米6月雇用統計 市場は予想下回りを見込む ドル円変動無し?

6月雇用統計

米国市場では昨日6日、日本時間21:30に6月のADP雇用統計が公表されました。6月の民間部門雇用者数は前月比15万8000人増加。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想(18万人)を下回りました。この指標は、本日7日の米雇用統計の参考指標となるものなので、本日の雇用統計は予想を下回るのではとの声が市場から出ています。

その辺のドル円見通しについて詳しく解説します。



ADP雇用統計は予想下回り相場変動なし

6月の民間部門雇用者数は前月比15万8000人増加した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想(18万人)を下回った。

07月06日 22時31分 DJ-6月の米民間雇用は15.8万人増、予想下回る=ADP推計

給与計算代行サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)と調査会社ムーディーズ・アナリティックスが6日発表した統計によると、6月の民間部門雇用者数は前月比15万8000人増加した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想(18万人)を下回った。

 5月の民間部門雇用者数は、従来発表の25万3000人増から23万人増に下方修正された。

 ムーディーズ・アナリティックスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は、雇用の増加数が「15万~20万人の間で安定している」と指摘。「労働力の伸びの2倍に相当する現在のペースが続けば、(すでに)引き締まっている労働市場の需給ひっ迫が一段と進む」との考えを示した。

出典:Dow Jones

7日午後9時30分の6月雇用統計はサプライズ無しか?

昨日のADP雇用統計の内容から、本日発表される米雇用統計では既に完全雇用の状態にある以上、サプライズは期待薄か?

07月07日 09時07分 ケンティッシュ・ブレーク 概況編

予想レンジ
ドル円     112.50~114.00
ユーロ円    128.50~130.00
ユーロドル   1.1350~1.1480
豪ドル円    85.00~86.50

各国中銀が金融政策の出口戦略を模索する中、米国債利回りが軒並み上昇し、NYダウ平均株価は前日比158ドル安と下落基調を強めている。相対的には本日の米雇用統計や週末のG20首脳会談を前にして、調整主導の展開を強いられた感が強い。各国がインフレの上昇率を睨みながら、金融緩和の縮小や利上げ開始時期を目論んでいるが、金利先高観測がインフレ率を高めると共に、投資家心理の改善を促し、また、企業間における投資意欲を掻き立てる可能性もある。緩やかな金利上昇ペースは世界経済を活発化させるとの見方も少なくなく、異常な低金利政策からの脱却の日も遠くはないだろう。

本日発表される米雇用統計では既に完全雇用の状態にある以上、サプライズは期待薄であるが、週末のG20において、北朝鮮、地球温暖化、そして、貿易不均衡など難題が山積しているが、トランプ大統領の孤立化などを踏まえれば、米国がある程度譲歩する可能性があるが、相場を大きく動意づかせる可能性は低いだろう。

一方、ドル円は、軟調な株価と日米金利差拡大に挟まれ、安易にどちらにも仕掛けづらい相場環境にあり、ドル円113円前後で試行錯誤が続いている。実需売買並びに利益確定売買がドル円112円台半ばと114円前後で控えており、引き続き相場の動意を待ってからの始動が賢明であろう。

他方、ユーロドルは、欧州債利回りが上昇したことが好感される中、バイトマン独連銀総裁が景気刺激策の量や手段に関して意見は分かれているが、景気回復がECBの出口戦略の道を開きつつあると述べタコも追い風となり、ユーロドル1.14台を回復、再度大きな節目である1.15前後が意識されるが、日米債券利回りが同時進行しているだけに、高値掴みには要注意だろう。

出典:アセットクラス&WEBコンサルティングLLC

6月のFOMC後のドル円為替相場変動まとめ

14日のFOMCなどの重要指標 では米5月消費者物価指数と小売売上高がともに市場予想より弱い伸びになったことを受け、ニューヨークでドルが109円を割り込み108円93銭近辺まで急落。

しかしFOMCの予想通りの利上げ決定と年内の追加利上げを受け、109円86銭近辺まで上昇し 為替相場はFOMC前後で激しく乱高下 。直近の動きでは、FOMC前の相場をクリアし円安に動いています。

足元の米景気指標は下向きで、今後の経済指標でも弱い数値が予想され、トランプ大統領のロシアゲート疑惑  も警戒が必要で突発的に 円高に動く懸念 がありますので急な円高にも警戒が必要です。

今後のドル円為替相場の予想は円安

しかしながら、日銀による超低金利の堅持姿勢もあり日本と海外の金利差は拡大傾向にあります。

ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化、
 2)日本でのインフレ期待改善、
 3)米国での金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による
円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料 として注目されており、目先は円安が予想されます。

【まとめ】米6月雇用統計 為替市場は予想下回りを見込む

米国市場では昨日6日、日本時間21:30に6月のADP雇用統計が公表されました。6月の民間部門雇用者数は前月比15万8000人増加。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想(18万人)を下回りました。この指標は、本日7日の米雇用統計の参考指標となるものなので、本日の雇用統計は為替相場にとって期待薄なものと予想されます。

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