米ナスダック指数が過去最高値を更新 その秘密とは

ナスダック指数

現在の米国の株価上昇をけん引するのは「第4次産業革命」を担うAI(人工知能)などを中心とした10年に1度の「世界的ハイテクブーム」と言われています。

すでに過熱感が警戒されるも米ナスダック指数は過去最高値を更新し続けています。

アメリカのナスダック指数が過去最高値を更新したその秘密について詳しく解説します。

AI(人工知能)による第4次産業革命が米株価上昇の要因

現在の株価上昇をけん引するのは、「第4次産業革命」を担う中心的存在AI(人工知能)の「非連続的進化」を象徴する画像処理半導体(GPU)深化など、10年に1度の「世界的ハイテクブーム」と言われている。

05月30日 23時15分 【Market Winコラム】ハイテクブームが米政治不安を減殺

トランプ米大統領の娘婿クシュナー上級顧問までが捜査対象となって「ロシアゲート」の米政治不安の長期化が株価の抑制要因となっているが、幸いにも「第4次産業革命」を担う中心的存在AI(人工知能)の「非連続的進化」を象徴する画像処理半導体(GPU)深化など10年に1度の「世界的ハイテクブーム」が米株価の下値リスクを減殺しつつある。

ある米系ファンド幹部は、「IT関連株の上昇は10年に1度とされる世界的ハイテクブームを追い風にしたもので、バブル状態にはなく、バブル崩壊の危険もない」と言い切る。

米大統領「ロシアゲート」の米政治不安にも25日の米株式市場でナスダック指数とS&P500が連日で過去最高値を更新、ダウ平均株価も最高値に迫った。ナスダックとS&P500を牽引するのはIT(情報技術)関連株であり、昨年末に比べすでに2割に迫る大幅高となった。

IT関連のMSCI世界株価指数のPER(株価収益率)は未だ約18倍と過熱感はなく、今もIT関連株への資金流入の勢いが続いている。むろん、2000年当時のITバブル時代の50倍とは雲泥の差だ。背景には、自動運転やロボット技術などITによる「第4次産業革命」幕開けにより半導体やシステム構築など幅広いIT企業群が新たな成長セクターとなっている事情がある。

トムソン・ロイターによれば、主要500社のうちIT企業の1-3月期の最終利益は前年比+20%強が見込まれ、IT業界全体の1株利益は2017年に前年比+16%と予想される。

兎に角、世界のデータ量は2年ごとに倍増し、データ量は飛躍的に増加している。さらに、ハードウェアの性能は指数関数的に進化する等、処理性能の向上があり、ディープラーニング等によりAI技術が非連続的に発展する「AIの非連続的進化」がある。

かかる現在起きている技術のブレークスルーを「第4次産業革命」と捉えることができる。特に、人間の役割、認識や学習機能のサポートや代替する自動走行、ドローン施工管理・配送などの深化は目覚ましい。

さらに製品やモノのザービス化、設備売り切りからセンサーデータを活用した稼働や保全、保険サービスヘの深化、さらにデータ共有によるサプライチェーン全体での効率性の飛躍的向上、つまり生産設備と物流と発送、決済システムの統合が可能となりつつある。

そして、第4次産業革命の技術は、全ての産業における革新のための共通基盤技術となって、様々な各分野における技術革新とビジネスモデルと結びつく。その最先端を行くのがGPU(画像処理半導体)の飛躍的深化であり、ソフトバンクが25日、前日比382円高の8894円と約2週間ぶり高値を付ける大幅続伸となったのも、米半導体大手エヌビディア株を取得、人工知能(AI)分野での地盤固めと好意的に受け止められたからに他ならない。

東大の松尾准教授によれば、「第4次産業革命を担う中心的存在はAI(人工知能)であり、人類史上初めて『眼』を持った機械・ロボットの誕生が期待される」という。

5億4200万年前から5億3000万年前の聞に突如として今日見られる動物の「眼」が出そろった「力ンブリア爆発」という現象、古生物学者アンドリュー・パーカーは、「眼の誕生」がその原因だったとの説を提唱している。つまり、「AIのディープラー二ング(深層学習)により『次に何が起こるか』を予想して動けるロボット・機械に『眼』が誕生する、いわば『カンブリア爆発』が起こる」(松尾教授)可能性だ。

ディープラー二ングの技術はコモディティ化するから、競争力を持つのはデータとードウェアであり、早くディープラー二ングの技術を取り入れる必要があり、すでに世界の企業がこの争奪戦を繰り広げつつある。「ディープラーニングとハードウェアの擦り合わせとなった瞬間、日本企業が再度、力を取り戻せる可能性がある」(松尾准教授)という。

なお、欧米のスター卜アップとディープラー二ング研究者は、意外なほどハードウェアに対する抵抗感がある。因みに、産業用ロボッ卜の導入台数は日本がトップであり、米国は雇用を守らないといけないが、日本は人手が足りない。

すでに過熱感が警戒されるもハイテク寄与度の高い米ナスダック指数は過去最高値を更新し続け、ハイテク影響度の高いフィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は2000年以降のITバブル以来、台湾ハイテク株指数は07年以来の過去最高値圏へ上昇している。

MSCI世界株指数(先進国ドルベース)の半導体・製造装置指数は252と、2003年の算出以降、最高値圏にあり、すでに昨年2月の149から7割強の大幅高だ。しかも、米国株の上昇を支えるもう一つの要因が、主要国中銀の超緩和策の長期化に伴う「カネ余り」だ。今年に入って日銀やECBなど主要国の中央銀行の資産購入額は1.1兆ドルにのぼる。

出典:FXニュースレター

【まとめ】米ナスダック指数が過去最高値を更新 その秘密とは

現在の米国のナスダック株価指数上昇をけん引するのは、「第4次産業革命」を担う中心的存在AI(人工知能)の「非連続的進化」を象徴する画像処理半導体(GPU)の飛躍的深化など、10年に1度の「世界的ハイテクブーム」と言われています。

現在のIT関連株の上昇は10年に1度とされる世界的ハイテクブームを追い風にしたもので、バブル状態にはなく、バブル崩壊の危険もないとも言われています。

すでに過熱感が警戒されるも米ナスダック指数は過去最高値を更新し続け、ハイテク影響度の高いフィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は2000年以降のITバブル以来、台湾ハイテク株指数は07年以来の過去最高値圏へ上昇しています。

今後も目が離せない分野になりそうです。

ちなみに、ソフトバンクが25日、前日比382円高の8894円と約2週間ぶり高値を付ける大幅続伸となったのは、米半導体大手エヌビディア株を取得、人工知能(AI)分野での地盤固めと好意的に受け止められたからのようです。

さすが孫社長ですね。

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