米失業率17年ぶり低水準で利上げ年4回期待から円安ドル高相場へ

米失業率17年ぶり低水準で利上げ年4回期待から円安ドル高相場へ

米失業率

4月の米雇用統計は、連邦準備制度理事会(FRB)が直面する課題を浮き彫りにするものとなった。

FRBの金融政策は一層さじ加減の難しい段階を迎えている。今年の利上げを3回にするか4回にするか、FRB当局者の意見が分かれている理由もこの点にある。



米失業率17年ぶり低水準で利上げ年4回期待から円安ドル高相場へ

 市場はここ数年、FRBが緩やかな利上げを進めることができる程度に雇用が拡大しているかどうか、毎月発表される雇用統計に注目してきた。

 FRBが金利を数回引き上げた後も失業率が17年4カ月ぶりの低水準に低下した今、失業率がさらに低下し、景気が過熱するのを避けるために、FRBが利上げペースを加速させる必要が生じるかどうかが問題となっている。

米失業率17年ぶり低水準に、FRBが直面する難題

4月の米雇用統計は、連邦準備制度理事会(FRB)が直面する課題を浮き彫りにするものとなった。FRBの金融政策は一層さじ加減の難しい段階を迎えている。今年の利上げを3回にするか4回にするか、FRB当局者の意見が分かれている理由もこの点にある。

 市場はここ数年、FRBが緩やかな利上げを進めることができる程度に雇用が拡大しているかどうか、毎月発表される雇用統計に注目してきた。

 FRBが金利を数回引き上げた後も失業率が17年4カ月ぶりの低水準に低下した今、失業率がさらに低下し、景気が過熱するのを避けるために、FRBが利上げペースを加速させる必要が生じるかどうかが問題となっている。

 労働省が4日発表した4月の雇用統計では、3月まで6カ月連続で4.1%だった失業率が3.9%に低下し、非農業部門就業者数は16万4000人増加した。

 やむなくパートタイム職に就いている人や職探しを諦めた人も含めた広義の失業率は7.8%で、こちらは01年以来の低水準となった。

 民間部門の平均時給は前年同月比2.6%増と、このところの傾向を維持した。

 FRB当局者は昨年、失業率が長期的に持続可能だとみる水準(4.5%前後)を割り込む可能性について、今ほど警戒していなかった。物価上昇率が予想外に鈍化し、FRBの目標とする2%を下回る水準が続いたからだ。

 だが、物価上昇率が目標に近づいた今、FRBは賃金上昇と失業率低下に敏感にならざるを得ない。FRBが重視する個人消費支出(PCE)価格指数は、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数が3月は前年同月比1.9%上昇。2月の1.6%から上げ幅を拡大した。

 大半のFRB当局者は、労働市場がひっ迫すれば賃金と物価の上昇が加速するという、フィリップス曲線に描かれる基本的見解を引っ込めてはいない。ただ、この関連性が直線的ではなくなり、労働市場が特定の水準以上に引き締まった場合にインフレ圧力がさらに強まることを警戒している。

 それは当然だとする主張も聞かれる。自然失業率は、当局者の予想より低い可能性がある。失業率と物価に何らかの相関性があるとしても、リソースの圧力が物価を押し上げるには時間がかかりそうだ。

 力強い雇用はこれまでのところ、着実な賃金の伸びをもたらしているが、その幅はそれほどでもない。これは、生産性の伸び悩みのほか、労働市場のスラック(緩み)が多くのエコノミストの当初予想より大きかった可能性があることを示す。

 こうした事態は、政府が新たな減税措置を講じる中で展開している。エコノミストは税制改革が向こう2年の米経済成長に弾みをつけると予想している。ウォール街のエコノミストの予想では、失業率は今年末には3.5%に下がる見通しだ。一方、FRB当局者は3.8%への低下を見込んでいる。

 FRBは2%の物価上昇率が拡大している経済における健全な水準だと考え、この目標達成に向けて労働市場のひっ迫がインフレ率を押し上げることを期待している。ただ、物価圧力がコントロール不能になるのは避けたいと考えている。景気に弾みがつき過ぎれば利上げを積極化せざるを得なくなるが、そうすれば景気回復の腰を折りかねない。

 FRBは6月1日に次の雇用統計の情報を得てから同月12、13日の連邦公開市場委員会(FOMC)に臨む。この会合で利上げが決まるとの見方が優勢だ。

 今年の米利上げについての市場予想は、当局者の望み通りとなっている。3月のFOMCで、今年の利上げ回数を3回にするか4回にするか、当局者の見解がほぼ真っ二つに分かれた。CMEグループによると、フェデラルファンド(FF)金利の先物市場が織り込む今年4回の利上げ確率は、4日午前時点でほぼ40%だった。

 FRB当局者は労働市場のひっ迫で職に就く人が増えている様子を歓迎しているに違いない。4月は25~54歳の就業率が79.2%と、景気が冷え込んでいた08年7月以来の高水準に迫った。直近で最低だった10年11月の74.8%からは改善したが、00年代中盤の景気拡大期につけた80.1%には依然として届いていない。

 FRBは賃金上昇を歓迎しそうだが、それは同時に慎重な配慮を要する段階を迎えることでもある。利上げが後手に回れば景気が過熱しかねない。一方、利上げが行き過ぎればリセッション(景気後退)を引き起こす。

 物価上昇率はFRBの目標とする2%の水準にあり、1-3月期の労働生産性は前年同期比1.3%上昇した。これを踏まえると、物価上昇率を押し上げない賃金上昇率は最大で前年比3.3%程度だろう。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

ドル円チャート日足 レンジ相場から5月上旬に114円予想

下のチャートを見て下さい。
例題として教科書に載りそうなぐらいの見事なレンジ相場!

下値が、

  • 2017年4月17日「108.133」
  • 2017年9月8日の「107.321」

と刻んだと、計3度114円台をつけています。

2018年1月からの円高ドル安相場の原因は、

  • アメリカの税制改革
  • ムニューシン米財務長官のドル安容認発言
  • 麻生財務相の円高容認発言

となっています。

まだ底値は分かりません。もしかしたら、円高ドル安のトレンドがまだ続き、再び106円、105円をつける可能性もありますが、いずれにしてもその後の反動が期待でき、5月上旬には114円を目指すレンジ相場の展開が予想されます。

110円台から円安ドル高へのトレンド転換がみられたら、ドル買いを狙ってみるのが良いかもしれません。

 

ドル円チャート日足

今後は底値からの反転が予想され、目先のレンジ相場から、5月上旬に向かって114円を目指す展開が予想されます。チャートから見てもレンジ相場の中でトレンドがドル高円安に向かうと予想され、今後のドル円は上昇の動きに注目です。

 

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