FRB金利引き上げでドル高になる理由を分かりやすく解説します

FRB金利引き上げ

ドル円の為替相場で注目されるのが、米FRBによるFOMC。利上げについて情報が提供されるとドル高材料となり、逆にFRBの利上げペース鈍化や延期などが起こると、ドル安材料となります。

FRB金利引き上げでドル高になる理由を分かりやすく解説します。

ドル円予想 FOMCハト派発言ならドル安加速へ

今週の為替相場で注目されるのが、25-26日の米FRBによるFOMC。総裁会見の予定はないが、声明でハト派姿勢が示されるとドル一段安とドル/円主導の円全面高が意識される。もっとも前週までにFRBの利上げペース鈍化を織り込む形で、ドル全面安が加速されてきた。ドル安には短期的な過熱警戒感が高まっているため反動的なドル高・円安にも注意が必要な状況です。

07月24日 21時33分 25-26日FOMC、過度なハト派期待の修正が波乱

今週の為替相場で注目されるのが、25-26日の米FRBによるFOMCだ。すでにイエレンFRB議長は12-13日の議会証言で慎重なペースでの利上げ姿勢を示唆したほか、最近の米国の経済指標やインフレ指標の低迷、トランプ政権による経済対策の大幅遅延と規模縮小観測などにより、改めて景気やインフレの見通しに慎重なハト派スタンスが意識されやすい。

総裁会見の予定はないが、声明でハト派姿勢が示されるとドル一段安とドル/円主導の円全面高が意識される。
もっとも前週までにFRBの利上げペース鈍化を織り込む形で、ドル全面安が加速されてきた。ドル安には短期的な過熱警戒感が高まっているほか、過去にはFOMCを契機としてドル相場の基調が反転するケースが見られており、FOMCにかけてはドル安オーバーシュートと反動調整的なドルの自律反発にも注意を要する。

何より今週のFOMCで過度にハト派姿勢を示し、ドル一段安が加速すると、米国経済には景気刺激効果となってこれまでのFRBによる利上げ効果が減殺されてしまう。同時にドル一段安は、1)米国の多国籍企業や輸出企業などの業績改善期待による株高バブルやリスク軽視の助長、2)輸入物価などの上昇効果による微妙なインフレ覚醒、3)賃金が伸び悩む中での悪い物価上昇による家計打撃、といった弊害を生む。

こうした問題は、FRBによる慎重なペースでの利上げ戦略のノイズとなるものだ。過去の利上げ効果の帳消しとあいまって、来年にかけて利上げペースの加速や利上げ回数の増加に追い込まれるリスクをはらむ。その場合は米国株の急落や米債金利の急上昇、米国経済の急減速といったハードランディングを招くため、今週のFOMCなどを契機としてFRBが急激なドル安ペースを未然に抑止させる「市場との対話」には注意を要する。

ちなみにドルの総合力を示すドル実効指数(インターコンチネンタル取引所の算出)は、今年1月の高値から7月の安値にかけて、6カ月間で-9.6%ものドル急落となってきた。2011年7月の-9.7%以来の大幅なドル下落率となっているが、当時の米国のインフレ指標であるPCE(個人消費支出)コア・デフレーターは同月の前年比+1.58%から、半年後の2012年1月以降にかけて+2%超えの急上昇が観測されている。最近では昨年5-6月にかけてドル安場面が見られたが、その後に物価指標は遅行上昇となり、同年12月にFRBは利上げを断行した実績を有している。その他の注目ポイントは以下の通り。

出典:FXニュースレター

FRB金利引き上げのFOMC声明でドル高の可能性あり

BKアセット・マネジメントは米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げがドル高材料だとし、26日は連邦公開市場委員会(FOMC)声明で12月の利上げについて情報が提供される可能性があるためドル相場が上昇するとの見方を示した。

07月25日 00時09分 DJ-【市場の声】FRBの楽観トーン、26日のドル高導くか=BKアセット

 BKアセット・マネジメントは米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げがドル高材料だとし、26日は連邦公開市場委員会(FOMC)声明で12月の利上げについて情報が提供される可能性があるためドル相場が上昇するとの見方を示した。

 最近発表された米経済指標は軒並み、金融引き締めを続ける必要性に疑問を投げ掛ける内容だった。それでもBKは「(FRBが)労働市場の力強さを強調し、楽観的なトーンを維持するだろう」と述べた。

 ドルは110円ちょうどまで下落するが、26日に盛り返すと予想。その後は値固めとなり、やがて月末に向かってドル安が再開するとみている。今回のFOMCでの金融政策変更は想定していない。

 ドルは現在、前週末比0.1%安の111円07銭前後で取引されている。

出典:Dow Jones

FOMC声明 FRB見通しは金利引き上げに楽観的

FRBの慎重姿勢がうかがえた場合、ドルは110円近辺まで下落する可能性がある。ただ、深谷氏によると、市場参加者の大半はFRBの見通しについて楽観的な見方を維持している。

07月25日 14時18分 DJ-【市場の声】国内勢もFOMC声明待ち、新規材料への期待は薄い

 米連邦準備制度理事会(FRB)は25~26日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。国内勢の一部は政策声明の発表を前に様子見姿勢を取っている。

 FPG証券の深谷幸司社長は、米国経済、特にインフレ見通しについてどのような見解を示すかに注目していると述べた。

 FRBの慎重姿勢がうかがえた場合、ドルは110円近辺まで下落する可能性がある。ただ、深谷氏によると、市場参加者の大半はFRBの見通しについて楽観的な見方を維持している。

出典:Dow Jones

今後のドル円為替相場の長期予想は円安

日銀による超低金利の堅持姿勢もあり日本と海外の金利差は拡大傾向にあります。

ドル円為替相場では、
 1)市場変動率(ボラティリティー)安定化、
 2)日本でのインフレ期待改善、
 3)米国での金融規制の緩和観測
などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による
円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料 として注目されており、目先は円安が予想されます。

しかしながら、11日に突然発生したトランプ大統領長男のロシア人弁護士との面会によるトランプ大統領のロシアゲート疑惑  も警戒が必要で突発的に 円高に動く懸念 がありますので注意が必要です。

【まとめ】FRB金利引き上げでドル高になる理由を分かりやすく解説します

今週の為替相場で注目されるのが、25-26日の米FRBによるFOMC。総裁会見の予定はありませんが、声明でハト派姿勢が示されるとドル一段安とドル円主導の円全面高が意識されます。

もっとも前週までにFRBの利上げペース鈍化を織り込む形で、ドル全面安が加速されてきました。ドル安には短期的な過熱警戒感が高まっているため反動的なドル高・円安にも注意が必要な状況です。

もし、26日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で12月の利上げについて情報が提供されるとドル高材料となりドル相場が上昇する可能性があります。

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