ポンドドル長期予想 チャート推移からポンドがおすすめの理由は?

ポンドドル長期予想 チャート推移からポンドがおすすめの理由は?

ポンドドル見通し

今、為替市場でポンドドルをおすすめする理由が2つあります。今後のポンドドルの長期見通しとあわせてご説明します。

 

【追記】2018年7月24日

目次



■ 2018年8月にイギリス利上げ予想もブレグジットの影響で1.27のポンド安予想か?

2018年のポンド相場は、8月にイギリスの利上げが予想されていますが、EU離脱(ブレグジット)問題の影響で、7-9月期中にポンド相場が1.27~1.28ドルへ低下するのでは?との予想が出ています。

 → 2018年8月にイギリス利上げ予想もブレグジットの影響で1.27のポンド安予想か?

2018年8月にイギリス利上げ予想もブレグジット問題でポンド安予想

 

【追記】2018年5月29日

ポンドドル、ポンド円 6カ月ぶりの年初来安値を更新 ポンド安いつまで?

ポンドドル相場は6カ月ぶりの安値となる1.3210ドルに下落し、ポンドは対ドル、対円でも年初来安値をつけました。

ポンド安はいったいいつまで続くのか?今後の見通しをまとめました。

 → ポンドドル、ポンド円 6カ月ぶりの年初来安値を更新 ポンド安いつまで?

 

【6月5日追記】ポンドドル相場下落

下のチャートを見て下さい。

4月17日に高値 1.43761ドルを付けた後、一気に下落。一気に1.33ドル台まで下落しました。

チャート上に引いた「黄色」の補助線を下抜けている状況で、今後の展開が読めない状況です。

 ※【追記】2018年6月5日チャート更新しました

ポンドドル日足チャート

 

【追記】2018年5月21日

■ポンドドル 5カ月ぶりの年初来安値 今後の見通しは?

ポンドドル相場は5カ月ぶりの安値となる1.3391ドルに下落し、対ドルで年初来安値をつけました。

ポンド安はいったいいつまで続くのか?今後の見通しをまとめました。

米中貿易摩擦の緩和がドル相場を押し上げているのも一因だが、英イングランド銀行(中央銀行)の追加利上げ時期予想が先送りされていることもポンド安を促している。イギリスの欧州連合(EU)離脱や、総選挙が前倒しされるとの報道も、ポンドの下げ材料となっています。
 → ポンドドル 5カ月ぶりの年初来安値 今後の見通しは?

 

【追記】2018年5月12日

2018年5月はイギリス政策金利据え置きで、ポンド安加速か?

イギリスの利上げは最近の予想通り2018年5月は延期となりました。

英イングランド銀行(中央銀行)は10日、政策金利を0.5%で据え置いた。だが1-3月期の経済成長鈍化は一時的で、速報値から上方修正される可能性もあると指摘し、今後数年間にわたり金利を引き上げていく見通しは維持した。

これを受け、ポンド安がさらに加速し、1ポンド=1.34台をつける場面もありました。
  → 英中銀は金融政策据え置き イギリス利上げは延期でポンド安へ

 

【追記】2018年4月30日

イギリス利上げ2018年5月は延期予想でポンドは急落

イギリスの利上げは従来予想の2018年5月から延期になるのでは? そして次回利上げは2018年11月との予想が出ています。

バンクオブアメリカ・メリルリンチは、イギリスの次回利上げは2018年11月、3回目の利上げは19年5月になるとの予想を示しました。また、「当社の見解では5月の利上げの可能性は排除されるが、年内の可能性についてはまだそうではない」と述べています。

 → イギリス利上げ2018年5月は延期?次回利上げは11月と予想!

 

【追記】2018年4月22日

ポンド2週間ぶり安値。イギリス中銀総裁が政策金利据え置き発言で…

欧州市場の20日朝の取引で、英ポンドがドルに対して2週間ぶり安値をつけています。

英イングランド銀行(中央銀行)のマーク・カーニー総裁が19日、経済指標の悪化を踏まえ、5月にイギリスの政策金利の据え置きを検討するかもしないと述べたことでポンド安に反応。市場では5月の利上げを予想する向きが多かったため、ポンド安になりました。

現在の相場は1ポンド=1.4056ドル前後。ユーロに対するポンド相場も一時、18日ぶりの安値となる1ユーロ=0.8786ポンドをつける場面があった。 
 → ポンド2週間ぶり安値。イギリス中銀総裁が政策金利据え置き発言で…

 

【追記】2018年4月10日

イギリス5月に追加利上げ見通し

英イングランド銀行(中央銀行)が5月の金融政策委員会(MPC)で利上げする見通しです。

イギリスとEUは3月、イギリスが19年3月末に正式にEUを離脱した後に設ける「移行期間」について暫定合意しました。

EUが10月を期限としてイギリスと交渉中の「離脱協定」に盛り込むが、離脱協定で合意できなければ、移行期間の暫定合意も無効となるため、ポンドドルへが今後どうなるのか?注目です

 → 【2018年5月】イギリス利上げ見通しでポンドドルはどうなる?

 

【追記】2018年3月23日

イギリス2018年5月の利上げ期待でポンド高へ

ポンドはユーロに対し1ユーロ=0.8668ポンドと発表直前の0.8700ポンドから上昇し、9カ月ぶり高値をつけました。ドルに対しては1ポンド=1.4217ドルと、直前の1.4168ドルから上昇し、7週ぶり高値を更新しました。

英イングランド銀行(中央銀行)が政策金利を0.5%で据え置いたものの、金融政策委員会(MPC)の委員9人のうち2人が利上げに賛成票を投じ、5月の利上げの可能性が示唆されたことが材料となりました。

 → イギリス2018年5月の利上げ期待でポンド高へ。1.45ドル予想も

 

【追記】2018年2月22日

ポンド高はいつまで続く?英中銀の利上げ示唆で高値更新か?

イングランド銀行(英中央銀行)は2月8日、今年初めて開催した金融政策会合で、従来の想定よりも金利をより速く、一段と引き上げる可能性があるとの見解を表明し、市場の引き締め観測の高まりが妥当であることを示唆した。
 → ポンド高はいつまで続く?イギリス5月に利上げ予想で高値更新か?

ポンド高はいつまで続く?イギリス5月の利上げ延期でポンド安へ向かう?

 

イギリス5月に追加利上げか?

英イングランド銀行(中央銀行)のチーフエコノミストを務めるアンドルー・ホールデン理事は、世界経済の力強さを背景として英国の経済成長に「上振れ」リスクがあると指摘した。「海外と英国両方の経済成長とインフレが予想より勢いづく可能性がある」とし、イングランド銀行が今月示唆したより迅速な利上げが必要になるかもしれないと付け加えた。

市場では同行が早ければ5月にも追加利上げに動くとみられており、今回の発言でこうした見方が一段と強まりそうだ。
 → イギリスの5月利上げ予想で、ポンドドル再び1.43ドル目指すか?

イギリスの5月利上げ予想で、ポンドドル再び1.43ドル目指すか?

 

ポンドドル売りを強くおすすめする2つの理由

最近、ポンド高となっているポンド相場ですが、今後、私は ポンドドル の売り を強くおすすめします。その理由として、

  • 今後の見通しとして長期的な下落相場が期待できる
  • 実はスワップが高くて魅力的

という2つの理由があります。

日足チャートから今後のポンドドル相場を予想

下のチャートを見て下さい。

私の予想では、1月上旬に最大でも1.4000ドルまで上昇したあと、一気に1.3500ドル台まで下落し、場合によっては、さらに大きな下落が進むのではないかと予想します。

だいぶ誤算だったのは、1.43ドル台まで大きくすべった事。それと、今回のこのポンド急上昇の理由がいまひとつ明確ではなく、単純にドル売りの影響が大きいという点です。

はっきり言って、1月のポンドの上昇は「異常」としか言いようがありません。

 ※【追記】2018年2月21日チャート更新しました

ボンドドルチャート

常と言ってしまうのは、乱暴ですが、1ヶ月で大きな材料も無い中、8ポイントも相場が一方的に動くなんて前代未聞です。

単純に世界のマネーがドルからポンド(やユーロ)に流れているのだろうと考えます。

ポンド高の熱い相場もいつまで続くか分かりませんが、いずれ冷めますから、ここは熱くならずに少し様子を見て、2月中旬ぐらいに相場が落ち着いてきたら売り玉を仕掛けるのが良いと思います。

さらに、ポンドドルの売りをおすすめする2つ目の理由としては、現在のスワップが豪ドル円と同じぐらいあり中長期の保持にもおすすめだからです。

ポンドドルはスワップが高く長期運用向き

現時点で、ポンドドルの売りのスワップは

  • ポンドドル売り 45円

です。

これがどのくらい魅力的かと言うと、高いスワップで有名な「NZドル円」「豪ドル円」「ドル円」と比べてみるとよくわかります。

  • NZドル買い 43円
  • 豪ドル円買い 41円
  • ドル円買い 43円

どうですか?
逆に、「ドル円」の高さにビックリした人がいるんじゃないでしょうか?

ちなみに、ユーロドルは、もっとスワップ高いです。

  • ユーロドル売り 63円
ユーロドルの売りもおすすめです。別記事にまとめましたので、こちらを読んでみて下さい。
 → ユーロドルの中長期見通し ユーロドルがおすすめの2つの理由

このように、スワップが高くて魅力的なので、今後のポンドドルの下落相場では、ポンドドルの売りを長期で持つことは運用の観点からみてもとても魅力的です。

EU離脱(ブレグジット)がポンドの重し 今後もポンド安は続く見通し

モルガン・スタンレーはポンド売りを推奨し、欧州連合(EU)からの離脱決定が「英経済を相対的に弱い立場に追いやったようだ」と述べた。ポンドドルの下落が続くとの見通しです。

一方、クレディ・スイスも、英国の経済成長が今年は鈍化し、いずれリセッション(景気後退)入りする可能性もあるとみる。今年の国内総生産(GDP)成長率は1.5%と、昨年の1.8%を下回る見通し。欧州連合(EU)からの離脱決定による政治的な先行き不透明感が、企業の投資に悪影響を及ぼすことを原因に挙げポンドドルの暗い見通しを指摘しました。

対英投資落ち込みの兆し、ポンドの重しにも 

英ポンドの下落が進む中、モルガン・スタンレーは英国への「投資が落ち込みつつある兆し」を指摘した。

 モルガン・スタンレーは英求人雇用連盟(REC)が23日公表した調査に触れ、英国の景気が悪化しているとの回答が増えたと述べた。ロンドンの「一等地」の住宅価格が低下しているという報道を引き合いに、ポンド安が英国の不動産を取得する「外国人の買い手にもはや好材料となっていない」様子にも言及した。

 英国の2015年の経常赤字が従来発表から上方修正されたことを受け、モルガン・スタンレーは「資金調達を海外に頼る動きがこれまで考えられていたよりも大きな問題になるかもしれない」との見方を示した。

 モルガン・スタンレーはポンド売りを推奨し、欧州連合(EU)からの離脱決定が「英経済を相対的に弱い立場に追いやったようだ」と述べた。

 23日の欧州市場で、ポンドは2カ月ぶり安値の1.2792ドルを割り込んだ。現在は1.2785ドル前後で取引されている。

 出典:Dow Jones

英経済、今年は成長減速へ 景気後退の恐れも 

クレディ・スイスは、英国の経済成長が今年は鈍化し、いずれリセッション(景気後退)入りする可能性もあるとみる。

 今年の国内総生産(GDP)成長率は1.5%と、昨年の1.8%を下回る公算が大きいという。欧州連合(EU)からの離脱決定による政治的な先行き不透明感が、企業の投資に悪影響を及ぼすことを原因に挙げた。

 EU離脱交渉がなかなか進展せず、英国が望む将来的なEUとの関係や、達成可能な条件がほとんど明らかにならない状況下で、消費者や企業の信頼感は低下しつつある。

 クレディ・スイスは「結果の不確実性を踏まえると、英国が向こう6カ月でリセッション(景気後退)に陥るリスクもある」と述べた。「成長に寄与するのは政府の消費と投資だけだが、いずれもフィリップ・ハモンド財務相が緊縮計画に固執するつもりなら長続きしない」とみている。

 出典:Dow Jones

EU離脱(ブレグジット)交渉難でポンド安の見通し ポンドとユーロのパリティ予想

英国が無秩序な形で欧州連合(EU)を離れる可能性が懸念され、英ポンドドル相場が下落している。EUのミシェル・バルニエ首席交渉官は31日までの英EU離脱交渉について「十分な前進にはほど遠い見通し」と述べた。

為替市場ではその他にも、「交渉の結末が見えない状態が長引くほどポンドの悪材料になる」「あまりにも先行き不透明でポンドの持続的な回復を見込めない」などの声が出ておりポンドドルの明るい見通しがありません。

また、英国のEU離脱計画を巡る不安感からポンド相場がユーロとのパリティ(等価)に向かうとの見通しも出ています。

NHKニュースによると、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱をめぐる交渉は、イギリスが支払うことになっていた巨額の分担金の清算などをめぐって双方の溝が埋まらず、イギリス側が10月から始めたいとしている自由貿易協定など離脱後の関係をめぐる協議が大きくずれ込むとの見通しです。

英ポンドが下落、EU離脱交渉の不調で

 英国が無秩序な形で欧州連合(EU)を離れる可能性が懸念され、英ポンド相場が下落している。EUのミシェル・バルニエ首席交渉官は31日までの英EU離脱交渉について「十分な前進にはほど遠い」と述べた。

 英金融サービス会社ETXキャピタルで上級市場アナリストを務めるニール・ウィルソン氏は「交渉の結末が見えない状態が長引くほどポンドの悪材料になる」と指摘した。

 欧州市場午後の取引でポンド相場は前日比0.4%安の1.2877ドル前後。最近の好調な米経済指標もドル高に寄与している。ユーロに対しては0.3%ポンド安の1ユーロ=0.9218ポンド付近をつけている。

 金融コンサルティング会社FXナレッジの創業者でチーフストラテジストのオードリー・チャイルドフリーマン氏は、英国のEU離脱計画を巡る不安感からポンド相場がユーロとのパリティ(等価)に向かうとの見方を示した。「あまりにも先行き不透明でポンドの持続的な回復を見込めない」という。

出典:Dow Jones

英EU離脱交渉、分担金清算めぐり溝埋まらず、協議遅れも=NHK 

NHKニュースによると、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱をめぐる交渉は、イギリスが支払うことになっていた巨額の分担金の清算などをめぐって双方の溝が埋まらず、イギリス側が10月から始めたいとしている自由貿易協定など離脱後の関係をめぐる協議が大きくずれ込むとの見方が強まっている。

イギリスとEUによる離脱をめぐる交渉は、3回目の協議が先月28日からベルギーの首都ブリュッセルで行われた。

出典:FXニュースレター

英国、EU離脱後に港湾の混乱や食料不足も=BRC  

 英国小売業組合(BRC)はリポートで、英政府が迅速に行動して関税や輸入に関する包括的な枠組みを欧州連合(EU)と新たに定めなければ、港湾が混乱し食料不足を招くとの考えを示した。

 遅れや混乱、費用の増大なしに輸入を続けられるシステムを導入できない場合、スーパーで品切れが目立ち始め、商品の価格が上昇する可能性があるという。

 リポートによると、何ら合意のないままEUから離脱すれば、港湾で最大2~3日の遅れが生じる得る。BRCのヘレン・ディッキンソン最高経営責任者(CEO)は「港湾での遅延問題が関税協定だけでは解決できないかもしれない」と指摘。「2019年3月に向けサプライチェーン(供給網)で混乱がなく商品が陳列棚に確実に届くようシステムを準備するには、安全、通行、運送、運転手、付加価値税(VAT)などの項目で合意が必要だろう」と述べた。 

出典:Dow Jones

イングランド銀行委員 早急に利上げすべきと発言

英イングランド銀行(中央銀行)金融政策委員会(MPC)のマイケル・ソーンダース委員は31日、直ちに利上げして物価上昇を抑えるべきとの考えを示した。しかし、この発言に対して、ポンドドルの反応は限定的でした。

英中銀、直ちに利上げすべき=ソーンダースMPC委員

英イングランド銀行(中央銀行)金融政策委員会(MPC)のマイケル・ソーンダース委員は31日、同中銀は直ちに利上げして物価上昇を抑えるべきとの考えを示した。

 ソーンダース委員はカーディフでの講演で、ブレグジット(英国の欧州連合=EU離脱)を取り巻く不確実性が政策当局によるインフレ目標の達成を阻むことがあってはならないと述べた。

 講演原稿によると、同委員は物価の年間上昇率が過度に高く、労働市場のスラック(需給の緩み)は急速に縮小していると指摘した。

 ただ、ソーンダース委員は8月の政策会合で利上げを支持していたため、この見方は想定内のものだった。英ポンドは発言を受けてドルに対し一時上昇したが、その後反落して現在は1.2882ドル前後で推移している。

出典:Dow Jones

英中銀、直ちに利上げをEU離脱へ配慮不要、ソーンダーズ委員=ロイター 

ロイター通信によると、イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のソーンダーズ委員は31日、英国の欧州連合(EU)離脱が困難なものになる事態に備えて金利を過去最低水準に据え置くのは不適切との見解を示し、直ちに利上げを開始すべきと主張した。またEU離脱が円滑に進まない場合の金利への影響は一律ではないと指摘した。

EU離脱決定を受けたポンド安によりインフレ率が数カ月間で約3%上昇する公算が大きいとの見方を示した。

「経済を急減速させるほどブレーキを踏む必要はない。だがそれほど強くアクセルを踏まなくてもいいと考える」と語った

出典:FXニュースレター

ポンド・ショートさらに増加で売り優勢 ポンド安の見通し

ポンドの投機的な先物ポジション(非商業部門)が、8月22日時点で差引き-4万5900枚のネット・ショートになった。前週の-3万1860枚のショートから、2週連続で売り持ちが増加(ポンド買い)。ショート幅は、5月9日週の-4万6798枚以来の高水準となってきた。

IMMポンド・ショート、5月以来の高水準=戻り売りと買い戻し焦点 

米商品先物取引委員会(CFTC)によると、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)国際通貨市場(IMM)では、ポンドの投機的な先物ポジション(非商業部門)が、8月22日時点で差引き-4万5900枚のネット・ショートになった。

前週の-3万1860枚のショートから、2週連続で売り持ちが増加(ポンド買い)。ショート幅は、5月9日週の-4万6798枚以来の高水準となってきた。

今後はショートが再拡大してきたことで、ショート整理からロング転換までポンドの押し目買いが優勢になるか。
あるいはショート拡大の勢いのまま、ポンドの戻り売りによる一段のショート積み上げが優勢になるか。その両シナリオを見極める展開となっている。

出典:FXニュースレター

今後のポンド相場はEU離脱(ブレグジット)交渉が重要

2017年のこれまでのポンド相場を語るうえで重要なのは、6月8日に投開票されたイギリス総選挙 です。

テリーザ・メイ首相が解散総選挙を発表した4月時点の世論調査では首相率いる保守党の圧勝が予想されていましたが、保守党の獲得議席が過半数を割り込み「ハングパーラメント」となり、イギリス総選挙の翌日の9日にテリーザ・メイ首相は、北アイルランドの民主統一党(DUP)との連立で、定数650の過半数を確保しました

しかし、政府はこのハングパーラメントの状況では強力な決断を下すことができず、今後の政局には大きな困難が予想されますこのような要因からイギリス総選挙の結果を受けて為替市場はポンド安の流れとなりました。

ポンドドル ユーロ急騰とドル売りの影響でポンド高へ

しかしその後、6月29日の カーニー英中銀総裁のタカ派発言により1.30まで上昇したポンド

さらには、ドラギECB総裁が前日のECB理事会後の会見で物価目標の達成への強気姿勢や資産購入プログラムの変更示唆を受けて買いが続きユーロドルが上昇。一時1.1668ドルと15年8月以来の高値を更新しました

このユーロの急騰の流れを受け、ポンドも連れ高となる相場が続きポンドドルはついに、1.32443まで上昇しました。

つまり、この時期(下図の緑枠」で囲まれた時期)のポンドドルの上昇は、ポンド自体の強さを表したものではなく、ポンドと同じ欧州圏であるユーロの急騰の影響で連れ高になっただけの相場なのです。

そのような状況のポンドドル相場の今後の見通しとしては、イギリスのEU離脱(ブレグジット)交渉に残された時間が減っていく中で多くの難題 が待ち構えています。

EU離脱(ブレグジット)の影響でポンド安が続く見通し

イギリスポンドの対ユーロ相場が今週、7年ぶりの安値に到達しました。こうした中、アナリストの一部はポンドがユーロに対してパリティ(等価)まで、あるいはそれを越えて下落すると予想しています。今後のポンド相場についてはEU離脱交渉の先行き不安からポンド安の下落相場が続くのではないかとみています

今後のユーロとのブレグジット交渉では難しい局面が続くため、イギリスの政局運営には困難な面しか見えてきません。このような状況から、ポンド相場には明るい材料がみえないため、売りを建てるなら絶好のタイミングと考えます。

 → 【参考記事】ブレグジットの影響でイギリス経済とポンドが今後暴落する理由

今後のポンドの投資運用プランとしては、ポンド円で売りを建玉しても良いですが、私のおすすめは「ポンド/ドル」の売りです。ポンド安の勢いが強く、長期的には米国の利上げ期待などの影響もあり「ドル高」の見通しで、「ポンド/ドル」の売りがおすすめです。

モルガン・スタンレーもポンド安を予想し、ポンドドルの売りを推奨

モルガン・スタンレーによると、イギリスの欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉が2022年まで続きそうとの声が市場に出ているようです。イギリスには「経済が成長の勢いを失っている兆候が増えている」とし、ユーロに対してポンド相場がまだ下落していることを指摘し、ポンドドルに関しては売りを引き続き推奨しています。

 

【まとめ】ポンドドル長期見通し ポンドドルをおすすめする2つの理由

モルガン・スタンレーはポンド売りを推奨し、欧州連合(EU)からの離脱決定が「英経済を相対的に弱い立場に追いやったようだ」と述べた。一方、クレディ・スイスも、英国の経済成長が今年は鈍化し、いずれリセッション(景気後退)入りする可能性もあるという見通しをしています。欧州連合(EU)からの離脱決定による政治的な先行き不透明感が、企業の投資に悪影響を及ぼすことを原因に挙げています。

EUのミシェル・バルニエ首席交渉官は31日までの英EU離脱交渉について「十分な前進にはほど遠い」と述べており、英国が無秩序な形で欧州連合(EU)を離れる可能性が懸念され、英ポンド相場が下落しています。為替市場ではその他にも、「交渉の結末が見えない状態が長引くほどポンドの悪材料になる」「あまりにも先行き不透明でポンドの持続的な回復を見込めない」などの声が出ています。さらには英国のEU離脱計画を巡る不安感からポンド相場がユーロとのパリティ(等価)に向かうとの見方も出ています。

今後、私は ポンドドル の売り を強くおすすめします。その理由として、

  • 今後の見通しとして長期的な下落相場が期待できる
  • 実はスワップが高くて魅力的

という2つの理由があります。

今後大きく動きそうな見通しのポンドドルに是非注目してみて下さい。

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