イスラム国(IS)が子供たちを洗脳しテロリストにしている?

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過激派組織イスラム国(IS)が、子供たちを洗脳し国内でテロ攻撃を行う恐れがある。

ISの支配地域に渡航したドイツ人は950人強。このうち女性が200人前後、子どもが50人前後。女性の一部は、IS戦闘員を父親とする子を出産した可能性もあるという。

イスラム国(IS)が子供たちを洗脳しテロリストにしている?

ドイツの情報機関である連邦憲法擁護庁(BfV)は19日、過激派組織「イスラム国(IS)」に洗脳された子供たちが国内でテロ攻撃を行う恐れがあると述べた。この結果、治安当局は難しい状況に直面している。年少者は法的に保護の対象にされているからだ。

BfVによれば、ISはイラクやシリアの支配地域に住むドイツ人の幼い子たちを洗脳していた。例えば、インターネットに流す宣伝用動画のため、子どもたちに捕虜の処刑を強制していたという。ISの支配地域に渡航したドイツ人は950人強。このうち女性が200人前後、子どもが50人前後だった。女性の一部は、IS戦闘員を父親とする子を出産した可能性もあるという。

BfVによると、ドイツ国内にいるイスラム過激主義の潜在的テロリストの数は10月時点で1870人と、1月時点の1600人から増えた。近年、ドイツは一連のテロ攻撃やテロ未遂に悩まされているが、これらの事件の中には子どもが関与したものもある。

ドイツでは昨年、クリスマスマーケットでのテロ攻撃がかろうじて回避された。12歳の少年が爆弾を2回仕掛けたが、設計上の欠陥で爆破に失敗したという。地元メディアの報道によれば、この少年は精神病院に収容されたあと、今年3月に家族のもとに戻された。同じく昨年には、イスラム教徒とみられる16歳の少年2人が同国西部エッセンにあるシーク寺院に爆発物を投げ付け、3人を負傷させた。

過激派組織イスラム国(IS)はイラクやシリアの中核地域で子供を戦闘員に利用しているとみられている。

10月20日 11時15分 DJ-【焦点】子供を使ったISテロ攻撃、ドイツ当局が警戒 

【ベルリン】ドイツの情報機関である連邦憲法擁護庁(BfV)は19日、過激派組織「イスラム国(IS)」に洗脳された子供たちが国内でテロ攻撃を行う恐れがあると述べた。この結果、治安当局は難しい状況に直面している。年少者は法的に保護の対象にされているからだ。

 BfVによれば、ISはイラクやシリアの支配地域に住むドイツ人の幼い子たちを洗脳していた。例えば、インターネットに流す宣伝用動画のため、子どもたちに捕虜の処刑を強制していたという。

 BfVの説明では、ISの支配地域に渡航したドイツ人は950人強。このうち女性が200人前後、子どもが50人前後だった。女性の一部は、IS戦闘員を父親とする子を出産した可能性もあるという。

 欧州のテロ対策機関は、ISが支配地域を相次いで失うなか、年少者のいる家族で欧州に向かう人たちが増えるとみている。彼らは「難民」としてや、もともと欧州出身の人たちは「帰還者」として戻ってくる可能性がある。

 BfVのハンス・ゲオルグ・マーセン長官は19日、「われわれはこのリスクに目を光らせ、それと戦うための適切なコンセプトを見つける必要がある」と述べた。

 しかし、ドイツでは、潜在的テロリストが14歳未満であった場合、情報機関による監視は違法だ。また、18歳以下の監視にも制限がある。

 加えて、刑事責任を問える最少年齢は14歳だ。これは、シリアないしイラクで起こした暴力行為で14歳未満の子供を起訴できないことを意味する。より年長の子供(ドイツの法律で「青少年」と定義される)が21歳になる前に起こした犯罪については、科される刑罰がより軽く、刑期も短くなる。

 BfVによると、ドイツ国内にいるイスラム過激主義の潜在的テロリストの数は10月時点で1870人と、1月時点の1600人から増えた。近年、ドイツは一連のテロ攻撃やテロ未遂に悩まされているが、これらの事件の中には子どもが関与したものもある。

 ドイツでは昨年、クリスマスマーケットでのテロ攻撃がかろうじて回避された。12歳の少年が爆弾を2回仕掛けたが、設計上の欠陥で爆破に失敗したという。地元メディアの報道によれば、この少年は精神病院に収容されたあと、今年3月に家族のもとに戻された。

 同じく昨年には、イスラム教徒とみられる16歳の少年2人が同国西部エッセンにあるシーク寺院に爆発物を投げ付け、3人を負傷させた。

 アンゲラ・メルケル首相がドイツで初めての3党連立政権(キリスト教民主・社会同盟、自由民主党、緑の党)を結成するための交渉をスタートさせるなか、治安問題は政策課題の上位にある。ただ、テロ対策強化を望む保守系政党と、柔軟なアプローチを求める緑の党との間では衝突が予想されている。一方で自由民主党は企業寄りの政党で、市民の監視を強化する対策には伝統的に否定的だ。

 ISはイラクやシリアの中核地域で子供を戦闘員に利用しているとみられている。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは2014年、シリアのアレッポとデリゾールにあるISの宗教学校が子供たちを戦闘員として募集していると報じた。17歳の元少年戦闘員の話では、こうした子供たちは、シリアのある敵対部族の14歳から45歳までの男性の首をはねるよう命じられた。この少年自身は斬首命令を拒否したが、10歳の弟は熱心にこれに参加したという。活動家らによれば、数百人が殺害された。

 2015年7月、ISはシリア古代都市パルメラの円形競技場で、10代の戦闘員たちがシリア兵士25人を射殺しているビデオ映像を公開した。さらに最近では今年1月、歩き始めの幼児が、手首を縛られている捕虜を銃で射殺するビデオ映像も公開している。

出典:Dow Jones 

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