2019年4月3日(水)のFX収支です。 昨日の豪ドル円は78.40円台から79.40円台へ100pipsも上昇しました。小売売上高と貿易収支の好結果を受け、豪ドル円は急上昇しました。
■【重要】EU離脱に向けて今後の予定
今後、EU離脱に向けては、イギリス国内及びイギリス・EU間で下記のような予定が組まれています。
3月12日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決→ 否決へ3月13日 イギリス議会修正案否決の場合、「合意なき離脱」→ 否決へ3月14日 イギリス議会「合意なき離脱」否決の場合、延期を採決へ3月20日まで イギリス議会 メイ首相の離脱協提案採決3月21・22日 EU首脳会談3月29日EU離脱期限→ 4月12日に延期先送り3月25日~29日 イギリス議会 メイ首相の修正案採決→ 否決へ- 4月10日 臨時 EU首脳会談
- 4月12日 EU離脱期限
■イギリス合意なき離脱の可能性高まる
イギリス議会は3月29日、EU離脱協定案の3回目の採決を行い否決しました。政府は4月12日までに新たな方針をEUに示す必要がありますが、代替案を決められる見通しは全くありません。
EUは期限直前の4月10日に臨時の首脳会議を開くことを決めました。イギリスが代替案を提示できず、結果的に合意なき離脱になる可能性も出てきました。
■「合意なき離脱」か「長期化」へ
イギリス議会で離脱案の承認が得られなかったイギリスでは、
- 合意がないまま離脱
- はるかに長い延期を求める
かを4月12日までに決断する必要性がありますが、現実的には「合意なき離脱」の可能性が高まる事となります。
■メイ首相、EU離脱の再延期を要請へ
さらに4月2日のニューヨーク時間には「メイ首相、EU離脱の(4月12日以降への)再延期を要請へ」との報道が流れポンドドルは1.3140ドル台へ130pipsの急上昇となりました。
市場では、まだまだポンド相場はどうなるか先が全く読めません…。今後も大きな波乱が予想されるため、大きなポジションを持つことは大きなリスクを背負う事になるので、くれぐれも自己判断でご注意下さい!
ポンドのポジションをお持ちの方は、急な相場変動によるロスカットにご注意下さい…。
■FX収支
2019年4月3日(水)のFX収支は、
+2,190円
(決済損益:0円、SW損益:2,190円)
評価損益は
240,175円 でした。
■昨日の新規建玉・決済内容
【現在のポジション】
【昨日のポジション】
昨日は新規ポジションは無し。
決済した建玉もありませんでした。
■昨日の値動きと今後のFXチャート分析予想
■今後の重要経済指標、イベント
今後、為替相場に大きな影響がありそうなビッグイベントや経済指標は下記になります。
- 4月5日(金)21:30(日本時間)アメリカ雇用統計
- 4月10日(水)20:45(日本時間)ユーロ・ECB政策金利
- 4月10日 臨時 EU首脳会談
- 4月12日 EU離脱期限
■ドル円予想と戦略
昨日のドル円は111.20円台から111.50円台への狭い幅でのレンジ相場となりました。
4月5日(金)21:30(日本時間)からの「アメリカ雇用統計」の発表を前に、様子見の展開が本日も続くかもしれません。
ちなみに昨日の「アメリカISM非製造業景気指数」の発表後の反応はあまりありませんでした。
今後のドル円の長期予想は、4月に114円~116円程度まで上昇し、その後、夏の円高 から9月には105円~104円をつける円高相場へ。2019年は長期的なレンジ相場になるのではないか?と予想しています。
■詳細はこちら↓。
→ ドル円2019年の中長期見通し レンジ相場を抜け116円予想

今後のドル円の投資戦略としては、109円割れで新規ポジションを考えています。
■ユーロドル予想と戦略
昨日のユーロドルは、1.1210ドル台から1.1250ドル台へ上昇しました。
ユーロドルは3月20日の1.1440ドル台を天井にして下げ相場が続いています。ECBが、2019年成長率見通しを従来の1.7%から1.1%に引き下げたことで、ユーロ安が続いていますが、今後もユーロ安が続くのか?見通しはどうなるのか?に注目が集まっています。
今後のユーロドルの長期見通しとしては、1.100ドルまでの下落を予想しています。
→ ユーロドル長期見通し 2019年に1.10ドル台へユーロ安と予想

ユーロドルの「売り」ポジションはスワップが魅力的なため、できれば売りポジションを持ちたいところですが、そろそろ安値の底が見えてきている感じがするため、私は今、売りポジションを多く持つのは控えています。
→ ユーロドルを1年保有したらスワップポイント収入が200万円突破!

今後のユーロドルの投資戦略としては、1.145ドル近辺まで上昇したら新規の売りポジションを考えています。
■豪ドル円予想と戦略
昨日の豪ドル円は78.40円台から79.40円台へ100pipsも上昇しました。小売売上高と貿易収支の好結果を受け、豪ドル円は急上昇しました。
キャピタル・エコノミクスによると、豪中銀が20年半ばまでに政策金利を現在の1.5%から0.75%に引き下げると予想しており、最初の利下げは今年8月にも行われるとみています。
今後の豪ドル円の長期見通しは、80円~75円台は買いポジションで(もちろん、一時的な含み損の時期はあるとは思いますが…)長期で持っていれば損はないのではないか?と予想しています。 豪ドルはスワップも魅力的 ですしね。
→ 豪ドル円2019年の中長期見通し 76円で反転し豪ドル高へ

→ 2019年オーストラリアドル(豪ドル)円の見通しは0.75米ドルへ上昇?
今後の豪ドル円の投資戦略としては、再度77円台前半に下落した場合、新規買いポジションを考えています。
■ポンドドル予想と戦略
昨日のポンドは、1.3120ドル台から1.3190ドル台へ上昇した後、ニューヨーク時間には1.3120ドル台へ急落となりました。
ポンド相場は、1日の中でも乱高下が激しく、今後まだまだ波乱が予想されるため、大きなポジションを持つことは大きなリスクを背負う事になるので、くれぐれも自己判断でご注意下さい!
ポンドのポジションを持っている方は、急な相場変動によるロスカットにご注意下さい…。
「ユーロドル」と同じく、スワップが魅力的なため…積極的に売りポジションを持ちたいところですが、連日の乱高下相場ではリスクが高すぎです…。 ブレグジット絡みで相場の乱高下が激しく読みづらい展開なため…。大きなポジションは控えた方が良いでしょう…。
→ 2019年ポンド急落の理由はイギリスEU離脱(ブレグジット)問題

【まとめ】昨日のFX収支
昨日は豪ドル円が大きく上昇しポジションの含み益が増えました。しかし、トータルでは含み益があるとは言っても、まだ判断ミスで含み損が残っているポジションがあるので安心できません…。
引き続き、自分に合った取引ルールを研究しテストを繰り返しながら、低リスクの投資・資産運用ができるように今後も新しいトレード方法にチャレンジし日々研究していきます。
取引に役立つツールなどの環境を提供くださっているFX会社さんをはじめとする関係者の皆様には心より感謝申し上げます。本日もありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。
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