実は、毎年8月は円高底値だった?過去4年も夏の円高が続く理由

夏の円高

ドル円の値動きを見ると8月に夏の円高でドル安値を形成し、年末にかけてドルの下限が切り上がる傾向が目立っています。最近では2016年、2015年、2014年、2013年の各8月に夏の円高でドルが底値をつけてきました。

7月から8月は市場参加者が夏休みに入るため市場の出来高が縮小し、結果として相場の動きが偏り夏の円高になりやすいようです。

詳しい理由について解説します。



毎年8月は夏枯れ相場(夏の円高)で過去4年連続で円高底値

ドル円の季節的な月別変動パターンでは、8月に夏の円高で当座の円高ドル安値を形成し、年末にかけてドルの下限が切り上がる傾向が目立っています。最近では2016年、2015年、2014年、2013年の各8月に夏の円高でドルが底値をつけて、その後は12月にかけて8月の円高ドル安値を上回る展開が続いてきました。

2012年も9月13日に夏の円高で年間の円高ドル安値を記録しており、あくまで季節アノマリーとしてはドルの最悪期通過の日柄が注目されやすい状況です。

08月21日 22時38分 ドル/円の月別季節パターン、最近は「8月ドル安値」傾向

今週の為替相場はドル全面安の一服と、対ドルでの欧州通貨高や資源国通貨高の勢い鈍化によるクロス円への影響をにらんだ展開が想定されよう。
今週の注目は25日に予定されるイエレン米FRB議長の講演であり、今後の金融政策のヒント示唆に対する警戒感などが25日の前までにポジション調整的なドルの買い戻しを支援しやすい。一方で米国の政治や株価動向、米欧指標など次第では、リスク回避の円高余地も依然残されている。

「為替相場でのドル/円では108円台方向のドル安局面で、日本の機関投資家や輸入企業などのドル押し目買いが湧き出してくる。一方でこうしたドルの買い手はドルの買い上がりに慎重であるほか、110円超え方向では国内輸出企業などによるドルの戻り売り圧力が増大している」。

ある外資系銀行の為替担当幹部はこのような指摘を行う。
前週にはトランプ米大統領による白人至上主義に関連した問題発言や、米政権における経済政策の司令塔・コーンNEC(国家経済会議)委員長の辞任の噂、米小売大手ウォルマートの決算悪化、スペインでのテロ――といったドル安や日米の株安、リスク回避の円高を促す材料が続出した。その中でドル/円は108.60円前後までドル安が加速されたが、4月の年初来安値108.13円前後は維持されたほか、重要サポートラインである週足・一目均衡の雲の下限108.79円前後で踏みとどまっている。

今週以降はドル/円でのドルの打たれ強さが確認されてくるか。あるいは今後もドル安・円高材料が矢継ぎ早に続き、ドル安や円高のトレンドが明確化されるかの重要攻防が続く。

ドル/円の季節的な月別変動パターンでは、8月に当座のドル安値を形成し、年末にかけてドルの下限が切り上がる傾向が目立っている。最近では2016年、2015年、2014年、2013年の各8月にドルが底値をつけて、その後は12月にかけて8月ドル安値を上回る展開が続いてきた。2012年も9月13日に年間ドル安値を記録しており、あくまで季節アノマリーとしてはドルの最悪期通過の日柄が注目されやすい。

米国債市場で長期スパンでの米国の経済成長やインフレ動向に先行性のある米30年債金利についても、根強い低下(債券価格は上昇)圧力が続きながら、8月以降は低下ペースが鈍化してきた。8月の月間最低は18日時点で2.75%となっているが、昨年8月の月間最高である2.33%は上回っている。

過去実績として米30年債金利の「前年比上昇」が維持されている間は、ドル/円でも「前年比ドル高」の基調が支援されてきた。実際にドル/円の昨年7月高値は107.49円前後、8月高値は103.54円前後となっており、現状の月間ドル安値はこうした水準の上抜けを保っている。
今後についても昨年9月のドル高値は104.32円前後、10月は105.54円前後であり、目先はこうしたレベルの上抜け維持が着目されやすい。
ただし、昨年11月の高値は114.55円、12月は118.67円であり、年後半にかけては各レベルを上抜け突破できるかの重要正念場が想定されよう。

出典:FXニュースレター

【まとめ】毎年8月は円高底値だった?過去4年も夏の円高が続く理由

ドル円の季節的な月別変動パターンでは、8月に当座の円高ドル安値を形成し、年末にかけてドルの下限が切り上がる傾向が目立っています。

最近では2016年、2015年、2014年、2013年の各8月にドルが底値をつけて、その後は12月にかけて8月ドル安値を上回る展開が続いてきました。2012年も9月13日に年間の円高ドル安値を記録しており、あくまで季節アノマリーとしてはドルの最悪期通過の日柄が注目されやすい状況です。

近年、西暦の末尾に7の付く年は経済パニック(危機)と夏枯れ相場(夏の円高)や株価大波乱の歴史があります。

  • 1987年のNY株式市場「ブラックマンデー」
  • 1997年のタイ・バーツ暴落(アジア通貨危機
  • 2007年BNPパリバ・ショック

ブラックマンデーは秋ですが、アジア通貨危機は夏、2007年のパリバ・ショックも8月の夏枯れ相場で起きています。7月から8月は市場参加者が夏休みに入るため市場の出来高が縮小し、結果として相場の乱高下になりやすいようです。

今年2017年も相場の急変動や経済パニック、七夕天井、特に夏から秋にかけての夏枯れ相場やその後のパニック相場には要警戒です。

詳しくはこちらの記事を読んでみて下さい。

 → 2017年は10年に一度の経済パニックと大暴落が起こる?
 → 「夏枯れ相場」7月後半から8月。夏の円高、通貨危機に注意

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