テキサス銃乱射事件 なぜ犯罪歴ある容疑者が銃を購入できたの?

テキサス銃乱射事件

アメリカのテキサス州サザーランドスプリングスのファースト・バプテスト教会で5日に起きた銃乱射事件(死者26人、負傷者20人以上)について、なぜ犯罪歴ある容疑者が銃を購入できたのか?という疑問が、現地アメリカでも注目されています。

謎の答えを詳しく解説します。



テキサス銃乱射事件 なぜ犯罪歴ある容疑者が銃を購入できたの?

米空軍は6日、5日にテキサス州の教会で起きた銃乱射事件のデビン・パトリック・ケリー容疑者について、連邦捜査局(FBI)に犯罪履歴を提出していなかったことを認めた。

ケリー容疑者は2012年に軍法会議にかけられ、家庭内暴力(DV)に関する2件の罪状で有罪となっていた。ケリー容疑者は軍法会議で1年の禁錮刑と降格を言い渡され、最終的に懲戒除隊処分となっていた。

同容疑者が近年、身元審査を通過し、銃を購入できた背景には、こうした記録漏れがあったもようだ。

テキサス銃乱射事件では、この事実により、銃の購入者を審査する全米規模のデータベースが批判にさらされている。米軍が連邦法に従って軍法会議の記録をきちんとデータベースに反映させていないとの指摘も出ている。

ケリー容疑者は今年、テキサス州サンアントニオで少なくとも2回、銃器を購入しており、最後の購入では審査を通過していた。アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)によると、事件後、3種類の武器が回収された。1つは教会の現場で見つかった「ルガー556」ライフル銃。残りは容疑者の車で発見されたグロックの9ミリ拳銃とルガーの22口径銃だ。

11月08日 16時12分 DJ-【焦点】銃購入者の審査に「盲点」、テキサス乱射で露呈

 銃の購入者を審査する全米規模のデータベースが批判にさらされている。米軍が連邦法に従って軍法会議の記録をきちんとデータベースに反映させていないとの指摘も出ている。

 米空軍は6日、5日にテキサス州の教会で起きた銃乱射事件のデビン・パトリック・ケリー容疑者について、連邦捜査局(FBI)に犯罪履歴を提出していなかったことを認めた。ケリー容疑者は2012年に軍法会議にかけられ、家庭内暴力(DV)に関する2件の罪状で有罪となっていた。同容疑者が近年、身元審査を通過し、銃を購入できた背景には、こうした記録漏れがあったもようだ。

 上院共和党ナンバー2のジョン・コーニン議員(テキサス州)は7日、軍を含む連邦機関がFBIのデータベース「全米即時犯歴照会システム(NICS)」に犯歴をきちんと登録するようにさせる法案を準備していると明らかにした。犯歴の提出は既に義務づけられているが、さまざまな理由で抜け落ちることがある。

 司法省はコメントの求めに応じなかった。

 NICSに詳しい関係者によると、軍と司法省の情報共有には大きな欠落がある。それが退役軍人の身元審査の盲点となり、銃の所持を禁じられた人物が審査を通過する結果になっている。ケリー容疑者の犯歴の記録漏れは、一時的なミスではなくシステム的な欠陥によるものである可能性が高いという。

 「NICSの仕組みを知るわれわれにとっては、今回のことは驚きではない」。プライバシー保護を専門とする弁護士でFBIの犯歴照会システムに詳しいロバート・ベルエア氏はこう話す。

 ベルエア氏によると、空軍をはじめとする軍の組織は、不名誉除隊につながる犯罪でない場合、軍法会議の記録をFBIのデータベースに登録することはめったにない。「単純に軍にとって優先度が高くないためだ」とベルエア氏は指摘する。

 ケリー容疑者は軍法会議で1年の禁錮刑と降格を言い渡され、最終的に懲戒除隊処分となっていた。
 空軍の広報担当者は6日、空軍では「他の事件の記録が正確に報告されるよう」確認すると述べた。国防総省は今回のようなケースの照会システムへの登録方法について、軍全体で見直すことを発表する見通しだ。

 FBIの広報担当者はコメントを差し控えた。

 連邦の認可を受けた銃器販売業者は全ての購入者について、NICSで身元を確認することが義務づけられている。

 確認作業は通常、店内で行われ、数分で終わる。そこでは脱走者や既決重罪犯、不名誉除隊処分者でないかなどがチェックされる。

 ケリー容疑者は今年、テキサス州サンアントニオで少なくとも2回、銃器を購入しており、最後の購入では審査を通過していた。アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)によると、事件後、3種類の武器が回収された。1つは教会の現場で見つかった「ルガー556」ライフル銃。残りは容疑者の車で発見されたグロックの9ミリ拳銃とルガーの22口径銃だ。

 複数の共和党上院議員は7日、ジム・マティス国防長官に書簡を送り、NICSへの犯歴報告手順を見直すよう要求した。

 また共和・民主両党の上院議員は、軍関係者が州の裁判制度でDVによる有罪判決を受けた場合、軍にDV犯歴をNICSに登録することを義務づける法案も提示した。現在の軍の規定では、暴力のカテゴリーが広いため、DVによる有罪判決が報告されていないという。

出典:Dow Jones

数人の命を救った英雄に注目(テキサス銃乱射事件)

米テキサス州サザーランドスプリングスのファースト・バプテスト教会で5日に起きた銃乱射事件(死者26人、負傷者20人以上)について、世界はデビン・ケリー容疑者を凶行に駆り立てた邪悪な心や狂気の正体を探っている

だが許されるなら、われわれは地元の配管工スティーブン・ウィルフォード氏に光を当てたい。同氏はライフルを手に取って同容疑者に向けて発砲し、数人の命を救った。

テキサス州公衆安全局のフリーマン・マーティン氏によると、ウィルフォード氏は「ライフルをつかみ、(教会を去る)ケリー容疑者と交戦した」。同容疑者は持っていたライフル銃「ルガーAR15」を捨てて逃げ、ウィルフォード氏がそれを追った。ウィルフォード氏が飛び乗ったトラックは、やはり地元に住むジョニー・ランゲンドルフ氏が運転していた。時速150キロのカーチェイスの末、同容疑者は車を衝突させ間もなく警察に遺体で発見された。警察は自殺とみている。

ウィルフォード、ランゲンドルフ両氏は、その素早い行動がなければ警察到着前の犠牲拡大は防げなかったとして英雄視されている。

11月07日 11時09分 DJ-【社説】テキサス乱射、隣人を守ったのも銃

 米テキサス州サザーランドスプリングスのファースト・バプテスト教会で5日に起きた銃乱射事件(死者26人、負傷者20人以上)について、世界はデビン・ケリー容疑者を凶行に駆り立てた邪悪な心や狂気の正体を探っている。だが許されるなら、われわれは地元の配管工スティーブン・ウィルフォード氏に光を当てたい。同氏はライフルを手に取って同容疑者に向けて発砲し、数人の命を救った。

 テキサス州公衆安全局のフリーマン・マーティン氏によると、ウィルフォード氏は「ライフルをつかみ、(教会を去る)ケリー容疑者と交戦した」。同容疑者は持っていたライフル銃「ルガーAR15」を捨てて逃げ、ウィルフォード氏がそれを追った。ウィルフォード氏が飛び乗ったトラックは、やはり地元に住むジョニー・ランゲンドルフ氏が運転していた。時速150キロのカーチェイスの末、同容疑者は車を衝突させ間もなく警察に遺体で発見された。警察は自殺とみている。

 ウィルフォード、ランゲンドルフ両氏は、その素早い行動がなければ警察到着前の犠牲拡大は防げなかったとして英雄視されている。軍法会議にかけられ懲戒除隊処分になっていたケリー容疑者が合法的に銃を入手できたはずはないが、軍は有罪の記録を連邦捜査局(FBI)に送付していなかったとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は伝えている。合法の銃で撃ち返せる者の存在だけが暴走を止められるケースは少なくない。これが大量殺人の過酷な現実だ。

 われわれは今年バージニア州で起きた事件でもこの現実を目にした。多くの議員やスタッフの命を護衛警察が救ったのだ。2015年にはテキサス州ガーランドの治安当局者が、イスラム教預言者ムハンマドの風刺画展示会の会場で銃を乱射しようとしていたジハーディスト(聖戦主義者)2人を射殺し、大量殺人を未然に防いだ。 

 撃つターゲットを探す自警主義者の群れはごめんだが、スティーブン・ウィルフォード氏がライフルを携行し、使い方を知っていたのは何よりだ。9・11同時多発テロで実行犯に立ち向かった飛行機の乗客や、ベルギーを走行していた列車でのテロ攻撃を防いだ米国人と同様、ウィルフォード氏は命令を待たずに仲間を守ったのだ。

出典:Dow Jones

 

11月06日 06時43分 米テキサス州の教会で発砲、少なくとも27人死亡=時事

 時事通信は、米テキサス州のキリスト教会で発砲事件があり、地元メディアは少なくとも27人が死亡、20人以上が怪我をしたと報じている。

出典:FXニュースレター

 

【関連記事】ラスベガス銃乱射事件 500人負傷、58人死亡

アメリカ西部ネバダ州ラスベガス中心部の野外コンサート会場で1日午後10時過ぎ(日本時間2日午後)、スティーブン・パドック容疑者(64)が機関銃を乱射。500人以上が負傷して病院に運ばれ、58人以上が死亡しています。

現地アメリカの報道では、アメリカ史上最悪の銃乱射事件と伝えられています。

詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。
 → ラスベガス銃乱射事件。ホテル上層階からコンサート会場へ銃乱射

【まとめ】テキサス銃乱射事件 なぜ犯罪歴ある容疑者が銃を購入できたのか?

アメリカのテキサス州サザーランドスプリングスのファースト・バプテスト教会で5日に起きた銃乱射事件(死者26人、負傷者20人以上)について、なぜ犯罪歴ある容疑者が銃を購入できたのか?という疑問が、現地アメリカでも注目されています。

米空軍は6日、5日にテキサス州の教会で起きた銃乱射事件のデビン・パトリック・ケリー容疑者について、連邦捜査局(FBI)に犯罪履歴を提出していなかったことを認めました。ケリー容疑者は2012年に軍法会議にかけられ、家庭内暴力(DV)に関する2件の罪状で有罪となっていた。ケリー容疑者は軍法会議で1年の禁錮刑と降格を言い渡され、最終的に懲戒除隊処分となっていた。

同容疑者が近年、身元審査を通過し、銃を購入できた背景には、こうした記録漏れがあったもようだ。

数人の命を救った英雄に注目(テキサス銃乱射事件)

今、世界ではデビン・ケリー容疑者を凶行に駆り立てた邪悪な心や狂気の正体を探っている。しかし、許されるなら、われわれは地元の配管工スティーブン・ウィルフォード氏に光を当てたい。同氏はライフルを手に取って同容疑者に向けて発砲し、数人の命を救った。

テキサス州公衆安全局のフリーマン・マーティン氏によると、ウィルフォード氏は「ライフルをつかみ、(教会を去る)ケリー容疑者と交戦した」。時速150キロのカーチェイスの末、同容疑者は車を衝突させ間もなく警察に遺体で発見された。警察は自殺とみている。

ウィルフォード、ランゲンドルフ両氏は、その素早い行動がなければ警察到着前の犠牲拡大は防げなかったとして英雄視されている。

アメリカ、世界の株式 関連記事

 → アメリカで資産バブル崩壊の恐れ FRBイエレン議長発言

 → 最高値更新のアメリカ株バブルがついに崩壊する2つの理由とは?

 → 米ダウ平均 史上最高値を支えるドル安と5つの好材料とは?

 → ニューヨークダウ平均株価 史上最高値更新の理由は3つ

 → スイス銀行株が年初来2倍の高値へ 大人気の理由とは?

 

 

スポンサーリンク

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*