ポンド安予想 S&P格付けでイギリス格下げを示唆で売り局面

S&P

昨日20日、イギリスイングランド銀行(中央銀行)のマーク・カーニー総裁は直近の金融政策委員会(MPC)で3人が利上げに賛成したものの、カーニー総裁は利上げにはまだ早いとの見方を示したことを受けポンド相場は下落。

また、6月末で退任する前回MPC(金融委員会)で利上げを主張したイギリスMPCメンバーのフォーブス氏の後任にハト派的な論客が就き、空席となっている副総裁ポストにカーニー氏と近い見識ある委員が就けば、英中銀の金融緩和路線がより明確化するためポンド安の材料となります。

さらに、大手格付け会社スタンダート&プアーズ(S&P)がBrexitの諸条件が出揃う前に格下げの可能性を示唆しておりポンド/ドルは売り局面、長期的な投資には魅力的な相場だと思います。

今後のポンド為替相場の見通しについて詳しく解説します。



ポンド円急落 英中銀カーニー総裁のハト派発言とS&P格付け

英中銀カーニー総裁が20日、「NOW IS NOT THE TIME TO RAISE INTEREST RATES」(今は利上げの適切な時期ではない)とハト派的な発言をしてイギリスポンド売りの材料とされた。

06月21日 13時10分 【FXトピック】英中銀「緩和路線」がイギリスポンドの重荷

英中銀カーニー総裁が20日、「NOW IS NOT THE TIME TO RAISE INTEREST RATES」(今は利上げの適切な時期ではない)とハト派的な発言をしてイギリスポンド売りの材料とされた。

カーニー総裁はこの日の講演で、「イギリスEU離脱Brexitに伴う経済環境へのダウンサイドリスクを注視する」と語り、改めて中期的なポンド売り材料として理解されたようだ。

また、6月末で退任する前回MPC(金融委員会)で利上げを主張したイギリスMPCメンバーのフォーブス氏の後任にハト派的な論客が就き、空席となっている副総裁ポストにカーニー氏と近い見識ある委員が就けば、英中銀の金融緩和路線がより明確化する。

それだけにイギリスポンドは短期的に反発しても上値は限定的なものに留まりそうだ。かてて加えて、大手格付け会社スタンダート&プアーズ(S&P)がBrexitの諸条件が出揃う前に格下げの可能性を示唆していることもポンドの重石となろう。

出典:FXニュースレター

ポンド円為替相場 カーニー英中銀総裁のハト派発言とS&P格付けで安値

昨晩カーニーBOE総裁の発言を受けて下落したポンドですが、ポンドドルは昨日の安値1.26を下抜けし1.2590付近に下落。ポンド円は139.85付近に下落。さらなる安値が意識されている。

06月21日 17時16分 【情報プレミアム:ポンド円ストラテジー】

昨晩カーニーBOE総裁の発言を受けて下落したポンドだが、ポンドドルは昨日の安値1.26を下抜けし1.2590付近に下落している。ポンド円はサポートされていた140.30~40を下抜けし139.85付近に下落している6月の安値138.60~70が短期的なターゲットとなろう。

サポートレベル 138.50~60 138.00~10
レジスタンスレベル 140.80~90 141.50~60

注)上記レートはインターバンク等の提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。

出典:株式会社アドバンス

 

イギリス総選挙後のポンド為替相場変動

8日に投開票されたイギリス総選挙は、テリーザ・メイ首相が解散総選挙を発表した4月時点の世論調査では首相率いる保守党の圧勝が予想されていましたが、ほぼ開票が終了した段階で 保守党の獲得議席が過半数を割り込み「ハングパーラメント」となったため、イギリス総選挙の翌日、テリーザ・メイ首相は9日、北アイルランドの民主統一党(DUP)との連立で、定数650の過半数を確保しました

しかし、政府はこの状況では強力な決断を下すことができず、今後の政局には大きな困難が予想されますこのような要因から、イギリス総選挙が終わった現在、ポンド安の流れとなっています。

ポンド投資戦略 ポンド/ドルの売りに注目 予想1.2100ドル

今後のポンドの投資戦略としては、ポンド円で売りを建玉しても良いですが、私のおすすめは「ポンド/ドル」の売りです。ポンド安の勢いが強く、長期的には米国の利上げ期待などから「ドル高」の期待も高い今、「ポンド/ドル」の売りがおすすめです。

1.2500ドルを目指すという声が市場に出ていますが、私の予想は1.2100ドルです。スワップも豪ドル円と同じぐらいあり中長期の保持にもおすすめ。是非、注目してみて下さい。 

【まとめ】ポンド安予想 S&P格付けでイギリス格下げを示唆で売り局面

15日の欧州市場では 英中銀によるサプライズでポンド円は142円台に突入し、一気に3円高 となりました。

しかし昨日20日、イギリスイングランド銀行(中央銀行)のマーク・カーニー総裁は直近の金融政策委員会(MPC)で3人が利上げに賛成したものの、カーニー総裁は利上げにはまだ早いとの見方を示したことを受け、ポンド相場は下落。

また、6月末で退任する前回MPC(金融委員会)で利上げを主張したイギリスMPCメンバーのフォーブス氏の後任にハト派的な論客が就き、空席となっている副総裁ポストにカーニー氏と近い見識ある委員が就けば、英中銀の金融緩和路線がより明確化するためポンド安の材料となる。

それだけにイギリスポンドは短期的に反発しても上値は限定的なものに留まりそう。加えて、大手格付け会社スタンダート&プアーズ(S&P)がBrexitの諸条件が出揃う前に格下げの可能性を示唆していることもポンドの重石となると思われます。

ポンド/ドルは今後もイギリス政局の不安定さから売り局面、長期的な投資には魅力的な相場だと思います。

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