ドル円の円高リスク トランプ大統領のロシアゲート疑惑問題

トランプ大統領疑惑

コミーFBI前長官による議会証言は、事前の証言文書の公表で市場は既に相場に織り込み、結果的にノーサプライズでした。

しかし、これでトランプ大統領のロシアゲート疑惑  が終わったわけではありません。まだまだこれからサプライズが起こる可能性があります。円高に振れるニュースなので、まだまだ円高リスクはあります。注意してください。

その辺の見通しについて詳しく解説します。

円高リスク トランプ大統領のロシアゲート疑惑

米国政治リスクの一つとして注目されたコミー前FBI長官の証言は、事前の証言文書の公表により市場の織り込みが進み、結果的にノーサプライズに終わりドル円は110円を挟んで狭いレンジワークに終始してNY市場を終えました。しかしながら、まだトランプ大統領のロシアゲート疑惑に関する円高リスクは続きます。

06月09日 12時40分 【FXトピック】ドルの重石となる米政治リスク

米国政治リスクの一つとして注目されたコミー前FBI長官の証言は、事前の証言文書の公表により市場の織り込みが進み、結果的にノーサプライズに終わりドル円は110円を挟んで狭いレンジワークに終始してNY市場を終えた。

モラー特別検察官が捜査を進めている最中だけに、「フリン氏に関する大統領の言葉を『指示(direction)』と受け取った」と語るも、事前に想定された通り「トランプ氏が妨害を試みたか、自分は述べる立場にない」と慎重な証言にとどまり金融資本・為替市場への影響は限られた。

ただし、大統領との会話をメモに残した理由について、「トランプ氏が嘘をつくと懸念したから」と述べ、トランプ氏が存在を示唆した録音テープについても、「録音テープが存在することを希望する」と大統領への不信感と強い憤りの吐露が随所で見られた。これは「弾劾」を含め米政治リスクが改めてドルの上値抑制要因であることを想起させた。

出典:FXニュースレター

コミーFBI前長官の証言は円高リスクとならず

コミーFBI前長官は上院情報委員会で証言したが、トランプ大統領からフリン前大統領補佐官の捜査を中止する要請があったことに困惑したと述べてはいるが、司法妨害にあたるかどうかについて言及することは避けており、市場への影響は限定的となった。ECBの動きにも注目です。

06月09日 19時03分 ケンティッシュ・ブレーク 概況編

予想レンジ
ドル円     109.50~111.00
ユーロ円    122.50~124.00
ユーロドル   1.1130~1.1280
豪ドル円    82.30~83.80

英総選挙は与党・保守党の過半数割れを受けて、ポンド安が進行中ではあるが、市場はハング・パーラメント状態、すなわち、宙ぶらりんの議会と言われるいずれの政党も議席の単独過半数を獲得していない状態にあり、EU離脱交渉が増々混迷を極めている。ただ先の国民投票によるEU離脱ほどのサプライズはなく、また、他の通貨への影響も限定的であるように、一過性のポンド安と見なす声が少なくない。

また、懸念されていたコミーFBI前長官は上院情報委員会で証言したが、トランプ大統領からフリン前大統領補佐官の捜査を中止する要請があったことに困惑したと述べてはいるが、司法妨害にあたるかどうかについて言及することは避けており、市場への影響は限定的になっている。その中、ビックイベントが消化されたことを受けて、日経平均株価は前日比104円高と2万円台を回復しており、徐々に市場は冷静さを取り戻しつつある。

一方、ドル円は株高や米債券利回りの持ち直しなどを背景に底堅い展開を見せている。ただ、FOMCの利上げが織り込み済であり、日米金利差が更に拡大されるほどの状況ではなく、引き続き111円前後では実需や利益確定売りに圧される可能性が高いだけに、当面、レンジ幅ドル円109.50~111.00円でじっくり待機策が賢明であろう。

他方、ユーロドルは英総選挙の影響も少なく、1.12前後で一進一退の展開を余儀なくされている。一時ポンド安を受けて、リスク回避的に買い上がる側面もあったものの、ECBの出口戦略の不透明さもあり、戻り売りに屈した感が強く、改めて、上値の重さが意識されている。

出典:アセットクラス&WEBコンサルティングLLC

 

ドル円相場の今後見通し 下値108円警戒

ドル円市場は110.5~112.5円のレンジ相場 が続く中、米地区連銀経済報告 や 米5月ADP雇用者数 でやや円安に動き、レンジ相場を抜けそうな勢いがついてきた流れで、週末の6/2 金曜日のニューヨーク市場の雇用統計でまた110.5円水準に逆戻りしました。

トランプ大統領のロシアゲート疑惑  による円高リスクが心配なので、ドル円は108円からさらに下値も視野 入れておいた方がよさそうです。

 

【まとめ】ドル円の円高リスク トランプ大統領のロシアゲート疑惑問題

今回のコミーFBI前長官による議会証言は、事前の証言文書の公表により市場の織り込みが進み、結果的にノーサプライズに終わりました。一方で、イギリス総選挙の結果 は大きな相場変更を起こしました。

しかしながら、これでトランプ大統領のロシアゲート疑惑  が終わったわけではありません。まだまだこれから、サプライズが起こる可能性もあります。円高に振れるニュースなので、円高リスクが消えたわけではありません。注意してください。

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