2018年は政治・貿易戦争リスクから安全資産の円買いで円高ドル安相場へ

安全資産

2018年は政治・貿易戦争リスクから安全資産の円買いが主導となる見通しで、為替相場は円高ドル安相場が予想されます。



■ 2018年は政治・貿易戦争リスクから安全資産の円買いで円高ドル安相場へ

モルガン・スタンレーは、3月以降大幅上昇している米ドルについて、投資家は売り持ちすべき時期だと判断している。

同行は、ドルが天井を付けようとしている。としたうえで、「市場心理、バリュエーション、ファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)のすべてが、この判断を裏付けている」と指摘しています。

また、ドルがほとんどの通貨に対し半年ぶり高値の水準にある中、安全資産とされる円に対してだけは下落しており、今後は円主導でドル相場の基調が変化すると予想しています。

ドル、天井付ける動き=モルガン・スタンレー

モルガン・スタンレーは、3月以降大幅上昇している米ドルについて、投資家は売り持ちすべき時期だと判断している。

 同行は、ドルが天井を付けようとしているとしたうえで、「市場心理、バリュエーション、ファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)のすべてが、この判断を裏付けている」と指摘する。

 また、ドルがほとんどの通貨に対し半年ぶり高値の水準にある中、安全通貨とされる円に対してだけは下落しており、今後は円主導でドル相場の基調が変化すると予想している。

 ドルは現在、108円63銭近辺、ユーロは1.1544ドル前後で推移している。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

■ユーロ円下落で11カ月ぶり安値更新 円が最大の勝者になる?

市場の不安感がイタリア情勢でいっそうかき立てられる中、安全資産とみなされている円買いが追い風を最も強く受けそうだ。

ソシエテ・ジェネラルは「市場が神経質になるほど、円が最大の勝者になる」と述べた。欧州市場の29日午前の取引で円はユーロに対して上昇を続け、一時は11カ月ぶり高値の1ユーロ=125円44銭をつけた。

円が「最大の勝者」、神経質な展開で=ソジェン

市場の不安感がイタリア情勢でいっそうかき立てられる中、安全逃避先とみなされている円が追い風を最も強く受けそうだ。

 ソシエテ・ジェネラルは「市場が神経質になるほど、円が最大の勝者になる」と述べた。欧州市場の29日午前の取引で円はユーロに対して上昇を続け、一時は11カ月ぶり高値の1ユーロ=125円44銭をつけた。

 ドル円相場は少し前に1ドル=108円42銭と、1カ月ぶりの円高水準を記録。現在は前日比0.5%円高の1ドル=108円84銭前後で取引されている。

出典:FXニュースレター

■2018年の円高ドル安の原因は、アメリカの政治とシリア問題

2018年になってから、ドル円市場は円高ドル安に大きく動いていますが、その原因として、アメリカの政治問題やシリア問題などの要因がドル安を招いているとの指摘が出ています。

 → 2018年の円高ドル安の原因は、米国の政治とシリア問題

ドル円は貿易戦争で104円台へ。円高ドル安はいつまで続く?

22日のニューヨーク市場では、アメリカ政府が中国製品への高関税導入を発表したことを受け、貿易戦争懸念から安全資産の円買いが進み大幅な円高となりました

先週来、105円台で耐えていたドル円相場。材料次第で急速に円高ドル安になると見ていましたが、ついに、貿易戦争懸念を理由に104円台へ突入しました。

来週は、日本の会計年度末を控え「投資家が積極的に資金を海外に投じる可能性は低い」ため、円売りはさらに減る見通しで、104円台が底と見る動きは少なく、依然として円高ドル安のトレンドは変わらないと予想されます。はたして円高はいつまで続くでしょうか?

 → ドル円は貿易戦争で104円台へ。円高ドル安はいつまで続く?

 → 円高ドル安いつまで続く?ドルに売られ過ぎ感強くドル高へ反転予想

ドル円チャート日足 レンジ相場から5月上旬に114円予想

下のチャートを見て下さい。
例題として教科書に載りそうなぐらいの見事なレンジ相場!

下値が、

  • 2017年4月17日「108.133」
  • 2017年9月8日の「107.321」

と刻んだと、計3度114円台をつけています。

2018年1月からの円高ドル安相場の原因は、

  • アメリカの税制改革
  • ムニューシン アメリカ財務長官のドル安容認発言
  • 麻生財務相の円高容認発言

となっています。

まだ底値は分かりません。もしかしたら、円高ドル安のトレンドがまだ続き、再び106円、105円をつける可能性もありますが、いずれにしてもその後の反動が期待でき、5月上旬には114円を目指すレンジ相場の展開が予想されます。

110円台から円安ドル高へのトレンド転換がみられたら、ドル買いを狙ってみるのが良いかもしれません。

ドル円チャート日足

今後は底値からの反転が予想され、目先のレンジ相場から、5月上旬に向かって114円を目指す展開が予想されます。チャートから見てもレンジ相場の中でトレンドがドル高円安に向かうと予想され、今後のドル円は上昇の動きに注目です。

 

過去のドル円の月別季節パターンでは年後半は円安ドル高傾向

過去のドル円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場(夏の円高)ドルが当座の安値を形成し、年後半から年末にかけてドルの下限切り上がりや円安ドル高が進む傾向が見られてきました。

今年も8月は「夏の円高」が起きており、例年通りなら、年末も円安ドル高の継続がいつまで続くのか?期待が持てます。

現在のドル円はチャートを見る限り、反転場面のドル高への流れの見通しです。

最近の、アメリカ国内では強い経済指標が相次ぎ、ドル高への動きが目立ってきました小売売上高、米8月NY連銀製造業景気指数、米7月輸入物価指数など好数字の米経済指標が続いており、円安ドル高の流れの見通しがきているようです。

チャートから見てもトレンドが円安ドル高に向かう長期見通しで、今後のドル円は円安ドル高の動きに注目です。

ドル円の長期見通しは105円底にドル高円安トレンドへ

実際の為替相場の動きもチャートのトレンドに従うように、北朝鮮が弾道ミサイルを発射後にリスク回避のドル安円高、となり108円台の底値をつけた後は、アメリカ商務省が30日発表した4-6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値が上方修正され、伸び率は2015年1-3月期以来の大きさとなり、これを受けドル円は大幅上昇。北朝鮮リスクのドル安の分を取り戻し、さらに急伸しました。

さらに、アメリカ商務省が翌31日発表した7月の個人消費(季節調整済み)も4月以来の高い伸びとなり、本来であれば引き続きドル高が継続するはずだったのですが、ムニューシン米財務長官が「ドル安はアメリカの貿易にとって多少の支援材料に」などと述べたことで、北朝鮮の弾道ミサイル発射後から続いていたドル高円安の流れに水を差し、ドル安へ一時反落することになりました。

このところのアメリカの経済指標は好調ですが、インフレの弱さが経済見通しに引き続き影を落としていることもあり、雇用統計の数値では賃金の動きにも注目 が集まる中、ドル円市場では、21時半の雇用統計発表後に乱高下の相場となりました。

 

ドル円の長期見通し予想はさらなる円安ドル高

さらに今後のドル円の見通しとしては、今後もアメリカのFRBによる利上げが予想されるのと、一方で円は、長期的に日銀による超低金利の維持姿勢が続き、今後も引き続き日本とアメリカの金利差は拡大見通しです。

そのため、ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化
 2)日本でのインフレ期待改善
 3)アメリカでの金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による 円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料 として注目されており、今後もさらなる円安ドル高の見通しです。

ドル円の長期見通しと投資運用戦略

最近、レンジ相場の中で上げ下げを繰り返しているドル円ですが、1日の中で何度も短期売買を狙うよりも、長期で保持して売買利益と、スワップを安定的に得る方が投資としては向いています。

FXと聞くとハイリスク、ハイリターンと言うイメージが強く、 株式などの投資経験者からは

  • 「ギャンブルだ」
  • 「あれは投資ではない、博打だ」

というような悪い評判がありますが、 要はやり方の問題です。

やり方次第では、 確かにギャンブルですし、一方で、やり方次第では長期運用に近いやり方もあります。

例えば、 毎日のようにドル円の売り買いを繰り返すのではなく、1~2か月の期間での大きな値動きを見通してリスクを抑えながら長期の保有をしながら売買利益と、スワップを安定的に得る長期的な運用方法が向いていると考えます。
あくまでも、長期運用と言うイメージでデイトレのような短期売買は考えていません。

もちろん、リスクヘッジとして相場の見通しが想定外に大きく外れて思惑と逆に動いたら最初に自分が定めたプラン通りに「損切り」は、もちろんします。ですので、必ず儲かるという事ではありません。

しかしながら、今後のドル円相場の長期見通しから投資運用プランを決めて感情を入れずにプラン通りに売買する。 これを行うことで利益を増やしていくことが可能だと思います。

■ FXで重要なのは投資運用プラン(長期の見通し)

つまり、重要なのは自分でたてたプラン通りに機械的に売買すること。つまり感情をはさまないという事です。

詳しいやり方は長くなるので別の機会にしますが、 このように長期でドル円を保有してスワップを狙うやり方が、 今のドル円のように、豪ドル並みに高いスワップが得られるタイミングでは長期の投資運用対象として向いているわけです。

しかも、ドル円は市場の取引規模が小さいという心配がありません。例えば、ランド。ランドは高金利通貨として有名ですが、その分、市場規模が小さく為替の大変動に巻き込まれ過去に大きな損失を被った人も多いでしょう。

その点、ドル円市場の大きさは言うまでもありませんからね。

 

【まとめ】 2018年は政治・貿易戦争リスクから安全資産の円買いで円高ドル安相場へ

2018年は政治・貿易戦争リスクから安全資産の円買いが主導となる見通しで、為替相場は円高ドル安相場が予想されます。

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