ジャクソンホール会議でのFRB議長発言で今後のドル円どうなる?

ジャクソンホール会議

 ジャクソンホール会議(年次経済シンポジウム)で、8月24日パウエルFRB議長の講演がありました。

今後のドル円はどうなるでしょうか?



■ジャクソンホール会議でのFRB議長発言で今後のドル円どうなる?

カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は8月24日、段階的な利上げの正当性を主張し、FRBの動きが遅過ぎたり早過ぎたりすることが景気拡大を阻んでいるとの批判をはねつけました。

パウエル議長は、FRBは「早く動き過ぎて不必要に(景気)拡大の腰を折るか、動きが遅過ぎて景気過熱の危険を冒す」という2つの主要リスクに直面していると指摘。「現行の段階的な利上げ路線は、いずれのリスクも真剣に受け止めた上でのアプローチだと思う」と語りました。

ドナルド・トランプ大統領が先月、先週と続けてFRBの金利政策を批判 してから、パウエル氏が公の場に姿を現したのは今回が初めてです。

この日の講演で大統領の批判に特に応じることはなかったが、FRBの現在の政策を擁護しました。

前回の連邦公開市場委員会(FOMC)では貿易摩擦や新興国情勢への懸念の声も出たが、パウエル氏は「いつも通り、やがては違う政策対応を迫られる可能性のあるリスク要因が国内外に常に存在する」とし、詳細には踏み込みませんでした。

パウエル議長、FRBの段階的利上げを擁護 ジャクソンホール会議

【ワイオミング州ジャクソンホール】米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は24日、段階的な利上げの正当性を主張し、FRBの動きが遅過ぎたり早過ぎたりすることが景気拡大を阻んでいるとの批判をはねつけた。

 カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で語った。FRBはほぼ10年にわたり景気刺激を目指して低金利を維持してきたが、この日のパウエル議長の発言で、FRBが少なくとも景気を刺激も抑制もしない水準への利上げを目指していることが確認される形となった。

 パウエル議長は、FRBは「早く動き過ぎて不必要に(景気)拡大の腰を折るか、動きが遅過ぎて景気過熱の危険を冒す」という2つの主要リスクに直面していると指摘。「現行の段階的な利上げ路線は、いずれのリスクも真剣に受け止めた上でのアプローチだと思う」と語った。

 さらに、インフレ率が急上昇してFRBが目標とする2%を上回ったり、過熱のリスクが高まったりする「明白な兆し」はみられないと述べた。

 ドナルド・トランプ大統領が先月、先週と続けてFRBの金利政策を批判してから、パウエル氏が公の場に姿を現したのは今回が初めて。この日の講演で大統領の批判に特に応じることはなかったが、FRBの現在の政策を擁護した。

 FRBが雇用促進と物価安定という2つの使命の達成に近づいているにも関わらず、過去に比べて緩やかな利上げを採用している理由を、パウエル氏はこれまでで最も明確に説明した。

 FRBは物価が持続的に上昇した1970年代と、90年代半ばの景気拡大期を参考にしているとし、既存のモデルでは失業率が低下すると物価の押し上げ圧力は強まるが、90年代には当時のアラン・グリーンスパンFRB議長が物価圧力をあおらずに経済成長が加速する可能性があると他に先駆けて認識したため、インフレは落ち着きを保ったと話した。

 FRB当局者は自然失業率や、景気を刺激も冷やしもしない中立金利といった仮説を重視しがちだ。だがパウエル氏はこの日「星の位置は認められるところからほど遠いこともある」と語り、そのような姿勢に疑問を呈した。

 さらに、FRBは70年代に「星についての不正確な見積もりを重視し過ぎて」失策を犯したが、90年代にはその二の舞を避けられたと語った。

 その上で、グリーンスパン議長は「様子見」のアプローチをとったとし、「次の会合まで待とうではないか。物価上昇の兆しがさらに明確になれば引き締めを始めよう」というアプローチだと説明した。

 FRBは今日、同様の手法をとるべきだと主張した。つまり利上げの打ち切りや加速、政策転換が必要な状況だと新たな経済指標が示唆するまでは段階的な利上げを維持するということだ。

 パウエル氏は「行動がもたらす結果が不明な場合は慎重に動く必要がある」とし、「言い換えれば、薬の効能が不確かな場合はいくぶん少量から始めるべきだ」と語った。

 このルールについては2つの例外にも言及した。第一に、インフレ期待の高まりが見込まれる場合には、緩やかな動きは物価の急上昇に輪をかける可能性があるとした。また、ゼロ金利を背景に経済が一層の支援を必要としていることが明白な場合は、段階的な手法に警戒感を示した。

 低失業率に対する物価の反応の鈍さが金融政策当局者の大きな不確実要因になっている。この点についてパウエル氏は、インフレは「もはや労働市場の引き締まりと資源利用への圧力の高まりを指し示す、第一の目安でも最良の目安でもなくなったのかもしれない」と語った。

 さらに2001年と07年の直近2回景気拡大の終了時には、金融市場に「かく乱をもたらす余剰」が観察されたと指摘。「そのためリスク管理は、インフレにとどまらず余剰の兆しにも目をやることを指し示す」とした。

 前回の連邦公開市場委員会(FOMC)では貿易摩擦や新興国情勢への懸念の声も出たが、パウエル氏は「いつも通り、やがては違う政策対応を迫られる可能性のあるリスク要因が国内外に常に存在する」とし、詳細には踏み込まなかった。

出典:FXニュースレター

 

ドル円チャート 今後どうなる見通し?

8月24日ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演後は、とくにドル円の動きはありませんでした。

講演の内容にも特に今後のドル円相場に影響があるような内容もありませんでした…。

下のドル円チャートを見て下さい。

夏の円高をクリアしたら年末にかけて円安ドル高 となり12月上旬には114円を目指すレンジ相場の展開が予想されます。

ドル円日足チャート

 

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