トルコリラ2018年の見通しは下落相場と予想する 3つの理由…

トルコリラ見通し2018

年初来、対ドルで60%も下落しているトルコリラですが…。

トルコリラの2018年の見通しは依然として下落相場を予想する声が多いようです。

その3つの理由をまとめました。



■トルコリラ2018年の見通しは下落相場と予想する 3つの理由…

  • トルコリラ円チャート

トルコリラ円チャート

  • トルコリラ/ドルチャート

トルコドルチャート

トルコリラが2018年も下落し続けるのではないか?と予想する3つの理由は、

  • 理由1…トルコ中央銀行

通貨は利上げする事で通貨高となります。そのため、通貨下落局面では、利上げをすることで通貨の下落をおさえようとします。

しかし、エルドアン大統領は、利上げに反対の立場を明確にしています。ですので、トルコリラが下落しても、利上げせず下落が止まらないのではないか?と予想します。

エルドアン大統領は選挙前、自らの権限を利用して金融政策に影響を与える考えを示しており、エルドアン大統領が実際に介入しないかに投資家は注目しています

 → トルコリラ今後の見通しは?トルコ中銀が2018年12月に再利上げか?

  • 理由2…トルコ経済

トルコの経済見通しは悪化しています。トルコの成長率が異例の高水準となった1-3月期(第1四半期)後に急減速し、2018年通年では17年実績の7.4%から3.5%に鈍化すると予想しています

インフレ率は12%超に加速しており、トルコリラ安がさらに加速する恐れがあります。トルコの経常赤字も拡大しています。

  • 理由3…ドル高

ドル高の進行に伴い、新興国資産からは総じて資金が引き揚げられています。ですので、新興国トルコの通貨トルコリラも下落が止まらないのではないか?と予想されています。

エルドアン氏勝利、トルコへの信頼はもたらせず

トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領が選挙に勝利したことで、投資家にとっては、目先の視界がやや晴れた格好だ。これを受け、トルコリラも週明け25日の取引で当初は上昇した。だが今回の選挙結果は、正統ではないトルコの経済・金融政策に対する居心地の悪い疑問をさらに深めることにもなった。

 懸念の1つはトルコ中央銀行だ。エルドアン氏は長らく、金利引き上げに反対の立場を明確にしている。通貨リラは年初来、対ドルで19%下落しているが、中銀はリラ防衛のために必要な金融引き締めを迅速に行っていない、と投資家は考えている。金利は現在、17.75%の水準にあるが、市場では完全には不安が払しょくされていない。そのため、次回金融政策会合が開かれる7月24日までは、神経質な展開になる公算が大きい。エルドアン氏は選挙前、自らの権限を利用して金融政策に影響を与える考えを示しており、エルドアン氏が実際に介入しないか、投資家はその動向に注目するだろう。

 一方、トルコの経済見通しは悪化している。キャピタル・エコノミクスは、トルコの成長率が異例の高水準となった1-3月期(第1四半期)後に急減速し、2018年通年では17年実績の7.4%から3.5%に鈍化すると予想している。インフレ率は12%超に加速しており、リラ安がさらに押し上げる恐れがある。トルコの経常赤字も拡大している。

 他の問題は、エルドアン氏の管理が届かないところにある。ドル高の進行に伴い、新興国資産からは総じて資金が引き揚げられている。こうした流れは、より正統な政策と慎重な中銀を擁する国にとってさえも、強力な逆風だ。

 リラは25日の取引で、対ドルで約3%上昇したが、すぐに押し戻された。トルコ株も3.6%高で寄り付いたが、その後数時間に値を消した。これはエルドアン氏にとって、投資家の信頼を得ることがいかに難しいかを浮き彫りにする。選挙結果は一定の明確さをもたらしたが、トルコに対する長期的な信頼を醸成するには、より多くの時間を要するだろう。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

エルドアン氏がトルコ大統領選で勝利 トルコリラ今後どこまで下がる?

レジェプ・タイップ・エルドアン大統領が当選したのを受け、トルコの通貨リラは、対米ドル、対ユーロで約1.5%上昇しました。ただ政治的な不透明感などにより、リラは今年の大半の期間でつけてきたレベルを割り込む水準に沈んだままです。

米ドルは現在、4.61トルコリラ近辺

この1カ月、新興国市場が幅広く売られる中、トルコでは高いインフレ率に対処するため金利の急激な引き上げが行われました。トルコリラは急落し、一時は1ドル=5リラをにらむ展開となっていました。

トルコリラが今後どこまで下がるのでしょうか?

 → トルコリラはどこまで下がる?13円まで暴落する可能性とその理由

トルコリラはどこまで下がる?13円まで暴落する可能性とその理由

トルコリラ、選挙後に上昇も下押し圧力つづく

レジェプ・タイップ・エルドアン大統領が当選したのを受け、トルコの通貨リラは、対米ドル、対ユーロで約1.5%上昇した。ただ政治的な不透明感などにより、リラは今年の大半の期間でつけてきたレベルを割り込む水準に沈んだままだ。

 国営通信によると、与党も大統領も過半数を若干上回る票を得て勝利した。この選挙結果を野党は不正に操作されたと批判している。

 米ドルは現在、4.61トルコリラ近辺。この1カ月、新興国市場が幅広く売られる中、トルコでは高いインフレ率に対処するため金利の急激な引き上げが行われた。トルコリラは急落し、一時は1ドル=5リラをにらむ展開となった。リラが最初に1ドル=4リラをつけてからまだ3カ月しかたっていない。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

【まとめ】トルコリラ2018年の見通しは下落相場と予想する 3つの理由…

トルコリラが2018年も下落し続けるのではないか?と予想する3つの理由は、

  • 理由1…トルコ中央銀行
  • 理由2…トルコ経済
  • 理由3…ドル高

です。

年初来、対ドルで60%下落しているトルコリラですが、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領が選挙に勝利後も、トルコリラの2018年の見通しは依然として下落相場を予想する声が多いようです。

 

【追記】2018年8月13日

トルコリラが連日の暴落でついに過去最安値を更新しました。

上記の3つの理由に、

  • 「トルコ対アメリカの対立の深刻化」

を追加します。

2018年8月10日から突然始まったトルコリラ暴落の理由はトルコ対アメリカの対立ですが、未だ解消の目処が見えず、トルコリラはどこまで下がるのか?と市場では不安の声が出てきています。

さらに今後、金融危機が世界に波及するのでは?という恐れも…出始めています。

 → トルコリラ暴落の理由はトルコ対アメリカの対立?今後、金融危機の恐れも…

トルコリラ暴落の理由はトルコ対アメリカの対立?今後、金融危機の恐れも…

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