【速報】ECBドラギ総裁発言 アメリカの為替ドル安誘導を批判?

ドラギ総裁発言

ECBドラギ総裁がアメリカの為替ドル安誘導を強烈に批判しました。



ECBドラギ総裁は米財務長官へ不快感

時事通信によると、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日、定例理事会後の記者会見で最近のユーロ高について「国際合意に反した為替相場への言及も一因」と指摘した。

これは、ムニューシン米財務長官のドル安容認とも取れる発言を念頭に置いたもので、ドラギ総裁は、通貨安誘導の自制をうたった昨年10月の国際通貨金融委員会(IMFC)声明による「輸出拡大を狙った通貨安競争を回避するという国際社会の申し合わせ」をスティーブン・ムニューシン米財務長官が破ったとの考えを示唆し、不快感を示した。

米財務長官の「ドル安は貿易に有利」発言で為替はドル全面安へ

ムニューシン氏は24日、ドル安は貿易に有利だと発言し、ユーロは対ドルで上昇した。ユーロの値上がりは輸入価格を押し下げ、ECBのインフレ目標達成を困難にする。欧州時間25日の取引で、ユーロは一時節目の1.25ドルを約3年ぶりに突破した。

ドラギ総裁は会見で、今年に入ってからのユーロ高の一因は成長見通しの改善だと指摘した。一方で「これまで合意された内容を反映していない発言」も要因となっていると述べた。ムニューシン氏を名指しこそしなかったが、同氏を念頭に置いた発言とみられる。

01月26日 02時05分 DJ-ECB総裁、米財務長官を暗に批判 「為替の合意破った」

 【フランクフルト】欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁は25日、理事会後の会見で、輸出拡大を狙った通貨安競争を回避するという国際社会の申し合わせをスティーブン・ムニューシン米財務長官が破ったとの考えを示唆した。

 ムニューシン氏は24日、ドル安は貿易に有利だと発言し、ユーロは対ドルで上昇した。ユーロの値上がりは輸入価格を押し下げ、ECBのインフレ目標達成を困難にする。

 欧州時間25日の取引で、ユーロは一時節目の1.25ドルを約3年ぶりに突破した。

 ドラギ総裁は会見で、今年に入ってからのユーロ高の一因は成長見通しの改善だと指摘した。

 一方で「これまで合意された内容を反映していない発言」も要因となっていると述べた。ムニューシン氏を名指しこそしなかったが、同氏を念頭に置いた発言とみられる。

 ドラギ総裁が言及したのは、米国を含む参加国が「通貨切り下げ競争を回避し、競争目的で為替相場をターゲットにしない」とした為替に関する国際合意だ。2017年10月にも再確認していたが、問題の発言はこの長年にわたる世界の政策担当者の合意を破ったとドラギ総裁は述べた。

 ドラギ総裁は、ムニューシン氏の発言によってECB理事会内では主要国間の将来的な関係についての懸念が強まったと指摘。「複数のメンバーが懸念を表明した」とし、「懸念は単に為替相場にとどまらず、現時点における全般的な国際関係の在り方にも及んだ」と述べた。

 PNCフィナンシャル・サービシズ・グループのエコノミスト、ビル・アダムズ氏は「ドラギ氏は、ドル安が米経済のためになるとしたムニューシン氏の発言に強く反発し、競争的な通貨切り下げをお互いに回避するとの確約の重要性を強調した」と述べる。その上で「簡単に言えば、ドラギ氏は米国がドル安誘導に踏み切れば他国も続きかねないと警鐘を鳴らした」とした。

 ECBはこの日、政策金利など金融政策の現状維持を決めた。低い物価上昇率とユーロ高への懸念を踏まえ、大規模な金融刺激策の縮小に早めに着手することは回避した。  ドラギ総裁は記者会見で「最近の為替相場のボラティリティーは不透明感を生み出し、物価安定見通しにもたらし得る影響の観点から動向を注視する必要がある」と述べた。  ECBは政策声明で、月額300億ユーロ(約4兆円)の債券買い入れを9月末まで実施し、「必要があればそれ以降も」続けると表明。主要金利は「しばらく」上昇しないとの見方を示した。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

01月26日 07時49分 米財務長官発言に不快感、「国際合意に反する」、ECB総裁=時事

時事通信によると、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日、定例理事会後の記者会見で最近のユーロ高について、「国際合意に反した為替相場への言及も一因」と指摘した。

ムニューシン米財務長官のドル安容認とも取れる発言を念頭に置いたもので、ドラギ総裁は、通貨安誘導の自制をうたった昨年10月の国際通貨金融委員会(IMFC)声明を引き合いに、不快感を示した。

出典:FXニュースレター

ECBドラギ総裁 アメリカの為替ドル安誘導を批判

数少ない選ばれた人物だけが、外国為替市場を二言三言で動かすことができる。その選ばれた人物に入るスティーブン・ムニューシン米財務長官と欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁が25日、衝突した。紛れもなく、ECBには立ち向かうべき闘いがある。

ダボス会議を訪れていたムニューシン氏は前日、ドル安は貿易に有利だと発言した。発言前から対ドルで上昇していたユーロは、これを受け一段高となった。ムニューシン氏は25日になって火消しに動いたものの、相場は反転しなかった。

ユーロは2014年以来の高値へ

ドラギ氏が打ち出した防衛の第一手は効果不十分に終わった。「為替レートの変動」がインフレ見通しに影響をおよぼしている可能性に言及したが、2017年のユーロ高を食い止めたこのフレーズは今回、効力を発揮しなかった。ユーロは0.01ドル余り上昇し、1.25ドルを突破。14年終盤以来の高値をつけ、年初来では4%超の上昇となった。

01月26日 05時51分 DJ-【コラム】ムニューシン対ドラギ、ECBの敗北 

 数少ない選ばれた人物だけが、外国為替市場を二言三言で動かすことができる。その選ばれた人物に入るスティーブン・ムニューシン米財務長官と欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁が25日、衝突した。紛れもなく、ECBには立ち向かうべき闘いがある。

 ダボス会議を訪れていたムニューシン氏は前日、ドル安は貿易に有利だと発言した。発言前から対ドルで上昇していたユーロは、これを受け一段高となった。ムニューシン氏は25日になって火消しに動いたものの、相場は反転しなかった。

 ドラギ氏が打ち出した防衛の第一手は効果不十分に終わった。「為替レートの変動」がインフレ見通しに影響をおよぼしている可能性に言及したが、2017年のユーロ高を食い止めたこのフレーズは今回、効力を発揮しなかった。ユーロは0.01ドル余り上昇し、1.25ドルを突破。14年終盤以来の高値をつけ、年初来では4%超の上昇となった。

 ドラギ氏はあきらめなかった。ムニューシン氏を名指しすることはなかったものの、競争目的で為替レートを標的にはしないという政策担当者間の合意に関し、最近の発言は違反していると示唆した。中銀の世界では、こうした言い回しは真剣な反撃に出る構えといえる。

 ただドラギ氏は問題を抱えている。ムニューシン氏の発言がドル安を加速させたとはいえ、ユーロが上昇するもっともな理由もある。今年のユーロ圏経済は滑り出しから極めて好調だが、ECBの政策は依然として危機対応に根ざしたものだ。インフレの明白な上昇が待たれるものの、投資家は政策引き締めがほぼ確実に行われると踏んでいる。

 さらに、最も重要なのはドルが幅広い通貨に対して軟化していることだ。実際、ユーロの実効為替レートは今年に入りわずかしか上昇しておらず、英ポンドの持ち直しがドル安の影響をいくらか相殺している。

 今年これまでのドル安進行は急速で、米インターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数はすでに3.7%低下した。これほどの下落ペースは続かないかもしれない。だが今回のECBの口先介入をもってしても、ドル安に歯止めが掛かるような大きな布石になるとは今のところ期待しにくい。手を打つのは米側である必要があるかもしれない。通貨戦争と呼ぶのは大げさかもしれないが、間違いなく小競り合いは始まっている。

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

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