【2019年6月4日 更新】
2019年のポンド円予想としては、EU離脱交渉でポンド円の波乱相場の見通しと予想します。
【追記】2019年6月4日
- ■ イギリスEU離脱に向けて、これまでの動き
- ■EU首脳が10月末までの英国離脱延期で合意、6月に見直し
- ■EU離脱否決でポンドドルの今後の為替見通しはどうなる?
- ポンドドル イギリス議会でEU離脱否決なら1.20ドルへ下落の見通し
- ポンドドル イギリスEU離脱問題で1.05ドルへ下落の可能性!
- 2018年5月はイギリス利上げ無し、ポンド安加速か?
- ■ポンド円全面安、バルニエ発言が重石に
- ポンド高はいつまで続く?英中銀の利上げ示唆で高値更新か?
- ポンド高の見通し 1.40ドル割れは押し目買いのチャンス?
- ポンド高いつまで続く? 次は1.45ドルを意識
- ポンド予想 謎のポンド高はいつまで続く見通し?
- ポンド高いつまで? 野村は1.40までポンド高続く見通し
- ポンド関連記事
■ イギリスEU離脱に向けて、これまでの動き
イギリスのEU離脱に向けては、これまでイギリス国内及びイギリス・EU間で下記のようなイベントを経てきました。
3月12日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決→ 否決へ3月13日 イギリス議会修正案否決の場合、「合意なき離脱」→ 否決へ3月14日 イギリス議会「合意なき離脱」否決の場合、延期を採決へ3月20日まで イギリス議会 メイ首相の離脱協提案採決3月21・22日 EU首脳会談3月29日EU離脱期限→ 4月12日に延期先送り3月25日~29日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決→ 否決へ4月10日臨時 EU首脳会談→ 10月末まで延期へ- 5月23日 メイ首相が辞任を表明
■EU首脳が10月末までの英国離脱延期で合意、6月に見直し
欧州連合(EU)加盟国の首脳らは4月11日、イギリスのEU離脱について2019年10月末まで延期することで合意しました。(2019年6月に見直しを行うとのこと)
これにより、イギリスの「合意なき離脱」の可能性は小さくなりましたが、まだ可能性がゼロではなく、市場では「ただ決断を先送りしただけ」との声もでています。
ポンド相場は今後も大きな波乱が予想されます。大きなポジションを持つことは大きなリスクを背負う事になるので、くれぐれもご注意下さい!ポンドのポジションをお持ちの方は、急な相場変動によるロスカットにご注意下さい…。
【追記】2019年1月16日
■EU離脱否決でポンドドルの今後の為替見通しはどうなる?
内閣が支持を表明した欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)案は2019年1月15日、英議会で圧倒的多数決により否決されました。
今後「合意なき離脱」が現実味を増せば、ポンドドルは1.20~1.25ドルまで下落。市場は既に、EU離脱を織り込んでいる…という見方もあり、英政府によるEU離脱撤回宣言となれば、ポンドが逆に上昇する可能性もあります。
今後のポンドドル相場の見通し、詳しくはこちら。
→ EU離脱否決でポンドドルの今後の為替見通しはどうなる?

【追記】2018年11月30日
ポンドドル イギリス議会でEU離脱否決なら1.20ドルへ下落の見通し
イギリスが先日、EUと合意した「離脱協定案」は12月11日に議会で採決が行われることになりましたが、否決されるリスクも大きく、万が一、否決された場合、ポンドは1.20~1.25ドルまで下落し、可決されれば1.35~1.40ドルまで急上昇するとANZは予想しています。(ポンドは現在、1.2816ドル)
詳しくはこちらをご覧下さい。
→ ポンドドル イギリス議会でEU離脱否決なら1.20ドルへ下落の見通し

【追記】2018年9月20日
ポンドドル イギリスEU離脱問題で1.05ドルへ下落の可能性!
イギリスが欧州連合(EU)と合意できないままEUを離脱(ハードブレグジット)すれば、1ポンド=1.05ドルまで大幅下落となる予想が出ています。
→ ポンドドル イギリスEU離脱問題で1.05ドルへ下落の可能性!

【追記】2018年5月12日
2018年5月はイギリス利上げ無し、ポンド安加速か?
2018年5月に予想されていたイギリスの利上げは延期となりました。
英イングランド銀行(中央銀行)は10日、政策金利を0.5%で据え置いた。だが1-3月期の経済成長鈍化は一時的で、速報値から上方修正される可能性もあると指摘し、今後数年間にわたり金利を引き上げていく見通しは維持。
これを受け、ポンド安がさらに加速し、1ポンド=1.34台をつける場面もありました。
→ 英中銀は金融政策据え置き イギリス利上げは延期でポンド安へ
■ポンド円全面安、バルニエ発言が重石に
2月9日の欧米市場でもポンド乱高下地合が持続、ポンド円は、152円台後半から150.00円前後に急落、ポンドドルも1.39ドル台後半から1.3790ドル付近に大幅続落となった。
EUのバルニエ首席交渉官が9日、英国のEU離脱交渉に関して、離脱後の移行期間を巡り、英国との間で「重大な意見の相違がある」と発言、交渉決裂の可能性もあると警告したことがポンド売りを加速させた。
ポンド高はいつまで続く?英中銀の利上げ示唆で高値更新か?
イングランド銀行(英中央銀行)は8日、今年初めて開催した金融政策会合で、従来の想定よりも金利をより速く、一段と引き上げる可能性があるとの見解を表明し、市場の引き締め観測の高まりが妥当であることを示唆した。
→ ポンド高はいつまで続く?イギリス5月に利上げ予想で高値更新か?
ポンド高の見通し 1.40ドル割れは押し目買いのチャンス?
INGは、構造的なドル安の中でポンドの対ドル相場が1.40ドルを割り込んだ水準は、ポンドの「押し目買いの好機」だとみている。
INGは英イングランド銀行(中央銀行)が8日に開く金融政策決定会合でさらにタカ派的な姿勢を強める可能性があると指摘。それでも英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の合意が最終的なものになるまでポンドが大幅に上昇する公算は小さいとの見方を示した。
INGは英経済の勢いがやや増しているため、1-3月期のポンドの上値目標を1.45ドルに設定。相場は現在1ポンド=1.3895ドル前後で推移している。6日には一時1.3837ドルと3週間ぶり安値に下落していた。
→ ポンド為替見通し 1.40ドル割れは押し目買いのチャンス?
ポンド高いつまで続く? 次は1.45ドルを意識
ポンド/ドルは2016年EU離脱「Brexit」国民投票後の高値を更新し1.40ドル大台乗せを射程圏内に捉えつつあり、次のターゲットとしては国民投票の前日1.45ドル水準が意識されつつあり、市場ではポンド高がいつまで続くのか?に注目が集まっています。
ショート-3ヶ月ポンド・コールオーバー
ポンド/ドルは2016年EU離脱「Brexit」国民投票後の高値を更新し1.40ドル大台乗せを射程圏内に捉えつつあり、次のターゲットとしては国民投票の前日1.45ドル水準が意識されつつある。通貨オプションの需給環境を見ても、ショートデート-3ヶ月までポンド・コールオーバーに傾斜しつつありトップサイドを意識する手口も観測されている。
一方、ユーロは、ECB理事会に向けダウンサイドをヘッジする手口が散見されるが、昨日の独連銀の月報など中長期的なフォロー材料も出て来ている。ユーロ/ドルは1.2150-80ドル水準に相応なBid(買い)が観測され、ユーロ堅調さがイベント前まで続く可能性が高く、米政府閉鎖解除にもドルのリバウンドは限定的とされる。
出典:FXニュースレター
ポンド予想 謎のポンド高はいつまで続く見通し?
下のチャートを見て下さい。
私の予想では、1月上旬に最大でも1.4000ドルまで上昇したあと、一気に1.3500ドル台まで下落し、場合によっては、さらに大きな下落が進むのではないかと予想していたのですが…。
だいぶ誤算だったのは、1.43ドル台まで大きくすべった事。
それと、今回のこのポンド急上昇の理由がいまひとつ明確ではなく、単純にドル売りの影響が大きいという点です。
→ ポンドがなぜこんなに高いの?ポンド急上昇の理由は何なの?
はっきり言って、1月のポンドの上昇は「異常」としか言いようがありません。
異常と言ってしまうのは、乱暴ですが、1ヶ月で大きな材料も無い中、8ポイントも相場が一方的に動くなんて前代未聞です。単純に世界のマネーがドルからポンド(やユーロ)に流れているのだろうと考えます。
ポンド高の熱い相場もいつまで続くか分かりませんが、いずれ冷めますから、ここは熱くならずに少し様子を見て、2月中旬ぐらいに相場が落ち着いてきたら売り玉を仕掛けるのが良いと思います。
ポンド高いつまで? 野村は1.40までポンド高続く見通し
一方で、その他の専門家はポンド高がいつまで続くと予想しているのでしょうか?
野村の為替ストラテジストは、年内のポンド/ドル相場の見通しを従来の1.32ドルから1.40ドルと大幅にポンド高予想を引き上げました。英イングランド銀行(BOE)が同日開催の金融政策決定会合で、予想外にタカ派姿勢を示し、早期利上げの可能性が高まりポンド高につながるという理由です。
今後ポンド高相場はいつまで続くでしょうか?
年内のポンド相場予想1.40ドルに引き上げ=野村
野村の為替ストラテジスト、ジョーダン・ロチェスター氏は14日、年内のポンド/ドル相場の見通しを従来の1.32ドルから1.40ドルに引き上げた。英イングランド銀行(中央銀行)が同日開催の金融政策決定会合で、予想外にタカ派姿勢を示し、早期利上げの可能性が高まったことを反映した。
ユーロ/ポンド相場については、年末時点の予想を0.95ポンドから0.89ポンドに変更した。ロチェスター氏は「市場に11月利上げを意識させるためには、コミュニケーションを変える必要があった」と話す。
直近で、ポンドは対ドルで1.3400ドル、ユーロに対しては0.8884ポンドで取引されている。
出典:Dow Jones
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