来週のドル円予想 米利上げ観測でドル高トレンドへ転換か?

来週のドル円予想

来週のドル円は、米トランプ政権の予算教書公表に注目です。さらに、来週は米国や欧州、英国、豪NZなどで経済指標が相次ぎます。

ついに円高ドル安の流れがドル高トレンドへ転換するのでは?という予想です。



来週のドル円予想 円安ドル高の可能性あり

来週の注目材料は、12日に予定される米トランプ政権の予算教書公表だ。

インフラ投資計画などを含めて、一定の財政出動方針が明らかになるとまたぞろ「米国の財政悪化による悪い金利上昇(米国債価格は下落」と「全般ドル安」のリスクをはらむ。
一方でインフラ投資の実際の実行には、財源問題などで難航するとの見方も根強い。インフラ投資などの内容が具体性を欠いた先送りの示唆となっていたり、想定の範囲内にとどまれば米国債金利の低下へと作用。ドルは対円以外で再下落となる可能性がある反面、米国株などの世界株にはプラスとなることで、リスク回避の一服がクロス円主導での円安を促す可能性もある。

同時に米国での減税進展や前週末の米議会での債務上限引き上げの歩み寄り(=歳出余地の拡大)は、中長期スパンで米国の経済成長をサポートしていくものだ。1980年代の過去実績として、米国の歳出拡大局面では例外ケースが含まれながらも、基本的に日本でも株高とドル高・円安のトレンド形成に寄与する例が見られている。

また、来週は米国や欧州、英国、豪NZなどで経済指標が相次ぐ。現在は世界的な市場混乱や金利上昇による世界経済への打撃、世界的なインフレの上昇などが懸念されている。
その中で各国の経済指標で底堅さが確認されると、過度なリスク回避の狼狽混乱を和らげる効果を持つ。ただし、現在の市場混乱は「2016年からの世界経済の循環的な回復の一旦の頭打ち」を先取りした前兆シグナルとの警戒感も少なくない。当座の各国経済指標に対する市場反応については、過剰楽観の修正リスクを含めた一喜一憂の不安定さも注視される。

来週の相場展望=2月12日の週

来週2月12日-16日週の為替相場は、根強いリスク回避の円高やドル安、一方での市場安定化に向けた対ドル、対円での豪ドルやNZドルなどから順番にした非ドル通貨の持ち直し、全般的な円高の一服をにらんだ神経質な展開が想定される。

ドル/円のテクニカルでは、ドルの下値メドとして、フィボナッチ分析で2016年以降のドル安値から高値の50.0%押し・108.79円前後、昨年9月のドル安値107.82円前後や107.32円前後、61.8%押し106.46円前後などが焦点になっている。
超長期スパンでは昨年にドルの下値抵抗線として機能した240カ月(20年)移動平均線107.70円前後、2016年に下値抵抗線となった120カ月(10年)移動平均線99.06円前後などが注目されそうだ。

米国株市場では、ボラティリティー(価格変動率)関連のオプション取引などでの市場混乱と損失拡大が続いている。来週以降もこうした混乱に関連したグローバルなキャッシュ化やポジション手仕舞い、損失・利益の確定、損失回避のヘッジ対応などが、世界的な市場動揺とリスク回避の円高圧力として警戒される。

一方で前週末に米国株のボラティリティー指数(VIX、恐怖指数)は日足ローソク足チャートで「長め上ヒゲ陰線」が出現するなど、VIX急上昇(=リスク回避)には一旦の落ち着き兆候も見られ始めた。
過去実績としてVIX急上昇のあとには、早くて1週間、最長で1カ月後には一旦の市場安定化が観測されてきた。同時にVIX急上昇後の1-2カ月間、リーマンショックの際は6カ月後にかけて、米国株は中長期スパンでの「底入れ買い場」となってきた実績がある。
その意味で当座は余震継続による米株安と日本株の連動下落、リスク回避の円高がオーバーシュートする波乱余地が警戒されながらも、日米株、ドル/円やクロス円での外貨の押し目買い好機(円は戻り売り)のタイミング模索が注視されそうだ。

とくに日本では前週末に日銀の黒田東彦総裁が、「4月の任期以降も再任の方向」と報じられた。一部では「年齢問題により、5年の任期途中の2-3年で勇退する」との見方もあるが、少なくとも黒田体制は2-3年は継続する可能性が高まっている。

黒田氏の再任の背景としては、「黒田氏本人による物価2%目標を含めたデフレ完全脱却と経済再生への岩盤執念」と「目標達成への自信の高まり」といった指摘もある。その意味で短期的には日本で株安・円高の波乱余地があっても、2013年から2017年までの日銀・黒田緩和の政策努力実績は無視できず、物価2%目標への接近に向けた愚直な株安・円高阻止を含めた「デフレ後戻りの完全遮断策」が講じられる可能性が高い。
もちろん、黒田緩和の今後には副作用や失敗リスクは排除できないが、現在の市場混乱は、2-3年後を見据えた日本株やドルなどの外貨の押し目買い好機となる余地を秘めている。

来週の注目材料は、12日に予定される米トランプ政権の予算教書公表だ。インフラ投資計画などを含めて、一定の財政出動方針が明らかになるとまたぞろ「米国の財政悪化による悪い金利上昇(米国債価格は下落」と「全般ドル安」のリスクをはらむ。
一方でインフラ投資の実際の実行には、財源問題などで難航するとの見方も根強い。インフラ投資などの内容が具体性を欠いた先送りの示唆となっていたり、想定の範囲内にとどまれば米国債金利の低下へと作用。ドルは対円以外で再下落となる可能性がある反面、米国株などの世界株にはプラスとなることで、リスク回避の一服がクロス円主導での円安を促す可能性もある。

同時に米国での減税進展や前週末の米議会での債務上限引き上げの歩み寄り(=歳出余地の拡大)は、中長期スパンで米国の経済成長をサポートしていくものだ。1980年代の過去実績として、米国の歳出拡大局面では例外ケースが含まれながらも、基本的に日本でも株高とドル高・円安のトレンド形成に寄与する例が見られている。

現在では欧州でもフランスで法人税減税などの減税措置が強化されているほか、前週はドイツで「緊縮財政の見直し」を上限に大連立政権への合意がなされた。イタリアでは3月の議会総選挙に向けて、与野党が公約で「減税アピール合戦」を繰り広げている。
減税と一定の歳出拡大は先行き欧州経済をサポートしていくもので、中長期スパンでのユーロの下限切り上がりや円全面高の抑制要因となりやすい。

また、来週は米国や欧州、英国、豪NZなどで経済指標が相次ぐ。現在は世界的な市場混乱や金利上昇による世界経済への打撃、世界的なインフレの上昇などが懸念されている。
その中で各国の経済指標で底堅さが確認されると、過度なリスク回避の狼狽混乱を和らげる効果を持つ。ただし、現在の市場混乱は「2016年からの世界経済の循環的な回復の一旦の頭打ち」を先取りした前兆シグナルとの警戒感も少なくない。当座の各国経済指標に対する市場反応については、過剰楽観の修正リスクを含めた一喜一憂の不安定さも注視される。

出典:FXニュースレター

IMM円ショート、11月以来の高水準から2週減=円買い戻し持続と一服にらむ

米商品先物取引委員会(CFTC)によると、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)国際通貨市場(IMM)では、円の投機的な先物ポジション(非商業部門)が、2月6日時点で差引き-11万2876枚のネット・ショートになった。

前週の-11万4696枚のショートから、2週連続で売り持ちが減少(円買い)。1月9日週に円のショート幅は-12万5536枚となり、昨年11月14日週の-13万5999枚以来の高水準となっていた。そこから調整的な円ショート整理を経て、改めて昨年11月以来の高水準で高止まりしてきたが、円ショートに整理が見られている。

今後はポジション調整的な円ショート整理の円買い戻しを経ながらも、円の戻り売りによる一段の円ショート積み上げが優勢になるか。
あるいは高水準の円ショートが依然として積み残されていることで、円ショート整理解消に向けた円の買い戻しが優勢になるか。その両シナリオを見極める展開となっている。

出典:FXニュースレター

ドル円チャート日足 レンジ相場から5月上旬に114円予想

下のチャートを見て下さい。
例題として教科書に載りそうなぐらいの見事なレンジ相場!

下値が、

  • 2017年4月17日「108.133」
  • 2017年9月8日の「107.321」

と刻んだと、計3度114円台をつけています。

2018年1月の円高ドル安相場の原因は、

  • アメリカの税制改革
  • ムニューシン米財務長官のドル安容認発言

となっています。

まだ底値は分かりません。もしかしたら、円高ドル安のトレンドがまだ続き、106円、105円をつける可能性もありますが、いづれにしてもその後の反動が期待でき、5月上旬には114円を目指すレンジ相場の展開が予想されます。

110円台から円安ドル高へのトレンド転換がみられたら、ドル買いを狙ってみるのが良いかもしれません。

 ※【追記】2018年2月21日チャート更新しました

ドル円チャート日足

今後は底値からの反転が予想され、目先のレンジ相場から、5月上旬に向かって114円を目指す展開が予想されます。チャートから見てもレンジ相場の中でトレンドがドル高円安に向かうと予想され、今後のドル円は上昇の動きに注目です。 

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