次期FRB議長パウエル理事決定で円安ドル高の見通し?

円安ドル高見通し

アメリカの次期FRB議長がパウエル氏になれば円安ドル高の見通しです。

パウエル氏は慎重な利上げペースの支持派であるほか、金融規制の緩和にも柔軟と見られており、米国株にはプラス材料となり、ドル円相場は円安ドル高の見通しです。

 

【追記】2017年11月3日

トランプ大統領がアメリカの次期FRB議長にパウエル氏を指名したと発表しました。



次期FRB議長 パウエル氏に決定

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は2日、中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にジェローム・パウエル(Jerome Powell)氏を指名したと発表した。

FRB次期議長にパウエル氏 トランプ大統領が発表

【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は2日、中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にジェローム・パウエル(Jerome Powell)氏を指名したと発表した。

 上院で指名が承認されれば、パウエル氏は来年2月に任期が切れるジャネット・イエレン(Janet Yellen)議長の後任として、FRB議長に就任する。トランプ氏はパウエル氏を「強靭かつ献身的で、聡明」と評価。「(米経済を)導く知見とリーダーシップ」を持ち合わせている人物だと述べた。

  共和党のパウエル氏は銀行の規制緩和について現政権の見解を支持してきた一方、非常に緩やかなペースでの利上げを続けてきたイエレン議長の政策も支持しており、低金利を望むトランプ大統領の意向とも一致している。

  トランプ氏は1日、イエレン氏を「素晴らしい」と表現し、同氏を高く評価していることを強調した一方で、次期議長には自身が選んだ人物を指名する意向を明示していた。新大統領が前政権下で指名されたFRB議長を交代させるのは、ほぼ40年ぶりとなる。

  イエレン氏については、FRB議長の任期が切れる2月3日以降、これまでの伝統に従いFRB理事としての任期を全うするかどうかが注目されている。同氏の理事の任期は2024年1月までで、同氏が理事に留まり引き続き金融政策に助言をすることを求める声も多い。

出典: AFPBB News

次期FRB議長パウエル氏で円安ドル高の見通し

注目は米FRB議長の後任人事を巡る動きだ

前週末にはパウエルFRB理事の優勢報道があり、米国債金利の低下(債券価格は上昇)とドル安に振れる場面がありました。今週は一時的にドル安や円高に振れる場面があっても、米国株の底堅さなどがドルの押し目買い(円は戻り売り)の地合いとなり、引き続きトレンドは円安ドル高の見通しです

もっともパウエルFRB議長の可能性については、すでに織り込みも進捗してきた。パウエル氏は慎重な利上げペースの支持派であるほか、金融規制の緩和にも柔軟と見られており、米国株にはプラス材料となる。リスク選好を支援することで、円安ドル高の見通し。

さらには持続的な円安ドル高を支援する材料として、1)FRB副議長には機械的な利上げルールを重視するテイラー米スタンフォード大教授が有力、2)パウエル氏は投資銀行や投資ファンドでの実務経験が長く、米国への資金流入(=ドル安定化が不可欠)の重要性は認識、3)同時に銀行や運用機関への収益配慮により、適度な金利上昇(長短金利差の拡大)は是認する可能性、などにも注目です。

10月31日 22時50分 【FXトピック】パウエル理事はイエレン「クローン」

ある在NY有力金融筋が「米経済の底堅い拡大は、FRBの利上げ路線を後押しするが、それは12月利上げでおしまい。次期FRB議長にパウエル理事が就けば、ニクソン政権以来のホワイトハウスの強力な政治介入に遭い2018年に米景気が堅調裡に推移してもFRBの利上げは進まない」と打ち明ける。

何よりFRBは10月31日-11月1日のFOMCから4.5兆ドルに膨らんだ気宇壮大なバランスシートの縮小に踏み込む。トランプ政権は経済成長率を3%台に高めると公約しており、数字上は2四半期連続で目標を達成したが、大型減税の議会審議が難航して実現が来春にズレ込めば、景気先行き期待は大きく萎む。

法人税率の20%への大幅引き下げで財政悪化懸念が拭えず、与党・共和党は一枚岩とは言い切れない。「税制改革に失敗すれば、株価は急落しかねない」(ムニューシン財務長官)との懸念がある。

一方、在香港ヘッジファンド代表は「米国株の『強気派』を勢い付かせているのが、次期米FRB議長に金融政策においてイエレン議長の『クローン人間』とみなされているジェローム・パウエル理事が指名される可能性が高まっていることだ」と打ち明ける。

今から30年前の1989年10月19日、米ダウ平均が一日で23%暴落した悪夢のブラックマンデーは、FRB議長のバトンがボルカー議長からグリーンスパン氏へ渡った矢先だった。
ポートフォリオ・インシュアランスというコンピューター取引の死角で起きた暴落だが、FRB議長後退の政策運営の不透明感が遠因になったとの解説が聞かれる。

折しも、史上最高値を更新する米国株を横目に次期FRB議長の人選が最終局面を迎える今日、米経済の舵取りを担う司令塔FRB議長交代が30年前の「悪夢」を想起させ、思わぬ波乱を招きかねない。
だからこそトランプ大統領は、市場に波風立てないよう現体制でイエレン議長の政策運営を支えてきたパウエル理事を次期議長に指名する可能性が高い。

事実上のゼロ金利を2015年12月以降、計4回、0.25%ずつ引き上げてきたものの、イエレン議長率いるFRBは低金利政策を継続してきた。むろん、大統領自身は不動産業に携わってきた経験から「低金利政策」を選好する性(さが)を有していることを自認している。

しかしドット・フランク法など金融規制を支持しかつ民主党員という理由からイエレン再任は見送られた。むろん、パウエル理事は共和党員であり、しかも何より金融規制緩和論者である。

一方、米株式市場が最も注目するのが30年ぶり大型減税であり、「現在の推定実効税率27%から20%に低下すれば、S&P500指数は200pt上乗せされるはずだ」(同ファンド代表)という。もっとも、それが今の米国株にどれほど織り込まれているかは判然としない。
米株式専門誌「バロンズ」(10月16日号)恒例の春秋2回のビッグ・マネー調査によれば、1987年のブラックマンデーから30周年に当たるが、「悪夢の歴史」の再来を予想していないようだ。61%が今後に対して「強気」または「非常に強気」と答えており、しかも連日の史上最高値更新にも拘わらず春の同調査から「強気派」が1割増えているというから驚きである。

「強気派」は2018年末までに米ダウ平均の5%上昇を見込んでいる。巨大年金基金カルパース(カリフォルニア州教員退職年金基金)最高投資線帰任者(CIO)は、「米国株は史上最高値更新で人々は神経質になっているが、経済要因を注視すればまだ改善の余地があり、未だ投資の必要性がある」(バロンズ誌)という。

最も強気派の一人は、2018年の米ダウ平均の高値を2万5750ドルと予想しており、「強気相場が終わるには、インフレ率が上昇しFRBが金融『正常化』利上げスピードを上げる必要があるが未だそうした状況にない」(同誌)と語る。

ただ、「現在の米国株を割安とみている回答はわずか4%に過ぎず、過去10年間で最低だったが、割高との回答は春の調査の44%から37%へ低下し、59%は米国株が適正に評価されていると答えている」(バロンズ誌)。

出典:FXニュースレター

次期FRB議長11月2日発表 パウエルFRB理事の可能性高い?

トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長の指名を11月2日に公表する見通しでパウエルFRB理事を指名する公算が大きいとの報道がありました。

10月31日 07時40分 次期FRB議長、11月2日発表、パウエル氏の公算=時事

時事通信によると、米メディアは30日、ホワイトハウス高官の話として、トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長の指名を11月2日に公表する見通しだと報じた。パウエルFRB理事を指名する公算が大きいと伝えている。

トランプ氏は、次期議長人事をめぐり、来年2月に任期を終えるイエレン議長を続投させるか、パウエル氏あるいはテイラー・スタンフォード大教授の起用を軸に最終調整に入ったと明らかにしていた。

出典:FXニュースレター 

次期FRB議長候補 テイラー教授とパウエルFRB理事に

トランプ大統領が決めるFRB議長人事が、パウエルFRB理事とスタンフォード大学テイラー教授の2名に絞られたと報じられた。イエレン議長の再任が消えたことで、現状よりFRBはタカ派スタンスに傾斜しそうです

 10月26日 22時40分 【Market Winコラム】イエレン外れ2人に絞られたFRB議長 

間もなくトランプ大統領が決めるFRB議長人事だが、米政治専門誌「ポリティコ」は26日、トランプ大統領と協議する関係者1人の談話として、FRB議長候補はパウエルFRB理事とスタンフォード大学テイラー教授に絞られたと報じた。

イエレン議長の再任が消えたことで、現状よりFRBはタカ派スタンスに傾斜しそうだ。何より、米FRBは10月から4.5兆ドルにまで膨らんだバランスシートの縮小という前人未踏の領域に足を踏み入れている。

資産縮小ペースは、開始後最初3ヶ月間は毎月償還される国債や住宅ローン担保証券(NBS)のうち毎月計100億ドルを再投資せず資産を縮小する。その後、3ヶ月ごとに毎月の資産縮小額を100億ドルずつ増やし、1年後からは毎月500億ドルで固定する。

資産縮小額は18年10月までに3千億ドル(資産規模の約6.7%)、その後は毎年6千億ドル(同約13.3%)となる。FRBのバランスシート縮小は、経済状態の深刻な悪化が起きない限り、計画通り実行するという。「予見可能性」を与えてショックを防ぐ意図と金融政策の手段が金利操作になったことを強調する意図が見て取れる。

約9千億ドルのQE前の資産規模に戻すには少なくとも6年以上を要する。FRBの資産圧縮がどのような伝達チャネルで、どの程度の金融引き締め効果を持つかは判然としない。未曽有の量的緩和が前人未踏の域にあるからだ。

もっとも、資産拡大の際に緩和効果を発揮した以上、バランスシート縮小は引締め効果をもたらす可能性がある。米7月FOMC議事要旨によれば、「資産縮小の引き締め効果は大きくない」と多くの委員が主張しているが、米長期金利に上昇圧力が加われば、ドル高・円安が進み日本株には朗報となろう。

出典:FXニュースレター

ドル円 日足チャート 円安ドル高に向かう見通し

下のドル円の日足チャートを見て下さい。

ドル円チャート

現在、レンジ相場のWボトム、3番底から上昇しています。
下値、9/8の「107.321円」から右肩上がりに上昇。これから12月下旬に118円を目指す円安ドル高の見通しと予想します。

過去のドル円の月別季節パターンでは年後半は円安ドル高傾向

過去のドル/円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場(夏の円高)ドルが当座の安値を形成し、年後半にかけてドルの下限切り上がりや円安ドル高が進む傾向が見られてきました。

今年も8月は「夏の円高」が起きており、例年通りなら、年末も円安ドル高の継続がいつまで続くのか?期待が持てます。

現在のドル安はチャートを見る限り、反転場面のドル高への流れの見通しです。

チャートから見てもトレンドが円安ドル高に向かう見通しで、今後のドル円は上昇の動きに注目です。

雇用統計、FOMCイベント連続で118円突破の円安ドル高へ見通し

さらには、11月3日の米雇用統計では、前月のハリケーン打撃の反動や復興需要、年末商戦向け臨時雇用などもあり、雇用の増加と緩やかな賃金の回復が期待され、こちらも円安ドル高の見通し。

その他にも重要経済指標が相次ぐため、ドル円の見通しは勢いに乗ると一気に118円の円安ドル高が見えてきます。

ドル円 為替相場長期見通し予想はさらなる円安ドル高

さらにドル円の長期の見通しとしては、今後もアメリカのFRBによる利上げが予想され、長期的には日銀による超低金利の維持姿勢もあり日本とアメリカの金利差は拡大見通しです。

ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化
 2)日本でのインフレ期待改善
 3)米国での金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による
円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料 として注目されており、長期的にはさらなる円安ドル高の見通しです。

【まとめ】次期FRB議長パウエル理事なら円安ドル高の見通し

前週末には「現役FRB理事であるパウエル氏が優勢」との報道があり、実際にパウエル氏が正式内定となれば、改めて円安ドル高の見通しです。

もっともパウエルFRB議長の可能性については、すでに織り込みも進捗してきた。パウエル氏は慎重な利上げペースの支持派であるほか、金融規制の緩和にも柔軟と見られており、米国株にはプラス材料となる。リスク選好を支援することで、円安ドル高の見通しです。

さらには持続的な円安ドル高を支援する材料として、1)FRB副議長には機械的な利上げルールを重視するテイラー米スタンフォード大教授が有力、2)パウエル氏は投資銀行や投資ファンドでの実務経験が長く、米国への資金流入(=ドル安定化が不可欠)の重要性は認識、3)同時に銀行や運用機関への収益配慮により、適度な金利上昇(長短金利差の拡大)は是認する可能性、などにも注目です。

過去のドル/円の月別季節パターンとしては、2016年、2015年、2014年、2013年などで8月にかけて夏枯れ相場(夏の円高)ドルが当座の安値を形成し、年後半にかけてドルの下限切り上がりや円安ドル高が進む傾向が見られてきました。

今年も8月は「夏の円高」が起きており、例年通りなら、年末も円安ドル高の継続がいつまで続くのか?期待が持てます。

今だとスワップも40円台と高いのでおいしいですしね。

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