.50%に利上げしました。

トルコ中銀は「現在の高水準のインフレとインフレ期待は価格決定行動にリスクを呈し続けている。委員会は物価の安定を後押しするため、強力な金融引き締めを決めた」とした。利上げ発表を受けてリラの対ドル相場は1.4%上昇しましたが、翌日の24日の取引ではトルコリラ売りに歯止めが掛かっていない。

コメルツ銀行は、リラが1ドル=4.55~4.60リラのレンジを上抜けなければ、コアインフレ率は今後数カ月で「14~15%」まで上昇する可能性があると指摘。そのため、後期流動性貸出金利を16.5%へ引き上げても、実質金利は小幅なプラスにしかならないと述べている。ちなみに、トルコの4月のインフレ率は11%だった。

トルコ中銀、16.5%に利上げ リラ急落に対処

【イスタンブール】トルコの中央銀行は23日の特別会合で主要政策金利を引き上げた。トルコリラの急落を食い止めることが狙いとみられる。

 トルコ中銀は主要金利のうち事実上の上限金利としている「後期流動性貸出金利」を13.50%から16.50%に引き上げた。

 1週間物レポ金利は8%、翌日物貸出金利は9.25%、翌日物借入金利は7.25%に、それぞれ据え置いた。

 同中銀は「現在の高水準のインフレとインフレ期待は価格決定行動にリスクを呈し続けている。委員会は物価の安定を後押しするため、強力な金融引き締めを決めた」とした。

 利上げ発表を受けてリラの対ドル相場は1.4%上昇した。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

05月24日 17時58分 DJ-【市場の声】トルコ中銀の利上げ、リラ高が小幅なら「不十分」

 トルコ中央銀行が23日、複数ある政策金利のうち事実上の上限金利としている「後期流動性貸出金利」を13.5%から16.5%へ引き上げたが、24日の取引でもトルコリラ売りに歯止めが掛かっていない。

 コメルツ銀行は、リラが1ドル=4.55~4.60リラのレンジを上抜けなければ、コアインフレ率は今後数カ月で「14~15%」まで上昇する可能性があると指摘。そのため、後期流動性貸出金利を16.5%へ引き上げても、実質金利は小幅なプラスにしかならないと述べている。

 トルコの4月のインフレ率は11%だった。リラは現在、1ドル=4.6675リラ近辺で推移している。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

 

【追記】2018年5月24日

トルコリラ今後の底値の見通しは?トルコ中銀が2018年6月に利上げか?

トルコ中銀が2018年6月の金融政策決定会合で政策金利を16.50%から19.50%へ利上げするのではとの予想が市場にでています。

トルコの中央銀行は先の、2018年5月23日の特別会合で主要政策金利を16.5%に利上げしたばかりです。

 → トルコリラ今後の底値の見通しは?トルコ中銀が2018年6月に利上げか?

 

トルコリラ下落でドルに対して過去最安値を再び更新 どこまで下がる?

トルコ中央銀行は先週、口先介入を行ったが、政治的な圧力が強くて利上げに踏み切れないようなので、リラ売りは収束しそうにないとロイヤルバンク・オブ・カナダ(RBC)は述べています。

現在、ドルは4.7870リラ程度、ユーロは5.6052リラ近辺で推移している。

ロイター通信によると、トルコのエルドアン大統領が金融政策への影響力を強める構えを示したことを受け、外為市場ではトルコリラの売りが加速しました。

年初来では約18%下落。トルコリラは前週、エルドアン大統領が6月の大統領・議会選後に金融政策への影響力拡大を望むと発言したことを受けて急落した。

格付け会社フィッチ・レーティングスは「トルコの金融政策は以前から政治の制約を受けてきた。しかし中銀の独立性を低下させようとするあからさまな脅威は、政策決定環境と政策の有効性に対するリスクを増大させる」と指摘した。

05月23日 16時57分 DJ-トルコリラ、過去最安値を再び更新

トルコリラは23日のアジア時間朝方に対ドルで過去最安値を再び更新し、1ドル=4.8046リラを付けた。

 トルコ中央銀行は先週、口先介入を行ったが、政治的な圧力が強くて利上げに踏み切れないようなので、リラ売りは収束しそうにないとロイヤルバンク・オブ・カナダ(RBC)は述べている。

 リラはユーロに対しても過去最安値となる1ユーロ=5.6609リラまで売り込まれた。

 現在、ドルは4.7870リラ程度、ユーロは5.6052リラ近辺で推移している。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

05月23日 09時24分 トルコリラ最安値、中銀の独立性巡り格付け会社が懸念表明=ロイター

ロイター通信によると、トルコのエルドアン大統領が金融政策への影響力を強める構えを示したことについて、格付け会社が22日、警戒感を示した。これを受け、外為市場ではトルコリラの売りが加速し、一時過去最安値の1ドル=4.6608リラを付けた。

年初来では約18%下落している。リラは前週、エルドアン大統領が6月の大統領・議会選後に金融政策への影響力拡大を望むと発言したことを受けて急落した。

格付け会社フィッチ・レーティングスは「トルコの金融政策は以前から政治の制約を受けてきた。しかし中銀の独立性を低下させようとするあからさまな脅威は、政策決定環境と政策の有効性に対するリスクを増大させる」と指摘した。

出典:FXニュースレター

■トルコリラ、対ドルで過去最安値更新 今後の見通しは?

トルコリラがドルに対して過去最安値を更新しました。

BNPパリバ傘下のトルコ経済銀行(TEB)は、2017年1月のリラ急落と、それに対するトルコ中央銀行の対応に言及し、当時と現在の状況を比較していると指摘。「当行では利上げは慎重なペースで行われ、トルコ中銀が6月7日の金融政策委員会(MPC)で利上げに傾くとの見方を維持している。ただ、市場がトルコ中銀の政策措置に納得するまでは、リラが反発したとしても安定を欠きそうだ」と述べている。

リラは一時、過去最安値となる1ドル=4.5651リラを付け、現在は4.5429リラ近辺で推移しています。

トルコリラの急落の理由は?

トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領が金融政策について異例の姿勢を示したことで、中央銀行への大統領の影響力を巡る不安が広がったことが、トルコリラの急落の理由です。

その他のトルコリラの急落の理由として、急速なドル高も要因だが、年初来で14%安というトルコリラの下げは、主にトルコ国内に理由があります。

トルコリラ、対ドルで過去最安値更新

新興国通貨への売りが優勢となる中、トルコリラがドルに対して過去最安値を更新した。

 BNPパリバ傘下のトルコ経済銀行(TEB)は、2017年1月のリラ急落と、それに対するトルコ中央銀行の対応に言及し、当時と現在の状況を比較していると指摘。

 「当行では利上げは慎重なペースで行われ、トルコ中銀が6月7日の金融政策委員会(MPC)で利上げに傾くとの見方を維持している。ただ、市場がトルコ中銀の政策措置に納得するまでは、リラが反発したとしても安定を欠きそうだ」と述べている。

 リラは一時、過去最安値となる1ドル=4.5651リラを付け、現在は4.5429リラ近辺で推移している。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

トルコ大統領が金融政策に介入か、投資家に不安広がる

【イスタンブール】16日の外国為替市場でトルコリラが急落し、一時はドルに対して過去最安値をつけた。トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領が金融政策について異例の姿勢を示したことで、中央銀行への大統領の影響力を巡る不安が広がったためだ。

 リラの対ドル相場は取引序盤に4.5011リラの安値をつけたものの、トルコ中銀が通貨の下支えに「必要な措置」を講じると発表すると切り返した。午後の取引では前日比0.5%高の4.4250リラに回復した。

 急速なドル高も要因になり、このところアルゼンチンから南アフリカに至るまで新興国の通貨全体が乱気流にのまれている。ただアナリストらの見方では、年初来で14%安というリラの下げは、主にトルコ国内に原因がある。

 エルドアン大統領は高金利が諸悪の根源だと主張。中銀に低利融資を続けさせることを主な公約に掲げ、来月の大統領選で再選を目指している。

 トルコ中銀は独立性を持ち、2桁の物価上昇率の抑制に取り組むとしているものの、利上げは小出しにしか実施していない。

 エルドアン大統領は今週に入り、来月24日に同時実施される大統領選と議会選の後に金融政策への関与を強める計画だとブルームバーグ・テレビジョンに語った。これを受けて、大統領が中銀統制を強化するとの不安が高まった。

 このインタビューで、エルドアン大統領は「もちろん中銀は独立している」とした一方、「だが中銀はこの独立性を理由に、行政の長である大統領が発する示唆を退けてよいわけではない」と話した。

 この発言について、ロンドンのブルーベイ・アセット・マネジメントの新興国ストラテジスト、ティモシー・アッシュ氏は「金融政策を実施する上で余りにも重大だ。中銀当局者であれば、これほど手を縛られている中でプロとして自分の職務を遂行できるかと自問するに違いない」と指摘した。

 エルドアン政権の高官は、トルコの金融政策は選挙後には一層伝統的なパターンに回帰すると語った。

 メフメト・シムシェキ副首相は16日、ソーシャルメディアに投稿し「今後も健全・賢明な政策の枠組みづくりに注力する。経済政策のポリシーミックスは選挙後に大きく改善する見通しだ」と述べた。

 低金利と大型建設事業の促進というエルドアン氏の経済政策で、トルコ経済は昨年、弾みをつけた。国内総生産(GDP)成長率は7.4%と、主要20カ国・地域(G20)のなかで最高だった。

 だがアナリストによると、トルコには景気過熱の兆候が多く見られる。リラ安、高インフレ率(4月は前年同月比11%弱)に加えて、同国は経常赤字の拡大に悩まされている。

 エルドアン氏は、中銀が金利を低く維持することがインフレ抑制と投資促進に最も良い手段だと主張している

 同氏は先ごろの演説で「成長は投資を意味する。投資は雇用、生産、輸出、技術、サービス、繁栄を意味する」と語った。「金利を引き下げなければ、どうして投資ができるだろうか」

 ロンドンのメドレー・グローバル・アドバイザーのアナリスト、ナイジェル・レンデル氏は(怪しげな経済理論を信奉する)「ブードゥー経済学だ」と批判した。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

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