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本庶佑氏の「オプジーボ」ってどんな薬?PD-1って何?

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オプジーボってどんな薬?

2018年ノーベル賞 医学・生理学賞を受賞した、本庶 佑(ほんじょ たすく)(京都大学特別名誉教授 76歳)の発見した「PD-1」って何?かまとめました。

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■オプジーボとは?

オプジーボ(一般名は「ニボルマブ」)は免疫の働きを使ってがん細胞を攻撃する新しい仕組みのがん治療薬です。正式には「免疫チェックポイント阻害剤(そがいざい)」と呼ばれます。

 ※「オプジーボ」は小野薬品工業(大阪市)が開発し、2014年に「がん治療薬」として日本で承認されました。

■ オプジーボってどんな薬?

がん細胞やウイルスなどと戦う免疫細胞には、相手が敵か味方かを区別し攻撃する「アクセル」と、攻撃を抑止する「ブレーキ」の2つの機能があります。

がん細胞は、攻撃しようとする免疫細胞の「ブレーキ」を働かせて、自分が攻撃されないようにして自らを増殖させています。この免疫細胞の「ブレーキ」を担っている分子である「PD-1」を1992年に世界で初めて発見したのが「本庶 佑」教授です。

免疫細胞の「ブレーキ」の働きを抑えれば「がん細胞の活性化を抑えられるのでは?」という可能性から、新しいタイプの抗がん剤「オプジーボ」が誕生しました

オプジーボ皮膚がんや肺がんなどの治療に使用されています。

 ■「PD-1」発見でノーベル賞受賞

免疫細胞の働きを抑制するタンパク質「PD-1」を発見し、画期的ながん治療薬として話題の「オプジーボ」の開発につなげ、がん免疫療法の発展に貢献した点が評価され、本庶佑名誉教授が2018年のノーベル医学生理学賞の受賞となりました。

■ノーベル賞の授賞式は 12月10日

本庶 佑氏が今回受賞したノーベル賞 医学・生理学賞の授賞式は2018年12月10日、ストックホルムで開催されます。

ノーベル賞の医学・生理学賞では近年、

  • 2012年 山中伸弥氏
  • 2015年 大村智氏
  • 2016年 大隅良典氏

が受賞。2015年と2016年には2年連続で日本人が受賞している実績があり、今年もノーベル賞受賞に期待が高まっていました。おめでとうございます!

 

 

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