逆ジャパントレード?で株価急落 リスク回避の円高・株安へ

株価急落

11月9日前場の日経平均は8日の米国株上昇を受けた海外投資家の日本株比率引き上げ買いや節目2万3000円越えに伴うCTA(商品投資顧問)等の先物買いに一時上げ幅を400円超に広げ1992年1月以来約26年ぶり高値を付けた

ところが、後場に一転して13:30頃から異変が生じ、先物中心に大量の売りが膨らみ、一気に下げに転じるや一時下げ幅は400円に迫り、米大統領選挙の昨年11月9日以来の乱高下を経て前日比45円安の2万2868円で大引けた。

その理由は…

逆ジャパントレードで株価急落 リスク回避の円高・株安

後場に突然の「乱気流」に巻き込まれた。「乱気流」は、日本版VIX(恐怖指数)の20超え上昇による不安心理の台頭と連動した先物の急落とされる。

そして売りの正体は、グローバルマクロ系ヘッジファンドとされ、日本版VIX上昇に連動した「円買い・日本株売り」逆ジャパントレードが急落のトリガーとされる。

事実、同時並行的に外為市場で午後に入り円高基調が強まり、14:30ごろにはドル/円は113.50円を割り込む円高となった。そして、日本版VIX(恐怖指数)の急上昇の元凶として「米海軍が空母3隻を集めて日本海で訓練を行う」との報道が指摘される。急速に北朝鮮リスクを織り込む動きが、リスク回避の円高・株安に拍車をかけた可能性だ。

湾岸戦争など過去の米国の軍事行動は、空母3隻が集まった段階で緊迫した状況に発展するケースが多く、北朝鮮リスクを織り込む先物主導の急落相場となった。結果、9日の日経平均は日足ロウソク足に「長い上ヒゲ陰線」が現出しチャート的に一旦調整局面入りが示唆された。

11月11日 08時25分 【Market Winコラム】「乱気流」に見舞われ日本株に短期調整色

11月9日前場の日経平均は8日の米国株上昇を受けた海外投資家の日本株比率引き上げ買いや節目2万3000円越えに伴うCTA(商品投資顧問)等の先物買いに一時上げ幅を400円超に広げ1992年1月以来約26年ぶり高値を付けた。

ところが、後場に一転して13:30頃から異変が生じ、先物中心に大量の売りが膨らみ、一気に下げに転じるや一時下げ幅は400円に迫り、米大統領選挙の昨年11月9日以来の乱高下を経て前日比45円安の2万2868円で大引けた。

この日は、1989年12月29日大納会の史上最高値3万8915円からリーマンショック後のバブル崩壊後最安値7054円の下げ幅「半値(50%)戻し」2万2985円を抜け、さらに節目2万3000円を上抜け2万3382円の戻り高値を付け抑えがたい高揚感に覆われていた。

だが後場に突然の「乱気流」に巻き込まれた。「乱気流」は、日本版VIX(恐怖指数)の20超え上昇による不安心理の台頭と連動した先物の急落とされる。そして売りの正体は、グローバルマクロ系ヘッジファンドとされ、日本版VIX上昇に連動した「円買い・日本株売り」逆ジャパントレードが急落のトリガーとされる。

事実、同時並行的に外為市場で午後に入り円高基調が強まり、14:30ごろにはドル/円は113.50円を割り込む円高となった。そして、日本版VIX(恐怖指数)の急上昇の元凶として「米海軍が空母3隻を集めて日本海で訓練を行う」との報道が指摘される。急速に北朝鮮リスクを織り込む動きが、リスク回避の円高・株安に拍車をかけた可能性だ。

湾岸戦争など過去の米国の軍事行動は、空母3隻が集まった段階で緊迫した状況に発展するケースが多く、北朝鮮リスクを織り込む先物主導の急落相場となった。結果、9日の日経平均は日足ロウソク足に「長い上ヒゲ陰線」が現出しチャート的に一旦調整局面入りが示唆された。

そもそも、ほぼ9週連続で週足「陽線」が現出する一本調子の上げ相場だっただけに、7-9月決算発表一巡に伴う手仕舞い売りが出やすい状況にあった。すでに25日移動平均線との乖離率が8日に+7.0%に迫り警戒ラインの5%を大幅に上回り、RSI(相対力指数)も95%超へと買われ過ぎ70%を大きく上回っていた。

「ファンダメンタルズで正当化できる水準を超え、企業業績でいえば前年比15%程度の増益を織り込んだ」(大手証券幹部)水準に上昇し、しかも日本株上昇の起爆剤となっていた海外投資家の買いがここに来て先細りの様相にあることも調整局面入りを彷彿とさせる。東京証券取引所が9日発表した10月第5週(10月30日-11月2日)の投資部門別株式売買(3市場1-2部と新興市場)によれば、海外投資家は6週連続で買い越し、買越額は528億円と前の週の6703億円の買い越しから大幅に減少した。

さらに、日本株上昇を支えた円安基調にも一服感が台頭しつつある。米債市場の中短金利差(2-5年債スプレッド)のタイトニングや減税への期待感の後退などにドルの上値が重くなりつつある。

ある外資系銀行幹部は「比較的高い相関性を有してきたドルインデックスと米債2-5年スプレッドの乖離が目立つ格好となっており、減税法案への期待感が腰折れした場合、ドルが米債市場に鞘寄せするリスクがある」と留意を促す。

一方、米ダウ平均株価も11月7日投開票のバージニア州など州知事選で野党民主党候補が相次ぎ勝利、米上院の減税法案(草案)に法人減税1年延期が盛り込まれて9日の欧州株や米国株が下落、特に日経平均先物が1%超の下げとなってリスク回避の円買いを促した。

もっとも、法人減税1年延期論にもドルインデックスの下げ幅が約0.3%と小幅な下げに留まったこと、ドル/円は113.00円手前や112円台に旺盛なBid(買い)が観測されて113.09で下げ止まり112円台への円高リスクは杞憂に終わりそうだ。

出典:FXニュースレター

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