来週の相場展望-フランス大統領選挙からの円安加速とG7

相場展望円安

来週は、
5月7日のフランス大統領選挙の決選投票を受けての円安加速と
「G7」が注目イベントです。

今後の為替市場の見通しについて詳しく解説します。



注目のフランス大統領選挙は5月7日

いよいよフランス大統領選挙の決選投票日である 5月7日となりました。

22日(土)の記事で フランス大統領選 第1回投票の行方 
について書いた通り大統領選挙 第1回投票の結果を受け  24日はユーロ高、円全面安となりました。

24日早朝のユーロ円急騰の原因と市場の反応については
 → 【暴騰】ユーロ円、早朝から3円以上の急騰 その理由を解説
 → フランス大統領選の結果を受けたユーロ急騰はやり過ぎとの声も
という記事に詳しく書きましたので読んで下さい。

5月7日の決選投票は、マクロン候補優勢と言われています。
というのも、第1回投票で敗れた他の有力候補者が、マクロン候補を支持すると相次いで発表したからです。

その流れの中、先日テレビ討論会が開催され、その結果、視聴者の63%がマクロン氏に軍配を上げました。 
 → ユーロ円上昇 フランス大統領選挙はマクロン候補優勢

5月7日のフランス大統領選挙ではサプライズは無しとの見方が非常に強く、市場は既にマクロン氏の勝利を織り込んでいます。
万が一、大逆転があった場合には相場の急変動があり得ますので注意が必要です。

 

ユーロ円市場は既にフランス大統領選挙結果を織り込み済み

すでに市場では5月7日のフランス大統領選挙の結果をマクロン氏確定と見て、織り込んでいます。

ですので、5月7日の「フランス大統領選挙」というイベントの結果に対する、
ユーロ市場を始めとする為替市場への影響は極めて少なそうです。

逆に、マクロン氏が敗れた場合のインパクトは相当強烈なものになりますが、その可能性はかなり低いでしょう。

05月06日 06時55分 来週の相場展望=5月8日の週

来週5月8日-5月12日週の為替相場は、ユーロ/円やポンド/円などが主導する円安の持続性と反動調整的な円高、ドル/円でのドルの下値固めの持続性を模索する展開が想定される。

ドル/円の週足テクニカルでは、ドルの下値メドとして13週移動平均線111.96円前後、一目均衡表の雲の上限111.35円前後、4週移動平均線110.44円前後、基準線109.93円前後などが意識される。
ここに来て3-4カ月スパンのトレンドラインを示す13週線111.96円前後の方向性が、微妙な上向き化へと回帰し始めた。このまま上向き化が定着できると、3月3日週以来の現象となる。同時期からのドル安基調の一服と、13週線などを下限ラインとした下限切り上がりトレンドの再開が注視されそうだ。

反対にドルの上値メドは、26週移動平均線113.11円前後、フィボナッチ分析で昨年12月以降のドル高値から直近ドル安値の50.0%戻し113.40円前後、61.8%戻し114.64円前後などがポイントになる。3月ドル高値からの76.4%戻し113.77円前後、3月のドル高値115.51円前後なども節目ポイントとして注目されそうだ。

来週の週明け8日は、週末7日に予定されるフランス大統領選・決戦投票の結果に左右される。4月23日(日)の第1回投票の場合、翌24日(月)の日本時間早朝3時に投票が締め切られ、その前後で概要結果が判明。過度な懸念の後退により、24日の週明け早朝からユーロ高やリスク選好の円安が後押しされた。
来週の週明け8日に関しても、予想通り中道系のマクロン候補勝利となれば、一旦は「過度なリスク回避の後退」や「不透明材料の払拭」により、ユーロ高や円安が加速される可能性をはらむ。

もっとも決戦投票の場合、すでにマクロン候補勝利を織り込む形で、5日までのユーロ高や円安が進展してきた。そのためマクロン候補の勝利となれば、反対の材料出尽くしにより、2次反応として利益確定やポジション調整によるユーロ安や円高が進む余地も秘めている。

それでも7日にマクロン候補の思わぬ苦戦やサプライズの敗北がない限り、連休明け8日の日本株は上昇が期待されそうだ。前週末5日の米雇用統計は平均賃金が伸び悩んだものの、雇用者数や失業率は改善が示されている。基本的なリスク選好相場により、短期調整的なユーロ安やドル安、円高などの場面があっても、ユーロ/円やドル/円、その他のクロス円では外貨の押し目買い(円の戻り売り)地合いが支援される。

来週の注目材料としては、米FRB幹部による相次ぐ講演がある。前週末の4月雇用統計では平均時給が伸び悩んだが、6月利上げの地ならしが進められたり、年後半からのバランスシート縮小に前向き発言が見られると、改めてドルの下限切り上がりが支援される。

その他、来週は11-13日にG7財務相・中央銀行総裁会議がイタリア・バーリで開催される。前週の米国の貿易統計では日本からの対米黒字が拡大しており、会議の前段階では米国当局からのドル高・円安牽制発言などが短期的な攪乱要因となる。
ただし、実際のG7で為替相場が大きな議題とならなければ、会議後には過剰警戒の後退へと作用。引き続きドルの上値の重さは続くものの、基調として緩やかなドル高・円安の軌道が固められる余地が残されている。

出典:FXニュースレター

 

ドル円予想  8日東京市場は午前10時を挟んで急変動警戒

ドル円は日本時間4日早朝3時の 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け 112.80円へ急上昇

その後も円安の流れは続き、ついにドル円は 3月中旬以来の113円台へ上昇 しました。

その後も円安の流れは続き、ついにドル円は5日に 3月中旬以来の113円台へ突入しました。
しかし、ここに来て、ドル円は8日の午前10時の東京市場の動きに警戒の声が出ています

ドル円予想 次の目標は115円との声も

市場では「円高に行く要素が無い」 と言う声も出てきていて、
次の目標は115円か?という声が出てきています。
 → ドル円115円が新しい目標か?111.80円を突破し勢い

米債券利回りが上昇に転じたことから、相対的に円売りに安堵感が生じているようです。
 → 米債券利回りが上昇し市場では円安マインド強い

  

今後の豪ドル見通しと投資戦略プラン

一方、豪ドル円のトレンドは先日の記事
豪ドルの見通し好転、IMFの世界成長予想引き上げ  の通り買いトレンドです。

市場が円安トレンドに向かっている今、 豪ドル円は買い頃では?という声が出ています。

豪ドル円は今が買い頃?

5月3日の84.50円から82.70円へと1.8円以上も下落した豪ドル円相場ですが、
市場では、豪ドル円は下落トレンドではなく、あくまでも調整範囲との声。

逆に、この安値は買い頃では?との声が出ています。
詳しくは下記をご覧下さい。
  → 豪ドル円83円台へ下落も下値ではビッドも厚く買い頃か

まさに今、83円台で豪ドルを余裕資金の一部で買い建てて長期で持ちスワップを狙うのは良い戦略だと思います。

ただし、今回のように「ドル高 豪ドル安」の動きだと、
豪ドル円は上昇しないので注意が必要です。

ドル高 豪ドル安の動きに注意

今後も相場の上下の動きに一喜一憂しないで、長期スパンで考えて今後安値を更新したらコツコツと買い建てるのが良いと思います。
例えば、82円、80円と値を戻したタイミングで安値を拾って買い建てていくようなプランです。

今後のプランとしては長期運用を前提に、リスクとしては安値77円も視野に入れたうえで、
資金配分すると良いかと思います。

つまり77円になってもストレスなく運用できる資金的余裕をもって投資プランを考えてみると良いと思います。

 

【まとめ】来週の相場展望-フランス大統領選挙からの円安加速とG7

来週は、5月7日のフランス大統領選挙の決選投票を受けての円安加速と「G7」が主要なイベントです。

すでに市場では5月7日のフランス大統領選挙の結果をマクロン氏確定と見て織り込んでいます。
ですので、結果を受けてのユーロ急騰は無いと思いますが、市場は安心感からユーロ買いが継続し円安が継続する流れになるのではないかと予想します。

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