ユーロドル見通し 9日のECB理事会後のユーロ急落に注意

ユーロドル見通し

9月7日のECB理事会ではドラギ総裁から慎重なペースでの出口戦略や、ユーロ高をけん制する発言の可能性もあるため、短期的なユーロの急落には注意が必要です。

ユーロドル見通し 9日のECB理事会後のユーロ急落に注意

すでに為替相場では6月後半以降、9月ECB理事会での「量的緩和スケジュール協議始動」を織り込む形でユーロ高が加速されてきた。その意味で7日の理事会にかけては、一旦の材料出尽くしを先取りしたポジション調整的なユーロ安が警戒されやすい。

7日のECB理事会ではドラギ総裁は慎重なペースでの出口戦略を強調したり、ユーロ高を間接けん制する可能性もあるため、短期的なユーロの下落には注意が必要です。

09月04日 23時48分 7日にECB理事会、短期調整的なユーロ安と中長期的なユーロ高にらむ

欧州市場では7日、ECB(欧州中銀)が理事会を開催する。

すでに為替相場では6月後半以降、9月ECB理事会での「量的緩和スケジュール協議始動」を織り込む形でユーロ高が加速されてきた。その意味で7日の理事会にかけては、一旦の材料出尽くしを先取りしたポジション調整的なユーロ安が警戒されやすい。

7日のECB理事会ではドラギ総裁は慎重なペースでの出口戦略を強調したり、ユーロ高を間接牽制する可能性もあるため、短期的なユーロの下落には注意を要する。

一方で欧州の経済・物価指標は改善傾向にある。ドイツでは24日に議会選挙が予定されているが、メルケル独首相の再選が見込まれており、24日以降には改めて欧州での政治安定化が後押しされていく。

その中でECBは先行き出口戦略を抜き足差し足で前進させると見られ、7日にかけて調整ユーロ安があっても、価格調整、日柄調整のレンジ化を経たあと、ユーロが中長期スパンでの上昇軌道を固める余地は残されている。

出典:FXニュースレター

09月04日 13時43分 DJ-【コラム】ECBの出口戦略、もう「遊びの時間」はない

 欧州中央銀行(ECB)は7日の理事会で、難しい市場との対話を避けるしかなさそうだ。

 ECBはこれまで、金融政策について忍耐と粘り強さの必要性を強調してきた。だが、現在の債券買い入れ策が年内に終了する方向であるため、来年の方針を明示しなければならないという圧力が高まりつつある。

 ECBとって障害となっているのはユーロの急上昇だ。ユーロ高を背景にECBは最新のインフレ見通しを下方修正する可能性があり、これが、フォワードガイダンス(金融政策の先行きの手掛かり)に関する市場との対話をより難しいものにしている。ただ、インフレを除けばユーロ圏の経済状況の多くは、ECBが現在の刺激策を維持する必要性はないことを示している。

 ユーロ高の中でもなお、経済成長率は上昇を続け、金融状況は引き続き緩和的なままだ。政治的な状況にも改善は見られる。例えば、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は労働市場改革案を発表しているが、これなど、まさにECBがずっと要望していたものだ。

 ただ、7月のECB理事会の議事録では、フォワードガイダンスのわずかな修正に対しても金融市場が過敏になっているため、慎重姿勢を取ったことが明らかになった。しかし、現状では何も修正しないとしても、市場はこれを材料視する可能性がある。ECBのマリオ・ドラギ総裁は、注目が集まっていた8月の米ワイオミング州ジャクソンホールの講演では金融政策に全く言及しなかったというのに、ユーロは上昇を続け、約2年ぶりに1.20ドルを越えた。

 一方で、政策に対する忍耐強さはリスクも生んでしまう。ユーロ上昇が注目を集める中、他の市場は夏を通して極めて静かだった。10年物ドイツ国債利回りは現在0.38%で、今年の最高水準から大きく低下している。これは、経済成長が好調なことを考えると奇妙に思える。また、債券市場には今後、混乱が生じる可能性もあるが、現時点でECBが慎重すぎるとみられることは、そうした将来の問題を一層大きくしている恐れがある。

 ECBは9月の理事会でまだ時間稼ぎを続ける可能性もあるが、そうなれば、10月が大きく注目されるようになるだけだ。つまり、現在のような債券市場の静けさがいつまでも続くわけはないのだ。

出典:Dow Jones

09月05日 07時12分 DJ-【市場の声】ECBの量的緩和縮小、詳細発表は12月か

 ラボバンクは4日付リポートで、欧州中央銀行(ECB)は7日の政策理事会で近いうちに量的緩和に変更を加える考えを示唆しつつも、重要な詳細を発表するのは12月になるとの見方を示した。

 「ECBは資産買い入れを近く変更することを市場に通告するとみているが、マリオ・ドラギ総裁はまだ全ての詳細は公表しないだろう」とした上で、「テーパリング(量的緩和の段階的縮小)の方法や速度などの詳細については、12月の理事会まで公表されない可能性が高そうだ」と指摘した。

 予想通りなら、ECBウォッチャーにとって非常に心躍る年末となる。量的緩和措置の適切な終わらせ方がどのようなものになるか理事らの発言を精査することとなろう。

出典:Dow Jones

09月04日 21時50分 DJ-【市場の声】ECB、新政策発表は10月に持ち越しへ=ドイツ銀

 ドイツ銀行のエコノミストらは、欧州中央銀行(ECB)が今週7日に新たな金融政策を明らかにする可能性は低く、10月に「量的緩和からの出口へのステップをハト派的なオブラートに包んで」発表するつもりだとみている

 ECBは現在、月額600億ユーロ(約7兆8000億円)の債券買い入れを12月まで続ける方針を示している。アナリストの間では、ECBが量的緩和の段階的な解除計画を今年中に発表し、2018年に実施するとの見方が強い。
 
 だが今週7日については、ECBのマリオ・ドラギ総裁がユーロ高に言及するのか、言及する場合はどのような発言になるのかという点にむしろ注目が集まりそうだ。

出典:Dow Jones

09月06日 23時25分 DJ-【市場の声】ECB、7日に量的緩和策の変更予告か=ピムコ 

 米債券運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(ピムコ)は、欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁が7日に量的緩和策の「幅広く、重要な今後の変更」を予告し、10月26日の会合で詳細を発表するとみている。ピムコでドイツ資産運用責任者を務めるアンドルー・ボゾムワース氏が明らかにした。

 ボゾムワース氏によると、ECBのマクロ経済見通しでユーロ圏の域内総生産(GDP)予想が小幅に引き上げられる半面、ユーロ高を背景に2019年の総合消費者物価指数(HICP)上昇率の見通しは従来より0.1ポイント低い1.5%になりそうだ。

 ピムコは資産買い入れ策の規模が来年1月以降、現在の月額600億ユーロ(約7兆8000億円)から400億ユーロに縮小されると見込んでいる。ボゾムワース氏は量的緩和が18年春にも見直され、同年末までの買い入れ終了に向かうとみている。

出典:Dow Jones

ジャクソンホール会議ではユーロ高けん制無しでユーロ高へ

今回の2017年8月25日のジャクソンホール会議では、2014年以来の3年ぶりの講演に臨むドラギ総裁に再び注目が集まっていました。

しかしながら、事前の関係筋からの情報通り「明確な金融政策のシグナルは送らない」発言となり、また焦点となっていた「ユーロ高けん制」発言がなかったため、市場はユーロ高に反応しました。

今後は「ユーロ高けん制発言」が増える見通し

9月1日のユーロ相場では「ECBは12月までにテーパリング計画を完全には準備出来ない可能性がある」というECB関係者の発言でユーロは急反落に転じました。今後は、ユーロ上昇局面では、今回のように「関係者からのユーロ高けん制」の為の報道が報じられる公算が大きいとの声が出ています。

さらに、ロイター通信によると、対ドルでの急激なユーロ高を懸念する欧州中央銀行(ECB)当局者が増えており、9月7日の次回理事会で何らかの決定をする可能性は非常に低いとのこと。ECBのユーロ高懸念で2017年末はユーロ安になるのでは?という声が出ています。

今後の見通しとして、9月7日のECB(欧州中銀)理事会ではドラギ総裁の会見では慎重なペースでの出口戦略が強調される可能性があるほか、ユーロ高牽制の発言も予想され、その際には短期的なユーロ急落の可能性が高いでしょう

ユーロドルの日足チャート ユーロ安へ向かうか?

下のユーロドルの日足チャートを見て下さい。

ユーロドルでは、テクニカルチャートでユーロ高の過熱シグナルが点灯しており、チャート上ではユーロ安ドル高のシグナルからユーロ下落が予想されています。

ユーロドルチャート

今後のユーロの動きは、引き続きドルやポンドの動きを見ながらの連動が予想されますが、長期投資運用として、スワップが高く魅力的なため、将来的には1.0500ドルを視野に入れ長期投資としてユーロ/ドルの売り建玉を持つのがおすすめです。

【まとめ】ユーロドル見通し 9日のECB理事会後のユーロ急落に注意

すでに為替相場では6月後半以降、9月ECB理事会での「量的緩和スケジュール協議始動」を織り込む形でユーロ高が加速されてきました。その意味で7日のECB理事会では、一旦の材料出尽くしを先取りしたポジション調整的なユーロ安が警戒されやすい状況です。

7日のECB理事会ではドラギ総裁は慎重なペースでの出口戦略を強調したり、ユーロ高を間接牽制する可能性もあるため、短期的なユーロの急落には注意が必要です。

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