イタリア連立政権が誕生も 政治混乱とユーロ圏離脱不安でユーロ見通しは?

イタリア連立政権

イタリアの主要な反体制派政党の「同盟」と「五つ星運動」は5月31日夜、連立政権が誕生しました。

これで世界の金融市場を揺るがせ、ユーロの大幅安を招いたイタリア政局の混迷に終止符が打たれる見込みが出てきた。両党による連立政権が誕生し、ユーロ圏3位の経済規模を持つイタリアに、ユーロ懐疑派主導の政権が誕生しました

イタリアの政治混乱とユーロ圏離脱不安でユーロ見通しはどうなるでしょうか?

目次



イタリア連立政権が誕生も 政治混乱とユーロ圏離脱不安でユーロ見通しは?

イタリア新政府の首相には法学教授のジュゼッペ・コンテ氏。

コンテ氏は、今月に入り連立政権の組閣で合意。しかし先週セルジオ・マッタレッラ大統領に閣僚案を提出しましたが、5月27日にはユーロ圏離脱を主張する懐疑派のパオロ・サボナ元産業相を経済相に起用する人事を大統領に拒否されたため、組閣をいったんは断念していました。

その後、イタリアのマッタレッラ大統領は5月28日、国際通貨基金(IMF)元高官のカルロ・コッタレッリ氏を暫定首相に指名し、組閣を命じました。ただ、五つ星と同盟が多数派を占める議会の信任を得られる可能性は低いため選挙管理内閣にとどまり、2018年秋にも議会解散・総選挙となる可能性が高い見通しでした。

これによりイタリア連立政権は誕生せず、今後、ユーロ圏離脱の国民投票(総選挙)開催が予想され、ユーロは大幅下落。

そんな中での、突然のイタリア連立政権誕生となり、ユーロ為替相場はサプライズでユーロ高に反応しています。

イタリア、反体制政党の「五つ星運動」と「同盟」が再び連立合意

【ローマ】イタリアの主要な反体制派政党の「同盟」と「五つ星運動」は31日夜、連立政権の樹立であらためて合意した。これで世界の金融市場を揺るがせたイタリア政局の混迷に終止符が打たれる見込みが出てきた。両党による連立政権が実現すれば、ユーロ圏3位の経済規模を持つイタリアに、ユーロ懐疑派主導の政権が誕生する。

 イタリア最大の政党である五つ星運動と移民排斥を掲げる極右の同盟は連立で合意し、同国に政治空白をもたらした5日間のこう着状態に区切りをつけた。五つ星運動の匿名の関係者が明らかにした。

 この関係者によると、新政府の首相には法学教授のジュゼッペ・コンテ氏を起用する。コンテ氏は両党が前回初めて首相候補に指名するまで、ほとんど知られていない存在だった。

 両党は今月に入り連立政権の組閣で合意。先週セルジオ・マッタレッラ大統領に閣僚案を提出したが、27日にはユーロ懐疑派のパオロ・サボナ元産業相を経済相に起用する人事を大統領に拒否されたため、組閣をいったんは断念していた。

出典:FXニュースレター

イタリアポピュリズム連立政権は「親EU」「反EU」ないまぜ

産経新聞によると、イタリアの第一党「五つ星運動」と右派「同盟」が5月31日、連立政権の樹立に向けて発表した組閣名簿は、経済財務、外務の主要閣僚を党外から起用した。発足が見込まれるポピュリズム(大衆迎合主義)連立政権は、親欧州連合(EU)派と対EU強硬派が入り交じった布陣になりそうだ。

組閣名簿で経済財務相に指名されたローマ・トルベルガタ大のジョバンニ・トリア教授は69歳で、世界銀行の顧問を務めたことのある経済学者。ユーロ離脱は主張していないが、現在のユーロ政策には懐疑的だ。

出典:FXニュースレター

イタリア2018年秋にユーロ圏離脱を問う総選挙(国民投票)か?

イタリアでは2018年3月の総選挙以降、新政権が成立せず、イタリアの次期首相に指名されていたフィレンツェ大法学教授のジュセッペ・コンテ氏は27日、財務相人事でマッタレッラ大統領と合意できなかったとして、首相就任断念を表明しました。

マッタレッラ大統領は28日、国際通貨基金(IMF)元高官のカルロ・コッタレッリ氏を暫定首相に指名し、組閣を命じました。

ただ、コンテ氏を首相候補に推薦した新興政党「五つ星運動」と右派政党「同盟」(旧北部同盟)はマッタレッラ大統領に猛反発し、2018年3月に続く総選挙の再実施を求めています。

このため、2018年秋にも議会解散・総選挙(国民投票)となる可能性が高い見通しです。

イタリア、組閣断念 再選挙も 親EU・懐疑派せめぎ合い=時事

時事通信によると、イタリアの次期首相に指名されていたフィレンツェ大法学教授のジュセッペ・コンテ氏は27日、財務相人事でマッタレッラ大統領と合意できなかったとして、首相就任断念を表明した。コンテ氏を首相候補に推薦した新興政党「五つ星運動」と右派政党「同盟」(旧北部同盟)はマッタレッラ氏に猛反発し、3月に続く総選挙の再実施を求めている。

マッタレッラ氏は28日、国際通貨基金(IMF)元高官の経済学者コッタレリ氏と面会。再選挙を念頭に、コッタレリ氏を首相とするテクノクラートによる暫定内閣設置を目指すとみられている。ただ、五つ星と同盟が多数派を占める議会の信任を得られる可能性は低い。選挙管理内閣にとどまり、秋にも議会解散・総選挙となる可能性が高い。 

出典:FXニュースレター

イタリア大統領、IMF元高官を暫定首相に指名=ロイター

ロイター通信によると、イタリアのマッタレッラ大統領は28日、国際通貨基金(IMF)元高官のカルロ・コッタレッリ氏を暫定首相に指名し、組閣を命じた。

イタリアでは3月の総選挙以降、新政権が成立せず、次期首相に指名されていたジュセッペ・コンテ氏は27日、財務相の人選を巡ってマッタレッラ大統領と合意できずに組閣を断念した。

出典:FXニュースレター

イタリア「五つ星運動」と「同盟」が再選挙で連立検討か?

ロイター通信によると、イタリアの大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」は、再選挙が実施されることになった場合、極右政党の「同盟」と組む可能性を検討している。「五つ星運動」のある関係者が28日に明らかにした。

05月28日 19時10分 伊「五つ星運動」、再選挙で「同盟」と組む可能性検討 関係筋=ロイター

ロイター通信によると、イタリアの大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」は、再選挙が実施されることになった場合、極右政党の「同盟」と組む可能性を検討している。「五つ星運動」のある関係者が28日に明らかにした。

マッタレッラ大統領は27日、両党が推す経済相候補の起用を拒否。両党は連立政権樹立を断念した。3月4日の総選挙では「五つ星運動」は単独で選挙戦を展開、「同盟」は右派連合の一員として戦った。

「同盟」のサルビーニ書記長も28日、再選挙の場合に「五つ星運動」との現在の協力関係を維持するかどうか検討していると述べた。

出典:FXニュースレター

イタリア再選挙か?ユーロ圏離脱方針が原因で連立政権組閣断念へ

イタリアでは「五つ星運動」と「同盟」連立政権の誕生に向け、法学者のジュゼッペ・コンテ氏が23日、マッタレッラ大統領から新たな首相に指名された。これを受けて、コンテ氏は新政権の組閣作業を進め、27日、閣僚の任命権限を持つマッタレッラ大統領に閣僚候補を提示したが、このうち、経済財務相について、マッタレッラ大統領は「単一通貨ユーロからの離脱を主張しておりふさわしくない」として拒否した。

この結果、コンテ氏は、首相を辞退する意向を示し、イタリアでは再び、政権発足の見通しがたたない事態となっています。

05月28日 09時23分 イタリア新首相が組閣断念、政治の混乱続く=NHK

NHKニュースによると、イタリアで、新たな首相に指名されたジュゼッペ・コンテ氏が提示した閣僚候補が、任命権限を持つ大統領によって拒否された。コンテ氏は、首相を辞退する意向を示し、イタリアでは再び、政権発足の見通しがたたない事態となっている。

イタリアでは、ことし3月に行われた議会選挙で新興政党の「五つ星運動」と、右派政党の「同盟」が躍進し、この2つの政党の推薦を受けた、法学者のジュゼッペ・コンテ氏が23日、マッタレッラ大統領から新たな首相に指名された。
これを受けて、コンテ氏は新政権の組閣作業を進め、27日、閣僚の任命権限を持つマッタレッラ大統領に閣僚候補を提示したが、このうち、経済財務相について、マッタレッラ大統領は「単一通貨ユーロからの離脱を主張しておりふさわしくない」として拒否した。

出典:FXニュースレター

イタリアのマッタレッラ大統領 新首相にコンテ氏を指名

共同通信によると、イタリアのマッタレッラ大統領は23日、2018年3月の総選挙で躍進した新興組織「五つ星運動」と右派政党「同盟」が推薦した法学者のジュセッペ・コンテ氏(53)を新首相に指名し、これで正式にイタリアに連立政権が誕生となった。

ユーロ圏3位の大国イタリアにポピュリズム(大衆迎合政治)色の濃い政権が発足する見通しで、極右的な排外主義が台頭し結束が揺らぐ欧州連合(EU)への新たな脅威になる。

イタリア連立政権 新首相にコンテ氏を指名 今後のユーロ見通しは?

イタリアで次期首相の人選が最終局面を迎えています。

ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と極右「同盟」が大学教授のジュゼッペ・コンテ氏を推薦したことを受け、マッタレッラ大統領は22日、上下院の議長と協議する見通しです。コンテ氏はディマイオ氏の個人弁護士を務めており、行政法の専門家。法曹界と学界でのキャリア十分も政治経験は皆無ということ以外には、ほとんど知られていないそうです。

コンテ氏が首相候補に指名されれば、「五つ星運動」と極右「同盟」による連立政権が誕生します。

コンテ氏は組閣作業に入り、閣僚名簿を大統領に提出。受理されれば内閣が成立します。その後、上下院の議会の信任を得て、正式に新政権が発足する予定です。

05月22日 17時24分 伊政局、首相指名で最終局面へ、大統領が判断=日経

イタリアで次期首相の人選が最終局面を迎えた。ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と極右「同盟」が大学教授のジュゼッペ・コンテ氏を推薦したことを受け、マッタレッラ大統領は22日、上下院の議長と協議する見通し。大統領は政治手腕などを見極めつつ、判断するとみられる。

コンテ氏が首相候補に指名されれば、五つ星と同盟による連立政権が誕生する。コンテ氏は組閣作業に入り、閣僚名簿を大統領に提出。受理されれば内閣が成立する。その後、上下院の議会の信任を得て、正式に新政権が発足する。

出典:FXニュースレター

05月22日 08時13分 伊の連立政権樹立間近、首相に無名のコンテ氏を推薦

イタリアでポピュリズム連立政権を樹立間近とされる「五つ星運動」と「同盟の両代表は、政界でほぼ無名の弁護士コンテ氏を首相候補として推薦した。コンテ氏はディマイオ氏の個人弁護士を務めており、行政法の専門家。法曹界と学界でのキャリア十分も政治経験は皆無ということ以外には、ほとんど知られていない。

出典:FXニュースレター

イタリア「五つ星運動」と「同盟」が連立政権合意 今後ユーロはどうなる?

イタリアの「五つ星運動」と極右「同盟」の連立政権では、いまだ首相候補は協議中のもよう。

この連立政権合意により、2018年3月4日のイタリア総選挙から続くイタリアの政治空白(ハングパーラメント)の終了に向けて最終段階を迎えています。

05月18日 22時12分 イタリア連立協議、五つ星と同盟が政策で合意=日経

日本経済新聞によると、イタリアのポピュリズム(大衆迎合主義)政党である「五つ星運動」と極右「同盟」は18日、連立政権樹立に向けた政策で合意した。

合意内容に最低所得保障や減税を入れる一方、債務帳消しなどは除外した。首相候補はなお協議中のもようだ。3月の総選挙から続く政治空白の解消に向け、最終段階を迎えた。

両党はいずれも欧州連合(EU)に懐疑的な姿勢を示してきた。
合意内容は有権者の歓心をかうバラマキの色彩が濃く、財政規律を重視するEUのルールに抵触しかねない。EUは加盟国に財政赤字を国内総生産(GDP)の3%以内に収めるよう求める。だが、イタリアの2017年の財政赤字はGDP比2.3%で、大規模な財政支出の余地はない。

出典:FXニュースレター

■2018年 ユーロはどうなる?週足チャートから分析

下のユーロドルの週足チャートを見て下さい。ユーロドルチャート週足

 

今後のユーロドルの相場変動のトレンドとしては、上手の「水色」の斜めに引いた補助線に注目して下さい。

かなりざっくりとした大局的な予想になりますが、1.28ドル辺りを天井にして、大きなレンジ相場を形成する展開が予想できます。長期的には下落相場トレンドとなり、2018年に限って言えば、1.15ドル辺りへの半値戻し程度は手堅い線かな?と予想します。

上記のチャートを見ると、

  • 2008年は1.60ドルから1.25ドルへ「0.35ドル」の下落
  • 2010年は1.50ドルから1.20ドルへ「0.30ドル」の下落
  • 2012年は1.35ドルから1.20ドルへ「0.15ドル」の下落
  • 2014年は1.40ドルから1.05ドルへ「0.35ドル」の下落
  • 2016年は1.15ドルから1.03ドルへ「0.12ドル」の下落

というように、西暦の末尾1桁が偶数の年は大きな下落相場が展開されています。

逆に、西暦の末尾1桁が奇数の年では急上昇相場が起きています。

  • 2009年は1.25ドルから1.50ドルへ「0.25ドル」の上昇
  • 2011年は1.30ドルから1.50ドルへ「0.2ドル」の上昇
  • 2013年は1.30ドルから1.40ドルへ「0.1ドル」の上昇
  • 2015年は1.05ドルから1.15ドルへ「0.1ドル」の上昇
  • 2017年は1.03ドルから1.20ドルへ「0.17ドル」の上昇

このように、ユーロドルの値動きは非常に激しく、大きな変動が起きています。
 → 2018年は2年に一度のユーロ相場の大暴落が起こる?

ユーロドル売りを強くおすすめする2つの理由

最近のユーロドル相場は、ドル全面安の流れの中でドル売りユーロ買いが進みユーロ高となっている状態です。

今後のユーロドル相場ですが、私はユーロドルポンドドルの売りを強くおすすめします。その理由として、

  • 今後の見通しとして長期的な下落相場が期待できる
  • スワップが高くて魅力的

という2つの理由があります。

今後ユーロ安ドル高になる理由は?

今後ユーロ安ドル高になるのではないか?と予想する理由は、

  • ユーロ圏の利上げは2019年まで据え置かれる見込み
  • 2017年のユーロ相場はファンダメンタルズ以上の過剰なユーロ高

という印象があり、2018年にはその過剰なユーロ高の調整局面となり、ユーロ安になるのでは?というのが予想理由です。

実態よりも、上がりすぎの感があるユーロ。
2018年のユーロ予想は、やはり長期的なユーロ安ドル高です。

では、次にチャートを見ながら、いくらぐらいまでユーロ安ドル高が進むのか理由とともに説明します。まずは、ユーロドルの値動きから見ていきましょう。

下のユーロドルの日足チャートを見て下さい。

ユーロドルチャート日足

現時点では天井がいくらぐらいになるか予想が難しいですが、先程、週足チャートを使って予想したように、1.28ドル辺りを天井にして下落相場となる予想です。

現時点の高値、1.25ドル台を維持するのであれば、2月中旬ぐらいには下落トレンドとなり、早ければ4月下旬に一度1.15ドル台をつけるのではないかと予想します。

私自身、含み損を抱えているので、今は待ち相場です…。

【まとめ】イタリア連立政権が誕生も 政治混乱とユーロ圏離脱不安でユーロ見通しは?

イタリアの主要な反体制派政党の「同盟」と「五つ星運動」は5月31日夜、連立政権が誕生しました。

これで世界の金融市場を揺るがせ、ユーロの大幅安を招いたイタリア政局の混迷に終止符が打たれる見込みが出てきた。両党による連立政権が誕生し、ユーロ圏3位の経済規模を持つイタリアに、ユーロ懐疑派主導の政権が誕生しました

イタリアの政治混乱とユーロ圏離脱不安でユーロ見通しはどうなるでしょうか?

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