来週のドル円予想 12月利上げ織り込みと総選挙で円安ドル高

12月利上げ

来週の注目材料は、米国の経済指標やFRB幹部の講演、FRB議長の後任人事です。すでに12月利上げの織り込みは進捗し、来年以降の利上げスケジュールや回数などが焦点になっています。

日本では、22日に衆院総選挙での与党勝利予想からの日銀金融緩和の長期化見通しで中長期スパンでの株高・円安要因として意識される展開が予想されます。



来週のドル円予想 12月利上げ織り込みと総選挙で円安ドル高

来週の注目材料は、米国の経済指標やFRB幹部の講演、FRB議長の後任人事ニュースなどを受けたFRBの今後の金融政策の行方だ。すでに12月利上げの織り込みは進捗し、来年以降の利上げスケジュールや回数などが焦点になっている。

日本では、22日に衆院総選挙が迫ってきた。すでに前週には自民党の大勝とアベノミクス延命を織り込む形で、日経平均株価は21年ぶりの高値を更新。与党勝利を受けた日銀金融緩和の長期化見通しなどが中長期スパンでの株高・円安要因として意識される。

10月14日 06時55分 来週の相場展望=10月16日の週

来週10月16日-20日週の為替相場は、調整的なドル安、円高の持続性と中長期スパンでのドルの押し目買い基調(円は戻り売り)、ドル再下落と裏表でのユーロ、ポンド、豪ドル、NZドルなどの持ち直し値幅と期間をにらんだ展開が想定される。

ドル/円の週足テクニカルでは、ドルの下値メドとして52週移動平均線111.74円前後、6週移動平均線111.33円前後、26週移動平均線111.16円前後、一目均衡表の雲の上限110.88円前後などが意識される。
ドル/円の週足チャートでは、52週移動平均線111.58円前後、26週線111.03円前後といった重要節目ラインに関して、上抜け状態と各ラインの方向性が上向き化になるという基調転換が観測され始めた。過去実績として、こうした同時現象が定着してくると、各ラインなどを下値メドとしたドルの押し目買い地合いが長期化。まずは114-115円方向などを意識したドルの下限切り上がりトレンドが支援されやすい。

来週の注目材料は、米国の経済指標やFRB幹部の講演、FRB議長の後任人事ニュースなどを受けたFRBの今後の金融政策の行方だ。すでに12月利上げの織り込みは進捗し、来年以降の利上げスケジュールや回数などが焦点になっている。
前週は最新のFOMC議事録や物価指標の伸び悩み、米トランプ政権の税制改革協議難航などにより、改めて来年以降の緩慢な利上げペースの観測が広がった。来年の利上げ時期の遅延が意識されるとドルの上値の重さや調整ドル安の持続が意識される。

一方で米国の経済指標自体は、年末にかけてハリケーン復興事業や年末商戦などで改善が見込まれる。現状はFRB議長人事と米税制改革協議、北朝鮮情勢といった複合的な不透明感などが、過度にドルを押し下げている。11月にかけてこうした不透明要因が少しでも払拭されてくると、「米国経済の底堅さ」に着目されたドルの下値固めと下限の切り上がりが支援される。
来週に関しては米国企業の決算発表と米国株の堅調地合いの持続、高値警戒や決算などでの好材料出尽くしによる調整下落の行方も注視されそうだ。

来週は中国や欧州、英国などでの経済指標が注目される。前週はIMFによる来年を含めた世界経済見通しの上方修正があり、世界的な株高とリスク選好が支援された。円相場は調整的なドル安が円安を抑制させてが、クロス円を中心として外貨の押し目買い(円の戻り売り)地合いは根強い。
来週の各国経済指標は過度な改善期待の反動リスクが単発的な円高要因となる一方、来年に向けての世界経済の成長期待が円の上値切り上がりや外貨の下値切り上がりを支援する。

日本に関しては、22日に衆院総選挙が迫ってきた。すでに前週には自民党の大勝とアベノミクス延命を織り込む形で、日経平均株価は21年ぶりの高値を更新している。来週は衆院選前のポジション調整的な株安・円高に留意しつつも、22日の実際の与党勝利を受けた日銀金融緩和の長期化見通しなどが中長期スパンでの株高・円安要因として意識される。

また、外国人投資家による日本株買いが復調するなか、先行きのテーマとして円安によるドル換算などでの為替差損に備えた為替ヘッジの円売り余地も注目されそうだ。
現在の日本株は円建てよりもドル建てが優勢になっており、日本の内需株の底堅さや外需株の円高抵抗力増強、世界経済回復のバッファーなどもあって、海外勢は日本株買いと円買いでダブル・キャピタルゲイン(二重の投資収益)が狙える環境となっている。
一方で米国では11月にかけてFRB議長後任人事や税制改革協議などが進展するとドル高再開の余地があり、日本では一段の円安(ドル高)・株高という相場テーマが残存している。

先行き海外勢が期間限定ながらも一段の円安による日本企業の収益改善を見込む一方、海外勢にとっての円安によるドルベースでの為替差損を回避させるため、先物などでの円売りヘッジでカバーするとなれば、海外勢による「日本株買い・円売り」と「リスク選好の共振連鎖」による株高と円安の好スパイラルを助長させる潜在余地も秘めている。

出典:FXニュースレター 

【まとめ】来週のドル円予想 12月利上げ織り込みと総選挙で円安ドル高

来週の注目材料は、米国の経済指標やFRB幹部の講演、FRB議長の後任人事ニュースなどを受けたFRBの今後の金融政策の行方だ。すでに12月利上げの織り込みは進捗し、来年以降の利上げスケジュールや回数などが焦点になっている。

米国の経済指標自体は、年末にかけてハリケーン復興事業や年末商戦などで改善が見込まれる。

現状はFRB議長人事と米税制改革協議、北朝鮮情勢といった複合的な不透明感などが、過度にドルを押し下げている。11月にかけてこうした不透明要因が少しでも払拭されてくると、「米国経済の底堅さ」に着目されたドルの下値固めと下限の切り上がりが支援される。

日本に関しては、22日に衆院総選挙が迫ってきた。すでに前週には自民党の大勝とアベノミクス延命を織り込む形で、日経平均株価は21年ぶりの高値を更新している。

来週は衆院選前のポジション調整的な株安・円高に留意しつつも、22日の実際の与党勝利を受けた日銀金融緩和の長期化見通しなどが中長期スパンでの株高・円安要因として意識される。

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