「夏枯れ相場」7月後半から8月。夏の円高、通貨危機に注意

夏枯れ相場

7月後半から8月は「夏枯れ相場」と西暦「末尾7の年」の株価波乱や通貨危機、夏の円高・株安局面が警戒されます。

夏枯れ相場の理由についてさらに詳しく解説します。

「夏枯れ相場」と西暦「末尾7の年」の株価波乱、夏の円高・株安局面に警戒

日本株「6月相場」の後半戦は引き続き堅調な推移が想定されるも7月上旬には「七夕天井」を形成しつつ7月後半から8月は「夏枯れ相場」と西暦「末尾7の年」の株価波乱のアノマリーに円高・株安局面が警戒されます。2017年も夏枯れ相場に注意しましょう。

06月15日 22時40分 【FXトピック】ドルの重石「フィリップス曲線」平坦化

イエレン議長が14日FOMC後の会見で旗幟鮮明とした性急な「金融正常化」路線に冷水を浴びせたのがFOMC前に発表された2つの景気・物価指標だった。
米5月CPI(消費者物価)は前年比+1.9%と事前予想+2.0%(前回+2.2%)比下振れ、食品・エネルギー除くコアCPIが+1.7%と事前予想+1.9%(前回+1.9%)比共に下振れの軟調な着地となった。

加えて、米5月小売売上高が前月比-0.3%と事前予想0.0%(前回+0.4%)、自動車・ガソリン除くコアも0.0%と事前予想+0.3%比下振れの冴えない着地となって低インフレ懸念が頭をもたげ米10年債利回りが2.1%に迫る急低下となってドルの連れ安を誘い、ドル/円は109.00円割れ、ユーロドルは1.1296ドルへ急伸した。

米系証券幹部は、「物価の上昇圧力は脆弱かつ目標2%にはほど遠い。原油価格の軟調推移が物価の重石となり、むしろインフレ圧力は減退しつつある。緩慢ながらも雇用の増加は続いているが、時間当たり賃金の伸び率が頭打ちから鈍化へと転じている」と指摘する。

雇用増と賃金伸び悩みは、オバマケアを受けて企業が正社員1人をレイオフ、パートタイマー3人を雇う雇用形態を反映している他ならない。つまり、雇用が増え失業率は低下するが賃金は上がらない構造的な低インフレ時代、フィリップス曲線の平坦化時代に他ならない。

「そうしたインフレ圧力が弱い状況が今後とも続けば、米FRBの利上げ路線が行き詰まる可能性が高い」(米系投資家)。だが、イエレン議長が強調した性急な「金融正常化」利上げを続ければ、景気の腰折れに繋がることは火を見るより明らかだ。

確かに、現状イールドカーブのフラット化が相応に進み、さらなるスプレッド縮小は想定し難く、10年債利回りは2.0%水準が一つの重要な節目とされ、ドルは相応に底堅い推移を辿りそうだ。

だが、16年11月の米大統領選後の「トランプ・ラリー」以降、積極財政への期待と共に米FRBの利上げペース加速思惑に米2年-5年の米長短金利スプレッドは昨年末にかけ急拡大した。

その後、トランプ大統領の正式就任以降も同スプレッドは0.7%近辺を維持したが、「ロシアゲート」疑惑に政策遂行力への疑念など政治不安が台頭し、トランプ減税(税制改革)の財政拡大を前提としたFRBの利上げペース加速シナリオが頓挫。

景気息切れ懸念と低インフレに同スプレッドは選挙前の水準に戻されてしまった。これがドルの重石となっている。むろん、このドルの重石が外れるには、インフレ期待が上向き、トランプ減税(税制改革)の道筋が見えて財政拡張へと成長政策が必要となる。

だが、減税やインフラ投資など新たな政策が実現しない限り、米長期金利の再上昇には自ずと限界があり、ドル/円は向こう1ヶ月108.00-112.00円のレンジワークが想定される。

ドルにとって最大のリスクは、米政府機関閉鎖への警戒であり、9月リミットの1ヶ月前、つまり7月末辺りからイベントドリブン的なリスク回避の円買いが懸念される。

なお、日本株「6月相場」の後半戦は引き続き堅調な推移が想定されるも7月上旬には「七夕天井」を形成しつつ7月後半から8月は「夏枯れ相場」と西暦「末尾7の年」の株価波乱のアノマリーに円高・株安局面が警戒される。

出典:FXニュースレター

【まとめ】夏の円高、通貨危機に注意。7月後半から8月は「夏枯れ相場」

「夏枯れ相場」は「夏の円高」とも呼ばれており、7月後半から8月に起きやすい円高です。7月から8月は市場参加者が夏休みに入るため市場の出来高が縮小し、結果として相場の乱高下になりやすいようです。

ドル円の季節的な月別変動パターンでは、8月に当座のドル安値を形成し、年末にかけてドルの下限が切り上がる傾向が目立っています。

最近では2016年、2015年、2014年、2013年の各8月にドルが底値をつけて、その後は12月にかけて8月ドル安値を上回る展開が続いてきました。2012年も9月13日に年間ドル安値を記録しており、あくまで季節アノマリーとしてはドルの最悪期通過の日柄が注目されやすい状況です。

さらに近年、西暦の末尾に7の付く年は経済パニック(危機)と夏枯れ相場や株価大波乱の歴史があります。

  • 1987年のNY株式市場「ブラックマンデー」
  • 1997年のタイ・バーツ暴落(アジア通貨危機
  • 2007年BNPパリバ・ショック

ブラックマンデーは秋ですが、アジア通貨危機は夏、2007年のパリバ・ショックも8月の夏枯れ相場で起きています。毎年7月から8月は世界中の市場参加者が夏休みに入るため市場の出来高が縮小します。その結果として薄商いの中、相場の乱高下が起こりやすいようです。

現在のドル円相場では減税やインフラ投資など新たな政策が実現しない限り、米長期金利の再上昇には自ずと限界があり、ドル/円は向こう1ヶ月108.00-112.00円のレンジワークが想定されます。

ドルにとって最大のリスクは、米政府機関閉鎖への警戒であり、9月リミットの1ヶ月前、つまり7月末辺りからイベントドリブン的なリスク回避の円買いが懸念されます。

例年、日本株「6月相場」の後半戦は引き続き堅調な推移が想定されるも7月上旬には「七夕天井」を形成しつつ、7月後半から8月は「夏枯れ相場」と西暦「末尾7の年」の株価波乱のアノマリーに円高・株安局面が警戒され、大統領選の翌年の9月波乱など日米の政治リスクが重石となっています。

特に、市場参加者が夏休みに入るため市場の出来高が縮小する7月後半から8月にかけての「夏枯れ相場」には注意が必要です。2017年も「夏枯れ相場」には注意しましょう。

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