なぜ?アメリカでは銃乱射事件が起きる?その理由には根深い問題が…

銃乱射事件

アメリカのフロリダ州の高校で2月15日に銃乱射事件が発生し、17人が犠牲になりましたが、なぜ?アメリカでは銃乱射事件が相次いで起こっているのでしょうか?

その理由には、アメリカ国内の根深い問題があるのです…。



なぜ?フロリダ銃乱射事件は起きた?

ドナルド・トランプ米大統領は15日、アメリカのフロリダ州の高校で前日に銃乱射事件が発生し、17人が犠牲になったのを受け、全米の州知事や州司法長官を集めて学校の安全性を「わが国の最優先課題」に据えるための会議を開催すると表明した。

大統領はホワイトハウスで行われた6分間の演説の中で、銃規制には言及しなかった。主眼を置いたのは、アメリカで再び起きた悲劇に動揺する人々を慰め、「メンタルヘルス(精神の健康)という難しい問題に取り組む」と約束することだった。

アメリカ銃規制強化の動きの一方では…

今回のアメリカフロリダ銃乱射事件の約4カ月前には ラスベガスで58人が死亡する乱射事件 が起き、3カ月前には テキサス州の教会での銃乱射で26人が死亡 した。

このところアメリカ国内で銃乱射事件が頻発しているのを受け、再発防止策を巡る議論が一段と熱を帯びている。民主党では銃購入時のチェック項目を増やすなど、規制強化を求める声が大勢を占める。

しかし、規制反対派は、そうした措置で銃撃事件は防げず、合衆国憲法修正第2条に定める武器所持の権利を不当に制限すると主張する。

トランプ大統領はかねて、銃規制よりもこうした事件にメンタルヘルスが果たす役割を強調し、新たな規制に反対する銃の権利団体と密接な関係を築いてきた。

アメリカに潜む銃規制と政治の根深い関係…

連邦選挙管理委員会によると、銃規制に反対するロビー団体、全米ライフル協会(NRA)は2016年の米大統領選でトランプ氏を支援するために3000万ドル(約32億円)以上の資金を投じた。また昨年末の監査資料によると、NRAは2016年に会員や市民の支援活動、教育・訓練プログラム、ロビー活動などに4億1900万ドルを投じた。08年に比べなぜか倍増している。

結局のところ、銃規制の運動は今回のような銃乱射事件の度に高まるのですが、アメリカの根深い問題として、NRAをはじめとする銃所有賛成団体と政治の関係があり、いつまでたってもアメリカの銃規制は本格化しないのです。

トランプ氏、「学校安全サミット」開催へ フロリダ乱射事件受け

 【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領は15日、フロリダ州の高校で前日に銃乱射事件が発生し、17人が犠牲になったのを受け、全米の州知事や州司法長官を集めて学校の安全性を「わが国の最優先課題」に据えるための会議を開催すると表明した。

 大統領はホワイトハウスで行われた6分間の演説の中で、銃規制には言及しなかった。主眼を置いたのは、米国で再び起きた悲劇に動揺する人々を慰め、「メンタルヘルス(精神の健康)という難しい問題に取り組む」と約束することだった。

 「効果があると感じる対策を講じるだけでは十分でない。実際にその効果を実現しなければならない」。トランプ氏は乱射事件後、初の公式コメントでこう述べた。
 また、事件が起きたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校があるフロリダ州パークランドを訪問する予定だとした。

 トランプ氏は演説で子どもたちに直接呼びかけ、不安や恐怖を感じているならば、家族や教師、警察、宗教指導者に助けを求めるようにと述べた。

 「嫌悪に対しては愛を、残虐さに対しては思いやりで答えよう」と語った。「深く意義深い人間的な結びつきを生み出せば、クラスメートや同僚が友人や隣人になるだろう」

 今回の事件の約4カ月前にはラスベガスで58人が死亡する乱射事件が起き、3カ月前にはテキサス州の教会での乱射で26人が死亡した。

 ラスベガスの事件後、トランプ氏は現地を訪れ、被害者や医師、緊急救助隊員らに面会した。ホワイトハウスは今回事件があったフロリダ州パークランドへの訪問について詳細を示していない。

 トランプ氏はインフラ計画推進のため16日に同州オーランドを訪問予定だったが、ホワイトハウスは中止を発表。来月のペンシルベニア州下院補選を控え、現地で来週開く予定だったトランプ氏の政治集会も延期された。

 このところ銃乱射事件が頻発しているのを受け、再発防止策を巡る議論が一段と熱を帯びている。民主党では銃購入時のチェック項目を増やすなど、規制強化を求める声が大勢を占める。規制反対派は、そうした措置で銃撃事件は防げず、合衆国憲法修正第2条に定める武器所持の権利を不当に制限すると主張する。

 トランプ大統領はかねて、銃規制よりもこうした事件にメンタルヘルスが果たす役割を強調し、新たな規制に反対する銃の権利団体と密接な関係を築いてきた。

 直近の2つの銃乱射事件後、トランプ氏は容疑者がそれぞれメンタルヘルスに問題があったと指摘。15日には今回拘束されたニコラス・クルーズ容疑者(19)のメンタルヘルスに言及した。

 「フロリダの銃撃犯は精神的に不安定である兆候が多く見られ、規律違反の奇妙な行動で退学処分になっていた。隣人やクラスメートは彼に問題があると知っていた。再三言っているが、そうした場合は必ず当局に通知すべきだ」

 連邦選挙管理委員会によると、銃規制に反対するロビー団体、全米ライフル協会(NRA)は2016年の米大統領選でトランプ氏を支援するために3000万ドル(約32億円)以上の資金を投じた。また昨年末の監査資料によると、NRAは2016年に会員や市民の支援活動、教育・訓練プログラム、ロビー活動などに4億1900万ドルを投じた。08年に比べ倍増している。

 トランプ氏は昨年4月にNRAが主催したリーダーシップ会議で「皆さんは私の力になってくれた。これからは私が皆さんの力になる」と語った。そして演説をこう締めくくった。「NRAの皆さん、はっきり言うが、私は決してあなたたちの期待を裏切らない」

出典:Dow Jones(THE WALL STREET JOURNAL)

【まとめ】なぜ?フロリダ銃乱射事件は起こった?アメリカの根深い問題を解説します

アメリカ国内で、この6年間を振り返ると、ラスベガスの野外コンサート会場ラスベガス銃乱射事件。ホテル上層階からコンサート会場へ銃乱射)、オーランドのナイトクラブ、コネティカット州の小学校と、現代史上最悪の銃乱射事件が3件あったが、なぜか連邦議会での銃規制強化の取り組みはすべて不発に終わっています。

アメリカの各州議会では多くの場合、銃保有の権利拡大法案が承認されているのが現状のアメリカの実態です。

ドナルド・トランプ大統領は、銃の所持権利を支持する姿勢を示し、昨年にはロナルド・レーガン元大統領以降で初めて現職大統領としてNRAで演説した。NRAは16年大統領選挙で、NRA史上最も早い段階でトランプ氏への支持を表明しました。

トランプ氏は、フロリダ州の銃乱射事件を受けて先週行った演説で、銃に関する法案に言及せず、なぜかメンタルヘルスの問題に焦点を当てています。

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