今後のユーロドル見通しは?イタリア、トルコ問題でユーロ安はまだ続く?

ユーロドル見通し

今後のユーロドル見通しは、トルコリラの下落や、イタリアの新たな経済・政治問題懸念もありユーロは一段安となる恐れがあります。

2018年末ごろには、1ユーロ=1.10ドル割れの可能性も噂されています。



■今後のユーロドル見通しは?イタリア、トルコ問題でユーロ安はまだ続く?

最近のユーロ為替相場の大幅下落には、

  • イタリア政治、経済リスク
  • トルコ金融危機へのリスク

がかなり織り込まれていますが、これらのリスクが終息して今後のユーロドルの下落リスクが消えた…と考えるのはまだ早いかもしれません。

ーロは先週、ドルに対してそれまでのレンジ相場を脱し 1年1カ月ぶりの安値をつけましたが、トルコ金融危機の懸念がまだ続いており、向こう1カ月程度はイタリアの予算に関するリスクがあり、当面はユーロ安トレンドが続くのではないか?と予想されています。

ちなみに、イタリア首相府のジャンカルロ・ジョルゲッティ次官が「財政赤字は150億ユーロ相当まで拡大する」と発言しましたが、ユーロ相場はこのニュースには反応していない様子です。

トルコリラの下落が今後も続けば、ユーロは一段安となる恐れもあります。

ユーロ相場、伊とトルコのリスク排除は時期尚早

INGのアナリストらは、ユーロ相場にはイタリア政治やトルコ経済を巡るリスクがかなり織り込まれているとしながらも、「これらのリスクを大幅に排除するのは時期尚早かもしれない」との見方を示した。

 ユーロは先週、ドルに対してそれまでのレンジ相場を脱し、1年1カ月ぶりの安値をつけた。現在は前週末比0.2%安の1.1420ドル前後で取引されている。

 INGは「投資家はトルコの中期経済計画を警戒するようになるほか、向こう1カ月程度はイタリアの予算に関するリスクに焦点が絞られそうだ」と述べた。いずれも9月か10月になるまで見通しがはっきりしそうにないため、当面はユーロ安が正当化されるとみている。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

ユーロ、アジア時間で横ばい 伊財政赤字報道には反応なし

20日のアジア市場で、ユーロは1.1437ドル近辺で取引されている。イタリア首相府のジャンカルロ・ジョルゲッティ次官が財政赤字は150億ユーロ相当まで拡大すると発言したと週末に報じられたが、これには反応していない模様だ。

 オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)は、イタリアの財政赤字は対国内総生産(GDP)比で1.6%程度にとどまり、深刻な問題にはならないと予想している。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

■ユーロ安の原因はトルコリラの暴落…?

アメリカとトルコの対立が激化し、トランプ大統領は8月10日、トルコからの輸入関税について、アルミニウムを20%、鉄鋼を50%と2倍に引き上げると表明。これを受け、トルコリラは対ドルで一時20%安の暴落へ

 → トルコリラ/ドルはどこまで下がる?今後7リラまで下落の見通し?

トルコリラはどこまで下がる?13円まで暴落する可能性とその理由

■トルコリラ暴落でユーロ安となった理由…

トルコリラの暴落を受けて、英フィナンシャルタイムズ(FT)紙は、ユーロ圏の中で、とくにスペイン、イタリア、フランスの銀行がトルコに貸し出しが多く、トルコが金融危機となると、その影響を受け、ユーロ圏への金融危機が波及するのでは…?との憶測が拡がりユーロ圏の銀行株が下落。

為替相場ではユーロ安やリスク回避の円高が後押しされたため、特にユーロ円は大きく下落。ユーロは対ドルで一時1.2%下げ、約13カ月ぶりの安値を付けました。

今後もユーロ安ドル高の見通し?

今後もユーロ安ドル高になるのではないか?と予想する理由は、

  • ユーロ圏の利上げは2019年の秋以降まで据え置かれる見込み
  • 昨年2017年のユーロ相場はファンダメンタルズ以上の過剰なユーロ高

という印象があり、2018年にはその過剰なユーロ高の調整局面となりユーロ安になるのでは?というのが予想理由です。

実態よりも、上がりすぎの感があるユーロ。2018年のユーロ見通しは、やはり長期的なユーロ安ドル高です。

では、次にチャートを見ながら、いくらぐらいまでユーロ安ドル高が進むのか?ユーロドルの値動きを見ていきましょう。

下のユーロ/ドルの日足チャートを見て下さい。

ユーロドル日足チャート

今後は、2018年秋に向けてやや調整局面でユーロ高となり、2018年末にかけて再びユーロ安となり、その後2019年1月頃には1.100ドルへ向かうのではないかと予想します。

 → ユーロ安いつまで続く?2018年末に1.10ドルへ下落の見通し?

ユーロ安いつまで続く?2018年末に1.10ドルへ下落の見通し?

今後のユーロ安がいつまで続くのか?今後のユーロドルの見通しに注目です。

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2018年ユーロ安はいつまで続くの?ユーロ安の原因と4つの理由とは…

 トルコリラの下落が今後も続けば、ユーロは一段安となる恐れがあります。

【まとめ】今後のユーロドル見通しは?イタリア、トルコ問題でユーロ安はまだ続く?

ユーロが13カ月ぶりの安値となる 1ユーロ=1.13ドル台をつけましたが…。

実は、今回の「ユーロ安」の理由はトルコリラの暴落トルコ金融危機懸念にあります。

しかし、今後もトルコリラの下落や、イタリアの新たな経済・政治問題が続けば、ユーロは一段安となる恐れがあり今後は、1ユーロ=1.10ドル割れの可能性も噂されています。

 

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