来週のドル円予想 投機筋ポジション整理で円高から円安ドル高へ

投機筋

来週は米国で社債市場の発行増加が見込まれており、長期債金利の下げ止まりと小幅な上昇が見られると、全般的なドルの調整反発を支援。ドル/円でもドルが自律反発に転じる余地を秘めています。

何より前週までの円全面高は、4-6月から急膨張してきた投機的な円ショート・ポジション(売り持ち)の整理解消による「持ち高整理の円高」という側面が大きく、その意味で来週以降は円ショート整理による円高の一段のオーバーシュートと、一旦の整理クライマックスによる円高歯止めも注視されそうです。



来週のドル円予想 投機筋ポジション整理で円高から円安ドル高へ

来週の週明けからの注目は、14日の日本の4-6月期GDP統計だ。底堅さが示されると、過度なリスク回避が一服。短期的ながらも、前週までの円高・株安の反動調整的な円安・株高の余地を秘めている。

08月12日 06時55分 来週の相場展望=8月14日の週

来週8月14日-18日週の為替相場は、根強いドル安や円高の持続と反動調整的な揺り戻し、対円以外でのドル調整反発、それに伴う対ドルでの欧州通貨や資源国通貨の下落とクロス円への連れ安(円高)圧力を見極める展開が予想される。

ドル/円の週足テクニカルでは、ドルの下値メドとして、一目均衡表の雲の下限108.79円前後、108.50円前後、直近安値108.13円前後、107.50円前後などが焦点になっている。
来週の週明けからの注目は、14日の日本の4-6月期GDP統計だ。底堅さが示されると、過度なリスク回避が一服。短期的ながらも、前週までの円高・株安の反動調整的な円安・株高の余地を秘めている。
ただし、14日には中国の主要7月指標も公表される。同じ7月の中国貿易統計では、輸出を示す外需、輸入を示す内需がそれぞれ伸び悩んだ。中国経済の伸び悩みが示されると、資源国通貨安(豪ドル、NZドル、カナダ・ドルなど)やリスク回避の円高に振れる可能性が排除できない。

14日には豪中銀幹部の講演が予定されているほか、15日は豪中銀の政策委員会議事録が公表される。最近は豪中銀やNZ中銀の幹部から通貨高牽制の発言が目立っており、改めて通貨高への懸念が強調されると豪ドル安やNZドルの連れ安リスクが警戒される。
その反面、豪州やNZでは利下げ休止と先行きの利上げも焦点になってきた。豪州の経済やインフレに関して安定化が示唆されると、先行き利上げの思惑を喚起。豪ドルやNZドルの下げ止まりと押し目買いが増加する余地も秘めている。

15日には米国で小売売上高などの経済指標が公表される。米国の小売指標は自動車販売や住宅販売などに息切れ鈍化が見られており、改めて米国経済の減速リスクが警戒される。
その反面、米国経済は金利低下やドル安、世界経済の復調などが下支え材料となっている。前週末には米国のCPI(消費者物価指数)の低迷でも米長期債金利の低下やドル安は抑制されており、米国減速への一定の織り込み進捗も示唆されている。前週までに投機ポジションでは米債金利低下(債券価格は下落)やドル安方向へと傾斜してきた可能性があり、少しでも米国指標が底堅さを示すとポジション調整による米債金利の上昇とドル反発の市場反応が想定される。
来週の米国市場では消費動向を判断するうえで、17日の米小売大手ウォルマートの決算発表も注目されそうだ。

来週の注目材料としては、16日の米FRBによるFOMC議事録がある。改めてインフレ低下への懸念が強調されたり、慎重なペースでの利上げ支持意見が目立つとドルが戻り売りに押されやすい。米国経済についてはトランプ政権による経済政策の不透明感や北朝鮮発の地政学リスクなども、先行きの減速要因として警戒されている。

その反面、FRBに関しては9月からの保有資産縮小が焦点となっている。改めて「9月以降にFRBが保有する長期国債の満期償還分の再投資を停止する」といった方針が示されると、米国の長期債金利の下限切り上がり(債券価格は頭打ち)が支援されやすい。

おりしも前週末には米国のCPI(消費者物価指数)が低迷し、米国債市場では短期債金利が低下したが、長期の30年債金利は上昇した(長期債価格は下落)。来週は米国で社債市場の発行増加が見込まれており、債券市場全体での需給悪化懸念もあって、長期債金利の下げ止まりと小幅な上昇が見られると、全般的なドルの調整反発を支援。ドル/円でもドルが自律反発に転じる余地を秘めている。

もっとも米国債市場では、15日にかけて四半期定例となる米国債の満期償還とクーポン利払いが予定されている。日本の機関投資家からは9月の中間期末に向けた決算対策もあり、償還資金や利払い資金の円転・ドル売りが思惑先行で注目されやすい。
来週は日本企業のお盆休みが続くため、ドルの売り手である国内輸出企業がドル売り注文を置いたままにしておくリーブ・オーダーの存在が、ドル/円でドルの上値を抑える余地も秘めている。

その反面、15日前後が経過していくと、こうしたドル売り材料は剥落が見込まれる。来週以降は引き続き北朝鮮発の地政学リスクがリスク回避の円高材料として警戒される反面、北朝鮮問題も先行き過剰警戒の揺り戻し余地が残されている。少しでも北朝鮮問題に緊張緩和の兆しが出てくると、日本では急激な円安と株高方向へのリバウンドが加速される。

何より前週までの円全面高は、「リスク回避の円買い」というよりも、4-6月から急膨張してきた投機的な円ショート・ポジション(売り持ち)の整理解消による「持ち高整理の円高」という側面が大きい。その意味で来週以降は円ショート整理による円高の一段のオーバーシュートと、一旦の整理クライマックスによる円高歯止めも注視されそうだ。

出典:FXニュースレター

今後のドル円相場予想 円高ドル安いつまで続く?

ドル円為替相場は、7月11日に突然発生したトランプ大統領長男のロシア人弁護士との面会によるトランプ大統領のロシアゲート疑惑  も警戒が必要で今後も 円高に動く懸念 がありますので注意が必要です。ドル円はさらに10%下落する可能性が噂されています。

世界を見渡すと、ドル下落で新興国通貨ペソ、レアル、ランドなどが急上昇しています。ドル円相場は、全体的にリスク回避の円全面高の動きが強い状況ですので、直近の為替相場としては、ドル安円高の流れが強いでしょう

しかし、ドル安もチャートを見る限り、反転場面のドル高への流れが来ているようです。

ドル円の日足チャート レンジ相場から9月上旬に114円予想

下のチャートを見て下さい。

現在、レンジ相場のWボトム、3番底です。
下値が、4/17の108.133からの補助線から右肩上がりに切りあがっており、丁度現状の110円ラインが底値として意識され市場でも相場形成されています。

当面は、9月上旬の114円を目指す展開が予想されます。
 → 来週のドル円予想 レンジ相場の底からドル反発でドル高円安へ

ドル円チャート

ドル円 為替相場長期予想は円安ドル高

さらに長期の見通しとしては、今後もアメリカのFRBによる利上げが予想され、長期的には日銀による超低金利の堅持姿勢もあり日本と海外の金利差は拡大傾向にあります。

ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化
 2)日本でのインフレ期待改善
 3)米国での金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による
円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料 として注目されており、長期的にはさらなる円安が予想されます。

【まとめ】来週のドル円予想 投機筋ポジション整理で円高から円安ドル高へ

来週は米国で社債市場の発行増加が見込まれており、債券市場全体での需給悪化懸念もあって、長期債金利の下げ止まりと小幅な上昇が見られると、全般的なドルの調整反発を支援。ドル/円でもドルが自律反発に転じる余地を秘めている。

さらに15日前後が経過していくと、こうしたドル売り材料は剥落が見込まれる。来週以降は引き続き北朝鮮発の地政学リスクがリスク回避の円高材料として警戒される反面、北朝鮮問題も先行き過剰警戒の揺り戻し余地が残されている。少しでも北朝鮮問題に緊張緩和の兆しが出てくると、日本では急激な円安と株高方向へのリバウンドが加速される。

チャートから見てもトレンドがドル高円安に向かう可能性が高く、注目です。

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