13カ月ぶり「ユーロ安」の理由がトルコリラの暴落ってどういうこと?

ユーロ安理由

ユーロが13カ月ぶりの安値となる 1ユーロ=1.13ドル台をつけましたが…。

ユーロドルチャート

実は、今回の「ユーロ安」の理由はトルコリラの暴落トルコ金融危機懸念にあります。

トルコリラの下落が今後も続けば、ユーロは一段安となる恐れがあります。



■ユーロ安の原因はトルコリラの暴落…?

アメリカとトルコの対立が激化するなか、トランプ大統領が10日、トルコからの輸入関税について、アルミニウムを20%、鉄鋼を50%と2倍に引き上げると表明。

これを受け、トルコリラは対ドルで一時20%安の暴落となりました。

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■トルコへの貸し出しが多いユーロ圏の銀行がピンチ?

トルコリラの暴落を受けて、英フィナンシャルタイムズ(FT)紙は、ユーロ圏の中で、とくにスペイン、イタリア、フランスの銀行がトルコに貸し出しが多く、トルコが金融危機となると、その影響を受け、ユーロ圏への金融危機が波及するのでは…?との憶測が拡がりユーロ圏の銀行株が下落。

為替相場ではユーロ安やリスク回避の円高が後押しされたため、特にユーロ円は大きく下落しています。

今後のトルコ経済の悪化による欧州銀行の貸し倒れへの警戒感から、ユーロも対ドルで一時1.2%下げ、約13カ月ぶりの安値を付けています。

■トルコ金融危機による銀行リスクでユーロ安…

ユーロ圏の銀行が持つトルコ関連エクスポージャー(リスク資産)を巡る不安が高まっています。

特に材料視されたのは、イタリアの銀行「ウニクレディト」。トルコリラ下落、トルコ経済危機の影響を最も受けやすいと欧州中央銀行(ECB)が受け止めているという報道が英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)から伝わりユーロ安が加速しました。

また、スペインの銀行大手「BBVA」にとってトルコは純利益ベースで4番目に大きな市場。アナリストによると「BBVA」のトルコ資産のエクスポージャーは国際的な金融機関の中で最も高く、ウニクレディトがこれに続くとのこと。

さらに、フランスの「BNPパリバ」もトルコの影響を大きく受けそうだとのことです。

トルコリラの下落が今後も続けば、ユーロは一段安となる恐れがあります。

世界に広がるトルコリラ安、ユーロに対するドル高が追い打ち

トルコリラ相場は10日、ドルに対して前日比10%余り下落した。ドルが1年ぶり高値をつけている半面、トルコの財政を巡る懸念が世界中に広がっている。

 10日午後の香港市場で、リラ相場は1ドル=6.21リラで過去最安値を更新した。その後はやや下げ幅を縮め、現在は7%安の5.95リラ付近をつけている。

 ドルは前日比0.8%高の1ユーロ=1.1445ドルと、2017年7月以来の高値をつける場面があった。目下の取引値は1ユーロ=1.1455ドル前後と、0.6%のドル高・ユーロ安水準にある。

 ウエストパック銀行のショーン・キャロー氏は「ここ何日かは海外市場がトルコリラ安を懸念するというより好奇の目で眺めており、トルコだけの問題と捉えているようだった」とした上で、今となっては「その状況が変化したようだ」と述べた。

 トルコは外貨建て債務の返済に応じられるかどうか疑問視されるようになり、リラ相場は今週20%余り下落した。

 こうした中、ユーロ圏内のいくつかの銀行が抱えるトルコ関連の投融資残高を欧州中央銀行(ECB)が調べているという英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道が、ドルに対するユーロ安材料となっている。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

欧州銀行株が下落、トルコリラ急落やFT報道で=ロイター

ロイター通信によると、トルコ関連のエクスポージャーを保有する欧州銀行の株価が下落。最大で4%安。トルコリラが最安値を更新していることや、欧州中央銀行(ECB)が欧州銀行のトルコに対するエクスポージャーを懸念しているとする英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道が材料に。

トルコはスペインの銀行大手BBVAにとって純利益ベースで4番目に大きな市場。アナリストによると、BBVAのトルコ資産のエクスポージャーは国際的な金融機関の中で最も高く、ウニクレディトがこれに続く。

ECBはFTの報道へのコメントを差し控えた。

出典:FXニュースレター

欧州金融当局、欧州銀の資産状況を懸念=FT紙

英フィナンシャルタイムズ(FT)は、「欧州の金融監督当局はリラの急落を背景に、トルコへの最大の貸し手であるスペインのBBVA、イタリアのウニクレディト、フランスのBNPパリバの資産状況を懸念している」--などと報じている。

東京タイム終盤にかけてのユーロ売り、トルコリラ売りの背景になっていたとの指摘も聞かれていた。

出典:FXニュースレター

【まとめ】13カ月ぶり「ユーロ安」の理由がトルコリラの暴落ってどういうこと?

ユーロが13カ月ぶりの安値となる 1ユーロ=1.13ドル台をつけましたが…。

実は、今回の「ユーロ安」の理由はトルコリラの暴落トルコ金融危機懸念にあります。

トルコリラの下落が今後も続けば、ユーロは一段安となる恐れがあり今後は、1ユーロ=1.10ドル割れの可能性も噂されています。

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