1ユーロ=1.21ドルから急落 ユーロ安の理由は何?

ユーロ安理由

1ユーロ=1.21ドルから突然急落したユーロ安の理由は2つあります。ユーロ安の理由を詳しく解説します。



ユーロ安の理由1】フランスとドイツ選挙の結果

フランスでは仏上院の約半数が改選された選挙でマクロン仏大統領率いる「共和国前進」が議席を1つ減らし、結果的に大統領選や国民議会選挙時の勢いを保つことが出来なかった。

一方、24日投開票のドイツ連邦議会(下院)選挙は想定通りメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が第1党となったが、極右政党が得票率を伸ばし、連立政権工作が難航する見通しとなりユーロが売られユーロ安の始まりのきっかけとなった。1ユーロ=1.21ドル台からのユーロ急落の理由の1つは、このフランスとドイツ選挙の結果です。

09月26日 13時15分 【FXトピック】ユーロ/ドル「23.6%戻し」1.1680視野 

欧州政治の不透明感がユーロの調整局面を誘発している。フランスでは仏上院の約半数が改選された選挙でマクロン仏大統領率いる「共和国前進」が議席を1つ減らし、結果的に大統領選や国民議会選挙時の勢いを保つことが出来なかった。

マクロン陣営は法改正で優越する国民議会で過半数議席を占めているが、憲法改正で必要とされる上下院で5分の3というラインには到達できず、憲法改正を伴う政策実現への期待感が急速に低下しつつある。

一方、24日投開票のドイツ連邦議会(下院)選挙は想定通りメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が第1党となったが、極右政党が得票率を伸ばし、連立工作が難航する見通しとなりユーロが売られた。

ユーロ/ドルは1.1800ドル下にストップロスが観測されるも8月以来のボトムかつ年初来上昇分のフィボナッチ「23.6%戻し」の1.1680ドル近辺までのDip(下押し)が視野に入った可能性がある。

出典:FXニュースレター

【ユーロ安の理由2】ドル高の強い動きがユーロ安に影響

米連邦準備制度理事会(FRB)は20日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置くとともに、バランスシートの縮小を10月から開始することを決めた。

FOMCの利上げは予想通り無く、フェデラルファンド(FF)金利の目標レンジを1.00~1.25%に据え置くことを決定した。同時に公表されたFRB当局者による金利見通しによると、16人中12人が年内少なくともあと1度の利上げが必要との認識を示した。これは6月時点から変わらず。2018年については引き続き3度の利上げを見込んでいるが、2019年は2度、2020年は1度の利上げ予想にとどまった。

この内容を受け、2017年12月利上げの期待が高まり、タカ派印象でドル高となりドル円は112.5円へ上昇。その後も、ドル買い意欲が強い相場が続き、ドル円は113円台に突入し、この影響でドル買いユーロ売りとなったことが、ユーロ安の理由の1つとなっています。

09月21日 05時07分 DJ-[更新]米FRB、10月に資産縮小開始 年内追加利上げ予想維持 

 【ワシントン】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置くとともに、バランスシートの縮小を10月から開始することを決めた。

 またインフレ低迷の長期化で、一部の当局者からは懸念の声も上がっているが、年内の追加利上げに踏み切る道を残した。

 同時に公表されたFRB当局者による金利見通しによると、16人中12人が年内少なくともあと1度の利上げが必要との認識を示した。これは6月時点から変わらず。2018年については引き続き3度の利上げを見込んでいるが、2019年は2度、2020年は1度の利上げ予想にとどまった。

  FRBは今回、2020年の見通しを初めて公表。多くの当局者が2019年以降、利上げの必要はあまりないと考えていることを示唆した。長期の金利見通しは中央値で2.75%と、6月時点の3%からやや下がった。FRB当局者は総じて年内はあともう1度の利上げを見込むが、長期的には利上げを急がない姿勢を示した。

  また経済見通しでは、今年の成長率が6月予想の2.2%から2.4%に上方修正された。失業率は引き続き、今年4.3%に低下すると見込んでいる。一方、年末時点のコアインフレ率見通しは1.5%(6月予想は1.7%)、来年末時点が1.9%(同2.0%)と、それぞれ引き下げられた。インフレ率が2%の目標を下回る期間が6月時点の想定よりも長引くと見ている。

  会合後に公表されたFOMC声明では、景気判断に関する変更はほとんどなかったが、企業の設備投資が上向いていることが指摘された。

  米国を相次ぎ襲った大型ハリケーンを巡っては、短期的には経済活動に影響するものの、中期的には著しい影響を与えないと予想した。

FRBは10月から、月額100億ドル(約1兆1200億円)ずつ保有証券を償還させることで資産を縮小する。縮小幅は四半期ごとに100億ドルずつ増え、最終的には500億ドルに引き上げる。

 出典:Dow Jones

【まとめ】1ユーロ=1.21ドルから急落 ユーロ安の理由は何?

1ユーロ=1.21ドルから突然急落したユーロ安の理由は2つあります。

【ユーロ安の理由1】フランスとドイツ選挙の結果

フランスでは仏上院の約半数が改選された選挙でマクロン仏大統領率いる「共和国前進」が議席を1つ減らし、結果的に大統領選や国民議会選挙時の勢いを保つことが出来なかった。 一方、24日投開票のドイツ連邦議会(下院)選挙は想定通りメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が第1党となったが、極右政党が得票率を伸ばし、連立政権工作が難航する見通しとなりユーロが売られユーロ安の始まりのきっかけとなりました。

1ユーロ=1.21ドル台からのユーロ急落の理由の1つは、このフランスとドイツ選挙の結果です。

そして、2つ目の理由は…

【ユーロ安の理由2】ドル高の強い動きがユーロ安に影響

米連邦準備制度理事会(FRB)が20日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置くとともに、バランスシートの縮小を10月から開始することを決めました。この際、FOMCの利上げは予想通り無く、フェデラルファンド(FF)金利の目標レンジを1.00~1.25%に据え置くことを決定しましたが、同時に公表されたFRB当局者による金利見通しによると、16人中12人が年内少なくともあと1度の利上げが必要との認識を示しました。

この内容を受け、2017年12月利上げの期待が高まり、タカ派印象でドル高となりドル円は112.5円へ上昇。その後も、ドル買い意欲が強い相場が続き、ドル円は113円台に突入し、この影響でドル買いユーロ売りとなったことが、ユーロ安の2つ目の理由となっています。

これら2つの理由で、ユーロドルは、1ユーロ=1.21ドルから1.17ドルまで大きく下落しユーロ安となっています。

 

【追記】2017年9月29日

1ユーロ=1.15ドルまで下落の可能性 ユーロ安続く

24日のドイツ総選挙後、ユーロ圏でのポピュリズム台頭への不安感が再燃した。アンゲラ・メルケル独首相とエマニュエル・マクロン仏大統領がユーロ圏の財政統合を一段と進められるかどうかも懸念されユーロ安へ。これらの理由がユーロの悪材料になっている一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に追加利上げに踏み切るとの期待がドルを押し上げている理由になっています。このドル高の影響もあり、こちらもユーロ安の理由となっています。

ソシエテ・ジェネラルは、1ユーロ=1.15ドルまで下落するリスクがあるとみている。現在の取引値は1ユーロ=1.1761ドル前後。

09月28日 17時56分 DJ-【市場の声】ユーロ、1.15ドルまで下落も=ソシエテ・ジェネラル 

 ソシエテ・ジェネラルは、投資家の間でドイツの政治を巡る懸念や米国の利上げに対する楽観的な見方が続けば、ユーロが1.15ドルまで下落するリスクがあるとみている。「ユーロが1.15ドルへ戻るかどうかではなく、いつ戻るかという問題になる可能性がある」と述べた。

 現在の取引値は1ユーロ=1.1761ドル前後。米国で前日発表された税制改革案を受けて6週間ぶり安値に沈んだ後、やや値を戻した。

 24日のドイツ総選挙後、ユーロ圏でのポピュリズム台頭への不安感が再燃した。アンゲラ・メルケル独首相とエマニュエル・マクロン仏大統領がユーロ圏の財政統合を一段と進められるかどうかも懸念されている。これらの要因がユーロの悪材料になっている一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に追加利上げに踏み切るとの期待がドルを押し上げている。

出典:Dow Jones

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